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第一節「全て始まり 地に還れ 命を手に」
~その名 は 剣聖~
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勇と少女はただただ唖然とするばかりだった。
目の前で起きた事が余りにも衝撃的過ぎたから。
跡に残るのは異形達の成れの果てだけで。
最後の一人の体も「ドチャリ」と音を立てて倒れ、もう動かない。
でもそんな事なんてもうどうでも良かったのだろう。
二人の意識はもう大男にしか向けられていなかったのだから。
異形は人を軽々しく殺す様な存在で。
大男はそんな異形をも一瞬で屠るという。
血塗れで佇む姿はまさに〝鬼人が如し〟と言えよう。
その圧倒的存在感が意識を惹き付けてならなかったのだ。
「たぁーっ!! 話にもなんねぇなぁ、【マケン】を使う必要すらねぇたぁ」
とはいえ本人は相変わらずで。
あの異形達を屠ってもなお、出会った時と同じ緩い雰囲気のままだ。
まるでこんな事が当たり前であるかの様に。
その大男が両腕に付着した血を払いながら勇達の元へと戻ってくる。
余りにも強く振り回している所為か、手で拭う必要すら無いらしい。
「おう。 まあこれに懲りてこの森にゃあ近づかねぇこった」
「え、森……? ここは森、なんですか?」
そしてまた相変わらずの意味わからない一言を添えてくる。
勇が首を傾げようがお構い無し、曲げる事無しだ。
だからか、勇はこの一瞬だけ今の場所がどこなのかわからなくなっていた。
ここが渋谷、あるいはその近隣である事に間違いはないはず。
辺りを見回せば、人こそ居ないが東京にありがちな街並みだから。
確かに蔓や草は所々にあるが、ビルも在れば信号も点灯していて。
日本語の看板が見えるし、店らしき物も遠目で見える。
どう見てもここは日本で東京の一角だ。
森になど到底見えはしない。
そんな現実が勇の脳裏に広がる虚実を打ち払う。
「森、じゃないですよね? ここ、渋谷、ですよね?」
「ああん? シブタニィ?? なんだぁそりゃあ」
いや、少なくとも虚実と思っているのは勇側だけか。
大男はまだこの場所を森だと思っている様だ。
つまり、互いの認識が異なっているらしい。
まるで互いに違う場所からやってきたかの様な。
だから勇達が【マモノ】を知らないのと同様に、大男も渋谷を知らない。
だとすれば大男が【マモノ】を知っているのも頷ける。
【マモノ】はきっと、〝森〟の方からやって来た存在なのだと。
きっとそれで話が噛み合わないのだ。
もちろん、こうなってしまった理由はさっぱりわからないけれど。
そんな結論に達した時、ふと勇は気付く。
自身が落ち着きを取り戻していた事に。
秘めた心の内を解き放ったからだろうか。
それとも大男という心強い存在が目の前に居るからだろうか。
理由はどうあれ、声は出るし相手も話が通じる。
そこから生まれた安堵が勇の唇を弾ませていて。
「あ、えっと、ここ渋谷っていう街で。 その、いきなりあいつらが出てきて」
「んん~?」
「街の人達はいきなり消えて。 残った人も、俺の親友の統也もあいつらに」
「こんなとこに街なんかあったかぁよぉ? 奴等の根城すぐ傍だぜぇ?」
「え? 根城……?」
しかし相互理解が出来ていない事には変わりない。
おまけに当の勇自身もこの状況を把握出来ていない訳で。
そんな曖昧な態度の勇に、大男が顔を「グイッ」と近づけて来る。
訝しげに眉間の寄せた、威圧感たっぷりの御尊顔だ。
敵意が無いにも拘らず、随分な迫力である。
勇が堪らず委縮してしまう程に。
「あ、はい、俺もよくわからないです……」
「おう、そうか」
そんな訳で、二人のやりとりは不完全燃焼にて終わりを告げる事に。
とはいえ大男も離れた次には周囲をキョロキョロと見渡していて。
どうやら明らかに何もわかっていない御様子。
そう、結局の所その通りなのだ。
勇も少女も、今の状況がどういう事なのかわからない。
大男だって言った通りだという確証は無いだろう。
もしかしたらあの【マモノ】達でさえも。
彼等だけの常識では測れない事態が今、場を覆い尽くしているのだから。
しかし勇にはもう一つ、とても気になって、かつ答えの出る疑問がある。
それは大男を前にすれば出ないはずも無い、至極当然な疑問が。
「あの、貴方は一体何なのでしょうか……?」
故に、気付けばこう口走っていた。
「何者」でもなく「誰」でもなく―――「何」と。
これは決して間違いでも勘違いでも誤植でもない。
単に、勇には大男が現実の者とは思えなかったからこそ。
まるで神か天使か救世主か。
夢幻の存在で、今は夢の中なのではないかと。
それが無意識に、大男への認識を「人」のカテゴリから外していたのだろう。
でもそれが途端にぶしつけな質問へと変貌させた事に違いは無い。
そんな一言を耳にした途端、大男が目頭を立てた顔でまたもや勇へと迫る。
「なぁ~にぃ~!? 俺の事知らねぇってのかよ!! さっきの奴等の言葉聞こえなかったのかぁ!? どんなモグリだぁおめぇは!!」
「ヒイッ!?」
……しかしどうやらぶしつけな質問自体は気にしていないらしい。
怒っている事には変わりないが。
余りの剣幕に勇も気圧され気味である。
ただ、大男もそんな様子を前に首を傾げさせる。
勇の反応が想像していたよりも芳しくなかったのだろう。
「本当に知らねぇのかぁ? ホレ、思い付くヤツを言ってみろ」
「えっ、じゃあ【スーパーガイ】?」
※アメコミの伝説的ヒーローだ。 胸のGマークが強さの証だぞ。
「違う」
「ええ……なら、【甲冑ライダー】?」
※世間で人気のダークヒーローだ。 TVシリーズで歴史も長いぞ。
「違ぁう」
「んん……【ボーズIII・ヒューネル】?」
※【スターボーズ】今期の主人公だ。 でも今作限りで知名度は低いぞ。
「なんじゃあそりゃあ」
おまけにこうも外れると、その度に大男の顔がしかめていくばかりで。
ついでに言うと、もう勇には候補が見当たらない。
完全にネタ切れである。
すると何を思ったのか、大男がゆるりとその身を起こす。
腰へと手を充て、胸を張り、自信たっぷりに。
自慢気に黄ばんだ歯をも輝かせながら。
「んん~そうだなぁ、俺様は【ソードマスター】だとか【剣聖】だと呼ばれてるんだぁよォ! ここまで言えばわかンだろがよ?」
そう、これらこそが大男の通名なのだ。
きっとこの名を呼ばれる事が誇りの様なものなのだろう。
「え、剣聖? いえ、さっぱり……」
「……」
ただし、それは大男の認識の中の話な訳で。
その外に居る勇にわかる訳もなく。
たちまちその場を静寂が包み込む。
ビル間を劈く風切音が虚しささえも呼び込むかのよう。
「たぁーッ!! ここまで言って俺の事知らないったぁ、おめぇどんなド田舎モンだぁよォ!!」
こうなればもはや大男も形無しだ。
先程の自信に溢れた精悍な顔付きはどこへいったのやら。
遂にはぐにゃりと顔を歪ませ、虎の雄叫びにも勝る怒号を勇の顔前で撒き散らす。
それは勇の体をも吹き飛ばさんばかりの突風を伴って。
おまけに無数の飛沫付きという。
その威力が堪らず勇の上半身全てを逸らさせる。
諸々の理由で凄く嫌そう~に顔をしかめさせながら。
遂には剣聖と自称せし大男は「やれやれ」とお手上げだ。
「自身を知らない事が気に喰わない」と言わんばかりの苦悶を浮かべる始末である。
勇としては名前なんて本当はどうでも良かったのだが。
まるで男の正体が何なのかを誤魔化されてしまったかの様だ。
一体どうしてこうなったのやら。
目の前で起きた事が余りにも衝撃的過ぎたから。
跡に残るのは異形達の成れの果てだけで。
最後の一人の体も「ドチャリ」と音を立てて倒れ、もう動かない。
でもそんな事なんてもうどうでも良かったのだろう。
二人の意識はもう大男にしか向けられていなかったのだから。
異形は人を軽々しく殺す様な存在で。
大男はそんな異形をも一瞬で屠るという。
血塗れで佇む姿はまさに〝鬼人が如し〟と言えよう。
その圧倒的存在感が意識を惹き付けてならなかったのだ。
「たぁーっ!! 話にもなんねぇなぁ、【マケン】を使う必要すらねぇたぁ」
とはいえ本人は相変わらずで。
あの異形達を屠ってもなお、出会った時と同じ緩い雰囲気のままだ。
まるでこんな事が当たり前であるかの様に。
その大男が両腕に付着した血を払いながら勇達の元へと戻ってくる。
余りにも強く振り回している所為か、手で拭う必要すら無いらしい。
「おう。 まあこれに懲りてこの森にゃあ近づかねぇこった」
「え、森……? ここは森、なんですか?」
そしてまた相変わらずの意味わからない一言を添えてくる。
勇が首を傾げようがお構い無し、曲げる事無しだ。
だからか、勇はこの一瞬だけ今の場所がどこなのかわからなくなっていた。
ここが渋谷、あるいはその近隣である事に間違いはないはず。
辺りを見回せば、人こそ居ないが東京にありがちな街並みだから。
確かに蔓や草は所々にあるが、ビルも在れば信号も点灯していて。
日本語の看板が見えるし、店らしき物も遠目で見える。
どう見てもここは日本で東京の一角だ。
森になど到底見えはしない。
そんな現実が勇の脳裏に広がる虚実を打ち払う。
「森、じゃないですよね? ここ、渋谷、ですよね?」
「ああん? シブタニィ?? なんだぁそりゃあ」
いや、少なくとも虚実と思っているのは勇側だけか。
大男はまだこの場所を森だと思っている様だ。
つまり、互いの認識が異なっているらしい。
まるで互いに違う場所からやってきたかの様な。
だから勇達が【マモノ】を知らないのと同様に、大男も渋谷を知らない。
だとすれば大男が【マモノ】を知っているのも頷ける。
【マモノ】はきっと、〝森〟の方からやって来た存在なのだと。
きっとそれで話が噛み合わないのだ。
もちろん、こうなってしまった理由はさっぱりわからないけれど。
そんな結論に達した時、ふと勇は気付く。
自身が落ち着きを取り戻していた事に。
秘めた心の内を解き放ったからだろうか。
それとも大男という心強い存在が目の前に居るからだろうか。
理由はどうあれ、声は出るし相手も話が通じる。
そこから生まれた安堵が勇の唇を弾ませていて。
「あ、えっと、ここ渋谷っていう街で。 その、いきなりあいつらが出てきて」
「んん~?」
「街の人達はいきなり消えて。 残った人も、俺の親友の統也もあいつらに」
「こんなとこに街なんかあったかぁよぉ? 奴等の根城すぐ傍だぜぇ?」
「え? 根城……?」
しかし相互理解が出来ていない事には変わりない。
おまけに当の勇自身もこの状況を把握出来ていない訳で。
そんな曖昧な態度の勇に、大男が顔を「グイッ」と近づけて来る。
訝しげに眉間の寄せた、威圧感たっぷりの御尊顔だ。
敵意が無いにも拘らず、随分な迫力である。
勇が堪らず委縮してしまう程に。
「あ、はい、俺もよくわからないです……」
「おう、そうか」
そんな訳で、二人のやりとりは不完全燃焼にて終わりを告げる事に。
とはいえ大男も離れた次には周囲をキョロキョロと見渡していて。
どうやら明らかに何もわかっていない御様子。
そう、結局の所その通りなのだ。
勇も少女も、今の状況がどういう事なのかわからない。
大男だって言った通りだという確証は無いだろう。
もしかしたらあの【マモノ】達でさえも。
彼等だけの常識では測れない事態が今、場を覆い尽くしているのだから。
しかし勇にはもう一つ、とても気になって、かつ答えの出る疑問がある。
それは大男を前にすれば出ないはずも無い、至極当然な疑問が。
「あの、貴方は一体何なのでしょうか……?」
故に、気付けばこう口走っていた。
「何者」でもなく「誰」でもなく―――「何」と。
これは決して間違いでも勘違いでも誤植でもない。
単に、勇には大男が現実の者とは思えなかったからこそ。
まるで神か天使か救世主か。
夢幻の存在で、今は夢の中なのではないかと。
それが無意識に、大男への認識を「人」のカテゴリから外していたのだろう。
でもそれが途端にぶしつけな質問へと変貌させた事に違いは無い。
そんな一言を耳にした途端、大男が目頭を立てた顔でまたもや勇へと迫る。
「なぁ~にぃ~!? 俺の事知らねぇってのかよ!! さっきの奴等の言葉聞こえなかったのかぁ!? どんなモグリだぁおめぇは!!」
「ヒイッ!?」
……しかしどうやらぶしつけな質問自体は気にしていないらしい。
怒っている事には変わりないが。
余りの剣幕に勇も気圧され気味である。
ただ、大男もそんな様子を前に首を傾げさせる。
勇の反応が想像していたよりも芳しくなかったのだろう。
「本当に知らねぇのかぁ? ホレ、思い付くヤツを言ってみろ」
「えっ、じゃあ【スーパーガイ】?」
※アメコミの伝説的ヒーローだ。 胸のGマークが強さの証だぞ。
「違う」
「ええ……なら、【甲冑ライダー】?」
※世間で人気のダークヒーローだ。 TVシリーズで歴史も長いぞ。
「違ぁう」
「んん……【ボーズIII・ヒューネル】?」
※【スターボーズ】今期の主人公だ。 でも今作限りで知名度は低いぞ。
「なんじゃあそりゃあ」
おまけにこうも外れると、その度に大男の顔がしかめていくばかりで。
ついでに言うと、もう勇には候補が見当たらない。
完全にネタ切れである。
すると何を思ったのか、大男がゆるりとその身を起こす。
腰へと手を充て、胸を張り、自信たっぷりに。
自慢気に黄ばんだ歯をも輝かせながら。
「んん~そうだなぁ、俺様は【ソードマスター】だとか【剣聖】だと呼ばれてるんだぁよォ! ここまで言えばわかンだろがよ?」
そう、これらこそが大男の通名なのだ。
きっとこの名を呼ばれる事が誇りの様なものなのだろう。
「え、剣聖? いえ、さっぱり……」
「……」
ただし、それは大男の認識の中の話な訳で。
その外に居る勇にわかる訳もなく。
たちまちその場を静寂が包み込む。
ビル間を劈く風切音が虚しささえも呼び込むかのよう。
「たぁーッ!! ここまで言って俺の事知らないったぁ、おめぇどんなド田舎モンだぁよォ!!」
こうなればもはや大男も形無しだ。
先程の自信に溢れた精悍な顔付きはどこへいったのやら。
遂にはぐにゃりと顔を歪ませ、虎の雄叫びにも勝る怒号を勇の顔前で撒き散らす。
それは勇の体をも吹き飛ばさんばかりの突風を伴って。
おまけに無数の飛沫付きという。
その威力が堪らず勇の上半身全てを逸らさせる。
諸々の理由で凄く嫌そう~に顔をしかめさせながら。
遂には剣聖と自称せし大男は「やれやれ」とお手上げだ。
「自身を知らない事が気に喰わない」と言わんばかりの苦悶を浮かべる始末である。
勇としては名前なんて本当はどうでも良かったのだが。
まるで男の正体が何なのかを誤魔化されてしまったかの様だ。
一体どうしてこうなったのやら。
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