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東地と三谷4
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「なっ!元はと言えばお前が彰くんは理系行くって言ったから僕は!僕は…!」
「ちょっと泣かないでくれるー?すっげーめんどくさーい」
ん?ちょっと待て、なんだこの会話は?
「東地、お前三谷に何か…「バイバーイ」
そうにこやかな笑顔を携えながら、俺の首に手を回してガッシリとホールドすると
再度三谷に手を振る東地に俺は溜息をついた。
もういいや、聞いてもどうせ禄な答は返って来ないだろうしな。
「まぁ、そうだな。三谷、マジで本鈴鳴るから教室戻れ。間に合わなくなるぞ?それに、これ以上このバカに付き合う必要はないって」
「バカって俺の事?学年の中でも5位以内に入る頭の賢さを持つ俺の事言ってるの?楽ちゃん酷ーい。俺の心傷付いた。責任取って俺と付き合って?」
「……うん。また来るね」
「おー」
東地を無視して手を振る俺と、その俺の首に纏わり付きながら無言でそれを見つめる東地。
ションボリとしながら俺のクラスから去っていく三谷。
小さい背中が余計小さく見えましたよ三谷さん。
「てか、お前も教室戻れよ!」
「えー?だって隊長さんに邪魔されてあんま楽ちゃんと話せなかったしぃ?もうちょっといいじゃーん。どうせ隣のクラスなんだしさー」
「か・え・れ!!」
先程チョロっと触れたと思うがこの2年生からは理系クラスと文系クラスに分かれます。
よって校舎も離れていたりします。
理系は移動教室が多いので南校舎
文系は図書室が近い北校舎となっています。
よって渡り廊下を越えて来なければお互いの教室まで辿り着けない構造になっているわけなんですよ。
それを毎日のようにやって来る三谷は根性があると思う。
そんなとこは割と好きなんだけどな。
「ちょっと泣かないでくれるー?すっげーめんどくさーい」
ん?ちょっと待て、なんだこの会話は?
「東地、お前三谷に何か…「バイバーイ」
そうにこやかな笑顔を携えながら、俺の首に手を回してガッシリとホールドすると
再度三谷に手を振る東地に俺は溜息をついた。
もういいや、聞いてもどうせ禄な答は返って来ないだろうしな。
「まぁ、そうだな。三谷、マジで本鈴鳴るから教室戻れ。間に合わなくなるぞ?それに、これ以上このバカに付き合う必要はないって」
「バカって俺の事?学年の中でも5位以内に入る頭の賢さを持つ俺の事言ってるの?楽ちゃん酷ーい。俺の心傷付いた。責任取って俺と付き合って?」
「……うん。また来るね」
「おー」
東地を無視して手を振る俺と、その俺の首に纏わり付きながら無言でそれを見つめる東地。
ションボリとしながら俺のクラスから去っていく三谷。
小さい背中が余計小さく見えましたよ三谷さん。
「てか、お前も教室戻れよ!」
「えー?だって隊長さんに邪魔されてあんま楽ちゃんと話せなかったしぃ?もうちょっといいじゃーん。どうせ隣のクラスなんだしさー」
「か・え・れ!!」
先程チョロっと触れたと思うがこの2年生からは理系クラスと文系クラスに分かれます。
よって校舎も離れていたりします。
理系は移動教室が多いので南校舎
文系は図書室が近い北校舎となっています。
よって渡り廊下を越えて来なければお互いの教室まで辿り着けない構造になっているわけなんですよ。
それを毎日のようにやって来る三谷は根性があると思う。
そんなとこは割と好きなんだけどな。
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