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2巻

2-2

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 ◇


 その日の夜、レオンは確かに自室のベッドの上で眠りについた。
 しかし、気づいた時には暗い部屋の中にいた。突然の場面転換だったが、レオンは驚かなかった。
「まただ」と思った。
 それほどによく見る夢の中にいると、レオンはわかっていた。
 もの心つく頃には既に見るようになった例の屋敷の夢だ。いつものように夢の中だけの相棒、黒猫の姿をしたモゾがレオンにり寄ってくる。
 その身体を拾い上げて自分の肩に載せた辺りで、レオンは少しの違和感を持った。
 モゾに触れた感触が妙にリアルなのだ。モゾの毛並けなみのつやも、持ち上げた時にしなる体もその重さまで感じる。
 まるで現実のようだとレオンは思った。いつもの夢にもリアリティはある。起きてもハッキリと内容を覚えているし、夢で読んだ本のことはしっかりと記憶に定着している。
 だが、それとはあまりにも違う。それよりもさらに現実味のある夢だった。
 一瞬、本当に学院からその屋敷まで移動してきてしまったのかと思ったほどだ。
 しかし、そうではないだろうとすぐに思い直す。
 以前見た景色では、この屋敷の外は雪の降る極寒の地域なのだ。王都から雪の降る地域までは「飛行」の魔法を使っても数日はかかる。
 レオンが寝ていたとしても、その間に一度も目を覚まさないはずはない。
 いつもの夢の感覚との違いに戸惑いながらも、レオンは夢の中でのいつも通りの行動を取ろうと考えた。しかし今日は途中で足が止まる。上階に誰かがいる気配を感じたのだ。
 何故そう思ったのかレオンには説明ができなかった。もの音がしたわけでも、レオンにそういう気配を察する能力があるわけでもない。ただ「いる」とわかるのだ。
 肩に載っていたモゾがぴょんと飛び下りた。そしてそのまま屋敷の廊下を歩いていく。

「モゾ? 戻っておいで」

 レオンが声をかけてもモゾは気にしていない様子である。レオンの前を真っ直ぐ進み、少し行ったところで立ち止まるとレオンの方を向いて、

「にゃあ」

 と鳴いた。
 ――ついてきて。
 レオンにはモゾがそう言っているように感じられた。少し考えてモゾの後ろをついていく。
 少し進んではレオンを待つという行動を繰り返しながら、モゾは明らかにレオンのことを案内していた。
 モゾに連れられて屋敷の階段を上り、とある部屋の前まで来た。
 何者かの気配はどんどん強くなっていた。気配はその扉の向こう側から感じる。

「……開けていいのかな」

 レオンはモゾに尋ねてみるが、モゾはもう我関せずといった様子であくびを一つしただけである。
 腹を決めてドアノブに手をかける。開けるには強く押す必要があった。
 ギギギという重そうな音とその音に見合うだけの抵抗を感じながら、扉を開いていく。
 暗い廊下に温かい光が差し込む。部屋の中にはランタンが煌々こうこうと灯っていた。壁には大きな絵が飾られている。
 あるのはそれだけだった。レオンの感じていた気配はもうすっかり消えせていて、部屋の中に人の姿はない。
 拍子抜ひょうしぬけすると共に緊張から解放されて、レオンは大きく息を吐いた。

「勘違いだったみたいだね」

 誤魔化ごまかすような笑いを浮かべながら、誰に言うでもなくレオンの口から言葉がれた。
 ただその視線は部屋の中のある一点から離せずにいた。
 視線の先にあるのは部屋に唯一置かれた絵である。肖像画しょうぞうがのようだ。
 白い髪をした優しい顔立ちの男が立っている。

「エレノアだ」

 レオンはつぶやく。昨年の魔法祭の時、学院を襲撃した敵をヒースクリフと倒したあとにレオンの前に姿を現した男。もう一つの名をファ・ラエイル。
 レオンが知りたいと思っている人物その人である。
 絵の中のエレノアは優しい瞳でレオンを見つめていた。
 その絵をながめていると、レオンは優しい気持ちになった。
 それから何故かなつかしくなって、目から一雫ひとしずくの涙がこぼれ落ちるのだった。



 特別授業編


 休校期間が明けると、学院には生徒たちのさわがしい日常がすぐに戻ってきた。
 新学期の新しい授業内容に戸惑う準備不足の者が何人か見られるからだ。そのうちの一人がマークである。
「魔法を使用したい人向け」の分野から二つの授業を選択したマークは「身体強化魔法基礎学」という授業で早速つまずいているらしい。
 教師は一年時に担任だったグラント。彼は休校期間に取り組む課題を配っていたのだが、マークがそれに手をつけ始めたのは昨日のことである。
 当然すぐ終わるわけもなく、マークが課題を完成させたのは夜遅くになってからだった。
 案の定、今朝は寝坊してしまったのである。

「ああ! もう起こせよレオン! 初日から遅刻なんて洒落しゃれになんねえよ」

 焦った様子で支度をするマークはレオンに悪態をつく。

「僕は五回も起こしたよ。そのたびに『あと五分』って言って起きなかったのはマークじゃないか」

 レオンは口をとがらせて反論する。当然、自分は既に授業の準備を済ませ、マークを待っている状態だ。選択した科目は違うが、途中までは一緒に行く約束だった。

「悪かったよ。俺を待ってたらお前も遅れちまうから、先に行ってくれ」

 ローブを頭から豪快にかぶるマークを見て、レオンはため息をつきながら、「わかったよ」と返事をして部屋を出る。
 去り際にマークが言う。

「応用学は同じだからな! 待ってろよ」

 レオンは手をひらひらと振って返事をした。
 外に出ると、授業の開始時間に追われて足早に行き来する生徒たちの姿が目に入った。
 明らかに新学期の初日に気がゆるんでいる様子だ。それに苦笑しながらレオンは魔法歴史学の教室を目指す。

「レオーン」

 背中に声をかけられて振り返ると、同じクラスの友人の姿が見える。

「おはよう、オード」

 挨拶すると、東寮に住む友人は息を切らしながら「おはよう」と返した。
 レオンの姿を見つけて走ってきたようだ。

「そんなに慌ててどうしたの?」
「はあ……はあ……レオン、魔法歴史学でしょ? 一緒に行こうと思って」

 息を整えながらオードが言う。レオンは以前教室で選択科目の話題になった時に、オードが魔法薬調合技術の授業を取ると言っていたのを思い出した。
 歴史学と調合技術の教室は隣同士である。

「それで走ってきたのか。前もって言ってくれれば待ってたのに」

 レオンが言うと、オードは少し恥ずかしそうにしながら、

「いや、本当は一人で行くつもりだったんだけど、いざ今日になると少し心細くなっちゃって。ほら、うちのクラスから調合技術の授業取ったの僕一人だから」

 と笑った。

「あれ、ニーナも取るのかと思ってたけど」

 ニーナ・レインもレオンたちと同じクラスの女子生徒である。
 入学してレオンが初めて仲良くなった貴族出身の生徒はこのニーナとオードで、この二人はよほど気が合うのか、よく一緒にいるところを目にしていた。
 オードもニーナも植物が好きという共通点がある。魔法薬調合技術はその名前の通り、魔法の植物から薬を調合する方法を学ぶ授業である。
 魔法植物の豊富な知識を必要とするため、ニーナもこの授業を取るのだろうとレオンは思っていた。

「ニーナもすっごく迷ってたんだけどね。結局、植物学と魔法生物学にしたみたいだよ」

 とオードが話す。
 少しさびしそうなところを見るに、本当は同じ授業を受けたかったのだろうなとレオンは思った。
 選択科目は比較的選べる授業の数が多い。
 三年生になれば選択できる授業数も増えるが、二年生は二つまで。必然的に人気の授業とそうでない授業で人数差が出やすくなってしまう。
 オードの選択した魔法薬調合技術はあまり人気のない授業に該当がいとうする。
 そうしてそれはレオンの受ける魔法歴史学にも同じことが言える。
 ルイズのような熱心な勉強マニアを除けば、せっかくの魔法の勉強でずっと座学になる魔法歴史学を選ぶ者は少なく、実際に魔法を使用する授業の方が人気なのだ。
 少し不安そうにしているオードの横で、レオンは「僕も一人かもな」と思うのだった。


 ◇


「それじゃあ授業を始めます。さて、教科書の最初のページを開きなさい」

 オードと別れて魔法歴史学の教室に入室すると、ほどなくして授業は始まった。
 教鞭きょうべんを執るのはマーシャ・デンバース教授。ルイズに言わせると、魔法研究の分野において国内でも五本の指に入る実力者である。
 それほどすごい人の授業を聞けると、少なからずワクワクしていたレオンだったが、実際に始まってみると授業は少し期待外れだった。
 マーシャ教授の話はわかりやすい。学院長と同程度には高齢に見えるものの、声は大きくそれでいて優しい感じがして聞き取りやすい。
 授業の内容もすんなりと頭に入るほど説明が上手い。ただ、話が脱線する頻度ひんどが高いのだ。
 授業内容の途中で話を止めたかと思えば外の天気を見て、

「昔カナールという国に行った時にね……」

 と天気と魔法に関わる体験談などを話している。
 その話自体は面白いのだが、ファ・ラエイルについて知りたいレオンはもっと歴史の話をしてほしいと、もどかしい思いをしていた。
 次第にレオンは耳だけをマーシャ教授の話に傾けて、視線は教科書に落とすようになった。
 教授が他のことを話している時は教科書の内容を先に読み、話が授業に戻ればそれを聞くといった具合だ。ただ、教科書のどこを読んでもファ・ラエイルの名前はおろか、悪魔という単語すら出てこなかった。

「そういえばこんな話を知っているかね」

 レオンがどこかに手がかりはないかと教科書をパラパラとめくり始めた頃、教授の話が再び脱線した。
 その話はそれまでの教授自身の体験談とは少し違っていた。

「創世記に出てくる悪魔、ファ・ラエイルに関する伝説なんだがね」

 レオンは教科書から目を離し、顔を上げた。
 マーシャ教授は真面目に受講している数少ない生徒たち全員を眺めるように見回しているが、レオンは確かに目が合ったように感じた。

「ファ・ラエイルには親友と呼べる悪魔が一人いたそうだ。名前はア・ドルマ。ファ・ラエイルと同じく大きな力を持った悪魔だった。二人は魔法が大好きで、共に研究し、お互いを高め合った。いい関係だったんだろうね。ただその関係は壊れることになる。どうしてかわかるかい」

 マーシャ教授は生徒たちに尋ねる。一人の生徒が手をあげた。

「ファ・ラエイルが人間に魔法を教えてしまったからです。悪魔の規則では人間には魔法を教えてはいけないことになっていました」

 その生徒の回答にマーシャ教授は満足そうに頷いた。

「そうだ。それが原因でファ・ラエイルは親友を失った。しかし、彼だって悪魔の規則は知っていたはず。では何故彼は人間に魔法を教えてしまったのだろうね」

 今度の問いに手をあげる生徒はいなかった。
 創世記にはそこまでの内容は載っていないからだ。

「同じ研究者として私には少しわかる気がするよ。きっと彼には直感があったのだと思う」

「直感」という言葉をレオンは心の中で呟いた。

「多くの研究者がそうではないのかもしれないが、私が何かの研究を成しげた時、そこにはいつも直感があった。『これはきっと正しい』という直感がね。それは慢心まんしんでもなく油断でもなく、それまで積み重ねた知識と経験によってつちかわれるものだ。君たちもいつか来るその直感を信じられるように、今のうちに多くのことを学ぶといい」

 マーシャ教授はそう言って話をめくくろうとしたが、生徒の中に手をあげる者がいた。
 先程、教授の質問に答えた生徒だ。

「でも、それは伝説上のお話ですよね? 歴史学に大きく関わっているとは思えないのですが……」

 その言葉には無言の圧が込められていた。
 レオンはその女子生徒の名前は知らず、顔を何度か見たことがある程度だったが、どうやら彼女もレオンと同じように脱線するマーシャ教授の授業にもどかしさを感じていたようだ。
 彼女の言葉は一見丁寧ではあったが「関係ない話をしないでください」という嫌味が込められているのに気づいたのは、レオンだけではないだろう。
 それでも、マーシャ教授は特に気分を害した様子もなくその生徒の質問に答える。

「そうだね、これはあくまでも伝説と捉えられている。しかし、悪魔憑あくまつきという病気があったり、全ての人間が使えるわけではなかったり、魔法には未知の部分がある。それらを証明するために日々多くの魔法使いが研究を進めている。それらが完全に証明されるまで、全ての可能性を否定してはいけない。伝説だからとないがしろにするのは思考停止だよ」

 マーシャ教授の言葉は最後まで優しかった。しかし、そこには確かにしんの通った強い意志があり、女子生徒はそれ以上何も言えずにいるようだった。
 そこで授業の終了を知らせるかねが鳴り、教室内が不思議な空気に包まれたままマーシャ教授は授業を終わらせて教室を去ってしまう。

「先生、先生!」

 その教授のあとを追いかけ、声をかける。
 振り向いたマーシャ教授は「おや?」という表情をした。

「ハートフィリア君、何か用かね」

 レオンはマーシャ教授が自分の名前を覚えているのが少し意外だった。
 授業は今日が初日で、顔を合わせたのも今日が初めてだ。自己紹介をしたわけでもないので、まずは名乗らなければと思っていたところだった。

「先生、あの……さっきの話をもう少し詳しく教えていただきたいんです」

 自分では気づいていないが、少し焦っているために説明が不十分になってしまっている。それでもマーシャはレオンが何故自分を呼び止めたのか察したようだ。

「学院長……レイナルドから君の話は聞いているよ。君の力になってほしいとも頼まれている。しかし、残念ながら悪魔の伝説についてはさっきの授業以上のことを私は知らないのだ。私にできることもさっき言った通り。来るべき時に己の直感を信じられるように、今はただ知識と経験を蓄えなさい」

 マーシャ教授はそう言うと、そのまま去ってしまった。
 教授と学院長はレオンが思っていたよりも親密な関係だったらしい。レオンはまさか学院長が自分のことをマーシャ教授に話しているとは思っていなかった。
 次の授業の開始五分前を知らせる鐘が鳴る。
「知識と経験を蓄えろ」というマーシャ教授の言葉は、妙にレオンの心の中に残っていた。


 ◇


 次の授業は選択科目の二つ目、応用学だった。
 研究系の教室が多い特別教室棟から応用学の授業を行う第二グラウンドへ向かうためには、一度渡り廊下へ出て本校舎に渡り、それから外に出なければならない。
 本校舎の廊下には後輩先輩問わず次の教室を目指して移動する生徒たちがいたが、その中に二年生の姿は多くない。
 基本的に研究系の科目は特別教室棟で、実技系の科目は外で受けることになるので、レオンのように異なる分野の科目を取っていなければ本校舎に来る必要はないのである。
 ただ少なからず二年生のローブが見えたことで、レオンは少し安心していた。
 そして、その中に見知った姿を見かけて声をかける。

「ニーナ!」

 ニーナ・レインはレオンの顔を見て嬉しそうな、安堵あんどしたような表情を浮かべ、そして大袈裟に慌て始める。

「レオン! ここで何してるの、早くしないと次の授業始まっちゃうよ」

 かすニーナを見て、レオンは今朝のオードの気持ちが少しわかった気がした。
 知らない人たちに囲まれたあとに見知った友人を見つけると、安心するものだ。

「あれ、でもニーナの選択科目、どっちも研究系じゃなかった?」

 レオンは今朝のオードの話を思い出す。
 ニーナが選択したのは魔法生物学と魔法植物学だったはずだ。その二つはどちらも研究系の分野なので、教室は特別教室棟にある。
 今いる本校舎を通る必要はない。

「魔法生物学の先生が初回の授業だからって、シーナライトを見せてくれたの! 可愛かったなあ……ってだから遅れちゃうって!」

 シーナライトは空気中を優雅ゆうがに飛ぶ小型の魔法生物である。
 魔法生物の姿は普段は透明で人の目には見えないが、魔法を使うことで見たり触れたりすることができる。
 シーナライトは臆病おくびょうで有名な生物だが、心の優しい人間を見抜き、その者にだけ甘えることがあるという。
 ニーナならばシーナライトもすぐになつきそうだと思いながら、急かすニーナに見送られてレオンは本校舎をあとにした。


 ◇


 案の定というか何というか、レオンはギリギリのところで応用学の授業に遅刻してしまった。
 第二グラウンドが見えてきた辺りで始業の鐘が鳴ったのだ。
 グラウンドのすみには既に応用学を受ける生徒たちが集まっていた。その中心に立つ教師らしき人影を見つけてレオンはさらに焦り、大急ぎで第二グラウンドに向かう。
 だが、近づいていくにつれて様子が少しおかしいことに気がついた。
 魔法応用学を担当するのはアイリーン・モイストという若い女性教師である。しかし、第二グラウンドにアイリーンの姿はなかった。
 その代わりに生徒たちの前に立っているのは、レオンの見知らぬ男だった。
 年齢からして明らかに生徒ではない。立場的には教師だろうとわかるのだが、レオンにはその男性を学院内で見た記憶がなかった。
 心なしか集まった生徒たちも不安そうにしている。
 その男性が近づいてきたレオンに気づき、ギロリとにらみつける。

「何だ、初日から遅刻か。大した身分だな」

 そのとげのある言い方にレオンはむっとしたが、自分に非があるために反論はしなかった。

「……まあいい。今日だけ見逃してやる。空いているところに勝手に並べ」

 男に言われるままにレオンは生徒たちの列の後ろに並ぶ。
 偶然ではあるが隣にはマークがおり、ささやいてくる。

「さっき学院長が連れてきたんだ。アイリーン先生の代理らしい」

 代理という言葉にレオンは首を傾げた。
 アイリーン先生はどうしたのだろう。

「俺はミハイル・ローニン。王都魔法騎士団の団長だ。得意魔法は召喚魔法だが、大抵の魔法はお前らよりも上手く扱える。アイリーン先生が諸事情により授業を受け持つことができなくなったため、学院長から頼まれて臨時講師となった」

 ミハイルがそう説明すると生徒たちはざわついた。
 それはそうだろう。ミハイルの説明では何故アイリーンが授業をできないのかは明かされていない。
 生徒たちのその反応が好ましくなかったのか、ミハイルはあからさまに嫌そうな顔をした。

「諸事情とは何でしょうか。教えていただきたいです」

 生徒たちの中からスッと手をあげて発言した女子生徒がいた。
 レオンはさっきも似たような光景を見たなと思った。


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