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俺とレオンの婚約式
オコです。オコ!!
ミカミカとキースに慰められながらハートブレイクしていたら、ようやくレオンが戻ってきた。
頬は上気し、目もまだ少しだけ潤んでいた。
ほこほこしているところをみると、どうやら俺を置き去りにして一人だけお風呂に入ってきたみたい。髪がちょっとしめってるもん。
婚約者をベリッとしてお風呂とは!なんたること!
俺はキースにヨシヨシされながら、むすっと口を引き結び胸の前で腕を組み「オコです」を主張した。
オコだしとっても傷ついておる!!
「ご……ごめんね、サフィ?
ミカ、キース、来てくれていたのか?すまない」
なんだかきまり悪そうなお顔。でしょうね!俺をベリってしたんだもんね!!
大事なことなので二回言いました!
「いや、まあなんだ……大変だったなレオン」
ミカミカが目を彷徨わせながらレオンに忖度した。レオンの侍従だしね。ミカミカは仕方ない。
でもキースは俺の味方して!俺の家族でしょ!ほら!
視線でキースを促せば、キースはなぜか慈愛に満ちた表情でひとこと。
「あーーー……。もう落ち着いたか?」
「………………君たちの配慮に感謝する」
ふがあああああ!俺の味方してよおおおおお!!もお!
レオンが感謝ってどういうことなのさ!
昨日あんなエッチなことしてきたくせに!大好きっていってチュウとか沢山したくせに!
恥ずかしいことしたくせに!
なのになのに、気持ちよく抱っこで寝てたのにベリッとされた俺の気持ちは?!
「…………俺は落ち着いてないもん。抱っこでおはよってチュウして起きなきゃなのに。あったかくてフカフカでいい匂いで、もっと寝ようって思ったのに。ベリって!!レオンが俺をベリって!!それで俺を置いてスタタターって!!記念の夜だって言ったのに!」
情けないけど、言いながらまたショックになってちょっと半泣き。
情緒がちょっとおかしいのは、許してほしい。俺だって昨日は特別だったんだもの。
だから恥ずかしくても我慢したのにっ!!
「ネヤできないからって、ベリってして俺を置き去りにしたーーーーっ!だってまだ子供なんだからしょうがないでしょおおお!もー!もーー‼レオンなんてしらないんだからっ」
叫んだとたん、すっ飛んできたレオンが俺をギュウウッと抱きしめた。
「ごめん!ごめんね、サフィ。言い訳はしない。だけど……サフィを守るために仕方がなかった。私はサフィが大好きだ。愛している。なによりもサフィが大切なんだよ?それは信じて欲しい」
焦りと不安に震える声。伝わる激しい鼓動がレオンの必死さを伝えてくる。
「……すまない、ミカ、キース。ここは私に任せて席を外してもらえるかな?私が呼ぶまではしばらく二人にして欲しい」
「……分かった」
「……サフィ、俺たちは行くぞ?レオンの話を聞いてやってくれ」
パタン。
静かにドアが閉まる音がした。
だってだって、俺はまるで急に変わってしまったような甘々なレオンについていくのに必死だった。
どうしたって俺はまだ子供で、レオンは大人なんだもん。その年齢差は埋まらない。
子供の恋愛と大人の恋愛はきっと違うんだ。
前世だって俺は恋愛とかよりも、友達や格闘技に夢中でそういうことをしたことがない。
だから、チュウだって初めてで、ドキドキするのだって初めてで。
それでもレオンとするのは嫌じゃなかった。大好きっていう気持ちが伝わって、レオンと一つに慣れたみたいで嬉しかったのに。
なのにレオンはネヤできないからって、俺を置いて行っちゃったんだ。
とっても幸せな夜の続きは、幸せでぬくぬくな朝になるはずだったのに。一人ぼっちで置いて行かれた。
待って、っていう間もなく、ベリッ、スタタターって。
胸がとっても痛いし、すうすうする。
ボタボタボタって俺の目から涙が溢れた。
ヒグっと喉が鳴って、文句を言いたいのに声がでない。
「う゛ーーーっ!」
出ない声の代わりにレオンの胸をぽすっと叩く。ぽすっ!ぽすっ!
「ごめん。ごめんね?一人にしてごめん。サフィを放してごめん」
ぽすっ!ぽすっ!
「私も本当はサフィを腕に抱きしめて眠りたかった。サフィを放したくなかったんだよ?それだけは分かって欲しい。サフィと幸せな朝を迎えたかった。でも、そうできない理由があったんだ」
俺の頭にすりすりしながら、俺のささくれた心を宥めるようにそっと俺の身体を抱きしめて揺らすレオン。
どくん、どくん、どくん。
温かな胸。レオン愛用の石鹸の香り。身体から伝わる低く穏やかな声が俺に染みわたっていく。
「俺だって、いつもはこんなに怒りんぼじゃないんだもん。だって、だって、と、特別っていったのに!何にも言わないでスタタターって………。りゆうもきいてないもん」
また涙が出てきてぐず、と鼻を鳴らした。昨晩酷使した俺の情緒は未だに迷子。
レオンはしばらく黙って何かを考えているようだった。
そして俺の頬に手をあて視線を合わせ、ものすごく真剣な声で俺にこう聞いた。
「あのね、さっき閨って言ってたけれど、もしかして二人から閨について聞いたのかな?それとも誰かに聞いた?」
大事なことをいうときのお顔だった。だから俺も、悲しいのとかは置いておいて真面目に答えた。
「…………ゲイルがまだ習わなくていいって言ったから聞いてない。結婚したらのエッチなことなんでしょお?俺はまだ結婚しないし子供だからネヤないの」
エッチなこと、というところでレオンがビクッと反応したのに気づき、我慢できずにこう付け加える。
「だ、だから、だから、俺は子供でレオンは大人だから、ネヤない俺だとダメだったから俺をおいてったの?」
頬は上気し、目もまだ少しだけ潤んでいた。
ほこほこしているところをみると、どうやら俺を置き去りにして一人だけお風呂に入ってきたみたい。髪がちょっとしめってるもん。
婚約者をベリッとしてお風呂とは!なんたること!
俺はキースにヨシヨシされながら、むすっと口を引き結び胸の前で腕を組み「オコです」を主張した。
オコだしとっても傷ついておる!!
「ご……ごめんね、サフィ?
ミカ、キース、来てくれていたのか?すまない」
なんだかきまり悪そうなお顔。でしょうね!俺をベリってしたんだもんね!!
大事なことなので二回言いました!
「いや、まあなんだ……大変だったなレオン」
ミカミカが目を彷徨わせながらレオンに忖度した。レオンの侍従だしね。ミカミカは仕方ない。
でもキースは俺の味方して!俺の家族でしょ!ほら!
視線でキースを促せば、キースはなぜか慈愛に満ちた表情でひとこと。
「あーーー……。もう落ち着いたか?」
「………………君たちの配慮に感謝する」
ふがあああああ!俺の味方してよおおおおお!!もお!
レオンが感謝ってどういうことなのさ!
昨日あんなエッチなことしてきたくせに!大好きっていってチュウとか沢山したくせに!
恥ずかしいことしたくせに!
なのになのに、気持ちよく抱っこで寝てたのにベリッとされた俺の気持ちは?!
「…………俺は落ち着いてないもん。抱っこでおはよってチュウして起きなきゃなのに。あったかくてフカフカでいい匂いで、もっと寝ようって思ったのに。ベリって!!レオンが俺をベリって!!それで俺を置いてスタタターって!!記念の夜だって言ったのに!」
情けないけど、言いながらまたショックになってちょっと半泣き。
情緒がちょっとおかしいのは、許してほしい。俺だって昨日は特別だったんだもの。
だから恥ずかしくても我慢したのにっ!!
「ネヤできないからって、ベリってして俺を置き去りにしたーーーーっ!だってまだ子供なんだからしょうがないでしょおおお!もー!もーー‼レオンなんてしらないんだからっ」
叫んだとたん、すっ飛んできたレオンが俺をギュウウッと抱きしめた。
「ごめん!ごめんね、サフィ。言い訳はしない。だけど……サフィを守るために仕方がなかった。私はサフィが大好きだ。愛している。なによりもサフィが大切なんだよ?それは信じて欲しい」
焦りと不安に震える声。伝わる激しい鼓動がレオンの必死さを伝えてくる。
「……すまない、ミカ、キース。ここは私に任せて席を外してもらえるかな?私が呼ぶまではしばらく二人にして欲しい」
「……分かった」
「……サフィ、俺たちは行くぞ?レオンの話を聞いてやってくれ」
パタン。
静かにドアが閉まる音がした。
だってだって、俺はまるで急に変わってしまったような甘々なレオンについていくのに必死だった。
どうしたって俺はまだ子供で、レオンは大人なんだもん。その年齢差は埋まらない。
子供の恋愛と大人の恋愛はきっと違うんだ。
前世だって俺は恋愛とかよりも、友達や格闘技に夢中でそういうことをしたことがない。
だから、チュウだって初めてで、ドキドキするのだって初めてで。
それでもレオンとするのは嫌じゃなかった。大好きっていう気持ちが伝わって、レオンと一つに慣れたみたいで嬉しかったのに。
なのにレオンはネヤできないからって、俺を置いて行っちゃったんだ。
とっても幸せな夜の続きは、幸せでぬくぬくな朝になるはずだったのに。一人ぼっちで置いて行かれた。
待って、っていう間もなく、ベリッ、スタタターって。
胸がとっても痛いし、すうすうする。
ボタボタボタって俺の目から涙が溢れた。
ヒグっと喉が鳴って、文句を言いたいのに声がでない。
「う゛ーーーっ!」
出ない声の代わりにレオンの胸をぽすっと叩く。ぽすっ!ぽすっ!
「ごめん。ごめんね?一人にしてごめん。サフィを放してごめん」
ぽすっ!ぽすっ!
「私も本当はサフィを腕に抱きしめて眠りたかった。サフィを放したくなかったんだよ?それだけは分かって欲しい。サフィと幸せな朝を迎えたかった。でも、そうできない理由があったんだ」
俺の頭にすりすりしながら、俺のささくれた心を宥めるようにそっと俺の身体を抱きしめて揺らすレオン。
どくん、どくん、どくん。
温かな胸。レオン愛用の石鹸の香り。身体から伝わる低く穏やかな声が俺に染みわたっていく。
「俺だって、いつもはこんなに怒りんぼじゃないんだもん。だって、だって、と、特別っていったのに!何にも言わないでスタタターって………。りゆうもきいてないもん」
また涙が出てきてぐず、と鼻を鳴らした。昨晩酷使した俺の情緒は未だに迷子。
レオンはしばらく黙って何かを考えているようだった。
そして俺の頬に手をあて視線を合わせ、ものすごく真剣な声で俺にこう聞いた。
「あのね、さっき閨って言ってたけれど、もしかして二人から閨について聞いたのかな?それとも誰かに聞いた?」
大事なことをいうときのお顔だった。だから俺も、悲しいのとかは置いておいて真面目に答えた。
「…………ゲイルがまだ習わなくていいって言ったから聞いてない。結婚したらのエッチなことなんでしょお?俺はまだ結婚しないし子供だからネヤないの」
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「だ、だから、だから、俺は子供でレオンは大人だから、ネヤない俺だとダメだったから俺をおいてったの?」
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