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第12部 ~魔王復活~
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「何だ!?…夢か…随分生々しい夢だったな…」
ヨースケは、冷や汗を流しながら起き上がった。
「ん?何だコレ?」
起き上がった正面の壁に薄っすらと何の紋章が彫られてあり…ヨースケは、無意識に紋章に触れていた。
[ゴゴゴゴッ]
地響きを鳴らしながら部屋の全体が大きく揺れ動き始め、部屋の形が変わってしまった。
部屋は、扉が無くなり…床は螺旋階段のように形を変え下に行けるようになった。
「何だ!?この仕掛け?下にしか行けないじゃん…」
「しかも、下…見えねぇし…暗いし…行きたくないなぁ…でも、行くしかないんだろぉ…」
ヨースケは、1人でブツブツ呟いていた。
仕方なく階段を壁ずたえに下り始めたヨースケは、10階分くらいは下りた頃…下に青い光が見えてきた。
その光を目指しヨースケは、足を進め辿り着いた場所は…何処からか凍えるような風が吹き、一面に青く光るトゲのようなモノが上下から伸びている場所だった。
「寒!?」
カラダを震わせながら言い、周りを見渡す。
「しかし…コレ綺麗だなぁ」
ヨースケは、青く光るモノに触れてみた。
<鑑定スキル発動>
《タングステン鉱石》金属の一種で、高質なエネルギーを内に秘めてる事により青く光る。また非常に硬い性質は、古代オリハルコンなどを削る超硬切削工具の原料としても使われたと言い伝えられている伝説の金属。
「……ヤバくね!?」
ヨースケは、動揺を隠せなかった。
「タングステン狩りじゃぁ!!こんな時の為に採取スキル上げたんだから!」キラーン!
ヨースケは、無数に入るアイテムボックスにタングステン鉱石をある限り採取した。
「コレを売ったら大金持ちだろうなぁ♪」
ニヤニヤしながら奥に行くとそこには、祭壇があった。
「何だ??コレ?宝箱にしては小さいしなぁ」
ヨースケは祭壇の上に置いてあった、小さな箱に触れた時、[パキーン!]と音がなり箱が開いた…
箱からは、ドス黒い霧の様なモノが出てきてその黒いモノは、やがて人の様な形に変わりだした。
[グァハハハ!!我が名は、魔王イブリーズ…憎っくき勇者にこの様な姿に変えられ封印されたが…今!この地に帰ってきたぞ!!]
[しかし、カラダ無き今完全復活とは言えぬ!]
[そこのお前!我が輩を蘇させた褒美に、お前のカラダ使わせて貰うぞ!]
ヨースケは、黒きモノに纏わり付かれ、カラダの自由が効かなくなり、意識も徐々に薄れていった…
「ガッハハ!我が輩によく馴染むカラダではないか!」
イブリーズにヨースケのカラダは、乗っ取られた。
「己!!人間どもめ、この屈辱倍に返してやる!」
「そして、もがき絶望に堕ちるのだ!このイブリーズが再び恐怖を与えてやる!苦痛を…怨みを、狂じる憎悪を、闇を、混沌を!!死をな、ハハハ!」
「人間どもに悪夢を与えに行く前に、この見た目では魔王たる我が輩の威厳も無いな…」
「我が輩のカラダとなった今!本来の姿に戻ろうでわないか!」
グォオオッ!!
ヨースケのカラダは、筋肉が増大しひと回り大きくなり背中に大きな翼が現れ、頭には、禍々しい2本の角が生えた。
「我が輩の元のカラダには劣るが、まぁこれで良かろう。」
そう言うとイブリーズは、左手を頭上に上げると手の平に光が集まっていった。
[ラグナ・メテオ・レイ!]
金色の光線を一直線に放つ呪文を放った。
その光は、天上を突き抜け空までもその照らした。
その光は、この世に”生きる者”全てが見た。
ヨースケは、冷や汗を流しながら起き上がった。
「ん?何だコレ?」
起き上がった正面の壁に薄っすらと何の紋章が彫られてあり…ヨースケは、無意識に紋章に触れていた。
[ゴゴゴゴッ]
地響きを鳴らしながら部屋の全体が大きく揺れ動き始め、部屋の形が変わってしまった。
部屋は、扉が無くなり…床は螺旋階段のように形を変え下に行けるようになった。
「何だ!?この仕掛け?下にしか行けないじゃん…」
「しかも、下…見えねぇし…暗いし…行きたくないなぁ…でも、行くしかないんだろぉ…」
ヨースケは、1人でブツブツ呟いていた。
仕方なく階段を壁ずたえに下り始めたヨースケは、10階分くらいは下りた頃…下に青い光が見えてきた。
その光を目指しヨースケは、足を進め辿り着いた場所は…何処からか凍えるような風が吹き、一面に青く光るトゲのようなモノが上下から伸びている場所だった。
「寒!?」
カラダを震わせながら言い、周りを見渡す。
「しかし…コレ綺麗だなぁ」
ヨースケは、青く光るモノに触れてみた。
<鑑定スキル発動>
《タングステン鉱石》金属の一種で、高質なエネルギーを内に秘めてる事により青く光る。また非常に硬い性質は、古代オリハルコンなどを削る超硬切削工具の原料としても使われたと言い伝えられている伝説の金属。
「……ヤバくね!?」
ヨースケは、動揺を隠せなかった。
「タングステン狩りじゃぁ!!こんな時の為に採取スキル上げたんだから!」キラーン!
ヨースケは、無数に入るアイテムボックスにタングステン鉱石をある限り採取した。
「コレを売ったら大金持ちだろうなぁ♪」
ニヤニヤしながら奥に行くとそこには、祭壇があった。
「何だ??コレ?宝箱にしては小さいしなぁ」
ヨースケは祭壇の上に置いてあった、小さな箱に触れた時、[パキーン!]と音がなり箱が開いた…
箱からは、ドス黒い霧の様なモノが出てきてその黒いモノは、やがて人の様な形に変わりだした。
[グァハハハ!!我が名は、魔王イブリーズ…憎っくき勇者にこの様な姿に変えられ封印されたが…今!この地に帰ってきたぞ!!]
[しかし、カラダ無き今完全復活とは言えぬ!]
[そこのお前!我が輩を蘇させた褒美に、お前のカラダ使わせて貰うぞ!]
ヨースケは、黒きモノに纏わり付かれ、カラダの自由が効かなくなり、意識も徐々に薄れていった…
「ガッハハ!我が輩によく馴染むカラダではないか!」
イブリーズにヨースケのカラダは、乗っ取られた。
「己!!人間どもめ、この屈辱倍に返してやる!」
「そして、もがき絶望に堕ちるのだ!このイブリーズが再び恐怖を与えてやる!苦痛を…怨みを、狂じる憎悪を、闇を、混沌を!!死をな、ハハハ!」
「人間どもに悪夢を与えに行く前に、この見た目では魔王たる我が輩の威厳も無いな…」
「我が輩のカラダとなった今!本来の姿に戻ろうでわないか!」
グォオオッ!!
ヨースケのカラダは、筋肉が増大しひと回り大きくなり背中に大きな翼が現れ、頭には、禍々しい2本の角が生えた。
「我が輩の元のカラダには劣るが、まぁこれで良かろう。」
そう言うとイブリーズは、左手を頭上に上げると手の平に光が集まっていった。
[ラグナ・メテオ・レイ!]
金色の光線を一直線に放つ呪文を放った。
その光は、天上を突き抜け空までもその照らした。
その光は、この世に”生きる者”全てが見た。
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