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謎の少女
46話 ラプタス装備の強化
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フェルテがアロウ達のパーティに協力するようになってから。
日を改めてからログインしてきたアロウは、早速鍛冶屋の前で唸ることになった。
「……『ボスラプタス』の素材がいるのか」
デゼルト砂漠の遺跡を攻略するに当たって、まずは装備を整えることから始め、アロウは自身のラプタス装備やラプターサーベル、エナジーライフルの強化を試みた。
エナジーライフルの強化に必要な素材は、デゼルト砂漠で採集可能なので、この後で採取に行くのはいいとして。
問題は、ラプタス系の武具にあった。
ラプターサーベルとラプタス装備を次の段階に強化するには、モンスター素材も必要であったからだ。
それは、ボスラプタスという大型モンスター。
名前から見るに、ラプタスの親玉らしい。
ちなみに、ルナとカノラの二人はクエストに出ており、彼女らも武具を新調するための素材集めに赴いている。
二人の帰還を待っていては時間が勿体ない。
頑張ってソロでやるか、と踵を返そうとしたアロウだが、
「何を困っているのだ、アロウ」
振り返った先に、フェルテがいた。
「あぁ、フェルテ。今、装備の強化を考えてたんだけど、大型モンスターの素材が必要らしくてさ。これからそのモンスターを倒しに行くところで……」
「承知した」
「えっ、即答?」
「利害の一致と言ったのは汝だろう?ならばそれに協力するのもまた利害関係に当たろう」
何を言うのだ、とフェルテはさも当たり前のように言ってのける。
「わ、分かった、ありがとうフェルテ」
「ならばグズグズするな、行くぞ」
物言いはドライで居丈高だが、彼女なりに筋を通そうとしているのだと、アロウは汲み取れた。
必ずあの遺跡の攻略を成功させないとな、とアロウは改めて心に誓い、酒場へ向かうフェルテの後を追った。
それではEランクのクエストから、ボスラプタス一頭の撃破のクエストを選ぼうとした時、アロウはふと思い出した。
「そうだフェルテ、フレンド交換……」
フレンド交換をしようと言いかけて、「(NPCだし、フレンド交換はとかはできないか)」と止まった。
確かにログインしているプレイヤーと遜色ないほどに流暢にボイスを発しているが、さすがにMAF内の機能は使えないだろう、と思い込んでいたアロウだが。
「うむ、友誼を結ぼうと言うのだな。いいだろう」
頷いたフェルテはコンソールを呼び出し、自身のパーソナルデータをアロウに送信する。
「フェ、フェルテって、フレンド交換出来るのか?」
まさか出来るとは思わなかったか、アロウは目を丸くする。
「馬鹿にするな。この程度、我にも出来るぞ。汝も早く送るのだ」
「あ、うん」
何だかフェルテにペースを崩されっぱなしのアロウある。
それはそれとして、アロウとフェルテの二人は、ボスラプタスのクエストのため、ノヴィス平原へ赴くこととなった。
日を改めてからログインしてきたアロウは、早速鍛冶屋の前で唸ることになった。
「……『ボスラプタス』の素材がいるのか」
デゼルト砂漠の遺跡を攻略するに当たって、まずは装備を整えることから始め、アロウは自身のラプタス装備やラプターサーベル、エナジーライフルの強化を試みた。
エナジーライフルの強化に必要な素材は、デゼルト砂漠で採集可能なので、この後で採取に行くのはいいとして。
問題は、ラプタス系の武具にあった。
ラプターサーベルとラプタス装備を次の段階に強化するには、モンスター素材も必要であったからだ。
それは、ボスラプタスという大型モンスター。
名前から見るに、ラプタスの親玉らしい。
ちなみに、ルナとカノラの二人はクエストに出ており、彼女らも武具を新調するための素材集めに赴いている。
二人の帰還を待っていては時間が勿体ない。
頑張ってソロでやるか、と踵を返そうとしたアロウだが、
「何を困っているのだ、アロウ」
振り返った先に、フェルテがいた。
「あぁ、フェルテ。今、装備の強化を考えてたんだけど、大型モンスターの素材が必要らしくてさ。これからそのモンスターを倒しに行くところで……」
「承知した」
「えっ、即答?」
「利害の一致と言ったのは汝だろう?ならばそれに協力するのもまた利害関係に当たろう」
何を言うのだ、とフェルテはさも当たり前のように言ってのける。
「わ、分かった、ありがとうフェルテ」
「ならばグズグズするな、行くぞ」
物言いはドライで居丈高だが、彼女なりに筋を通そうとしているのだと、アロウは汲み取れた。
必ずあの遺跡の攻略を成功させないとな、とアロウは改めて心に誓い、酒場へ向かうフェルテの後を追った。
それではEランクのクエストから、ボスラプタス一頭の撃破のクエストを選ぼうとした時、アロウはふと思い出した。
「そうだフェルテ、フレンド交換……」
フレンド交換をしようと言いかけて、「(NPCだし、フレンド交換はとかはできないか)」と止まった。
確かにログインしているプレイヤーと遜色ないほどに流暢にボイスを発しているが、さすがにMAF内の機能は使えないだろう、と思い込んでいたアロウだが。
「うむ、友誼を結ぼうと言うのだな。いいだろう」
頷いたフェルテはコンソールを呼び出し、自身のパーソナルデータをアロウに送信する。
「フェ、フェルテって、フレンド交換出来るのか?」
まさか出来るとは思わなかったか、アロウは目を丸くする。
「馬鹿にするな。この程度、我にも出来るぞ。汝も早く送るのだ」
「あ、うん」
何だかフェルテにペースを崩されっぱなしのアロウある。
それはそれとして、アロウとフェルテの二人は、ボスラプタスのクエストのため、ノヴィス平原へ赴くこととなった。
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