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たくさんの感謝と共に(おみやげ配るだけ!)
俺、おみやげ配り人になる8(ミカミカ)
訓練のあとはお兄様と一緒にランチをすることに。
熊さんたちが張り切ってくれたみたいで「ぜひ食べて欲しい」っていうので。
あの情熱を考えると、なんかものすごいものが出てきそう!ワクワク!
一旦お兄様のお部屋に戻ると(なんだかすっかりお兄様&俺のお部屋みたいになってる)、ミカミカが待っていた。
お兄様が呼んでおいてくれたそうな。
ミカミカは相変わらずの大天使っぷり。チョー美形!
なのに中身が世話好きお兄さんなギャップが好きなの!
「サフィ!久しぶりだな!ちょっと見ない間に大きくなったか?」
「!そうでしょ!気付いた?あのね、小指1本ぶんくらい、大きくなったの!!」
「だよなあ!」
「気付いてくれたの、ミカミカだけ!ミカミカ、好き!!」
「そうかそうか!俺も好きだぞ!」
なでなでしてくれるミカミカ。さすがはミカミカ、気遣いの人!
信じてたよ、ミカミカなら絶対に気付いてくれるって!
「………私だって気付いていたよ……?」
「うそはよくない」
「だよなあ!レオン、嘘はだめだぞ!」
しょんぼりするお兄様は放っておいて、俺は早速ミカミカにもお土産を渡すことに。
「あのね、あのね!オレ、ゲイルとお兄さまと初めてお出かけしたの!
それで、ミカミカにおみやげを買ってきたの!ちゃんと自分でかせいだお金で!
いつもありがとうのかんしゃのきもち!」
俺の言葉にミカミカはすっごく驚いた。
「え?サフィが自分で稼いだのか?まだ5歳なのに?
しかもそれで俺にお土産を?」
「うん!そうなの!
ありがとうのきもちだから、自分のお金で買いたかったの!」
「す…すげえ!サフィ、凄いじゃないか!偉いぞ!!
貴族なのに、ちゃんとお金の価値を理解してるんだなあ。
しかも、そのうえでそれで俺にお土産を…。
サフィ……!!!」
ミカミカ、感極まって泣き出しちゃった。
なんか親みたいなことを言ってるし。
そうなの。俺が一番こだわったのは、人のお金じゃダメだってこと。
みんなもそれに気づいてくれたけど。
ミカミカはそこのところをちゃんと口に出して褒めてくれる。褒め上手さんなの!
「あのね。ミカミカはずっとお兄さまを守ってくれて、支えてくれてるでしょ。
それなのに、オレのおせわまでしてくれておいしいごはんまで作ってくれて、なんでもやってくれる。
ミカミカはすごいの。
とってもつよくて、やさしくて、せわずきなさいこうのじじゅうさんで、そっきんさん。
いそがしくてたいへんでも、いつもニコニコきづかいやさん。そんなミカミカが大好き!
これからもよろしくね!」
ずっと思ってたことをしっかりと伝える。
ミカミカは、泣きながら「うん、うん」って頷いてくれた。
意外と涙もろかったみたい。そういうところも、ミカミカのいいところだよね。
「これはこぜにいれ。お兄さまとオレとかと色ちがいなの。
アメとか入れておいて、つかれたときに食べれるようにしたら良き。
あとね、ミカミカはいつも大変だから、パワーのこうかがついたナイフ。
おつかれとかを1かいだけなおせるからね。こうかを使ってもナイフとして使えますし!
いざというときに、てきとか倒せるかもですし!ヒモも切れてべんり!
それと、これはかわいかったので。猫ちゃんのドーナツなの。食べてね」
そう。ミカミカにも色々あるのです!オレのお兄様もお世話になっておりますので!
2人分の感謝の気持ちのつもり。
「……サフィ。
あのさ、俺…誰かに認めてもらいたいとか思ってないんだ。好きでやってるんだしな。
でも、そういうふうに言われたら…やっぱり嬉しいもんなんだな。
うん。すっげえ、嬉しい!
ありがとな、サフィ。俺もサフィのことが大好きだぞ!
レオンと一緒にお前も守ってやるからな!」
滲むような笑顔でミカミカが笑った。
今まで見た中で一番きれいだと思った。
そんなミカミカを見て、お兄様が必死に言葉を紡ぐ。
「……ミカ。私だって…私だって、いつも感謝している!
お前が傍にいてくれるから、私は頑張ってこられた。
お前が笑ってくれるから、人を信頼できるようになった。
侍従だとか側近だという以前に、ミカは私のかけがえのない親友なんだ。
……いつもありがとう。
照れくさくてなかなか口にできないが…私も、お前のことを大切に思っている!!
これからもずっと傍にいて欲しい!そう思っているんだ!」
耳まで真っ赤なお兄様。本当に照れてるみたい。
それでも頑張って伝えたかったんだね。
お兄様の気持ちはミカミカにもしっかりと伝わった。
「……そんなこと知ってるよ。そんなお前だから、側にいるんだ。
俺たち親友だしな!
これからもしっかりと守ってやっから!」
力強い笑顔を浮かべるミカミカ。
抱きしめ合って肩を叩き合う2人。
俺はそんな2人を見てニコニコ。
この2人の関係って凄くステキ。
俺にもこんな親友ができる日がくるのかな。くるといいな。
熊さんたちが張り切ってくれたみたいで「ぜひ食べて欲しい」っていうので。
あの情熱を考えると、なんかものすごいものが出てきそう!ワクワク!
一旦お兄様のお部屋に戻ると(なんだかすっかりお兄様&俺のお部屋みたいになってる)、ミカミカが待っていた。
お兄様が呼んでおいてくれたそうな。
ミカミカは相変わらずの大天使っぷり。チョー美形!
なのに中身が世話好きお兄さんなギャップが好きなの!
「サフィ!久しぶりだな!ちょっと見ない間に大きくなったか?」
「!そうでしょ!気付いた?あのね、小指1本ぶんくらい、大きくなったの!!」
「だよなあ!」
「気付いてくれたの、ミカミカだけ!ミカミカ、好き!!」
「そうかそうか!俺も好きだぞ!」
なでなでしてくれるミカミカ。さすがはミカミカ、気遣いの人!
信じてたよ、ミカミカなら絶対に気付いてくれるって!
「………私だって気付いていたよ……?」
「うそはよくない」
「だよなあ!レオン、嘘はだめだぞ!」
しょんぼりするお兄様は放っておいて、俺は早速ミカミカにもお土産を渡すことに。
「あのね、あのね!オレ、ゲイルとお兄さまと初めてお出かけしたの!
それで、ミカミカにおみやげを買ってきたの!ちゃんと自分でかせいだお金で!
いつもありがとうのかんしゃのきもち!」
俺の言葉にミカミカはすっごく驚いた。
「え?サフィが自分で稼いだのか?まだ5歳なのに?
しかもそれで俺にお土産を?」
「うん!そうなの!
ありがとうのきもちだから、自分のお金で買いたかったの!」
「す…すげえ!サフィ、凄いじゃないか!偉いぞ!!
貴族なのに、ちゃんとお金の価値を理解してるんだなあ。
しかも、そのうえでそれで俺にお土産を…。
サフィ……!!!」
ミカミカ、感極まって泣き出しちゃった。
なんか親みたいなことを言ってるし。
そうなの。俺が一番こだわったのは、人のお金じゃダメだってこと。
みんなもそれに気づいてくれたけど。
ミカミカはそこのところをちゃんと口に出して褒めてくれる。褒め上手さんなの!
「あのね。ミカミカはずっとお兄さまを守ってくれて、支えてくれてるでしょ。
それなのに、オレのおせわまでしてくれておいしいごはんまで作ってくれて、なんでもやってくれる。
ミカミカはすごいの。
とってもつよくて、やさしくて、せわずきなさいこうのじじゅうさんで、そっきんさん。
いそがしくてたいへんでも、いつもニコニコきづかいやさん。そんなミカミカが大好き!
これからもよろしくね!」
ずっと思ってたことをしっかりと伝える。
ミカミカは、泣きながら「うん、うん」って頷いてくれた。
意外と涙もろかったみたい。そういうところも、ミカミカのいいところだよね。
「これはこぜにいれ。お兄さまとオレとかと色ちがいなの。
アメとか入れておいて、つかれたときに食べれるようにしたら良き。
あとね、ミカミカはいつも大変だから、パワーのこうかがついたナイフ。
おつかれとかを1かいだけなおせるからね。こうかを使ってもナイフとして使えますし!
いざというときに、てきとか倒せるかもですし!ヒモも切れてべんり!
それと、これはかわいかったので。猫ちゃんのドーナツなの。食べてね」
そう。ミカミカにも色々あるのです!オレのお兄様もお世話になっておりますので!
2人分の感謝の気持ちのつもり。
「……サフィ。
あのさ、俺…誰かに認めてもらいたいとか思ってないんだ。好きでやってるんだしな。
でも、そういうふうに言われたら…やっぱり嬉しいもんなんだな。
うん。すっげえ、嬉しい!
ありがとな、サフィ。俺もサフィのことが大好きだぞ!
レオンと一緒にお前も守ってやるからな!」
滲むような笑顔でミカミカが笑った。
今まで見た中で一番きれいだと思った。
そんなミカミカを見て、お兄様が必死に言葉を紡ぐ。
「……ミカ。私だって…私だって、いつも感謝している!
お前が傍にいてくれるから、私は頑張ってこられた。
お前が笑ってくれるから、人を信頼できるようになった。
侍従だとか側近だという以前に、ミカは私のかけがえのない親友なんだ。
……いつもありがとう。
照れくさくてなかなか口にできないが…私も、お前のことを大切に思っている!!
これからもずっと傍にいて欲しい!そう思っているんだ!」
耳まで真っ赤なお兄様。本当に照れてるみたい。
それでも頑張って伝えたかったんだね。
お兄様の気持ちはミカミカにもしっかりと伝わった。
「……そんなこと知ってるよ。そんなお前だから、側にいるんだ。
俺たち親友だしな!
これからもしっかりと守ってやっから!」
力強い笑顔を浮かべるミカミカ。
抱きしめ合って肩を叩き合う2人。
俺はそんな2人を見てニコニコ。
この2人の関係って凄くステキ。
俺にもこんな親友ができる日がくるのかな。くるといいな。
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