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樫野 珠代

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「・・・で、かえで!」
意識の定まらない中で、聞き覚えのある優しい声が聞こえてきた。
「・・・ん・・・」
「もう!楓!起きて・・・」
あぁ、そうだ。ここは舞の家だった・・・
目を瞑ったまま、つい数時間前までに起こった事をゆっくりと思い返した。
あぁ、ようやく舞を掴まえることが出来たんだ・・・。
ソファの上で寝たせいか、窮屈で体の節々が痛い。
横では、そんな俺の体を揺さぶって起こす舞の存在がある。
彼女はまだ俺が寝ていると勘違いをしているみたいだ。
しばらく舞の様子を見てみたくなり寝た振りを続けた。
「もう・・・せっかく・・・」
そう言って彼女は黙り込んだ。
しばらくすると、顔の近くに舞が頭をこてっと預けてきた。
ふぅ~っと舞が溜息をついていた。
「『せっかく・・・』の続きは?」
「え!?」
がばっと舞が跳ね起きた。
その様子があまりにも可愛くて思わず笑みを溢してしまう。
「もう!起きてたの?」
「いや、ついさっき目が覚めた。で、続きを聞きたいんだけど?」
目を細めながら、言葉を促した。
舞は拗ねたようでぷいっと横を向いて口を尖らせていた。
「寝たふりしてる人なんかに教えない!」
彼女はあくまでだんまりを決めたらしく、それ以降口を閉ざした。
はぁ~、そんな仕草まで可愛く見えるなんて・・・これはそうとうイカれてるのかな、舞に。
俺は体を起こしてソファに座りなおし、大きく体を伸ばした。
数時間でもソファだと体が痛くなる歳になったんだな・・・
ぼんやりとそんなことを考える。
それからタバコを取り出し、舞の様子を窺いながら吸い出す。
舞もだんだんと痺れを切らしてきたのか、俺の方へチラチラと目線を投げかけていた。
でもそんなことで折れる俺じゃない。
気付きながらも敢えて気付かない振りをして、1本目のタバコを吸い終わらせた。
灰皿にタバコを押し付けて、勢いよく立ち上がると舞はビクッと体を震わせていた。
「じゃ、俺帰るわ」
服をきちんと着直して、舞の方を向かずに玄関へと向かった。
「え・・・」
舞はすぐには反応せずにその場に佇んでいたが、俺が靴を履く瞬間に慌ててやってきた。
「楓!・・・かえ・・・るの?」
「あぁ。さすがにこんな時間だから電車も走ってるしな。」
そう言って舞のほうを振り返ると、彼女は手を口にあて悲しそうな目で何かを訴えていた。
そんな彼女がとてもいとおしくもあり、ちょっとだけ苛めたくもなる俺って・・・
いつも俺がやられてるから、たまにはやり返さないと・・・。
でも最後はきっと彼女にやられっぱなしになるんだろうなぁ~・・・
「で・・・意地っ張りの舞さん、さっきの続きを言う気になった?」
彼女の頭にぽんと手をのせて、撫でながら確認する。
彼女は、俺の行動が引っ掛けだと気付き、頬を膨らませた。
「楓、卑怯だよ。」
「何が?」
クスクス笑いながら舞の頭を撫で続けた。
「だって・・・もう、ずるい!いつも楓って私に誘導尋問するんだもん!」
「そう?」
「そうだよ!今だって・・・さ」
「そっか。じゃあ、舞も俺にすればいい。」
「そんな、すればいいって簡単に言うけど・・・」
「けど?」
「できないんだもん!もう!また誘導する!」
そう言って俺の胸を両手でバシバシっと軽く叩く。
「わーかったって。落ち着け!な?」
彼女の両腕を掴み、動きを制した。
彼女はまだ不満のようでキッと俺を軽く睨んでくる。
「舞、素直になろうよ・・・俺にどうして欲しいんだ?言ってみろ」
「別に・・・して欲しいことなんて・・・ない・・・」
「ホントに?」
「・・・うん。」
舞は俯き、自分の足で玄関の床をチョンっと蹴っている。
俺はふ~っと軽い息を吐き、舞の本心を聞けない今の状況を打破しようと作戦に出た。
「とりあえず俺を家に帰らせてくれないか?」
その言葉に瞬時に舞は反応した。
「どうして!どうして帰ろうとするの!?楓は!・・・私と居たくないの?」
今にも泣きそうな声で舞は俺に詰め寄った。
「せっかく、二人っきりの時間を過ごせると思ってたのに!!楓は違うんだね!」
そう言い放ってリビングへと引っ込んでいった。
はぁ~、ようやくさっきの言葉の続きを聞けた・・・
やれやれ・・・手のかかる奴・・・
俺の手をここまで煩わすのは、おまえだけだよ・・・
「舞」
「・・・・・・」
「まーい」
「・・・・・・」
「帰るぞ、俺。」
「・・・・・・」
奥に居るであろう彼女に声をかけたが、返事がなかった。
こういう時は本当に頑固な奴なんだよな~
「いいのか?せっかく2人きりで過ごせるチャンスがなくなるぞ?」
「・・・そんな気ないくせに・・・」
ようやく舞の小さな声が聞こえてきた。
明らかに拗ねている・・・というより・・・泣いてる?
「俺の話を最後まで聞かずに何拗ねてんだよ。」
「・・・話?」
「あぁ。俺、昨日からこの格好だろ?とりあえず一旦、家に帰らざる終えないだろ・・・。舞にも着いて来て欲しかったんだけど・・・ま、本人が行きたくないって言うんならしょうがないな。じゃ帰るわ」
そう言って玄関のドアを開けた。
「え?ちょ、ちょっと待って!」
涙を浮かべた舞が慌てて駆け寄ってくる。
やっぱり泣いてたのか・・・
俺ってつくづく舞を泣かせてばかりだな・・・
ま、今回の件に関しては故意なんだが・・・ってこれってひどいかも。
「楓・・・一緒に行ってもいいの?私・・・」
彼女は控えめに尋ねてきた。
なんでこんな時に遠慮するかなぁ・・・
以前なら、俺に聞く前に家に転がり込んで来てたのに・・・
そのギャップが可笑しくて、つい噴出してしまった。
「な、なによぉ~。」
「くくっ。だって・・・おまえが遠慮するなんて・・・」
「わ、私だって遠慮くらい・・・するもん」
「あ、するんだ、遠慮。だったら今日は来ないわけね。」
「行く!」
即答かよ・・・
「ちょっと待ってて!お化粧したいし、服も着替えたいし、髪も・・・」
「あ~、ストッープ!とりあえず、お泊りセット準備しろ!時間は10分な。はい、始め!」
「え・・・え?えぇ!?ちょ、ちょっと、無理!やだ、待って!」
舞はちょっとしたパニックを起こしていた。
「待てない!ほら、時間がなくなるぞ。あ、最低2泊分用意しろよ。」
「や、やだ・・・」
赤くなりながらも自分の部屋へ駆け込んでいった。
奥でドタバタと扉の開閉する音とど~しよ~とかいう舞の独り言が聞こえてくる。
「まい~、あと3分だぞ~」
そんな彼女にさらにプレッシャーを与える。
俺って結構、サディストかも・・・
パタパタと掛け戻ってくる足音が聞こえてきた。
舞は、帽子を深く被り、大きな荷物を重そうにぶら下げていた。
化粧が出来なかったせいで、顔を隠そうと帽子を被ってるんだろう。
・・・にしても・・・
「・・・舞、そんなに何が入ってるんだ?たった2日だぞ?」
「いいでしょ!?女は、男と違っていろいろあるの!」
「はいはい。わかりました。さ、行くぞ」
彼女の荷物を自分の分と一緒に片手に持ち、もう片方の手を舞に差し出した。
舞はその手をしばらく見つめていたが、顔が赤くなりながらもゆっくりとそこに自分の手を重ねてきた。
「なんか・・・・・恥ずかしいけど、嬉しい・・・へへ」
照れる舞を余所にそそくさと先を急ぐ俺が居る。
舞の行動のどれを取っても俺の感情を上昇させる要因になるのは必至だ。
だったら出来るだけ早く家に着くべし!
このままじゃ、路上で舞を襲いかねない。
なんてったって昨日からお預けを食らってるんだからな。
しかも舞自身、それを全く自覚せず無防備なんだから困りもんだ。
「楓?どうしたの?さっきから黙り込んで」
舞は歩きながら俺の方を覗き込む。
「別に・・・ちょっと考え事」
「そう・・・」
それからの彼女は口を閉ざし、二人の間に沈黙が続いた。
ようやく口を開いたのは、俺の家に着いてからだった。
「舞、とりあえず出掛ける用意しろよ。俺、シャワー浴びてくるから。家のもん、適当に使っていいからな」
「・・・うん。」
その返事には曇りがあった。
・・・?
舞に元気がない・・・
「ど~した?」
舞の前まで歩み寄り。少し前かがみで彼女との視線を合わせる。
彼女は俯いたまま、顔を上げようとしない。
「まーい・・・思ってること言えよ。それとも俺に隠し事か?いい度胸してるなぁ~」
「違うもん!・・・楓は、・・・私といても嬉しくないのかなぁって。そう思ったら楓の気持ち、わからなくなって。・・・だって、楓が私のこと、好きだって言ってくれた事自体が信じられないくらい、だし・・・」
舞の声がだんだんと小さくなっていく。
あの沈黙は、そんなことを考えてたのか・・・
くだらないことを・・・
っつーか、俺の考えてたことの方が舞に言わせりゃ、くだらない事かもなぁ・・・
舞を早く抱きてぇ~なんて・・・
そう思ったら自然に溜息が出てしまった。
すると舞は、ヤケにショックを受けていた。
その溜息の意味を舞が変に誤解したらしい。
「あ、その、ごめんね?楓は何も悪くないんだよね。私が勝手に好きになって勝手に想いをぶつけて勝手に楓も同じ気持ちだって勘違いして、勝手に・・・」
舞の苦しさが伝わってきた。
彼女の不安が溢れていた。
だからそれ以上は、何も言わせない。
舞を引き寄せ、俺はぎゅっと強く抱きしめた。
「舞・・・どうして俺を信じない?俺がどれだけ舞を好きなのか、わかってくれない?そりゃ、昨日の今日だから全ては解り合えないかもしれないけど・・・少しは信じて欲しい。」
「楓・・・」
「気持ちを素直にぶつけるなんてこと今までしたことなかった。舞が初めてなんだぜ?そんな俺が舞と一緒にいて嬉しくないわけないだろ?歩いてる時さ、・・・俺の気持ち、舞のことをどれだけ好きか、どれだけ舞に解らせたいか、でもそれを聞いたら逆に舞に引かれそうで・・・。ごめん、それを必至で抑えようとして、さっき無言になった。」
腕の中で舞が動き出して、俺から少し距離を取り、俺を見上げた。
「私知りたい、楓の気持ち。引いたりなんかしないし、楓が抑えることなんてないよ?気持ちをぶつけてくれた方が嬉しいもん。」
潤ませた瞳で微笑む彼女は、とても愛くるしかった。
駄目だ・・・理性が・・・
「舞・・・そんな風に言うなよ。きっと後悔すると思うよ?」
「え?」
「俺の気持ち、ちゃんと、全部受け止める自信、ある?」
「もちろん!」
「ホントに?」
「うん!」
「後悔しない?」
「しない!」
「そ・・・じゃあ、もう遠慮はしないぞ」
「うん・・・え?」
舞は眉間に皺を寄せ、ようやく自分の発した言葉が大変な事実を生むことにようやく気付き始めたようだ。
だが、それももう遅い・・・
俺は舞を抱え上げ、笑顔で寝室へと運ぶ。
「え?か、楓!ちょっと!何?きゃ!」
舞をベッドにそっと寝かせ、すぐさま俺の体を覆い被せる。
彼女はジタバタと足掻き出した。
「舞さん、さっきの言葉は嘘なのかな?ん?」
「嘘じゃない、けど・・・でも!」
「嫌?」
「う・・・」
舞は顔を赤らめながら言葉に詰まっている。
ようやく静かになった。
でも彼女の口からきちんと聞きたい。
「嫌なんだ・・・そっか・・・」
「い、嫌じゃない・・・よ」
「けど・・・いいってわけでもない?」
「う・・・楓、意地悪・・・」
意地悪か・・・
そんな風に言われると辛い・・・
心も体も・・・
「意地悪じゃない・・・舞の気持ちを尊重したいんだ・・・。それに意地悪なのは、舞の方だろ・・・。好きな奴が昨日からずっと傍にいるんだぜ?しかも両想いときた。普通ならとっくに手を出してるよ。だけど舞、怖がってたみたいだしさ・・・蛇の生殺し状態じゃない?でも俺、舞を大事にしたくて、なるべく平静でいようって思ってたのに・・・あぁ、もう!」
舞から体を起こし、ベッドの端に座り込む。
「舞はずるいよな。そんな俺の気持ちさえも気付かなくて、俺を煽るような事ばかり言ってくるし、してくる。そして、これだ。ようやく気付いたと思ったら抵抗してくるし、挙句に意地悪って言われるし・・・俺をこれ以上、狂わせてどうしたい?」
膝に頬杖をつき、顔を舞の方に向け、彼女のおでこをピンっと軽く小突く。
そんな俺の手を取って、彼女は両手でぎゅっと握り締めた。
その手が少し震えているのがわかった。
「あ、あのね?そのぅ、嫌じゃないよ?じゃなくて・・・楓と、その・・・するのがどうとかじゃなくて・・・その行為自体が・・・怖いの、ね。は、初めて・・・だから」
そう言って枕に顔を埋める。
マジかよ・・・初めてって・・・
うわぁ~、かなり・・・めちゃくちゃ嬉しい。
俺以外、舞の体を知る奴がいないってことだろ?
あぁ、俺って・・・自分のことばっかり・・・
舞の気持ち・・・やっぱり考えてなかったのかも・・・
初めてだったら・・・そうだよなぁ・・・
付き合ってすぐヤってしまうってこと自体が本来、軽い付き合いって感じがするしなぁ・・・
俺って舞に相応しいのか?
なんだか舞の純粋さがあまりにも眩しい、つーか、後ろめたい。
俺は起き上がって、舞の手を引き上げ、少し着崩れた服を整えてやる。
舞は、突然の俺の行動に付いて行けず、きょとんとしていた。
「さ、舞。準備しろ。出掛けるぞ。」
「え?・・・はい!」
満面の笑みを浮かべ彼女は返事をした。
その笑顔を見れただけでも充分か・・・
舞の頭をポンポンと軽くのせる感じで叩きながら、寝室を後にした。
「で、どこに行くの?」
「ん?不動産」
「?不動産に何か用事?」
「あぁ、部屋探し」
「部屋?ココ、引っ越すの?」
「あぁ」
「そっか。どのあたりに?」
「舞はどこがいい?」
「どこがいいって・・・そりゃ、あまり私の家から離れてない方が・・・」
「何言ってるんだ?おまえ」
「え?」
「一緒に住むんだよ」
「そう・・・え?えぇ!?」
「そんなに驚くなよ。嫌なのか?」
「い、嫌じゃないけど・・・」
「けど?」
「突然だし・・・」
「だろうな・・・今朝、決めたし」
「今朝って・・・」
「言っただろ?ずっと傍にいるって。舞だってOKしただろ?」
「あのぉ、意味が大幅に飛躍しすぎなんですけど・・・」
「気にすんなって!」
「いや・・・気にするし」
「そんなに一緒に住みたくないか?」
「ううん。そりゃ、嬉しいけど」
「けど?」
「う・・・またどうやって誘導尋問する!もう!」
「舞が歯切れが悪いからだろ?そろそろ正直になろうぜ?舞はどうしたい?一緒に住むか、離れてすむか?さぁ、どうしたい?」
「んもう!一緒に住みたいっ!」
「よろしい!さ、準備。」
舞が頭を抱えているが知らん顔。
絶対、舞を離さない!
何が何でも俺の傍に置いておく!
・・・・・・・俺ってこんなに独占欲、強かったんだ、ま、いっか。
それから1ヵ月後には、二人の生活が始まっていたことは言うまでもない・・・
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