9 / 17
冒険者ギルド
しおりを挟む
異世界の街へと来た。
すごい!あっちに曲芸人が…あっ!こっちは屋台だ!僕、こういうのは始めてだから見ているだけで楽しいな。
なんて、キョロキョロしながら目を輝かせていると、二人の笑いをこらえるような声が聞こえてきた。
悪いとは思ってるんだけど、つい、新鮮で…申し訳ない。
とことこ歩いていると、大きな建物が見えてきた。僕はフードを抑えながらじっとみる。
「ふおおぉ…すごい、大きいですね!」
「……ぶはっ!そうだな…、っ、」
「くっ…ユキは可愛いな。」
二人してずっと、僕をまるで子供を見るような目で見ながら笑っている。
抑えられないんです……
そして、その大きな建物の前に立つ。
「ついたぞ、ここが冒険者ギルドだ。くれぐれも、俺達のそばから離れないこと!フードを外さないこと!分かったな?」
「分かりました!」
この建物が冒険者ギルド…かっこいいなあ。
中へ入ると、結構人が居た。どうやら、食堂のような所と繋がっているらしい。
そして、お酒を飲んでる人や、壁に貼られた紙を見ていた人、受付の人などがこっちを見ていることに気づいた。
うう…怖い。二人は、有名人なのだろうか。
「アーデントさん!リオルさん!おはようございます!三日間何してたんですか~!心配しましたよ、もう!」
巨体のおじさんが声をかけてくる。見かけによらず明るいな…。
「あ~っ、色々あってな。んで、今日はユ…この子のことで色々しにきたんだ。ちょっとどいてくれないか?」
「この子って……小さいですね!何歳なのかな?」
「っ…ええっ、と…17歳…です…」
「「「17歳!?!?」」」
わわっ、びっくりした。
ギルドの6割くらいが急に叫んだ。
アーデントさんとリオルさんも驚いてる……何歳だと思っていたのだろうか。
「そっか、もっと幼いのかと…っていうか、声可愛いね!彼氏いる?」
「おい!!この子にちょっかいをかけるな。」
「え~、この子って…アーデントさんとリオルさんの何なんですか?」
「親戚が忙しいらしいから、預かってただけだ。…もういいか?」
「わ、わかりましたよ~。そんなに怒ったら、モテませんよ?」
「うるせえ!」
やっと受付に辿り着いた。騒がしいなあ…。
「おはようございます。…って、アーデントさんにリオルさんじゃないですか。いつもありがとうございます。今はA級モンスターの討伐依頼はありませんよ。」
えっ、A級モンスター…?討伐…?
「違えよ。この子の身元保証人を俺らにして欲しくてここに来たんだ。」
「えっ…この子が…?わ、分かりました。早急に手配致しますね。」
受付の奥からドタバタと音が聞こえる。
…え、近づいてきてる…?
すごい!あっちに曲芸人が…あっ!こっちは屋台だ!僕、こういうのは始めてだから見ているだけで楽しいな。
なんて、キョロキョロしながら目を輝かせていると、二人の笑いをこらえるような声が聞こえてきた。
悪いとは思ってるんだけど、つい、新鮮で…申し訳ない。
とことこ歩いていると、大きな建物が見えてきた。僕はフードを抑えながらじっとみる。
「ふおおぉ…すごい、大きいですね!」
「……ぶはっ!そうだな…、っ、」
「くっ…ユキは可愛いな。」
二人してずっと、僕をまるで子供を見るような目で見ながら笑っている。
抑えられないんです……
そして、その大きな建物の前に立つ。
「ついたぞ、ここが冒険者ギルドだ。くれぐれも、俺達のそばから離れないこと!フードを外さないこと!分かったな?」
「分かりました!」
この建物が冒険者ギルド…かっこいいなあ。
中へ入ると、結構人が居た。どうやら、食堂のような所と繋がっているらしい。
そして、お酒を飲んでる人や、壁に貼られた紙を見ていた人、受付の人などがこっちを見ていることに気づいた。
うう…怖い。二人は、有名人なのだろうか。
「アーデントさん!リオルさん!おはようございます!三日間何してたんですか~!心配しましたよ、もう!」
巨体のおじさんが声をかけてくる。見かけによらず明るいな…。
「あ~っ、色々あってな。んで、今日はユ…この子のことで色々しにきたんだ。ちょっとどいてくれないか?」
「この子って……小さいですね!何歳なのかな?」
「っ…ええっ、と…17歳…です…」
「「「17歳!?!?」」」
わわっ、びっくりした。
ギルドの6割くらいが急に叫んだ。
アーデントさんとリオルさんも驚いてる……何歳だと思っていたのだろうか。
「そっか、もっと幼いのかと…っていうか、声可愛いね!彼氏いる?」
「おい!!この子にちょっかいをかけるな。」
「え~、この子って…アーデントさんとリオルさんの何なんですか?」
「親戚が忙しいらしいから、預かってただけだ。…もういいか?」
「わ、わかりましたよ~。そんなに怒ったら、モテませんよ?」
「うるせえ!」
やっと受付に辿り着いた。騒がしいなあ…。
「おはようございます。…って、アーデントさんにリオルさんじゃないですか。いつもありがとうございます。今はA級モンスターの討伐依頼はありませんよ。」
えっ、A級モンスター…?討伐…?
「違えよ。この子の身元保証人を俺らにして欲しくてここに来たんだ。」
「えっ…この子が…?わ、分かりました。早急に手配致しますね。」
受付の奥からドタバタと音が聞こえる。
…え、近づいてきてる…?
10
あなたにおすすめの小説
竜の生贄になった僕だけど、甘やかされて幸せすぎっ!【完結】
ぬこまる
BL
竜の獣人はスパダリの超絶イケメン!主人公は女の子と間違うほどの美少年。この物語は勘違いから始まるBLです。2人の視点が交互に読めてハラハラドキドキ!面白いと思います。ぜひご覧くださいませ。感想お待ちしております。
転生した新人獣医師オメガは獣人国王に愛される
こたま
BL
北の大地で牧場主の次男として産まれた陽翔。生き物がいる日常が当たり前の環境で育ち動物好きだ。兄が牧場を継ぐため自分は獣医師になろう。学業が実り獣医になったばかりのある日、厩舎に突然光が差し嵐が訪れた。気付くとそこは獣人王国。普段美形人型で獣型に変身出来るライオン獣人王アルファ×異世界転移してオメガになった美人日本人獣医師のハッピーエンドオメガバースです。
病み墜ちした騎士を救う方法
無月陸兎
BL
目が覚めたら、友人が作ったゲームの“ハズレ神子”になっていた。
死亡フラグを回避しようと動くも、思うようにいかず、最終的には原作ルートから離脱。
死んだことにして田舎でのんびりスローライフを送っていた俺のもとに、ある噂が届く。
どうやら、かつてのバディだった騎士の様子が、どうもおかしいとか……?
※欠損表現有。本編が始まるのは実質中盤頃です
【本編完結】完璧アルファの寮長が、僕に本気でパートナー申請なんてするわけない
中村梅雨(ナカムラツユ)
BL
海軍士官を目指す志高き若者たちが集う、王立海軍大学。エリートが集まり日々切磋琢磨するこの全寮制の学舎には、オメガ候補生のヒート管理のため“登録パートナー”による処理行為を認めるという、通称『登録済みパートナー制度』が存在した。
二年生になったばかりのオメガ候補生:リース・ハーストは、この大学の中で唯一誰ともパートナー契約を結ばなかったオメガとして孤独に過ごしてきた。しかしある日届いた申請書の相手は、完璧な上級生アルファ:アーサー・ケイン。絶対にパートナーなんて作るものかと思っていたのに、気付いたら承認してしまっていて……??制度と欲望に揺れる二人の距離は、じりじりと変わっていく──。
夢を追う若者たちが織り成す、青春ラブストーリー。
魔法使い、双子の悪魔を飼う
よんど
BL
「僕、魔法使いでよかった」
リュシーは宮廷専属の優秀な魔法使い。
人が寄りつけない程強い自身の力のせいで常に孤独なリュシーは、ある日何気なく街を歩いていた際に闇商人の話を聞いてしまう。貴重で価値ある''モノ''を高値で買い取る悪趣味な会が近くであるらしく気になったリュシーは其処で不思議な双子と出逢いを果たす。
本の見よう見まねで無償の愛を与え続けるリュシーに育てられた双子はいつしか胸の内に何とも言えない感情を抱く様になり...
独りぼっちだった魔法使いが出逢いを通して彼等と関係を紡いでいき幸せを知る微闇要素有りのBLファンタジー。
(※) 過激描写のある話に付けています。
*** 攻め視点
※不定期更新です。
※誤字脱字の報告助かるので嬉しいです。
※何でもOKな方のみ拝読お願いします。
扉絵
YOHJI@yohji_fanart様
(無断転載×)
【完】心配性は異世界で番認定された狼獣人に甘やかされる
おはぎ
BL
起きるとそこは見覚えのない場所。死んだ瞬間を思い出して呆然としている優人に、騎士らしき人たちが声を掛けてくる。何で頭に獣耳…?とポカンとしていると、その中の狼獣人のカイラが何故か優しくて、ぴったり身体をくっつけてくる。何でそんなに気遣ってくれるの?と分からない優人は大きな身体に怯えながら何とかこの別世界で生きていこうとする話。
知らない世界に来てあれこれ考えては心配してしまう優人と、優人が可愛くて仕方ないカイラが溺愛しながら支えて甘やかしていきます。
イケメンダブルセンターとアンチ>ファンな平凡な俺
スノウマン(ユッキー)
BL
アイドルグループ【オーバーウェルミング】は圧倒的な歌唱力の深山影月、圧倒的なパフォーマンス力の漣陽太、そして圧倒的な平凡力な俺間桐真緒の3人で結成されている。
大人気の二人と違いアンチしかいない俺だが、メンバーからもファンからも愛される日が果たしてくるのか!?
悪役令息物語~呪われた悪役令息は、追放先でスパダリたちに愛欲を注がれる~
トモモト ヨシユキ
BL
魔法を使い魔力が少なくなると発情しちゃう呪いをかけられた僕は、聖者を誘惑した罪で婚約破棄されたうえ辺境へ追放される。
しかし、もと婚約者である王女の企みによって山賊に襲われる。
貞操の危機を救ってくれたのは、若き辺境伯だった。
虚弱体質の呪われた深窓の令息をめぐり対立する聖者と辺境伯。
そこに呪いをかけた邪神も加わり恋の鞘当てが繰り広げられる?
エブリスタにも掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる