もう我慢なんてしません!家族からうとまれていた俺は、家を出て冒険者になります!

をち。「もう我慢なんて」書籍発売中

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東の国

なんていうか……すごかった! ※※背後注意報継続中※※

「んーーー!んーーー!!」

ナニコレナニコレ!

ミカミカが言ってた。ちゃんと入るんだって。
でもって、気持ちいいんだって。
そんな馬鹿な、って思ってたけど!
いや、ミカミカには入るかもだけど、俺には無理だって思ってたんだけど!

にゅるりと入ったレオンの指が、お尻の中でにゅぐにゅぐと動いてる。
そのたびになんかゾワゾワっていうのと、お腹の奥のほうがきゅうっていう感じがして、未知すぎて勝手に声がでちゃう。

そうするとレオンがそっと耳元で「ごめんね?痛い?」って聞いてきて、背中に密着するレオンの鼓動とか耳に触れるレオンの吐息とかでまたしてもゾワゾワってしちゃって、それが堪らなくってやめてって言いたいんだけど言えなくってただ頭をブルブルと横に振ることしかできない。

それで結局「んーっ」って変な声がでちゃう。

もう力なんて入らない俺の身体が、レオンの指が動くたびに勝手にビクッて動く。
そのたびにおかしなところに指が当たって、「ひゃあ!」

もう!
もう!
もう!

なにこの悪循環!
ビクッてしたらそのせいでまたビクッてするから、ビクッていうのが止まらない。
ただでさえ苦しいのに、お腹の奥にはどんどん熱いみたいなのが溜まっていって、おへその当たりでぐるぐると渦を巻いている感じ。

なのにレオンが嬉しそうに「気持ちいいの?」だとか「サフィ、可愛い」だとか「愛している」だとかひたすら嬉しそうに幸せそうに甘い言葉を紡いてくるから、もうやめてって言えない。

俺をこんな目にあわせているのはレオンなのに、俺が助けてって思うのもレオンで。
どうしたらいいのか分からないから、俺の中に入ってないほうのレオンの手をぎゅううっと握った。



どれくらいぐにゅぐにゅされていたのか分からないけれど、ちゅるんと指が出て行った時には俺はもうぐにゃんぐにゃん。
頭に血が昇って顔は火照ってるし、勝手に涙がでちゃってぐちゃぐちゃ。
んー、って耐えてたお口からはよだれだってでちゃってて、酷い有様。

なのにレオンはそんな俺を見て頬を染め、うっそりとほほ笑む。

「……ああ……サフィ。私を煽らないで?」

煽ってないし!

これで終わりかと思ったら、またしてもレオンの身体が俺に覆いかぶさるように近づく。
ちゅ、ちゅ、と背中にキスを落とし、項をはむ、っとされた。

「ひゃん!」

思わず跳ねた身体を抑えつけるようにして、レオンが恐ろしい言葉を俺の耳に囁く。

「もう一本頑張ろうね?少なくとも3本以上は入るようにしておかないと、サフィが大変だから。
今日は二本まで。徐々に慣らしていこう?」

なぬ?!
一本でこれなのに、三本以上?!

恐る恐るレオンを見ると、レオンが苦笑しながら視線でレオンのレオンを示した。

俺にはパンツ脱がせたくせに、まだレオンはパンツもズボンも履いたまま。
なのに、なのに……

なんてこった!
ズボンの上からでも分かるくらい、ビッグになってる!!
ウインナーとかソーセージとかそんな可愛いもんじゃない。
そんなビッグマグナム、レオンの王子様然とした美貌についていていいものではありません!

俺はさあっと青ざめてひたすらに「ムリムリムリムリ」と首を振った。
いやいやいや!むしろ三本でも無理だし!
てゆーか、絶対的に無理だし!!
確かに俺「頑張る」って言ったけど、人には頑張れることと頑張れないこととある。
頑張っても無理なものは無理なのだ。その見極めが肝心。

「大丈夫。人の身体は柔軟にできているからね?徐々に慣らしていこうね?」

「や……そ、それ……ふぎゃあ!」

無理って言おうとしたら、ブスリっと二本の指が入っていた。
嘘でしょ!
いきなり入れるだなんて!酷いっ!

一本のときはにゅるりと入ってきた指なのに、もう一本増えただけで全然違う!
ごつごつっとその指の節みたいなのも分かるくらいに俺の出口がみっちみち!
大渋滞を起こしてる!

もういっぱいいっぱいすぎて、ハクハクと口を開けて息を吸うことしかできない。
ジョバっと涙も飛び出た。

「……サフィ。息を吐いて?すー、はー、すー、はー」

それさっきやったし!
頭の中ではツッコミまくっているのに、でも無意識のうちに俺の身体はレオンの言う通り「すー、はー」していた。

すー
はー

ゆっくりと呼吸するたびにやっぱりお尻もむぎゅっぎゅむっとなってそのたびに指がごりっごにゅっとして、身体がビクン、ビクン、と跳ねる。
でも何度も何度も繰り返すうちにその指のごりゅっていうのがなくなってきて、お尻が柔らかくなった。

「サフィ、上手。偉いね」

レオンが息も絶え絶えな俺の頭を撫で、何度もキスを落としてくれる。
そのレオンの声もなんだか苦しそうで、少し上ずっていた。

「れ、れお……れお……だいじょ……ぶ?」

なんとか後ろを向いてレオンの顔を見れば……

え?
なにこれ!

レオンには何もしてないのに、レオンの顔は真っ赤に上気し、その額には汗がにじんでいる。
ふうふうと息を吐く唇には、噛み締めたのか微かに血が滲んでいる。
そんな中、レオンの晴れた日の青空にたいな瞳が、碧を濃くしてキラキラと滲んでいた。

な、な、な、なんかえっち!
レオンの顔ってば、えっち!!
心臓がずぎゅーんとなって、ブワッと身体中の血が燃えたような気がした。
もうこれ以上赤くならないと思っていた俺の顔が、もっと真っ赤になったのが分かる。


ポタリ。
俺の顔に落ちたレオンの汗を、無意識にペロリ。
なんだかすごく美味しいものを食べたような気がして、吸い寄せられるかのように頑張って首を伸ばしてレオンの顔を舐める。

とたん。レオンの目がギラリと光った。






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