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第十二節「折れた翼 友の想い 希望の片翼」
~絆が結びて導かれたものは~
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アージは決して、勇の事を最初から信頼していた訳では無かった。
和解もして、マヴォの窮地も救ってくれたけれども。
それでも心のどこかでは思っていたものだ。
〝実は裏があるのではないか?〟と。
これまでに目的柄、人間を救う事だってあった。
魔者の魔剣使いを倒す為にと。
しかしその度に二人は感謝されるどころか恐れられたのだ。
それも救ったはずの人間から。
ただ〝魔者である〟という理由だけで。
それは戦いに塗れた世界で生き続けて来たが故か。
こうして今までの戦いで多くの裏切りを目の当たりにしてきて。
自然と相手を疑う事に抵抗が無くなっていたのだろう。
でも勇と出会って、その価値観は一転した。
命力という絶対的な特性が証明してくれたのだ。
信頼せねば成せない命力供与、それを成したという奇跡を以って。
言葉や知識よりもシンプルで、それでいて何よりも至り難い結果を残したからこそ。
勇とちゃな。
この二人は間違い無く信頼出来る――いや、信頼すべき存在なのだと。
だからこそアージは決意する。
今こそ己の内に秘めた秘密を一つ紐解く事を。
この二人ならば伝えても良い。
そう思えてならなかったから。
「アージさん、もしかして何か知っているんですかッ!?」
そんな意思が垣間見えた途端、勇が思わず声を跳ね上げる。
期待と不安を織り交ぜた高々な一声を。
僅かに横目を寄せていたアージへと向けて。
福留からの話では、アージとマヴォは何も知らないという事だった。
それに福留は嘘を付かないし、アージとマヴォも信頼している。
だからそこに疑う余地なんて無いと思っていて。
けど、それは違ったのだ。
アージは明らかに何かを知っている。
そう思える余裕がその立ち姿から溢れているのだ。
まるで勇を足止め、惹きつけんばかりに。
「知っているとか言えば知っている――が、俺の口から全ては語れん」
「えっ!?」
「ただ、勇殿にはこれ以上無い恩義がある。その恩義を蔑ろにしてまでこの秘密を伏せたいなどとは思わん」
そう、アージは相手が勇だからこそ引き付けたのだ。
誰よりも何よりもずっと強く、自分達をその身を以て信じてくれた相手だから。
そして出会ったばかりのマヴォを救う事も躊躇わない、心優しき者達だからこそ。
「しかしそれを伝えるのは福留殿ではダメなのだ。一国を担う様な間者では。個人として戦う事の出来る勇殿でなくてはならない。それだけ、リスクが余りにも大きい秘密ゆえな」
「リスク――それって、魔剣を国に与える事を良しとしないのと同じの……?」
「そうだ。……かつてより、こういった禁秘は滅びを導くと伝えられていてな、国が絡んだ場合は特に酷かったのだと聞く。だからこそ我等は選ぶのだ。この秘密を伝えに値する、真に信頼すべき友を」
立場も申し分なかった。
福留と違い、あくまで一人の魔剣使いとして戦う者だから。
ならきっと、渡した秘密も正しい形で扱ってくれるだろうと。
「だからこそ、貴殿の希望を繋ぐ為にもその意志に応えよう」
そう信じたからアージは勇を選んだのだ。
例えこの後に勇が福留へと伝えたとしても。
例えその結果、自分達が不利になろうとも。
〝それでもこの男ならばきっと正しい道に導いてくれる〟と心から願って。
「自らの足でアルライの里へ赴け。そしてジヨヨ殿に会い、そして伝えるのだ。我等が名と共に、『この魔剣を救いたい』と」
そうして放たれたのは決して具体的な話ではなかった。
これでは本当に助けとなるかさえわかりはしないだろう。
けれど、今の一言は勇にとって何よりもの大きな希望だった。
今までの儚い瞬きとは違う、道筋が見える程の光明だったのだ。
だからこそ今、勇は堪らず喜びに打ち震えていて。
感極まった所為か口元が引き緩んで止まらない。
まるで今にも泣き出さんばかりにと。
それだけ嬉しかったのだろう。
アージ達の寄せてくれた信頼が、その気持ちが。
高揚が、身震いが抑えきれない程に。
「アージさん、俺、俺……ッ!!」
「みなまで言う必要は無い。急いているのだろう? ならばその昂りを足へと回せばいい。そして我等には結果だけを伝えてくれるだけで構わん。良い報告を待っているぞ」
その気持ちを汲んだのか、アージが片笑窪を吊り上げながら送り出す。
それも勇の頭上から、大きな腕で訓練棟の扉を軽々と押し開いて。
「はい、俺行ってきますッ!! アージさん、マヴォさん、ありがとうございましたッ!!」
そんな事までしてくれたなら、応えずにはいられない。
故に勇は外へと駆け抜けていた。
不調だったはずの左足をもしっかりと動かして。
きっと今の昂りが走り方を思い出させたのだろう。
それだけ無我夢中だったから。
不調の事さえ忘れてしまうくらいに。
おかげでアージもマヴォも笑わずにはいられない。
その無邪気にも足る子供らしい後ろ姿に。
それでいて真っ直ぐで、あまりにも素直な少年の在り方に。
これだけ純粋な男に出会えて良かったのだと。
「でもよ、いいのか兄者? これは本来誰にも教えちゃならねぇ事だぜ?」
「勇殿なら構わんさ。それに、本当にアルライの里と親交しているならばいずれは知る事だ。今その機会が訪れたというだけなのだろう」
そして願わずにもいられない。
この話が勇にとって何よりもの救いとならん事を。
命を救う。
人間でも、魔者でも、魔剣であろうとも。
そんな分け隔てない〝愛〟とも言える想いを見せつけられたから。
だから今、二人はこう言い合いながらも勇を笑顔で見送る。
禁を犯そうとも何一つ後悔を抱かずに。
むしろそう出来たと誇れる程の信頼に、心地良ささえも感じながら。
「一度帰らないと後がうるさいよな、きっと」
それから勇は上野駅へと何とか到達し、今は電光掲示板を見上げていた。
地元へ向かう電車の時刻を確認する為に。
それというのも、医者からは一度自宅へ帰る事を勧められていて。
勇はまだ未成年だから、何があろうとも両親には必ず目通しする様にと。
だから一先ずは帰って、それから行動しようと思っていたのだけれど。
ふと、勇の視線が手元のスマートフォンへと移っていく。
すると、そんな画面にはなんと新幹線の時刻表が。
隣駅である東京駅から京都へと続く路線が映り込んでいて。
「でも二人を待ってたら京都に行くのはどうしても明日になるし」
きっと、ここに至るまでにずっと思い悩んでいたのだろう。
今日一日を体裁の為に潰すか否かを。
けれどそんな体裁など勇にとっては無駄でしかなかったのだ。
アージとマヴォの好意を蔑ろにするとさえ思えてならなくて。
そんな事の為にもし魔剣が死んでしまえば合わせる顔さえ無いから。
「――それなら、もう行くか……!」
故に今、勇は東京駅へと向けて一歩を踏み出していた。
〝ならいっそ、今だけは体裁なんてかなぐり捨ててしまおう〟と心に決めて。
親に怒られたって一時的な事だ。
学校の成績なんて後でどうにかすればいい。
それよりもずっと大事だと思う事を成さなければならないから。
この瞬間にも死ぬかもしれない魔剣を救う為にも。
二人が見せてくれた可能性を繋ぐ為にも。
決めた道を進むその歩みには、迷いなどもはや何一つ垣間見えはしない。
和解もして、マヴォの窮地も救ってくれたけれども。
それでも心のどこかでは思っていたものだ。
〝実は裏があるのではないか?〟と。
これまでに目的柄、人間を救う事だってあった。
魔者の魔剣使いを倒す為にと。
しかしその度に二人は感謝されるどころか恐れられたのだ。
それも救ったはずの人間から。
ただ〝魔者である〟という理由だけで。
それは戦いに塗れた世界で生き続けて来たが故か。
こうして今までの戦いで多くの裏切りを目の当たりにしてきて。
自然と相手を疑う事に抵抗が無くなっていたのだろう。
でも勇と出会って、その価値観は一転した。
命力という絶対的な特性が証明してくれたのだ。
信頼せねば成せない命力供与、それを成したという奇跡を以って。
言葉や知識よりもシンプルで、それでいて何よりも至り難い結果を残したからこそ。
勇とちゃな。
この二人は間違い無く信頼出来る――いや、信頼すべき存在なのだと。
だからこそアージは決意する。
今こそ己の内に秘めた秘密を一つ紐解く事を。
この二人ならば伝えても良い。
そう思えてならなかったから。
「アージさん、もしかして何か知っているんですかッ!?」
そんな意思が垣間見えた途端、勇が思わず声を跳ね上げる。
期待と不安を織り交ぜた高々な一声を。
僅かに横目を寄せていたアージへと向けて。
福留からの話では、アージとマヴォは何も知らないという事だった。
それに福留は嘘を付かないし、アージとマヴォも信頼している。
だからそこに疑う余地なんて無いと思っていて。
けど、それは違ったのだ。
アージは明らかに何かを知っている。
そう思える余裕がその立ち姿から溢れているのだ。
まるで勇を足止め、惹きつけんばかりに。
「知っているとか言えば知っている――が、俺の口から全ては語れん」
「えっ!?」
「ただ、勇殿にはこれ以上無い恩義がある。その恩義を蔑ろにしてまでこの秘密を伏せたいなどとは思わん」
そう、アージは相手が勇だからこそ引き付けたのだ。
誰よりも何よりもずっと強く、自分達をその身を以て信じてくれた相手だから。
そして出会ったばかりのマヴォを救う事も躊躇わない、心優しき者達だからこそ。
「しかしそれを伝えるのは福留殿ではダメなのだ。一国を担う様な間者では。個人として戦う事の出来る勇殿でなくてはならない。それだけ、リスクが余りにも大きい秘密ゆえな」
「リスク――それって、魔剣を国に与える事を良しとしないのと同じの……?」
「そうだ。……かつてより、こういった禁秘は滅びを導くと伝えられていてな、国が絡んだ場合は特に酷かったのだと聞く。だからこそ我等は選ぶのだ。この秘密を伝えに値する、真に信頼すべき友を」
立場も申し分なかった。
福留と違い、あくまで一人の魔剣使いとして戦う者だから。
ならきっと、渡した秘密も正しい形で扱ってくれるだろうと。
「だからこそ、貴殿の希望を繋ぐ為にもその意志に応えよう」
そう信じたからアージは勇を選んだのだ。
例えこの後に勇が福留へと伝えたとしても。
例えその結果、自分達が不利になろうとも。
〝それでもこの男ならばきっと正しい道に導いてくれる〟と心から願って。
「自らの足でアルライの里へ赴け。そしてジヨヨ殿に会い、そして伝えるのだ。我等が名と共に、『この魔剣を救いたい』と」
そうして放たれたのは決して具体的な話ではなかった。
これでは本当に助けとなるかさえわかりはしないだろう。
けれど、今の一言は勇にとって何よりもの大きな希望だった。
今までの儚い瞬きとは違う、道筋が見える程の光明だったのだ。
だからこそ今、勇は堪らず喜びに打ち震えていて。
感極まった所為か口元が引き緩んで止まらない。
まるで今にも泣き出さんばかりにと。
それだけ嬉しかったのだろう。
アージ達の寄せてくれた信頼が、その気持ちが。
高揚が、身震いが抑えきれない程に。
「アージさん、俺、俺……ッ!!」
「みなまで言う必要は無い。急いているのだろう? ならばその昂りを足へと回せばいい。そして我等には結果だけを伝えてくれるだけで構わん。良い報告を待っているぞ」
その気持ちを汲んだのか、アージが片笑窪を吊り上げながら送り出す。
それも勇の頭上から、大きな腕で訓練棟の扉を軽々と押し開いて。
「はい、俺行ってきますッ!! アージさん、マヴォさん、ありがとうございましたッ!!」
そんな事までしてくれたなら、応えずにはいられない。
故に勇は外へと駆け抜けていた。
不調だったはずの左足をもしっかりと動かして。
きっと今の昂りが走り方を思い出させたのだろう。
それだけ無我夢中だったから。
不調の事さえ忘れてしまうくらいに。
おかげでアージもマヴォも笑わずにはいられない。
その無邪気にも足る子供らしい後ろ姿に。
それでいて真っ直ぐで、あまりにも素直な少年の在り方に。
これだけ純粋な男に出会えて良かったのだと。
「でもよ、いいのか兄者? これは本来誰にも教えちゃならねぇ事だぜ?」
「勇殿なら構わんさ。それに、本当にアルライの里と親交しているならばいずれは知る事だ。今その機会が訪れたというだけなのだろう」
そして願わずにもいられない。
この話が勇にとって何よりもの救いとならん事を。
命を救う。
人間でも、魔者でも、魔剣であろうとも。
そんな分け隔てない〝愛〟とも言える想いを見せつけられたから。
だから今、二人はこう言い合いながらも勇を笑顔で見送る。
禁を犯そうとも何一つ後悔を抱かずに。
むしろそう出来たと誇れる程の信頼に、心地良ささえも感じながら。
「一度帰らないと後がうるさいよな、きっと」
それから勇は上野駅へと何とか到達し、今は電光掲示板を見上げていた。
地元へ向かう電車の時刻を確認する為に。
それというのも、医者からは一度自宅へ帰る事を勧められていて。
勇はまだ未成年だから、何があろうとも両親には必ず目通しする様にと。
だから一先ずは帰って、それから行動しようと思っていたのだけれど。
ふと、勇の視線が手元のスマートフォンへと移っていく。
すると、そんな画面にはなんと新幹線の時刻表が。
隣駅である東京駅から京都へと続く路線が映り込んでいて。
「でも二人を待ってたら京都に行くのはどうしても明日になるし」
きっと、ここに至るまでにずっと思い悩んでいたのだろう。
今日一日を体裁の為に潰すか否かを。
けれどそんな体裁など勇にとっては無駄でしかなかったのだ。
アージとマヴォの好意を蔑ろにするとさえ思えてならなくて。
そんな事の為にもし魔剣が死んでしまえば合わせる顔さえ無いから。
「――それなら、もう行くか……!」
故に今、勇は東京駅へと向けて一歩を踏み出していた。
〝ならいっそ、今だけは体裁なんてかなぐり捨ててしまおう〟と心に決めて。
親に怒られたって一時的な事だ。
学校の成績なんて後でどうにかすればいい。
それよりもずっと大事だと思う事を成さなければならないから。
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