夜中のトロイメライ

智美龍

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将来の夢

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ボーとしていると隣の席の子が私の顔の前で手を揺らした。
「おーい、聞いてたか~」

「ぁ、、ごめん、なんの話だっけ」
まったく聞いてなかった、と軽く説明し黒板を見た。
今日の授業の題名
____将来の夢

「俺は画家になりたいって話だったんだけどさーって聞け!」
「あ、名前、なんだっけ君」
「お前、そろそろ覚えろよ,,2学期だぞ、もう」
本題からかけ離れた話をしていると話時間はおわり、先生はまた話はじめた。

私の夢。それは死ぬこと。

こんな夢誰かに行ったら絶対におかしいとおもわれてしまうに違いない。
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