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わからない
しおりを挟む自分のことをわかってもらいたいという
気持ちは誰しもあると思う。
「誤解」「勝手な決めつけ」「偏見」
この苦しみは、きっと誰もが味わうものだから。
最初は、わかって欲しいと思う。誤解があれば、それを解いて理解してもらいたいし、
そうなるように努力することもあるんだけど
そう続けていくうちに、誤解を解くために話しても平行線であったり、
結局決別したりすることもあるし、なかなか人と本当の意味でわかり合うというのは
難しいもんだとも思う。
いつしか、人にわかってもらうことなど、不可能であるということに気付いて
あまり本心を語らなくなる。部屋で過ごす、自分ひとりだけのじかんに安らぎを見出す。
本を読んでも映画を見ても、自分が最初から終えていて、物語がわかるし、
話の辻褄も合う。それぞれのキャラクターの立ち位置や、目的も知っている。
たまに謎のキャラもいるが、謎であるという概念の共有は読者ともできている。
それによって、ズレがないし、余程複雑な物語でなければ、誤解もない。
まっすぐ追える。だけど、人のことはわからない。
他人のことなんて、本当の本当のところは、誰にもわからない。
わからないけれど、わかりたいと思うこともあるし、
わかって欲しいとも思う。でも、結局わからない。
途中でなんでそうなった?と思うこともあるし
でもそれが相手がもともとそうだったのか、
途中で変わったのか、だとすれば何によって態度や行動や判断が
そんなことになったのか。
わからないのだから、を前提にして大人の人間関係は進んでいく。
もう、余計なことはやめましょう。
わからないもの同士、決めつけず、フラットに。
わからないというところにリスペクトをしていきましょう。
パーソナルスペースを意識して、他人の事情に土足で入っていくのは
泥棒と同じことです。
事実をベースに、話しましょう。
きっとそういう暗黙の大人のルールのようなものがあるはずだ。
かと思いきや、蓋を開けるとびっくり大人も子供もほとんど同じ。
基本的に、見た印象、自分が感じた印象、あとは勝手にこうだと
思いたいと思ったことを思うらしい。
自分の軸、相手の軸、そして人間の解釈に左右されぬ事実の軸。
私は最低3本の軸で見るようにしているけど、
この切り分けをしない人もいる。私もできてない時もある。
この間言っていたことと、まったく真逆の行動をする人もいる。
生きていくほど、この世は不思議の国、
どこまでも人間のことを不可思議に思って戸惑う。
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