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まずは掃除。話はそれからだ。
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翌朝。
朝食をいただいた後、俺とシャルはベン村長と共に学問所の視察に向かった。
ちなみに、奥さんとクリスさんは畑を耕しているそうなので、朝食の後は二人とも畑仕事へ向かっていった。
というわけで学問所にやって参りました俺とシャル。
学問所と言っても、邸宅の大きさそのものは普通の一軒家より少し大きいくらいのものだ。
「こちらは、一階が教室や倉庫に、二階が居住区となっております。一階は定期的な清掃を行っていましたが、二階は手を付けていないので、まずは二階の掃除から行っていただければ」
ベン村長が、学問所の現在状態を教えてくれる。
数年前にここで住んでいた人が亡くなってからは、ベン村長を始めとした大人数人が持ち回っていたようだが、手を付けていたのは一階だけ。
ふむ、今日はここの掃除で丸一日使いそうだな。
とはいえ、ここに住み始めたら一階も二階も、俺とシャルで掃除しないといけないのか、ちょっと大変だ。
まぁ多少の手間はこの際呑み込むとしよう。
「居住区の方は掃除すればいいとして。教材などはどちらに?」
学問所と言うからには教科書なども置いてあるはずだと思い、それを訊ねてみる。
「教材等は全て倉庫の方に保管しております。清掃用具などもそちらに」
大体のものは倉庫に保管しているようだな。
あとで倉庫に何があるかも確認しておかないとな。
「分かりました。このあとすぐにでも居住区の掃除と、倉庫の確認をしようと思います」
もう二、三言ほどベン村長と交わし、早速二階の清掃に取り掛かる運びとなった。
昼食は、クリスさんがお弁当を持ってきてくれるとのこと。ありがたいこっちゃ。
倉庫から箒や雑巾、たわし、洗剤などを引っ張り出して、それでは清掃開始だ。
「シャルは浴場周りから頼む。俺は寝室から手を付けよう」
「分かりましたっ」
シャルはたわしと洗剤を手に浴場へ、俺は寝室に足を踏み入れる。
さぁて、やりますか!
そうして掃除を始めて数時間。
寝室を攻略完了した俺は、次に台所周りに手を付けようとしていた。
前世の一人暮らし生活で身に着けた掃除スキルをなめるなよ、はっはっはっ。
……何だか最近、前世のことを思い出す度に虚しくなるな。
前世……結局向こうにいた俺のことはどうなったんだろう?
寝ている間に死んだのか、それとも行方不明になっているのか。
別に混じりっ気無しの漆黒企業と自宅を往復するだけの生活に未練は無い。
未練と言える未練は、投稿小説サイト『小説家になりたい』で連載されていたお気に入りの作品の続きを読めないことだなぁ。
あー、あの作品、今どうなってるのかなー。
……なーんて思い耽ていると、学問所にクリスさんがバスケットを手にやって来るを見かける。
もうお昼時なのか、早いな。
階段を降りて、クリスさんを出迎える。
「アルフ先生、お疲れ様です」
「まだ先生と呼ばれるには早いですがね。それは、昼食でしょうか?」
クリスさんが持つバスケットに目を向ければ、何だかいい匂いがする。
「えぇ。シャルさんも呼んで、お昼にしましょう」
「分かりました」
踵を返して、浴場の次は廊下の掃除をしているシャルを呼ぶ。
「シャル、クリスさんが昼食を持ってきてくれたぞ。一旦休憩だ」
「あっ、はい」
掃除の作業を一度止めて、手を洗って濡れタオルで顔や頭を拭ってから、クリスさんの元へ向かう。
朝食をいただいた後、俺とシャルはベン村長と共に学問所の視察に向かった。
ちなみに、奥さんとクリスさんは畑を耕しているそうなので、朝食の後は二人とも畑仕事へ向かっていった。
というわけで学問所にやって参りました俺とシャル。
学問所と言っても、邸宅の大きさそのものは普通の一軒家より少し大きいくらいのものだ。
「こちらは、一階が教室や倉庫に、二階が居住区となっております。一階は定期的な清掃を行っていましたが、二階は手を付けていないので、まずは二階の掃除から行っていただければ」
ベン村長が、学問所の現在状態を教えてくれる。
数年前にここで住んでいた人が亡くなってからは、ベン村長を始めとした大人数人が持ち回っていたようだが、手を付けていたのは一階だけ。
ふむ、今日はここの掃除で丸一日使いそうだな。
とはいえ、ここに住み始めたら一階も二階も、俺とシャルで掃除しないといけないのか、ちょっと大変だ。
まぁ多少の手間はこの際呑み込むとしよう。
「居住区の方は掃除すればいいとして。教材などはどちらに?」
学問所と言うからには教科書なども置いてあるはずだと思い、それを訊ねてみる。
「教材等は全て倉庫の方に保管しております。清掃用具などもそちらに」
大体のものは倉庫に保管しているようだな。
あとで倉庫に何があるかも確認しておかないとな。
「分かりました。このあとすぐにでも居住区の掃除と、倉庫の確認をしようと思います」
もう二、三言ほどベン村長と交わし、早速二階の清掃に取り掛かる運びとなった。
昼食は、クリスさんがお弁当を持ってきてくれるとのこと。ありがたいこっちゃ。
倉庫から箒や雑巾、たわし、洗剤などを引っ張り出して、それでは清掃開始だ。
「シャルは浴場周りから頼む。俺は寝室から手を付けよう」
「分かりましたっ」
シャルはたわしと洗剤を手に浴場へ、俺は寝室に足を踏み入れる。
さぁて、やりますか!
そうして掃除を始めて数時間。
寝室を攻略完了した俺は、次に台所周りに手を付けようとしていた。
前世の一人暮らし生活で身に着けた掃除スキルをなめるなよ、はっはっはっ。
……何だか最近、前世のことを思い出す度に虚しくなるな。
前世……結局向こうにいた俺のことはどうなったんだろう?
寝ている間に死んだのか、それとも行方不明になっているのか。
別に混じりっ気無しの漆黒企業と自宅を往復するだけの生活に未練は無い。
未練と言える未練は、投稿小説サイト『小説家になりたい』で連載されていたお気に入りの作品の続きを読めないことだなぁ。
あー、あの作品、今どうなってるのかなー。
……なーんて思い耽ていると、学問所にクリスさんがバスケットを手にやって来るを見かける。
もうお昼時なのか、早いな。
階段を降りて、クリスさんを出迎える。
「アルフ先生、お疲れ様です」
「まだ先生と呼ばれるには早いですがね。それは、昼食でしょうか?」
クリスさんが持つバスケットに目を向ければ、何だかいい匂いがする。
「えぇ。シャルさんも呼んで、お昼にしましょう」
「分かりました」
踵を返して、浴場の次は廊下の掃除をしているシャルを呼ぶ。
「シャル、クリスさんが昼食を持ってきてくれたぞ。一旦休憩だ」
「あっ、はい」
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