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東の国
ゲイルが壊れた
「サフィちゃん、お父様に教えてくれるか? 昨日レオンと……その……にゅるり? したのかな? 」
俺の肩をがっしと掴むゲイル。
ちょ、目が、目が怖いっ!
「えっとお、練習しました。だって結婚式までに慣らさなきゃだし? 大人になるって大変だよね」
てへへ、と照れ笑いで頬を掻けば、ゲイルの顎がガクリと落ち、その瞳からハイライトが消えた。
「ゲイル?」
ペチペチと頬を叩いてみるが固まったまま。
「ママ公爵!ゲイルがフリーズしたんだけど」
「サ、サフィラス……」
震える声で公爵が言った。その顔は幸せモードから一転、おデコに縦線モードになっている。
「で、殿下と……その……で、殿下はどこまで……」
「えー。そこまで聞いちゃうの?」
この人って意外とデリカシーないよね、もう。
「それってセンシティブ! ママ公爵だって、何本入ったって聞かれたら恥ずかしいでしょうに」
ママ公爵に内緒でこそこそ話して唇を尖らせると、ママがカチンと固まった。
「おーい、公爵ー?」
「ね、念のため……聞くのだが……何がどこに……」
「もう! えっち! ママだって入れたことあるって言ってたクセに! 」
「がーん!」の表情になるママ。この人って結構分かりやすいよね。
そうだ。もうここまで言っちゃったのならば聞いてしまおう。
恥かしくてなかなか聞きにくいもん。ママならいいだろう。俺の下僕だし?
ちょっとちょっと、と指で顔を近づけるように合図する。
「あ、ああ。な、なんだろうか?」
ママがおずおず、いや、おどおどと顔を寄せた。
「あのねえ、ママはお尻きもちいくなったりした? 痛くない? 」
またしてもママが「がーん!」
「な、ナニ、を、その、私が?! 私はそのような経験は……」
「はあ?前にはだかんぼだったときに、ゲイルもママも入れたことあるって言ってたじゃん!
俺は出口ですよって言ったのに、入るよって!」
「い、いやそれは……私はそのようなことを言った覚えは……」
「ああ言った!言っちまった!だから……だから頼むサフィ!その口を閉じろ!!」
あ。ゲイルが復活した。
襟首を掴んで強制的にゲイルの部屋に連行された俺。
「あーー!参考にしたかったのにいい……!」
「サフィ、ちょっとそこに正座しなさい!」
ビシっと布団の上を指された。
床じゃないあたりにゲイルの愛を感じる。
ちょこんと正座して「なんでしょうか?」
そこからゲイルにこんこんと説教をされた。
とにかく、結婚までは大人のエッチはダメ。
それは俺もそう思う。
でも俺がしたのはネヤ本番ではなくネヤ練習なので。
しかも絶対に三本なんで無理っぽいし。
照れながらそう教えると、ゲイルが「あああ!」と頭を抱えてしまった。
「サフィ、お前開き直ると強いんだよな、知ってた!
もう少し恥じらいってもんを……あああ!」
「だからちっちゃい声で言ったじゃん。内緒話ししたでしょおに。だって、ちょっと聞きたいことがあったんだもん。誰に聞いたらいいの?公爵が前に入れたことあるって言ってたから、公爵なら俺の下僕だし、いいかと思って」
「………あのな、サフィ。………サフィの言うところの……凸がアイツで、凹が俺だ」
「?……えっとお……ゲイル勘違いしてるよ?凸がにゅるりする人で、凹がされる人だよ?」
「合ってる」
「……は?」
「だからあ!俺が入れられる方だって言ってんの!俺に聞け!」
「はああ!?」
なんと!ゲイルが入れられてた!公爵、入れる方だった!
「公爵めっ!俺のゲイルに何してくれちゃってんのおっ!!!」
許さんっ!よくも俺のゲイルにアレをこうしてくれちゃったね!
ハッ!
俺はとんでもないことに気付いた。
「まだ入れたらダメでしょっ!結婚してないのにっ!婚約なら練習まででしょうに!!ゲイルが教えてくれたくせに、ハレンチ!ハレンチっ!!」
「あー…そうきたかあ……」
ゲイルがビタンと自分の額を叩いてガクリと肩を落とした。
大人なのにダメじゃん!
「すぐに結婚して!もう手遅れだけど、しょうがないからすぐにしなさい!もう入れちゃったんだから、なるはやで!
さっさと水戸黄門して話し合って契約決めて、公爵とミカゲ陛下にサインしてもらおう!急がないと!」
ところでゲイル。ゲイルは指何本入る?
お尻割れた?
頭にゴツンと拳ぐりぐりセットでされた。酷い!
俺の肩をがっしと掴むゲイル。
ちょ、目が、目が怖いっ!
「えっとお、練習しました。だって結婚式までに慣らさなきゃだし? 大人になるって大変だよね」
てへへ、と照れ笑いで頬を掻けば、ゲイルの顎がガクリと落ち、その瞳からハイライトが消えた。
「ゲイル?」
ペチペチと頬を叩いてみるが固まったまま。
「ママ公爵!ゲイルがフリーズしたんだけど」
「サ、サフィラス……」
震える声で公爵が言った。その顔は幸せモードから一転、おデコに縦線モードになっている。
「で、殿下と……その……で、殿下はどこまで……」
「えー。そこまで聞いちゃうの?」
この人って意外とデリカシーないよね、もう。
「それってセンシティブ! ママ公爵だって、何本入ったって聞かれたら恥ずかしいでしょうに」
ママ公爵に内緒でこそこそ話して唇を尖らせると、ママがカチンと固まった。
「おーい、公爵ー?」
「ね、念のため……聞くのだが……何がどこに……」
「もう! えっち! ママだって入れたことあるって言ってたクセに! 」
「がーん!」の表情になるママ。この人って結構分かりやすいよね。
そうだ。もうここまで言っちゃったのならば聞いてしまおう。
恥かしくてなかなか聞きにくいもん。ママならいいだろう。俺の下僕だし?
ちょっとちょっと、と指で顔を近づけるように合図する。
「あ、ああ。な、なんだろうか?」
ママがおずおず、いや、おどおどと顔を寄せた。
「あのねえ、ママはお尻きもちいくなったりした? 痛くない? 」
またしてもママが「がーん!」
「な、ナニ、を、その、私が?! 私はそのような経験は……」
「はあ?前にはだかんぼだったときに、ゲイルもママも入れたことあるって言ってたじゃん!
俺は出口ですよって言ったのに、入るよって!」
「い、いやそれは……私はそのようなことを言った覚えは……」
「ああ言った!言っちまった!だから……だから頼むサフィ!その口を閉じろ!!」
あ。ゲイルが復活した。
襟首を掴んで強制的にゲイルの部屋に連行された俺。
「あーー!参考にしたかったのにいい……!」
「サフィ、ちょっとそこに正座しなさい!」
ビシっと布団の上を指された。
床じゃないあたりにゲイルの愛を感じる。
ちょこんと正座して「なんでしょうか?」
そこからゲイルにこんこんと説教をされた。
とにかく、結婚までは大人のエッチはダメ。
それは俺もそう思う。
でも俺がしたのはネヤ本番ではなくネヤ練習なので。
しかも絶対に三本なんで無理っぽいし。
照れながらそう教えると、ゲイルが「あああ!」と頭を抱えてしまった。
「サフィ、お前開き直ると強いんだよな、知ってた!
もう少し恥じらいってもんを……あああ!」
「だからちっちゃい声で言ったじゃん。内緒話ししたでしょおに。だって、ちょっと聞きたいことがあったんだもん。誰に聞いたらいいの?公爵が前に入れたことあるって言ってたから、公爵なら俺の下僕だし、いいかと思って」
「………あのな、サフィ。………サフィの言うところの……凸がアイツで、凹が俺だ」
「?……えっとお……ゲイル勘違いしてるよ?凸がにゅるりする人で、凹がされる人だよ?」
「合ってる」
「……は?」
「だからあ!俺が入れられる方だって言ってんの!俺に聞け!」
「はああ!?」
なんと!ゲイルが入れられてた!公爵、入れる方だった!
「公爵めっ!俺のゲイルに何してくれちゃってんのおっ!!!」
許さんっ!よくも俺のゲイルにアレをこうしてくれちゃったね!
ハッ!
俺はとんでもないことに気付いた。
「まだ入れたらダメでしょっ!結婚してないのにっ!婚約なら練習まででしょうに!!ゲイルが教えてくれたくせに、ハレンチ!ハレンチっ!!」
「あー…そうきたかあ……」
ゲイルがビタンと自分の額を叩いてガクリと肩を落とした。
大人なのにダメじゃん!
「すぐに結婚して!もう手遅れだけど、しょうがないからすぐにしなさい!もう入れちゃったんだから、なるはやで!
さっさと水戸黄門して話し合って契約決めて、公爵とミカゲ陛下にサインしてもらおう!急がないと!」
ところでゲイル。ゲイルは指何本入る?
お尻割れた?
頭にゴツンと拳ぐりぐりセットでされた。酷い!
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