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マギアアームド・ファンタジア
22話 準備万端
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「ん?なんか、スキルが追加されてるな?」
アロウは、自分の装備情報に、二つのスキルが追加されていることに気付く。
それが何かと思って詳細情報を開く。
【走破力強化+1】…スラスターを使わない移動速度が少し速くなる。
【クリティカルアップ+1】武器のクリティカル率+10%。
「走破力は分かるとして……クリティカル率?確率で与えるダメージがアップするとか?」
ターン制のバトルのゲームなら、攻撃を行うと低確率で会心の一撃が出たり、急所に当たったりすることで、与えるダメージが増加する。
それと似たようなものかと、アロウは考える。
とはいえ、スキルの有無を別にしても、初期装備よりも強いことに変わりない。
「ラプタス装備ですね。よく似合ってます」
姿の変わったアロウを見て、ルナはお世辞を言う。
「ありがとう。カノラさんはどうする?」
自分の装備はひとまずこれに決めるとして、次はカノラだ。
「えっ、えぇとっ……ど、どうしようかな」
わたわたと生産リストと強化リストを見比べているカノラ。
とはいえ、彼女の知識では、どれがどれだけの性能を持っているか分からない。
よって
【陸戦タイプ】
・ノーマルライフルII
・ノーマルブレードII
・ノーマルシールドII
・ベーシックヘッドII
・ベーシックボディII
・ベーシックアームII
・ベーシックコイルII
・ベーシックレッグII
となり、初期装備を全て一段階ずつ強化している。
アロウとは異なり、強化してもスキルの無いベーシック装備なので、スキルの項目をには何も表示されていない。
「こ、これでいいかな……」
何か良くないことをしていないだろうかと、カノラはルナを窺うが、
「安全をとって、手持ちの装備の強化していくのも、立派な攻略法です。大丈夫ですよ、カノラさん」
「ホッ……」
ルナの太鼓判を得て、カノラは安堵に胸をなでおろす。
装備の生産、強化を終えると、酒場に向かう前に一度広場に出る。
「回復アイテムを作っておきましょう」
ルナがそう言ったように、アロウとカノラはプレイヤーの体力を回復するようなアイテムを使ったことが無かった。
「作るって……どうやるんですか?」
アロウが質問すると、ルナは「見ていてください」と言うなり、自分のアイテムボックスから薬草と、スライムがドロップする素材アイテムの『スライムゼリー』を取り出す。
「この二つを取り出した状態で、【錬成】のコマンドを選択します」
ルナは自身の説明通りにコンソールを打ち込み、薬草とスライムゼリーの二つの項目を選択し、『錬成しますか?』のポップアップに『はい』を打つと、
ポン、と言うSEと共に薬草とスライムゼリーが消失、代わりにポーション状のアイテムが出現する。
「これで、回復薬の完成です。薬草のままでも回復は出来ますけど、効果が弱いので、こうやって錬成して、より効果の高いアイテムを作るんです」
「なるほど」
アロウとカノラも早速実践し、ある程度の数の回復薬を錬成してみせた。
装備と道具の準備は完了、いよいよ昇級クエストだ。
アロウは、自分の装備情報に、二つのスキルが追加されていることに気付く。
それが何かと思って詳細情報を開く。
【走破力強化+1】…スラスターを使わない移動速度が少し速くなる。
【クリティカルアップ+1】武器のクリティカル率+10%。
「走破力は分かるとして……クリティカル率?確率で与えるダメージがアップするとか?」
ターン制のバトルのゲームなら、攻撃を行うと低確率で会心の一撃が出たり、急所に当たったりすることで、与えるダメージが増加する。
それと似たようなものかと、アロウは考える。
とはいえ、スキルの有無を別にしても、初期装備よりも強いことに変わりない。
「ラプタス装備ですね。よく似合ってます」
姿の変わったアロウを見て、ルナはお世辞を言う。
「ありがとう。カノラさんはどうする?」
自分の装備はひとまずこれに決めるとして、次はカノラだ。
「えっ、えぇとっ……ど、どうしようかな」
わたわたと生産リストと強化リストを見比べているカノラ。
とはいえ、彼女の知識では、どれがどれだけの性能を持っているか分からない。
よって
【陸戦タイプ】
・ノーマルライフルII
・ノーマルブレードII
・ノーマルシールドII
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・ベーシックボディII
・ベーシックアームII
・ベーシックコイルII
・ベーシックレッグII
となり、初期装備を全て一段階ずつ強化している。
アロウとは異なり、強化してもスキルの無いベーシック装備なので、スキルの項目をには何も表示されていない。
「こ、これでいいかな……」
何か良くないことをしていないだろうかと、カノラはルナを窺うが、
「安全をとって、手持ちの装備の強化していくのも、立派な攻略法です。大丈夫ですよ、カノラさん」
「ホッ……」
ルナの太鼓判を得て、カノラは安堵に胸をなでおろす。
装備の生産、強化を終えると、酒場に向かう前に一度広場に出る。
「回復アイテムを作っておきましょう」
ルナがそう言ったように、アロウとカノラはプレイヤーの体力を回復するようなアイテムを使ったことが無かった。
「作るって……どうやるんですか?」
アロウが質問すると、ルナは「見ていてください」と言うなり、自分のアイテムボックスから薬草と、スライムがドロップする素材アイテムの『スライムゼリー』を取り出す。
「この二つを取り出した状態で、【錬成】のコマンドを選択します」
ルナは自身の説明通りにコンソールを打ち込み、薬草とスライムゼリーの二つの項目を選択し、『錬成しますか?』のポップアップに『はい』を打つと、
ポン、と言うSEと共に薬草とスライムゼリーが消失、代わりにポーション状のアイテムが出現する。
「これで、回復薬の完成です。薬草のままでも回復は出来ますけど、効果が弱いので、こうやって錬成して、より効果の高いアイテムを作るんです」
「なるほど」
アロウとカノラも早速実践し、ある程度の数の回復薬を錬成してみせた。
装備と道具の準備は完了、いよいよ昇級クエストだ。
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