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第四十五 勝ち抜け四 脱落一 白紙九十五 その五
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競技開始まで十分となった。
今回のルールの肝はコレだね。
・番号の小さい順(1→2→3→4→5→1)にめくる枚数を宣告し、
宣告した枚数めくる
・勝ち抜けカードが四枚めくられた時点で残りの参加者は脱落
この二点。
この二点をうまく使えば、自分だけが勝ち抜けられて、
他の参加者四名を脱落させる事も可能。
分類で言えば、積極的な勝ちの狙い方に分類される。
運に左右される部分もあるけどね。
まぁ、ハッキリ言えば、汚いやり方だけど。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
室内に大きなブザーが鳴り響き、競技開始された。
アナウンス「一番は、めくる枚数を宣告して下さい」
首元の一番の札を確認した。
「はい、百枚めくります」
この言葉を他人から聞いたら失笑しただろう。
なんだ、その宣告はと、ルールをなめてるのかと。
しかし、実際にはルール違反ではない。
アナウンス「一番は宣告した枚数迄カードをめくって下さい」
そう、別に百枚と宣告しても百枚めくり必要は無い。
途中で辞めても良い筈だ。
・自身の番が来てから五分以内に宣告し、宣告後、五分以内にめくる事
※上記が守られない場合は、パスとなる
この条件を厳密に適用するのならば、百枚宣告で九十九枚めくって
五分が経過するのを待てば、パス扱いになる筈だ。
今回はそんな方法は狙わないが。
マウスを操作して、画面内の1番から順番にカードをめくった。
3、13、43、44、この四枚が『勝ち抜け』のカードであった。
四十四枚めくった時点で手を止める。
後は制限時間の五分が経過するのを待つだけ。
こういう状況では短時間でも物凄く長く感じられる。
百枚と宣告してから五分が経過した。
アナウンス「ルールに拠り、一番は勝ち抜けとします。
二番、三番、四番、五番は脱落とします」
今回も勝ち抜けられた。
こちらに落ち度はない。
穴のあるルールを作成した運営側が悪いんだから。
今回のルールの肝はコレだね。
・番号の小さい順(1→2→3→4→5→1)にめくる枚数を宣告し、
宣告した枚数めくる
・勝ち抜けカードが四枚めくられた時点で残りの参加者は脱落
この二点。
この二点をうまく使えば、自分だけが勝ち抜けられて、
他の参加者四名を脱落させる事も可能。
分類で言えば、積極的な勝ちの狙い方に分類される。
運に左右される部分もあるけどね。
まぁ、ハッキリ言えば、汚いやり方だけど。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
室内に大きなブザーが鳴り響き、競技開始された。
アナウンス「一番は、めくる枚数を宣告して下さい」
首元の一番の札を確認した。
「はい、百枚めくります」
この言葉を他人から聞いたら失笑しただろう。
なんだ、その宣告はと、ルールをなめてるのかと。
しかし、実際にはルール違反ではない。
アナウンス「一番は宣告した枚数迄カードをめくって下さい」
そう、別に百枚と宣告しても百枚めくり必要は無い。
途中で辞めても良い筈だ。
・自身の番が来てから五分以内に宣告し、宣告後、五分以内にめくる事
※上記が守られない場合は、パスとなる
この条件を厳密に適用するのならば、百枚宣告で九十九枚めくって
五分が経過するのを待てば、パス扱いになる筈だ。
今回はそんな方法は狙わないが。
マウスを操作して、画面内の1番から順番にカードをめくった。
3、13、43、44、この四枚が『勝ち抜け』のカードであった。
四十四枚めくった時点で手を止める。
後は制限時間の五分が経過するのを待つだけ。
こういう状況では短時間でも物凄く長く感じられる。
百枚と宣告してから五分が経過した。
アナウンス「ルールに拠り、一番は勝ち抜けとします。
二番、三番、四番、五番は脱落とします」
今回も勝ち抜けられた。
こちらに落ち度はない。
穴のあるルールを作成した運営側が悪いんだから。
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