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第2章
不妊-8
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「すっごく疲れちゃった。ちょっと休まない?」
アクアは休憩コーナーを見つけると、迅を誘った。二人は並んで椅子に腰を下ろした。
迅は、しばらく口を利かず、アクアも特に話すことがないため、二人はただ黙っていた。
「お子さんを亡くしてから、どれくらい経つんですか?」
ようやく本題を、迅が言いにくそうに切り出してくる。
「ちょうど、三年ね」
迅は気遣わしげに何度か頷いた。しばらく間を置いてから、真顔で質問をしてくる。
「こんなこと訊くべきじゃないとは思うんだけど、失礼を承知で言います。アクアさんは、もう子供が欲しいって思わないんですか?」
迅はいきなり踏み込んできた。
「欲しいって思ってる。すごくね。でも、どうしてもできないの」
アクアは冷静に受け流した。すると最近の行き詰まった状況によるストレスのせいか、迅が相手のせいか、不思議ともっと話したい気分になってきた。
「愛子さんにも、ちらっと話したことあるんだけど。私ね、不妊治療してるの」
迅はさらに真剣な表情でアクアを見つめ、先を促すかのように黙っている。
「エリンもね、死産だった娘のことだけど、治療で授かった子だったの」
「治療は不妊の専門医で?」
アクアは頷いた。
「もしかして、沢野レディース・クリニック?」
言い当てられて、アクアは思わず目を瞠った。
「よく知ってるね」
「相当に有名ですから。当てずっぽうに言ってみたんです。それなら体外受精っていうことですね」
アクアは舌を巻いた。さすが医師だけのことはある。病院名だけで治療の内容がバレてしまうのも考えものだ。
アクアは、体外受精にチャレンジ中であることについて秘密にしている。義母や実の親にも打ち明けていない。ミントは別として。
以前の職場で親しく信頼していた同僚には、治療している事情は話した。体外受精のため、仕事を早退したり休んだりすることが多く、その間、同僚にアクアの仕事を依頼する必要もあり、良い関係を保つためには、やむを得なかったからだ。
それでも細心の注意を払い、体外受精のことは隠した。病院名も内緒にした。だが、病院の場所など、ヒントになりそうなことは、話した。
もし、インターネットで調べれば、沢野レディース・クリニックが体外受精専門医である事実など、すぐに分かってしまう。
そうなると、秋歩も知っている可能性が高い。病院がどこにあるのか知っている。そうでなくても、凛也が全部すっかり話しているかもしれない。凛也と秋歩兄妹は非常に仲が良いのだ。
隠すのは全て、将来に産まれてくる子供のため。「体外受精で産まれた子」という事実が知られることは、子供の将来に某かの影響を与える恐れがあるからだ。不妊治療と無縁であれば、体外受精で産まれた子に対して、言われない偏見を持つ可能性がある。
「何回くらいトライしたんですか?」
迅が横目でアクアを見た。
「エリンの前と後、合計で十回以上ね。もちろん採卵の回数で。迅君なら意味が分かるよね。この間なんか、ひどい目に遭った。意気込んで移植に出かけたら、クリニックで胚が全滅になったと知らされたの」
迅は頷いた。
「そうだったんですか。大変な思いをしているんですね」
「そうね」
アクアは、深刻に聞こえないように、さらりと言った。
「体外受精でないと、ダメなんですか?」
しばらく考え込むようにしていた迅が質問した。アクアは即答する。
「ダメなの。私たちの場合はね。体外受精をしている人たちがみんな自然妊娠が不可能かと言うと、決してそうじゃない。でも……迅君は顕微受精って分かるよね?」
「だいたいは」
迅は答えた。
「私たち夫婦が子供を授かるには、顕微受精しか方法はない。どうせ他の治療はやってもムダだから、最初から迷わず技術が高いと評判の沢野レディース・クリニックを選んだの」
二人のすぐ近くで、ベビーカーに乗せられた赤ん坊が泣き出した。若い父親が座ったまま、ベビーカーを揺する。
どう見ても赤ん坊は、生後一ヶ月かそこらのように見える。アクアだったらこんな小さな赤ん坊を水族館で連れ回そうなんて、絶対に考えないだろう。
迅も赤ん坊に視線をやっていた。赤ん坊の泣き声はいよいよ激しくなった。
ちょうどその時、上の子供を連れた母親が到着して、家族はどこかへ移動していった。
おかげでアクアたちの近くに人がいなくなった。
「体外受精なんて、もう止めたほうがいいんじゃないかな」
前を向いたまま、迅が呟いた。迅のあまりに唐突な立ち入った発言に、アクアは耳を疑った。迅の横顔をまじまじと見る。
「だって辛くないんですか。そんな思いをしてまでやる必要はないと思う」
迅が真っ直ぐにアクアを見つめている。アクアを思いやって言っているようだが、アクアは悔しかった。アクアは迅から目を逸らして、唇を噛んだ。
「体外受精なんて所詮まだまだ歴史の浅い技術です。アクアさんは安全性について、どう考えているんですか? それから、凍結胚の移植。一度、人間を凍らしてしまうのと同じですよ。解凍して戻すなんて、冷凍食品じゃあるまいし。僕だったら抵抗を感じるけど」
「解凍じゃなくて、融解。何だか迅君は、医者らしくないことを言うよね。凍結胚移植のリスクについては、クリニックできちんと説明を受けたよ。凍結胚で産まれた子供は、たくさんいるはずだけど、まだ大きくなっていないから、データが取れていない。どんな影響があるのか未知数だけど、それは承知の上でやってる」
「僕はどうしても、体外受精って賛成できないんです。だって、不自然じゃないですか。受精は本来、ヒトの胎内で行われるんです。卵子が体の外に出るなんて、あり得ないし」
アクアはムキになって即座に言い返す。
「それなら、どんな場合だって、医療行為は不自然ってことにならない? 抗生剤一つにしたって、自然に体に入っていくことは絶対ないよね。輸血だって、手術だってそうでしょう。迅君は医者のくせに、医療を否定するの?」
ムキになるアクアとは対照的に、迅は笑みを浮かべながら余裕たっぷりに首を振る。
「それは違います。苦しんでいる人を助けたり、死が迫っている人を、延命させようというのは、倫理に叶っている。人を救うために技術があるのなら、使うのが人として当然でしょう。でも体外受精は違う。子供が欲しいっていうのは、単にその人の欲望に過ぎない。子供ができないのなら、産まれない。それだけのこと」
アクアは堪らなくなった。もうこの話を終わらせたい。
「要するに、親のエゴにより、不自然な方法で子供を作るというのに、迅君は反対なわけね。それはそれでいいよ。将来、迅君が結婚して万が一、私たち夫婦と同じような境遇に陥った時は、体外受精は選択しない。是非そうして。誰も止めないよ。でも、私たちには私たちの考えがあり願いがある。だから、自分の意見を一方的に人に押しつけないで」
ところが、迅は引き下がるどころか、呆気に取られるような提案をしてきた。
「アクアさんご夫婦は、養子って考えないんですか? 無理に実子を得ようとしなくても、子供が育てられます。愛情面だって、実子と同様の関係を築くことは不可能ではないんですよ」
「悪いけど、養子は全く選択肢にないの。私たちが育てる子供は、私と凛也の子でなければ意味がない」
アクアは突き放すように言った。
迅の表情が曇った。アクアの心の狭さに失望したのだろうか。けれど、仕方ない。嘘偽りない気持ちを言ったまでだ。
「こうは考えられませんか。子供がどうしてもできないっていうのは、ある意味、自然の摂理が働いているんだ、と」
アクアは迅を睨みつけた。怒りで顔が熱くなる。
「私たちの血筋が、淘汰されるべき血筋だと言いたいわけ? だから子供は諦めろと?」
「諦めろとは言っていません。安易に体外受精に頼るよりも、自然に任せたほうがいいんじゃないか、と。それでダメなら、養子はどうか、と」
ついにアクアは爆発した。
「自然に任せられるものなら、私だって任せたいよ。私たちがね、クリニックで何て言われたのか、教えてあげようか。排卵日付近に、一日置きにセックスをする。それを五十年間、ひたすら続けるの。もし奇跡が起きれば、一度くらい妊娠に成功するかもしれないんだって」
アクアは一挙に口走った。激したせいで、声がうわずった。
クリニックで言われたなんて、本当はデタラメである。生意気で口の減らない迅を何としても黙らせたかった。アクアが即興で創作した作り話を、ことさら露骨に披露してやったのだ。
アクアの狙いどおり、迅は黙った。今度はアクアが余裕たっぷりに微笑んで見せる。
「普通、人間は五十年も排卵なんて、しないんだけどね」
携帯電話で時間を確認したアクアは愛想よく告げる。
「そろそろ、約束の時間ね。レストランに行こうか」
アクアは休憩コーナーを見つけると、迅を誘った。二人は並んで椅子に腰を下ろした。
迅は、しばらく口を利かず、アクアも特に話すことがないため、二人はただ黙っていた。
「お子さんを亡くしてから、どれくらい経つんですか?」
ようやく本題を、迅が言いにくそうに切り出してくる。
「ちょうど、三年ね」
迅は気遣わしげに何度か頷いた。しばらく間を置いてから、真顔で質問をしてくる。
「こんなこと訊くべきじゃないとは思うんだけど、失礼を承知で言います。アクアさんは、もう子供が欲しいって思わないんですか?」
迅はいきなり踏み込んできた。
「欲しいって思ってる。すごくね。でも、どうしてもできないの」
アクアは冷静に受け流した。すると最近の行き詰まった状況によるストレスのせいか、迅が相手のせいか、不思議ともっと話したい気分になってきた。
「愛子さんにも、ちらっと話したことあるんだけど。私ね、不妊治療してるの」
迅はさらに真剣な表情でアクアを見つめ、先を促すかのように黙っている。
「エリンもね、死産だった娘のことだけど、治療で授かった子だったの」
「治療は不妊の専門医で?」
アクアは頷いた。
「もしかして、沢野レディース・クリニック?」
言い当てられて、アクアは思わず目を瞠った。
「よく知ってるね」
「相当に有名ですから。当てずっぽうに言ってみたんです。それなら体外受精っていうことですね」
アクアは舌を巻いた。さすが医師だけのことはある。病院名だけで治療の内容がバレてしまうのも考えものだ。
アクアは、体外受精にチャレンジ中であることについて秘密にしている。義母や実の親にも打ち明けていない。ミントは別として。
以前の職場で親しく信頼していた同僚には、治療している事情は話した。体外受精のため、仕事を早退したり休んだりすることが多く、その間、同僚にアクアの仕事を依頼する必要もあり、良い関係を保つためには、やむを得なかったからだ。
それでも細心の注意を払い、体外受精のことは隠した。病院名も内緒にした。だが、病院の場所など、ヒントになりそうなことは、話した。
もし、インターネットで調べれば、沢野レディース・クリニックが体外受精専門医である事実など、すぐに分かってしまう。
そうなると、秋歩も知っている可能性が高い。病院がどこにあるのか知っている。そうでなくても、凛也が全部すっかり話しているかもしれない。凛也と秋歩兄妹は非常に仲が良いのだ。
隠すのは全て、将来に産まれてくる子供のため。「体外受精で産まれた子」という事実が知られることは、子供の将来に某かの影響を与える恐れがあるからだ。不妊治療と無縁であれば、体外受精で産まれた子に対して、言われない偏見を持つ可能性がある。
「何回くらいトライしたんですか?」
迅が横目でアクアを見た。
「エリンの前と後、合計で十回以上ね。もちろん採卵の回数で。迅君なら意味が分かるよね。この間なんか、ひどい目に遭った。意気込んで移植に出かけたら、クリニックで胚が全滅になったと知らされたの」
迅は頷いた。
「そうだったんですか。大変な思いをしているんですね」
「そうね」
アクアは、深刻に聞こえないように、さらりと言った。
「体外受精でないと、ダメなんですか?」
しばらく考え込むようにしていた迅が質問した。アクアは即答する。
「ダメなの。私たちの場合はね。体外受精をしている人たちがみんな自然妊娠が不可能かと言うと、決してそうじゃない。でも……迅君は顕微受精って分かるよね?」
「だいたいは」
迅は答えた。
「私たち夫婦が子供を授かるには、顕微受精しか方法はない。どうせ他の治療はやってもムダだから、最初から迷わず技術が高いと評判の沢野レディース・クリニックを選んだの」
二人のすぐ近くで、ベビーカーに乗せられた赤ん坊が泣き出した。若い父親が座ったまま、ベビーカーを揺する。
どう見ても赤ん坊は、生後一ヶ月かそこらのように見える。アクアだったらこんな小さな赤ん坊を水族館で連れ回そうなんて、絶対に考えないだろう。
迅も赤ん坊に視線をやっていた。赤ん坊の泣き声はいよいよ激しくなった。
ちょうどその時、上の子供を連れた母親が到着して、家族はどこかへ移動していった。
おかげでアクアたちの近くに人がいなくなった。
「体外受精なんて、もう止めたほうがいいんじゃないかな」
前を向いたまま、迅が呟いた。迅のあまりに唐突な立ち入った発言に、アクアは耳を疑った。迅の横顔をまじまじと見る。
「だって辛くないんですか。そんな思いをしてまでやる必要はないと思う」
迅が真っ直ぐにアクアを見つめている。アクアを思いやって言っているようだが、アクアは悔しかった。アクアは迅から目を逸らして、唇を噛んだ。
「体外受精なんて所詮まだまだ歴史の浅い技術です。アクアさんは安全性について、どう考えているんですか? それから、凍結胚の移植。一度、人間を凍らしてしまうのと同じですよ。解凍して戻すなんて、冷凍食品じゃあるまいし。僕だったら抵抗を感じるけど」
「解凍じゃなくて、融解。何だか迅君は、医者らしくないことを言うよね。凍結胚移植のリスクについては、クリニックできちんと説明を受けたよ。凍結胚で産まれた子供は、たくさんいるはずだけど、まだ大きくなっていないから、データが取れていない。どんな影響があるのか未知数だけど、それは承知の上でやってる」
「僕はどうしても、体外受精って賛成できないんです。だって、不自然じゃないですか。受精は本来、ヒトの胎内で行われるんです。卵子が体の外に出るなんて、あり得ないし」
アクアはムキになって即座に言い返す。
「それなら、どんな場合だって、医療行為は不自然ってことにならない? 抗生剤一つにしたって、自然に体に入っていくことは絶対ないよね。輸血だって、手術だってそうでしょう。迅君は医者のくせに、医療を否定するの?」
ムキになるアクアとは対照的に、迅は笑みを浮かべながら余裕たっぷりに首を振る。
「それは違います。苦しんでいる人を助けたり、死が迫っている人を、延命させようというのは、倫理に叶っている。人を救うために技術があるのなら、使うのが人として当然でしょう。でも体外受精は違う。子供が欲しいっていうのは、単にその人の欲望に過ぎない。子供ができないのなら、産まれない。それだけのこと」
アクアは堪らなくなった。もうこの話を終わらせたい。
「要するに、親のエゴにより、不自然な方法で子供を作るというのに、迅君は反対なわけね。それはそれでいいよ。将来、迅君が結婚して万が一、私たち夫婦と同じような境遇に陥った時は、体外受精は選択しない。是非そうして。誰も止めないよ。でも、私たちには私たちの考えがあり願いがある。だから、自分の意見を一方的に人に押しつけないで」
ところが、迅は引き下がるどころか、呆気に取られるような提案をしてきた。
「アクアさんご夫婦は、養子って考えないんですか? 無理に実子を得ようとしなくても、子供が育てられます。愛情面だって、実子と同様の関係を築くことは不可能ではないんですよ」
「悪いけど、養子は全く選択肢にないの。私たちが育てる子供は、私と凛也の子でなければ意味がない」
アクアは突き放すように言った。
迅の表情が曇った。アクアの心の狭さに失望したのだろうか。けれど、仕方ない。嘘偽りない気持ちを言ったまでだ。
「こうは考えられませんか。子供がどうしてもできないっていうのは、ある意味、自然の摂理が働いているんだ、と」
アクアは迅を睨みつけた。怒りで顔が熱くなる。
「私たちの血筋が、淘汰されるべき血筋だと言いたいわけ? だから子供は諦めろと?」
「諦めろとは言っていません。安易に体外受精に頼るよりも、自然に任せたほうがいいんじゃないか、と。それでダメなら、養子はどうか、と」
ついにアクアは爆発した。
「自然に任せられるものなら、私だって任せたいよ。私たちがね、クリニックで何て言われたのか、教えてあげようか。排卵日付近に、一日置きにセックスをする。それを五十年間、ひたすら続けるの。もし奇跡が起きれば、一度くらい妊娠に成功するかもしれないんだって」
アクアは一挙に口走った。激したせいで、声がうわずった。
クリニックで言われたなんて、本当はデタラメである。生意気で口の減らない迅を何としても黙らせたかった。アクアが即興で創作した作り話を、ことさら露骨に披露してやったのだ。
アクアの狙いどおり、迅は黙った。今度はアクアが余裕たっぷりに微笑んで見せる。
「普通、人間は五十年も排卵なんて、しないんだけどね」
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