ハート オール デスゲーム／宇宙から来たロボットに拠る地球侵略

参考資料 主人公が昔読んだ漫画

※第十四　チェス　決着　より


物凄く卑怯な方法で勝ち抜けられた。

チェスで勝負していたら絶対に負けてただろうし。

でも勝ちは勝ちだ。

こっちも命懸けなんだから。

昔、こんな感じの漫画を読んだ気がする。

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前回までのあらすじ
敵に誘拐された仲間を助けに来た主人公たち。
敵は五重塔で待ち構えている。

五重塔に到着、中に入る主人公たち。

敵「待っていたぞ、上の階に行きたいのなら、俺と勝負だ」

味方１「お、お前は！」

味方２「知ってるのか」

味方１「カードゲーム『多重次元の勇者達』の
　　　　世界大会三連覇で殿堂入りした奴だ」

敵「そう、俺がその角下剛（かどげつよし）だ」

敵が机上のシートを外すとカードゲームの準備が整っている。

敵「『多重次元の勇者達』で俺に勝てたら二階への鍵を渡してやる」

味方３「そんなカードゲーム聞いた事もないぞ」

味方４「此処は俺に任せろ」

味方５「そう言えば、味方４は『多重次元の勇者達』が凄く強い」

味方４が『多重次元の勇者達』のカードデッキを取り出す。

敵「ほう、少しはやれそうな奴がいるみたいだな。面白い」

敵がパイプ椅子に腰かける。

味方４、パイプ椅子には座らず、椅子を持ち上げて敵を殴る。

椅子で殴打。

椅子で殴打。

椅子で殴打。

椅子で殴打。

椅子で殴打。

椅子で殴打。

十ページに渡り、殴打が続く。

味方１「もうそれくらいでやめておけ」

殴打終了。

味方２が脈拍を確認する。

味方２「どうにか生きてるみたい」

味方３が敵から鍵を取り出す。

味方５「やり過ぎじゃねーの？」

味方４「誘拐犯の一味に遠慮はいらないだろ」

味方１「うん、そうだな」

次回へ続く。

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主人公の感想「えっ！こんなんありなの？」