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学院生活 波瀾万丈⁈
お久しぶりの生徒会
再び始まった学院生活。『みんな覚えてるかなー』なんて心配した自分が馬鹿みたい。すんなりと、まるでずっとここにいたかのようにみんなに受け入れられました。
溜まりに溜まった課題以外には大変順調でございまする。
ただ、おみやげのイカは存外沢山の生徒に食された模様で、学年やクラスが違う知らない子たちからも
「あ、サフィちゃんだ!イカ美味しかったよー!ありがとうね」
となでなでされたり
「サフィちゃん!あのイカ、またよろしく!待ってるからね!」
などと手をギュッとされたり(「はいはい!気持ちは分かるけどお触り禁止!後が怖いからねー!離れて離れて!」とすかさずミルくんの教育的指導が入りました)、色々な人からものすごく話しかけられるようになった。
ついでに飴やクッキー、チョコなどをホイホイとポッケに入れてくれるので俺のポケットは常にぱんぱん!マジックバッグも活用し、嬉しい悲鳴をあげております。
いつもお腹を空かせているミンミンなどは昼前や放課後などになると遠慮なく勝手に俺のポッケを漁る。
「あ!このマシュマロ好きなのよねー!ラッキー!」
「サフィ、今日はクッキーはねえのか?飴やチョコじゃ腹が膨らまねえ」
「いや、これ俺のですからね⁈」
「硬いこというなよ!友達だろ?」
友達の概念!
「まあ、沢山あるからいいけど。
ミルくんとリースも食べる?欲しい時には言ってね?」
「ああ、ありがとう、じゃあ一つ頂こうかな?」
「ほら!ミンミン聞いた?リースくんのこの謙虚さ!見習いな?」
「えー?だってリースは元からあんまり菓子食わねえじゃん」
「女の子の身体の半分は甘いものでできているんですもの。仕方ないのよ?」
「いいわけしないのっ。もう!
ねえ、ミルくんはいいの?好きなの選んで!」
「食べたいけど我慢してるの!食べ過ぎたらお肌に悪いでしょ?誘惑しないでよお!」
それを聞いた俺は悪ーいお顔。
「これね。新しくできたショコラティエの限定品だってー」
「!!ま、まさか、ダイアン⁈」
「ダイなんとかって言ってた!有名らしいよー?」
「それすぐに予約完売しちゃうやつじゃん!ウチでもめったに手に入らないくらいなんだからね!それなら食べる!」
「お肌は?」
「一日くらい大丈夫!」
「ミルってば現金だよなあ」
「ダイアンならそうなるわよ、わかるわー!それ、まだある?私にもちょうだい!」
俺のイカの恩恵をいつメンも存分に賜っているのでした。
生徒会は課題が沢山あるからとしばらく行かないつもり。
でも一応顔を出して先輩たちに「ただいまー」のご挨拶は
しなきゃね!
久しぶりのオル先輩は、俺を見たとたんすっとんできてシュバっと俺を膝に乗せ、無心でひたすら撫で続けている。
大人なしくお膝にいるのはリオが「僕がいなかった身体大変だったみたいなんだよねー。元はと言えばサフィのせいでしょ?大人しく撫でられてやって」と脅し…ゲフンゲフン頼んできたから。
まあね、俺にも責任あるからね。しかたなし。
アーシャ先輩とルーシュ先輩は「無事に戻ってよかったわあ!」「大活躍だったみたいだな、チビ!よくやった!」とクッキーとはちみつミルクティーをふるまってくれた。
この二人ってば、毎回なんらかのおやつをくれる。
「腹空かせた子供になにか食わせねえと」ってことらしい。子供ではありませんけれどもね?有難くオル先輩のお膝の上で頂戴いたします。
生徒会の良心ロイド先輩は優しく「旅はどうだった?」と聞いてくれた。これこれ、このなごやかーな感じ!落ち着くう!
俺は船旅の素晴らしさを語り(帝国内のあれやこれやは秘密だからね)、ついでにイカも振舞いました。
みんな「クラーケン」の噂を聞いてたみたい。
「これが噂の?」
「うわあ!食べたかったのよねえ!」
「いや、マジで食うの?クラーケンだぜ⁈」
「クラーケンに遭遇したのも驚きだが、まさか倒して食材にするとはね。サフィはすごいなあ!」
なんだかんだ大興奮!
ワイのワイの騒いでいたが、ひとくち口にしたとたん黙った。目を見開いて、猛烈な勢いで食べ出す。
なんかキラキラしい先輩たちが夢中になって「ザ・ジャンクフード」をハムハムしている姿はなかなかにシュールだった。
先輩たちがイカに夢中になっている隙に俺はさりげなーく本題に。
「あのね、生徒会はしばらくお休みします。課題がすんごい出てたの!生徒会しながらなんて絶対に無理だもん!
ていうご報告にきたのです」
とたん、はむってた皆様がピタリと動きを止めた。
「「「「え?」」」」
溜まりに溜まった課題以外には大変順調でございまする。
ただ、おみやげのイカは存外沢山の生徒に食された模様で、学年やクラスが違う知らない子たちからも
「あ、サフィちゃんだ!イカ美味しかったよー!ありがとうね」
となでなでされたり
「サフィちゃん!あのイカ、またよろしく!待ってるからね!」
などと手をギュッとされたり(「はいはい!気持ちは分かるけどお触り禁止!後が怖いからねー!離れて離れて!」とすかさずミルくんの教育的指導が入りました)、色々な人からものすごく話しかけられるようになった。
ついでに飴やクッキー、チョコなどをホイホイとポッケに入れてくれるので俺のポケットは常にぱんぱん!マジックバッグも活用し、嬉しい悲鳴をあげております。
いつもお腹を空かせているミンミンなどは昼前や放課後などになると遠慮なく勝手に俺のポッケを漁る。
「あ!このマシュマロ好きなのよねー!ラッキー!」
「サフィ、今日はクッキーはねえのか?飴やチョコじゃ腹が膨らまねえ」
「いや、これ俺のですからね⁈」
「硬いこというなよ!友達だろ?」
友達の概念!
「まあ、沢山あるからいいけど。
ミルくんとリースも食べる?欲しい時には言ってね?」
「ああ、ありがとう、じゃあ一つ頂こうかな?」
「ほら!ミンミン聞いた?リースくんのこの謙虚さ!見習いな?」
「えー?だってリースは元からあんまり菓子食わねえじゃん」
「女の子の身体の半分は甘いものでできているんですもの。仕方ないのよ?」
「いいわけしないのっ。もう!
ねえ、ミルくんはいいの?好きなの選んで!」
「食べたいけど我慢してるの!食べ過ぎたらお肌に悪いでしょ?誘惑しないでよお!」
それを聞いた俺は悪ーいお顔。
「これね。新しくできたショコラティエの限定品だってー」
「!!ま、まさか、ダイアン⁈」
「ダイなんとかって言ってた!有名らしいよー?」
「それすぐに予約完売しちゃうやつじゃん!ウチでもめったに手に入らないくらいなんだからね!それなら食べる!」
「お肌は?」
「一日くらい大丈夫!」
「ミルってば現金だよなあ」
「ダイアンならそうなるわよ、わかるわー!それ、まだある?私にもちょうだい!」
俺のイカの恩恵をいつメンも存分に賜っているのでした。
生徒会は課題が沢山あるからとしばらく行かないつもり。
でも一応顔を出して先輩たちに「ただいまー」のご挨拶は
しなきゃね!
久しぶりのオル先輩は、俺を見たとたんすっとんできてシュバっと俺を膝に乗せ、無心でひたすら撫で続けている。
大人なしくお膝にいるのはリオが「僕がいなかった身体大変だったみたいなんだよねー。元はと言えばサフィのせいでしょ?大人しく撫でられてやって」と脅し…ゲフンゲフン頼んできたから。
まあね、俺にも責任あるからね。しかたなし。
アーシャ先輩とルーシュ先輩は「無事に戻ってよかったわあ!」「大活躍だったみたいだな、チビ!よくやった!」とクッキーとはちみつミルクティーをふるまってくれた。
この二人ってば、毎回なんらかのおやつをくれる。
「腹空かせた子供になにか食わせねえと」ってことらしい。子供ではありませんけれどもね?有難くオル先輩のお膝の上で頂戴いたします。
生徒会の良心ロイド先輩は優しく「旅はどうだった?」と聞いてくれた。これこれ、このなごやかーな感じ!落ち着くう!
俺は船旅の素晴らしさを語り(帝国内のあれやこれやは秘密だからね)、ついでにイカも振舞いました。
みんな「クラーケン」の噂を聞いてたみたい。
「これが噂の?」
「うわあ!食べたかったのよねえ!」
「いや、マジで食うの?クラーケンだぜ⁈」
「クラーケンに遭遇したのも驚きだが、まさか倒して食材にするとはね。サフィはすごいなあ!」
なんだかんだ大興奮!
ワイのワイの騒いでいたが、ひとくち口にしたとたん黙った。目を見開いて、猛烈な勢いで食べ出す。
なんかキラキラしい先輩たちが夢中になって「ザ・ジャンクフード」をハムハムしている姿はなかなかにシュールだった。
先輩たちがイカに夢中になっている隙に俺はさりげなーく本題に。
「あのね、生徒会はしばらくお休みします。課題がすんごい出てたの!生徒会しながらなんて絶対に無理だもん!
ていうご報告にきたのです」
とたん、はむってた皆様がピタリと動きを止めた。
「「「「え?」」」」
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