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学院生活 波瀾万丈⁈
光り輝く朝が来た
「ひえ!」
バタンキューで気づけば朝。
目を開けて飛び込んできたのはキラキラしいご尊顔!
すやすやしてた俺の隣に横になり、半肘をついて愛おしげに俺を見つめていらっしゃる!
あまりの美の圧、愛の圧に思わず俺の口から漏れたのが先程の音である。
お兄様はその空色の瞳を柔らかく細め、微笑んだ。
「おはよう。サフィ」
目の前に迫る輝く美貌。
あわわあわわとしている間に「チュッ」と音を立てて額にキスを落とされた。
「ふふふ。今日からサフィは私の婚約者だね?
父上たちとゲイルに報告しないと!」
そ、そうだった!シロップダクダクの甘さの海に溺れて思わず「うん」と言うてしもうたのでした!
「こ、こ、こ、こ」
「あはは!鳥のマネ?かわいいね?」
「ち、がーう!
婚約者⁈俺はもうお兄様の婚約者ということなの?」
「ん?まさか私の告白を覚えていないなんて言わないだろう?サフィも頷いてくれたのだけれど…まさか適当に頷くなんてことサフィがするはずないよね?」
柔らかな口調の奥にあるなにかが怖い!
「い、いや、そんな、まさかあ!
ちゃんと!ちゃんと覚えておりまするよ⁈」
「良かった。覚えていないなんて言われたらショックで立ち直れないところだったよ。
ああ!サフィが婚約者だなんて、幸せだ!」
ぎゅうっと俺を抱きしめ、俺の頭頂に頬をすりすり。珍しく甘えていらっしゃる。うふふえへへと、デレデレだ。
なんていうか…すんごおく幸せそう。
こ、これは「まだ覚悟がね」うんぬんカンヌンとても言い出せないやつ!!
正直にいえばお兄様が嫌とかは全然なくって、もし俺に婚約者とかできるなら、お兄様というのがしっくりくる気がする。ずっと一緒だし、お兄様が俺から離れていくとか想像できないもん。
だけれども、その先の「結婚」とかいう、そういうのばまだ遠くとおく思えるのだ。
お兄様には「結婚」というビジョンが見えてるのかもだけど、俺にとって「結婚」っていうのは「俺もいつか大人になったらするんだろうなあ」なんて漠然としたもの。
俺の周りに結婚した人が少ないせいもあるのかも。
公爵はエリアナお母様と結婚して俺が生まれたわけだけれど、俺が生まれた時にエリアナお母様はいなくて「夫婦」や「結婚生活」みたいなのは見たことがない。
同じように、ゲイルだって結婚してないし、する気配もない。エリアスも同じ。
身近な「夫婦」みたいなの、おかあさまとハルトおじ様くらいなんだよね。
逆にお兄様にしてみたらずっと「夫婦」して「結婚生活」してる2人を見て育った。だから、イメージしやすいんだと思う。
婚約者は「将来結婚しようね」のお約束でしょ。俺なんて婚約者にしちゃったら、結婚までかなりお待たせしちゃうよ?
だって、お兄様は大好きだけど、まだまだ俺の一番はゲイルなんだもん。
俺が「結婚します!」ってなるまで待ってたら、お兄様がおじ様になってしまうかもしれぬ!
色々考えて「ぐぬう!」となっていたら、お兄様がそっと俺の頬に触れた。
「サフィ。簡単だよ?
私がサフィ以外の人と婚約して、その人にキスしたり、その人を抱きしめて眠ったりするのを想像してみて?
どんな気持ちがするかな?」
お兄様が?俺じゃない人にちゅーしたり抱っこ……考えただけで胸がぎゅうっとして、もやもやして真っ黒な気持ちになる。
「……もやもやする。嫌な気持ちがする」
「どうして?だってサフィと婚約しないなら、私は他の誰かと婚約しなくちゃならないよね?」
「だって…だって!お兄様は俺のお兄様だもん!お兄様が抱っこするのは俺なの!お兄様のちゅーも抱っこも俺のなんだもん!」
思わずだだっ子みたいなことを言えば、お兄様が「ほらね」と笑った。
「簡単でしょう?私はサフィとしか婚約できない。だってサフィ以外の人と婚約したら、私の大切なサフィを悲しませてしまうからね。
ね?私の婚約者はサフィ。わかった?」
たしかに!わかりまくってしまった。
「お兄様は俺としかちゅーとか抱っこもしたらダメ!だから俺が婚約者!」
「うん!サフィが私の婚約者!」
わーいわーいとハグをして「良かったあ!」と笑ったら、お兄様が小さな声でつぶやいた。
「まさか、これで納得してくれるとは…」
「ん?なんか言いましたかな?」
「ふふふ!なんでもないよ?
さあ、食堂に行こう?ゲイルに報告する前に父上と母上に相談しようね?王家から正式にグリフィス家に婚約申込みをさせてもらうから。
もう全て用意はできているからね。安心して?」
俺、お兄様と婚約しました!
やったあ!
バタンキューで気づけば朝。
目を開けて飛び込んできたのはキラキラしいご尊顔!
すやすやしてた俺の隣に横になり、半肘をついて愛おしげに俺を見つめていらっしゃる!
あまりの美の圧、愛の圧に思わず俺の口から漏れたのが先程の音である。
お兄様はその空色の瞳を柔らかく細め、微笑んだ。
「おはよう。サフィ」
目の前に迫る輝く美貌。
あわわあわわとしている間に「チュッ」と音を立てて額にキスを落とされた。
「ふふふ。今日からサフィは私の婚約者だね?
父上たちとゲイルに報告しないと!」
そ、そうだった!シロップダクダクの甘さの海に溺れて思わず「うん」と言うてしもうたのでした!
「こ、こ、こ、こ」
「あはは!鳥のマネ?かわいいね?」
「ち、がーう!
婚約者⁈俺はもうお兄様の婚約者ということなの?」
「ん?まさか私の告白を覚えていないなんて言わないだろう?サフィも頷いてくれたのだけれど…まさか適当に頷くなんてことサフィがするはずないよね?」
柔らかな口調の奥にあるなにかが怖い!
「い、いや、そんな、まさかあ!
ちゃんと!ちゃんと覚えておりまするよ⁈」
「良かった。覚えていないなんて言われたらショックで立ち直れないところだったよ。
ああ!サフィが婚約者だなんて、幸せだ!」
ぎゅうっと俺を抱きしめ、俺の頭頂に頬をすりすり。珍しく甘えていらっしゃる。うふふえへへと、デレデレだ。
なんていうか…すんごおく幸せそう。
こ、これは「まだ覚悟がね」うんぬんカンヌンとても言い出せないやつ!!
正直にいえばお兄様が嫌とかは全然なくって、もし俺に婚約者とかできるなら、お兄様というのがしっくりくる気がする。ずっと一緒だし、お兄様が俺から離れていくとか想像できないもん。
だけれども、その先の「結婚」とかいう、そういうのばまだ遠くとおく思えるのだ。
お兄様には「結婚」というビジョンが見えてるのかもだけど、俺にとって「結婚」っていうのは「俺もいつか大人になったらするんだろうなあ」なんて漠然としたもの。
俺の周りに結婚した人が少ないせいもあるのかも。
公爵はエリアナお母様と結婚して俺が生まれたわけだけれど、俺が生まれた時にエリアナお母様はいなくて「夫婦」や「結婚生活」みたいなのは見たことがない。
同じように、ゲイルだって結婚してないし、する気配もない。エリアスも同じ。
身近な「夫婦」みたいなの、おかあさまとハルトおじ様くらいなんだよね。
逆にお兄様にしてみたらずっと「夫婦」して「結婚生活」してる2人を見て育った。だから、イメージしやすいんだと思う。
婚約者は「将来結婚しようね」のお約束でしょ。俺なんて婚約者にしちゃったら、結婚までかなりお待たせしちゃうよ?
だって、お兄様は大好きだけど、まだまだ俺の一番はゲイルなんだもん。
俺が「結婚します!」ってなるまで待ってたら、お兄様がおじ様になってしまうかもしれぬ!
色々考えて「ぐぬう!」となっていたら、お兄様がそっと俺の頬に触れた。
「サフィ。簡単だよ?
私がサフィ以外の人と婚約して、その人にキスしたり、その人を抱きしめて眠ったりするのを想像してみて?
どんな気持ちがするかな?」
お兄様が?俺じゃない人にちゅーしたり抱っこ……考えただけで胸がぎゅうっとして、もやもやして真っ黒な気持ちになる。
「……もやもやする。嫌な気持ちがする」
「どうして?だってサフィと婚約しないなら、私は他の誰かと婚約しなくちゃならないよね?」
「だって…だって!お兄様は俺のお兄様だもん!お兄様が抱っこするのは俺なの!お兄様のちゅーも抱っこも俺のなんだもん!」
思わずだだっ子みたいなことを言えば、お兄様が「ほらね」と笑った。
「簡単でしょう?私はサフィとしか婚約できない。だってサフィ以外の人と婚約したら、私の大切なサフィを悲しませてしまうからね。
ね?私の婚約者はサフィ。わかった?」
たしかに!わかりまくってしまった。
「お兄様は俺としかちゅーとか抱っこもしたらダメ!だから俺が婚約者!」
「うん!サフィが私の婚約者!」
わーいわーいとハグをして「良かったあ!」と笑ったら、お兄様が小さな声でつぶやいた。
「まさか、これで納得してくれるとは…」
「ん?なんか言いましたかな?」
「ふふふ!なんでもないよ?
さあ、食堂に行こう?ゲイルに報告する前に父上と母上に相談しようね?王家から正式にグリフィス家に婚約申込みをさせてもらうから。
もう全て用意はできているからね。安心して?」
俺、お兄様と婚約しました!
やったあ!
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