ハート オール デスゲーム／宇宙から来たロボットに拠る地球侵略

第二十六 討論 超能力の有無の証明ｖｓ論破 その十五

四番が挙手、発言を許可された。

この人は三番とはまったく違うね。

四番「審判、二番の言うように
　　　こちらが二番の証明を使用しても宜しいのですか？」

そりゃ、無条件で飛びつきはしないよね。

審判ロボット「通常ならば推奨は出来ない。
　　　　　　　今回は二番の許可がでているので、
　　　　　　　使用しても構わない事とします」

四番「分かりました。
　　　使用の検討をいたします。
　　　二番は別な証明の提示は拒否するとの事ですので、
　　　こちらは反証のしようがありません。
　　　論破したと思われます」

残念ですね。

審判ロボット「誰か発言したい人物はいますか？」

誰も手を挙げなかった。

審判ロボット「それでは十分間の休憩を取ります。
　　　　　　　休憩後三番四番が超能力の有無の証明を行い、
　　　　　　　一番二番が論破してもらいます」

前半戦が終了した。