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おかゆ

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笑いは攻撃の裏返し

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「地獄は笑いで満ちている」
という言葉に衝撃を受けた。
あまり考えたこともなかった。
人は楽しい時に笑うものではないかと
漠然と思っていたから。


もし、天国なんてものがあったなら、
そこには笑いはないだろう。
あったとしても、静かなる『微笑み』くらいのもんであって、
高らかな笑い声が響くのは、地獄である。

でも、思い当たるふしがあった。
学生の頃の友人で、とても美人でさっぱりした性格で気立てのいい
友人がいたが、唯一、その人の甲高い笑い方が
どこか嫌に感じて好かなかった。

擬音だと「ひゃっひゃっひゃ」
といった感じで、どこぞの魔女のように意地悪い響きを
含む笑い方だったからだ。
気分が悪い時なんかは、もはや苛立ちすら覚えた。
なんて耳障りなんだと、思ったくらいだった。


それから、私は昔からお笑いというものがどうも苦手であり、
楽しいことや、悲しみや悲劇や人間のどうしようもなさなんかを
ユーモアでもって笑い、それを前に進むなり受け入れるなり、
吹き飛ばす為に使うのが使い道だと思っていたので
熱湯に背後から突き落として笑うというのは
それはもう、ただのいじめみたいなもんで
なんだか笑えなかった。

日本の古い芸人さん、(今もか?)は
身体を張って芸をすることが美学とでもいうかのように、
惜しみなく痛くても苦しくても構わず、笑ってもらえるならと
滑稽な姿を見せるが、その姿、まさに下品で滑稽に感じるだけで
笑えたことがなかった。

「笑いは、攻撃の裏返しだ。」


もちろん、純粋に楽しくて出てくる笑いもあるが、
いじめっ子の高笑い、人の落ちぶれるザマを見て
愉快に思う笑い、掛けごとをして、自分の勝ちを確信して漏れ出る笑み。
人の不幸は蜜の味という、
シャーデンフロイデ、まさに本能によるもの。
欲に忠実な動物の姿である。
あさましく滑稽と思う姿そのものだった。


ただ、笑いは人生、生きるのに必要なものであり、
なくてはならない。
重要なのは、何に笑うか、何を持って面白いと思うかである
のではないか。

私はそう思っている。
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