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ミカミカとキースの結婚式!
キース!お気を確かに!
俺の言葉にハッとしたレオン。
「ああ、そうだ。キースの支度が終わったから、ミカの様子を見に来たんだ。
ミカの支度が出来ていたらキースを呼ぶことになっている。
もう準備はいいかい?」
「ああ、ちょうど終わったところだ。少し待ってくれ」
ミカミカはお母様の正面に立つと改まった様子で居住まいを正し、深々と頭を下げた。
「王妃様、この度は私などのためにこのように素晴らしい衣装をご用意下さりありがとうございました。
此度の入籍含め、多大なご配慮とお心配りに感謝致します。
このミカエルの名に懸けて、入籍後も夫となりますキースと共に殿下とサフィラス様をお支え致します所存。
今後ともどうかよろしくお願い致します」
一瞬キョトンとした後、ゆったりとほほ笑むお母さま。
「あらあら。ありがとう、ミカエル。
あのね、私はあなたのことも息子のように思っているのよ?長い間レオンを支えてくれてありがとう。
あなたがいてくれたから今のレオンがあるの。感謝しているわ。
ミカエル、どうか幸せになってちょうだい。あなたの幸せを心から祈っているわ。
私の方からも言わせてちょうだい。これからも二人を頼みます」
そう言って、ミカミカをそっと優しく抱きしめた。
「……はい……はい!もちろんです!」
ちょっと涙声のミカミカ。うんうん。あのね、みんなに愛されているんだよ、ミカミカは。
「俺も俺も!!」
ぴょいっと飛びつき、ミカミカの衣装を乱さないようにお母様と一緒にハグ。
「ミカミカ、おめでとう。幸せになってね!レオンを支えてくれてありがとう。これからもよろしくね!」
「ああ、任せとけ!」
さあ、それでは行ってまいります!
お母さまはそのまま会場へ。
俺とレオンはミカミカと共にキースの所に。
コンコン!
「キースー?いい?
ミカミカが来ましたよー!入りますよー」
一応一声かけて、まずは俺が先にIN。
「うわあ!キース、めっちゃカッコいい!王子様!すごいっ!!」
ミカミカとお揃いの衣装なんだけど、キースの方はテール短めの仕様。
少し長く伸びた襟足をお月様チャームのゴムで纏めております。
なんというか、身長もあるししっかりとした筋肉もあるから、とにかく壮観!
いつもは見慣れた冒険者の姿かシンプルなシャツに寒色の上着という護衛仕様だから、こうして着飾った姿を見るのは初めてかもしれない。
さすが生まれが王家なだけあって、堂々たるお姿でござります。
お揃いの衣装なのに着る人が違うとこうも変わるものなのでしょうか。
銀色でまとまったミカミカを静とするなら、こちらは動。茶みがかった金髪がキラキラと輝き、なんとも豪奢。
「どうです?素晴らしいでしょう!」
「キースは素材がいいですからね。ミカエル様と並んでも十分通用致します!」
何故かドヤるマリーとティガー。
うんうん。うちのキース、かっこいいよね!知ってる!
これはミカミカも惚れ直しますな!
思わず俺まで見惚れていると、キースがニヤリと唇の端を上げた。
「なんだ、俺に見惚れてんのか?やっぱ俺にする?」
「こらあ!浮気はいけません!」
「ははは!冗談だよ、レオンに殺される!
今の俺はミカ一筋だからな。これでも一途なんだぜ?」
「知ってるよ。今からミカが来るけど、心の準備はよき?」
「ああ、もちろん!」
じゃあ、登場していただきましょう!
「ミカミカー!レオンー!入ってきてー!」
「おう!待ってたぜ!」
パンパカパーン!
扉を開けて大天使の登場でござりまするー!ひかえおろーう!
ドアを開けたとたん後光を背負って大天使が登場!
「よう!キース、すげえカッコよくなってるじゃん!
……てか、マジで王族みたいだぞ?お前、ほんとにS級?」
キースを見て目を見張り、ちょっと照れたように唇をとがらすミカミカ。
ツンデレだ。
一方キースはといえば……
いけません!固まっております!
イケメンが顔面崩壊。
能面のような無表情なのに、瞳孔開きまくり。非常にヤバいお顔をされておりまする。
「キ、キース?どうした?」
慌ててキースに近寄り目の前で手のひらをヒラヒラさせるミカミカ。
身長差のせいで思いっきり下から上目遣いで覗き込むようになっている。
圧倒的ビジュアル、しかも至近距離でそんな攻撃をされてはキースも溜まりません。
思わず顔を押さえ天を仰ぐ「ゲイルのポーズ」
「お、おい!大丈夫か?」
つま先立ちでそれを追いかけ更なる追い打ちをかけるミカミカ。
やめてあげてえええ!式の前にキースの衣装が血に染まってしまいますう!
慌ててレオンがミカミカの襟をつかんで引き剥がした。
「ミカ、落ち着け。キースにも心の準備が必要だ。少し待ってやれ」
「ああ、そうだ。キースの支度が終わったから、ミカの様子を見に来たんだ。
ミカの支度が出来ていたらキースを呼ぶことになっている。
もう準備はいいかい?」
「ああ、ちょうど終わったところだ。少し待ってくれ」
ミカミカはお母様の正面に立つと改まった様子で居住まいを正し、深々と頭を下げた。
「王妃様、この度は私などのためにこのように素晴らしい衣装をご用意下さりありがとうございました。
此度の入籍含め、多大なご配慮とお心配りに感謝致します。
このミカエルの名に懸けて、入籍後も夫となりますキースと共に殿下とサフィラス様をお支え致します所存。
今後ともどうかよろしくお願い致します」
一瞬キョトンとした後、ゆったりとほほ笑むお母さま。
「あらあら。ありがとう、ミカエル。
あのね、私はあなたのことも息子のように思っているのよ?長い間レオンを支えてくれてありがとう。
あなたがいてくれたから今のレオンがあるの。感謝しているわ。
ミカエル、どうか幸せになってちょうだい。あなたの幸せを心から祈っているわ。
私の方からも言わせてちょうだい。これからも二人を頼みます」
そう言って、ミカミカをそっと優しく抱きしめた。
「……はい……はい!もちろんです!」
ちょっと涙声のミカミカ。うんうん。あのね、みんなに愛されているんだよ、ミカミカは。
「俺も俺も!!」
ぴょいっと飛びつき、ミカミカの衣装を乱さないようにお母様と一緒にハグ。
「ミカミカ、おめでとう。幸せになってね!レオンを支えてくれてありがとう。これからもよろしくね!」
「ああ、任せとけ!」
さあ、それでは行ってまいります!
お母さまはそのまま会場へ。
俺とレオンはミカミカと共にキースの所に。
コンコン!
「キースー?いい?
ミカミカが来ましたよー!入りますよー」
一応一声かけて、まずは俺が先にIN。
「うわあ!キース、めっちゃカッコいい!王子様!すごいっ!!」
ミカミカとお揃いの衣装なんだけど、キースの方はテール短めの仕様。
少し長く伸びた襟足をお月様チャームのゴムで纏めております。
なんというか、身長もあるししっかりとした筋肉もあるから、とにかく壮観!
いつもは見慣れた冒険者の姿かシンプルなシャツに寒色の上着という護衛仕様だから、こうして着飾った姿を見るのは初めてかもしれない。
さすが生まれが王家なだけあって、堂々たるお姿でござります。
お揃いの衣装なのに着る人が違うとこうも変わるものなのでしょうか。
銀色でまとまったミカミカを静とするなら、こちらは動。茶みがかった金髪がキラキラと輝き、なんとも豪奢。
「どうです?素晴らしいでしょう!」
「キースは素材がいいですからね。ミカエル様と並んでも十分通用致します!」
何故かドヤるマリーとティガー。
うんうん。うちのキース、かっこいいよね!知ってる!
これはミカミカも惚れ直しますな!
思わず俺まで見惚れていると、キースがニヤリと唇の端を上げた。
「なんだ、俺に見惚れてんのか?やっぱ俺にする?」
「こらあ!浮気はいけません!」
「ははは!冗談だよ、レオンに殺される!
今の俺はミカ一筋だからな。これでも一途なんだぜ?」
「知ってるよ。今からミカが来るけど、心の準備はよき?」
「ああ、もちろん!」
じゃあ、登場していただきましょう!
「ミカミカー!レオンー!入ってきてー!」
「おう!待ってたぜ!」
パンパカパーン!
扉を開けて大天使の登場でござりまするー!ひかえおろーう!
ドアを開けたとたん後光を背負って大天使が登場!
「よう!キース、すげえカッコよくなってるじゃん!
……てか、マジで王族みたいだぞ?お前、ほんとにS級?」
キースを見て目を見張り、ちょっと照れたように唇をとがらすミカミカ。
ツンデレだ。
一方キースはといえば……
いけません!固まっております!
イケメンが顔面崩壊。
能面のような無表情なのに、瞳孔開きまくり。非常にヤバいお顔をされておりまする。
「キ、キース?どうした?」
慌ててキースに近寄り目の前で手のひらをヒラヒラさせるミカミカ。
身長差のせいで思いっきり下から上目遣いで覗き込むようになっている。
圧倒的ビジュアル、しかも至近距離でそんな攻撃をされてはキースも溜まりません。
思わず顔を押さえ天を仰ぐ「ゲイルのポーズ」
「お、おい!大丈夫か?」
つま先立ちでそれを追いかけ更なる追い打ちをかけるミカミカ。
やめてあげてえええ!式の前にキースの衣装が血に染まってしまいますう!
慌ててレオンがミカミカの襟をつかんで引き剥がした。
「ミカ、落ち着け。キースにも心の準備が必要だ。少し待ってやれ」
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