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サフィ大忙し
これにてバース問題一件落着でござる!
俺に突然話を振られたバースくん。
「はあ?!」「え?な、なんて言った?」と大慌て。
「いやほら、だってブリードの本拠地なんだから、今後のためにも話が分かるほうが便利でしょ?
ブリードは人間の言葉が分かるんだから、あとはバースの誰かにブリードの言葉が分かるようにして貰ったら会話とかできるよ?『牛が足りないから羊でいい?』とか。そしたらば色々と助かるのでは?」
「そ、それは確かに!そんなに簡単にできるもんなのか?」
「ブリードの爪でチョンしてもらえばおけ。キースもレオンもそれで話が分かるようにしてもらったもん」
するとゲイルが解せぬお顔。
「は?俺はブリードに契約したら話せるようになると言われたぞ?」
「それは単にブリードがゲイルと契約したかっただけでしょ。騙されましたな、ゲイル。ちょっとチョロすぎやしませぬか?」
「待て待て!眷属にしちまったお前が言うな」
確かに!
するとブリード、またしてもゲイルに甘えるようにすりすり。
「……嫌だったか?ゲイル。嫌なら取り消してもよいが……」
かわいこぶってこてんと首を傾げた。
デカい体の癖になにそれなにそれ!あざとい!!
俺のゲイルなのにいいいい!!
「……まあ、別に害もねえし、嫌じゃねえぞ?ブリードはいい奴だしな?」
ほおら、ゲイルってば甘いんだから!
俺はブリードと反対側のゲイルの腕をぎゅっとしてブリードに教えてやった。
「ブリード!いっとくけど、ゲイルは!俺の!お父様なのですからね!!俺の!お父様!!
ちょっと勝手に甘えないでくれまするか?ゲイルに甘えていいのは俺だけなの!
だって俺のお父様なのですし!!」
ゲイル、抱っこ!と手を伸ばせば、条件反射で俺を抱っこしてくれるゲイル。
ほおら、俺とゲイルはラブラブ親子ですし?
ブリードなんかよりもよっぽどラブなんだからねっ!!
ふふん、とブリードに勝利宣言すれば、キースが呆れたような目で俺を見た。
「……まさかサフィ、ブリードに妬いたとかじゃねえよな?」
クリスがため息をつく。
「いや、サフィ、ドラゴンと張り合うなよ。どう考えたってゲイルはお前にメロメロだろうが!」
するとブリードまでもがため息をつきながら首を左右にふりふり。
「いやはや……我もまさかそのような嫉妬を受けようとは……。確かにゲイルの側はとても心地よく慕わしい人間ではあるが……」
え?なに?俺は別に変なこと言ってないよね?
「ゲイルは俺のお父様だっていっただけでしょ!ヤキモチとかじゃないし!
ちょっとブリードの行動がドラゴンとしてあまりにも見ていられなかったから!だから注意してあげただけだもん!」
どう見ても上からな感じで「うむ。そうじゃな。我が悪かったサフィ」と鷹揚に頷くブリード。
そういう反応が欲しいわけじゃないから!
ぷんすこ!
するとゲイルがデレデレしながら俺にほっぺすりすり。
「サフィはお父様が大好きなだけだよなあ?俺もサフィが大好きだぞお!!」
そのままご機嫌で俺を高い高いして、ぐるぐる回りだした。
「ちょ、ちょっとおおお!俺、もうこどもじゃな……」
言いかけてゲイルをみたらにっこにこの笑顔。
俺も思わず笑顔になって、そしたら面白くてたまらなくなった。
「あははは!アハハハハ!ゲイルう、目がまわるよおおお!
俺も、俺も、ゲイル大好きいいいい!!」
「……この親子、すげえな」
「ああ。いつもこんな感じだぞ?ラブラブ?ってやつだ」
「婚約者の王子が張り合うくらいにな。王城でも互いへの愛を叫んでるぞ?」
「ドラゴンと張り合うくらいだもんな……。いや、すげえもん見たわ」
親子の仲がいいのは良いことです!
ところで、とギーグが遠慮がちに切り出した。
「話ができるようにしてくれるというのは…有効か?」
「ブリード、いいよね?その方がお願いもしやすいし?」
「ああ、一人くらいならば良いぞ」
うむ。では…
「誰にする?俺的にはギーグかバースだと思う。たぶんだけど、バースって連合の代表でしょ?
最初はたまたまかなとも思ったんだけど。違うよね?」
俺の言葉でバースのまとう空気がガラリと変わった。それまで目立たない感じでモブってたのに。
その自信に溢れた表情といい全身から放たれる覇気といい、まるで別人だ。立姿まで違って見える。
ふむふむ。こうして改めて見れば、顔を隠すためだと思われる長すぎる前髪をなんとかしたらこの人ってばワイルドなイケメンといってもいい。
「…………どうして分かった?」
鋭い目で見られましても。
「うーん。いうなれば、モブすぎたから?だって仲間なのにひとりだけ目立たなさ過ぎ!気配も消しすぎると怪しいでしょお」
チチチ、と指を振ってやる。
ゲイルもキースもうむうむと頷いておる。ほおらね?何事もやりすぎはいけませぬぞ?
バースは俺の言葉に目をぱちくり。そして、大爆笑。
「はははは!モブすぎたか!そりゃあいい!あはははは!」
「はあ?!」「え?な、なんて言った?」と大慌て。
「いやほら、だってブリードの本拠地なんだから、今後のためにも話が分かるほうが便利でしょ?
ブリードは人間の言葉が分かるんだから、あとはバースの誰かにブリードの言葉が分かるようにして貰ったら会話とかできるよ?『牛が足りないから羊でいい?』とか。そしたらば色々と助かるのでは?」
「そ、それは確かに!そんなに簡単にできるもんなのか?」
「ブリードの爪でチョンしてもらえばおけ。キースもレオンもそれで話が分かるようにしてもらったもん」
するとゲイルが解せぬお顔。
「は?俺はブリードに契約したら話せるようになると言われたぞ?」
「それは単にブリードがゲイルと契約したかっただけでしょ。騙されましたな、ゲイル。ちょっとチョロすぎやしませぬか?」
「待て待て!眷属にしちまったお前が言うな」
確かに!
するとブリード、またしてもゲイルに甘えるようにすりすり。
「……嫌だったか?ゲイル。嫌なら取り消してもよいが……」
かわいこぶってこてんと首を傾げた。
デカい体の癖になにそれなにそれ!あざとい!!
俺のゲイルなのにいいいい!!
「……まあ、別に害もねえし、嫌じゃねえぞ?ブリードはいい奴だしな?」
ほおら、ゲイルってば甘いんだから!
俺はブリードと反対側のゲイルの腕をぎゅっとしてブリードに教えてやった。
「ブリード!いっとくけど、ゲイルは!俺の!お父様なのですからね!!俺の!お父様!!
ちょっと勝手に甘えないでくれまするか?ゲイルに甘えていいのは俺だけなの!
だって俺のお父様なのですし!!」
ゲイル、抱っこ!と手を伸ばせば、条件反射で俺を抱っこしてくれるゲイル。
ほおら、俺とゲイルはラブラブ親子ですし?
ブリードなんかよりもよっぽどラブなんだからねっ!!
ふふん、とブリードに勝利宣言すれば、キースが呆れたような目で俺を見た。
「……まさかサフィ、ブリードに妬いたとかじゃねえよな?」
クリスがため息をつく。
「いや、サフィ、ドラゴンと張り合うなよ。どう考えたってゲイルはお前にメロメロだろうが!」
するとブリードまでもがため息をつきながら首を左右にふりふり。
「いやはや……我もまさかそのような嫉妬を受けようとは……。確かにゲイルの側はとても心地よく慕わしい人間ではあるが……」
え?なに?俺は別に変なこと言ってないよね?
「ゲイルは俺のお父様だっていっただけでしょ!ヤキモチとかじゃないし!
ちょっとブリードの行動がドラゴンとしてあまりにも見ていられなかったから!だから注意してあげただけだもん!」
どう見ても上からな感じで「うむ。そうじゃな。我が悪かったサフィ」と鷹揚に頷くブリード。
そういう反応が欲しいわけじゃないから!
ぷんすこ!
するとゲイルがデレデレしながら俺にほっぺすりすり。
「サフィはお父様が大好きなだけだよなあ?俺もサフィが大好きだぞお!!」
そのままご機嫌で俺を高い高いして、ぐるぐる回りだした。
「ちょ、ちょっとおおお!俺、もうこどもじゃな……」
言いかけてゲイルをみたらにっこにこの笑顔。
俺も思わず笑顔になって、そしたら面白くてたまらなくなった。
「あははは!アハハハハ!ゲイルう、目がまわるよおおお!
俺も、俺も、ゲイル大好きいいいい!!」
「……この親子、すげえな」
「ああ。いつもこんな感じだぞ?ラブラブ?ってやつだ」
「婚約者の王子が張り合うくらいにな。王城でも互いへの愛を叫んでるぞ?」
「ドラゴンと張り合うくらいだもんな……。いや、すげえもん見たわ」
親子の仲がいいのは良いことです!
ところで、とギーグが遠慮がちに切り出した。
「話ができるようにしてくれるというのは…有効か?」
「ブリード、いいよね?その方がお願いもしやすいし?」
「ああ、一人くらいならば良いぞ」
うむ。では…
「誰にする?俺的にはギーグかバースだと思う。たぶんだけど、バースって連合の代表でしょ?
最初はたまたまかなとも思ったんだけど。違うよね?」
俺の言葉でバースのまとう空気がガラリと変わった。それまで目立たない感じでモブってたのに。
その自信に溢れた表情といい全身から放たれる覇気といい、まるで別人だ。立姿まで違って見える。
ふむふむ。こうして改めて見れば、顔を隠すためだと思われる長すぎる前髪をなんとかしたらこの人ってばワイルドなイケメンといってもいい。
「…………どうして分かった?」
鋭い目で見られましても。
「うーん。いうなれば、モブすぎたから?だって仲間なのにひとりだけ目立たなさ過ぎ!気配も消しすぎると怪しいでしょお」
チチチ、と指を振ってやる。
ゲイルもキースもうむうむと頷いておる。ほおらね?何事もやりすぎはいけませぬぞ?
バースは俺の言葉に目をぱちくり。そして、大爆笑。
「はははは!モブすぎたか!そりゃあいい!あはははは!」
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