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連合案件
レオンに強制連行されました
いい感じに話が纏まったと思ったら急に眠気がやってきた。
そんな俺に気付いたゲイルが
「そろそろ寝るか?明日も学校だろう?」
と気遣ってくれた。
バースくんが帰るまで王城に居ようと思ったけど、面倒だしこのままこっちに……
「そうす……「サフィ、帰ろうか」
んん?
「ゲイル、遅くなってしまったからサフィは連れて帰る。明日も学校があるしね?
では、後のことは頼む。お先に失礼させてもらう」
「いや、サフィは…
ゲイルの言葉の途中で、素早くレオンが俺をお姫様抱っこ。
「えっとお……ねむいけど……あるけるよ?部屋まですぐだし」
暗に「こっちで寝るから」と伝えたつもりだったのですが、レオンはそ知らぬ顔。
「今日は色々大変だっだでしょう?寝ていていいよ?私が運んであげるから」
そして俺の耳元に口を寄せてこう囁いた。
「私からサフィを奪わないで?ようやく婚約できたのだから。夢じゃないって感じたいんだ」
ひいいいい!!
久方ぶりに激甘ボイスを耳に吹き込まれたアアアア!!
これされると背中とかがぞわぞわしちゃう!
慌てて耳をぎゅむっと押さえて困った目でレオンを見上げると、最後のダメ押し
「キースもミカもまだ辺境だし……サフィが一緒にいてくれたら嬉しいんだけれど?ダメかな?」
それ言われたら……
「えっとお……ダメじゃない。王城に行く。
ゲイルー、やっぱり王城に行くね。バースくんたちをよろしく。
バースのみんな、ゲイルを困らせないでね。じゃあね。おやすみなさい」
俺はレオンに抱っこのまんまみんなに手を振った。
ゲイルが「仕方ねえなあ」と渋いお顔。
サフィおやすみ、と頭を撫でたあと、レオンの肩をぎゅっ!
「レオン、婚約したばかりだからもう少し預けてやるが……いっとくが未成年だからな!分かってるな!」」
「……痛いほど理解しているよ。安心してほしい」
「大丈夫。夜更かししないですぐに寝ますのでね!明日は学校だもん」
「(………そういう意味じゃねえんだが……。)そうだな!夜更かしはいかんぞ!サフィ、すぐに寝るようにな!」
じゃあね、と立ち去った背後でバースの呟きが。
「見たか?やっぱメロメロじゃねえか」
「アレはサフィラス様の尻にしかれてんぞ」
「王国のカギはやはりサフィラス様……」
「ばか!利用しようなんて考えたら今度こそ消されるぞ!!」
俺はレオンに聞いてみた。
「……めろめろ?」
チュッと目蓋にキスが降ってきた。
「メロメロだよ。どうしようもなく」
レオンってば俺にメロメロ!!
こうしてゲートで戻って来ました。王城です。
そのままベッドに入れるように、歩きながら「クリーン!」
レオンも俺もピッカピカ。
本当はお風呂に入りたいんだけど、そんなことしたらお風呂で寝ちゃう自信がある。
だから今日は我慢だ。
レオンはそうっと俺をベッドに降ろすと、すでにぐにゃんぐにゃんになった俺の上着を丁寧に脱がしてくれた。
「レオン……ありがと……」
「ふふふ。いいよ、寝て?今日はたくさん頑張ったものね?
おやすみ、私のサフィ」
レオンのお顔が近づいてきて……俺のお口にチュッ。いつもの「おやすみのちゅー」だ。
でも今日はそのままなんども啄むようなキスが降りて来た。
羽みたいに軽く優しいキスが心地よくって、夢見心地でクスクス笑う。
「……きもちいいね?」
レオンの吐息が唇にかかる。
「……ん……きもちー……」
「ふふ。かわいい。私のキスは好き?」
「…うん……すき………」
ちゅ…ちゅ…。
優しいキスを頬にされたと思ったら、まるで悪戯をするようにカリっと優しく耳をかじられた。
「ふふっ……お耳…くす…ぐったいよお……もお……」
抗議したら、今度は優しく指で擽られた。
目蓋をそっとたどり、頬、唇、うなじ……。
その指の後を辿るようにまたキスが落とされる。
優しく触れる指が、唇が気持ちよくて。
なんだか温かなお風呂に入っているみたい。
「……レオン……だいすき……おや…す…みい……」
「ふふ。私も大好きだよ、サフィ。
…………まだ待つから。だから、そのときが来たら……ね?」
レオンの声を最後に、俺の意識は夢の国に旅立ったのだった。
そんな俺に気付いたゲイルが
「そろそろ寝るか?明日も学校だろう?」
と気遣ってくれた。
バースくんが帰るまで王城に居ようと思ったけど、面倒だしこのままこっちに……
「そうす……「サフィ、帰ろうか」
んん?
「ゲイル、遅くなってしまったからサフィは連れて帰る。明日も学校があるしね?
では、後のことは頼む。お先に失礼させてもらう」
「いや、サフィは…
ゲイルの言葉の途中で、素早くレオンが俺をお姫様抱っこ。
「えっとお……ねむいけど……あるけるよ?部屋まですぐだし」
暗に「こっちで寝るから」と伝えたつもりだったのですが、レオンはそ知らぬ顔。
「今日は色々大変だっだでしょう?寝ていていいよ?私が運んであげるから」
そして俺の耳元に口を寄せてこう囁いた。
「私からサフィを奪わないで?ようやく婚約できたのだから。夢じゃないって感じたいんだ」
ひいいいい!!
久方ぶりに激甘ボイスを耳に吹き込まれたアアアア!!
これされると背中とかがぞわぞわしちゃう!
慌てて耳をぎゅむっと押さえて困った目でレオンを見上げると、最後のダメ押し
「キースもミカもまだ辺境だし……サフィが一緒にいてくれたら嬉しいんだけれど?ダメかな?」
それ言われたら……
「えっとお……ダメじゃない。王城に行く。
ゲイルー、やっぱり王城に行くね。バースくんたちをよろしく。
バースのみんな、ゲイルを困らせないでね。じゃあね。おやすみなさい」
俺はレオンに抱っこのまんまみんなに手を振った。
ゲイルが「仕方ねえなあ」と渋いお顔。
サフィおやすみ、と頭を撫でたあと、レオンの肩をぎゅっ!
「レオン、婚約したばかりだからもう少し預けてやるが……いっとくが未成年だからな!分かってるな!」」
「……痛いほど理解しているよ。安心してほしい」
「大丈夫。夜更かししないですぐに寝ますのでね!明日は学校だもん」
「(………そういう意味じゃねえんだが……。)そうだな!夜更かしはいかんぞ!サフィ、すぐに寝るようにな!」
じゃあね、と立ち去った背後でバースの呟きが。
「見たか?やっぱメロメロじゃねえか」
「アレはサフィラス様の尻にしかれてんぞ」
「王国のカギはやはりサフィラス様……」
「ばか!利用しようなんて考えたら今度こそ消されるぞ!!」
俺はレオンに聞いてみた。
「……めろめろ?」
チュッと目蓋にキスが降ってきた。
「メロメロだよ。どうしようもなく」
レオンってば俺にメロメロ!!
こうしてゲートで戻って来ました。王城です。
そのままベッドに入れるように、歩きながら「クリーン!」
レオンも俺もピッカピカ。
本当はお風呂に入りたいんだけど、そんなことしたらお風呂で寝ちゃう自信がある。
だから今日は我慢だ。
レオンはそうっと俺をベッドに降ろすと、すでにぐにゃんぐにゃんになった俺の上着を丁寧に脱がしてくれた。
「レオン……ありがと……」
「ふふふ。いいよ、寝て?今日はたくさん頑張ったものね?
おやすみ、私のサフィ」
レオンのお顔が近づいてきて……俺のお口にチュッ。いつもの「おやすみのちゅー」だ。
でも今日はそのままなんども啄むようなキスが降りて来た。
羽みたいに軽く優しいキスが心地よくって、夢見心地でクスクス笑う。
「……きもちいいね?」
レオンの吐息が唇にかかる。
「……ん……きもちー……」
「ふふ。かわいい。私のキスは好き?」
「…うん……すき………」
ちゅ…ちゅ…。
優しいキスを頬にされたと思ったら、まるで悪戯をするようにカリっと優しく耳をかじられた。
「ふふっ……お耳…くす…ぐったいよお……もお……」
抗議したら、今度は優しく指で擽られた。
目蓋をそっとたどり、頬、唇、うなじ……。
その指の後を辿るようにまたキスが落とされる。
優しく触れる指が、唇が気持ちよくて。
なんだか温かなお風呂に入っているみたい。
「……レオン……だいすき……おや…す…みい……」
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…………まだ待つから。だから、そのときが来たら……ね?」
レオンの声を最後に、俺の意識は夢の国に旅立ったのだった。
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