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第四節「慢心 先立つ思い 力の拠り所」
~青着に春語~
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一機のヘリコプターが轟音を発しながら空へと舞い上がる。
機内には強張りを見せながら並んで座る勇とちゃな、その対面側に微笑みを向ける福留、サポート要員である自衛隊員一名の座る姿があった。
初めてのヘリコプター、おまけに初めての飛行物搭乗。
飛行機にすら乗った事の無い二人にとって、目下の光景が小さくなっていく様に恐怖を感じてならない。
ちゃなに至っては変容事件初日での大空跳躍経験から若干トラウマを催していた様で。
怖さの余りに勇の腕を掴んで離さない。
そんな勇の下半身は紺のジャージへと変わっていた。
ちゃなが持ってきていた体育着用のジャージだ。
それは幸か不幸か学校に置き忘れて残っていた、数少ない彼女の私物。
何故ここまで持って来たのか理由は定かでは無いが。
先程の議論が煮詰まった結果、勇が下ジャージだけを借り受けて履き替える事となったのである。
「勇さん、大丈夫そうですか?」
若干小さめではあるが、裾が短い分には差し支えなく。
生地に張りが無く伸縮性に富む分、張って動き難い制服よりは断然マシだ。
とはいえ、元は彼女が常日頃着ていたモノ。
おまけに先週から洗わないまま。
同性の物ならばまだしも異性、しかも今こうして隣から持ち主に腕を掴まれていて。
肌が生地と擦れる度に妙な感覚が彼の脳に響き渡る。
欲求と羞恥が混ざり合い、解放感で割ったという様な……単に言いきれない、よくわからない感覚。
加えて、素直になれない気持ちが声を圧し殺し、頬を朱に染め上げていた。
「う、うん、大丈夫……だよ」
少女の無垢な善意が男心を無性に擽り倒す。
そう応えた時の声色は、誰が聴いてもわかる程に甲高く。
―――青春ですねぇ―――
福留がそう思える程に、勇の動揺っぷりは他から見ても明らかで。
全く気付かぬちゃなはさておき。
「しかし二人ともそんな格好だと、攻撃された時が不安ですねぇ。 戦い易い装備を見繕った方が良かったでしょうか」
「ま、まぁどうせ攻撃一発でもまともに貰ったら死ぬ可能性高いので。 少しでも身軽の方がいいかなって思います」
「そ、そうですか……」
勇の言う事が最善かどうか別として、一理もある。
ダッゾ族の腕力は甲冑の様な物を身に着けない限り防げそうにない程に強かった。
例え実際に身に着けていたとしても、直撃を貰えば骨折等は免れないだろう。
そもそもそんな物を纏っていては回避する事もままならず、何も纏わない時よりも条件は悪い。
今の勇ほどに動けるのであればなおさらだ。
「一撃でも貰えば終わる」と覚悟すれば意識に緊張感を生み、戦いに対する姿勢にも影響する。
背水の陣という訳ではないが、そんな意識も魔者との戦いにおいては必要なのかもしれない。
「そういった道具は用意出来ませんでしたが、これくらいなら用意は出来ました。 良かったら受け取ってください」
タイミングを見計らったかの様に福留が傍に置いていた段ボール箱を開く。
その中から現れたのは大量のおにぎりや総菜。
コンビニの物とは違う、高品質おにぎり専門店【握里屋】のロゴが刻まれた品物の数々であった。
とても二人では食べきれない程の量の食料を前に、二人とも思わず目を丸くしていて。
高級ホテルにヘリコプター、沢山の高価な御飯と続けば「ここまでしなくても」と思うのも仕方なく。
とはいえ二人は当然朝食をまだ摂っていない。
福留の「どうぞ」と差し出されたおにぎりを受け取ると、揃って袋を開いて口に頬張り始める。
どうやら握りたての様で、柔らかな米の食感が舌を喜ばす。
たちまち口中に絶妙な炊き具合で引き立たせられた米独特の甘みが広がり始め。
食べた事も無い様な味わいが多幸感を呼び、堪らず二人の頬を緩ませていた。
「どうぞ好きなだけ食べてください。 戦いの前の腹ごしらえは大事ですからね」
これが最後の晩餐としない為に。
少しでも力にする為に。
いざという時に力が出せる様にする為に。
一口で味をしめた二人が沸き起こる食欲のままに頬張り始めていく。
勇に至っては余程に気に入ったのだろう、すぐにでも二つ目に手を伸ばす勢いだ。
ちゃなは両手で小さく掴みながら細かく口に運ぶリス食い。
小動物の様な仕草は思わず福留と自衛隊員をホッコリとさせる。
気付けばあっという間に大半が彼等の胃袋に消え。
用意した福留もその喰いっぷりに思わず顔をほころばせていた。
「いやはや凄い喰いっぷりですねぇ。 お二人共随分とした食欲をお持ちの様で」
さすがに二人がここまで食べるとは思っていなかったのだろう。
お腹を満たす事が出来た勇とちゃなも幸せそうだ。
よほど美味しかったのだろう、満足気な溜息が揃って「はぁ~」と溢れ出てなかなか止まらない。
そんな時、ふと福留がその身を膝へ乗せる様にして勇へと顔を近づける。
「ところで……実は先程から気になっていたのですが―――」
福留がそう思い始めたのは、狭い機内へ入った直後からというもの。
勇だけから妙な感覚を受け、ずっと訊こうか悩んでいた様だ。
「勇君、ここまで離れてるのに体温を感じるくらいだったのですが。 私が行くまでに何をしてたんですか?」
確かに事前にシャワーを浴びていたから温まっていたというのは事実だろう。
それでも離れた相手に温度を感じさせる程の温まり具合はその程度では説明が付く訳も無く。
「あぁ、さっきまで筋トレしてたので多分かなり温まってるんじゃないかと」
「筋トレって、いつからやってたんですか」
「朝の五時からだったかなぁ」
そんな余りにも意外な答えに、福留が「それはそれは」と笑いが止まらない。
遅起きどころかそんな朝早くから起きて体を動かしていたなど思いも寄らず。
寝坊を危惧していたのは杞憂に過ぎなかったと思い知らされた様だ。
福留が思う以上に勇の意思が戦いへ傾いていた事に関心すら抱かせる。
「大丈夫なのですか、そんな朝から体力消耗しちゃって」
「いつもこんな感じですから平気ですよ」
そう素っ気なく答えた勇に、福留はおろか隣の自衛隊員までもが「ほぉ~」と声を漏らす。
習慣とは恐ろしいもので。
どうやら勇のトレーニングは彼が知る以上に本格的だった様だ。
彼の性質上、嘘を付いているとは到底思えず。
福留の関心に拍車が掛かるばかりである。
「それはなんとまぁ、結構鍛えられてるんですねぇ。 ちょっと腕を見せて貰ってもいいですか?」
「え、あ、はい、いいですよ」
勇がそんな願いに抵抗も無く右腕のYシャツの袖をまくり上げて腕を見せると……福留と、興味がありげなちゃながその腕を見つめる。
二人の前に現れたのは、細くとも引き締まった勇の右腕。
しっかりと鍛えられた筋肉が腕を這う様に浮かび上がった様を見せ。
一度拳を返して握れば、押しても引いてもビクともしない程に張りが乗ってガチリと固まる。
力こぶも目立つまでに膨れ上がり、彼の力強さをありありと示していた。
福留も勇が剣道をやっているという事は出会った当日の帰り際に教えてもらっていた。
しかしここまで鍛えているとは思っても見なかった様だ。
「これは想像以上ですねぇ。 剣道をやっているとは伺いましたが、どれ程の腕前なのですか?」
「一応これでも一年の時に団体戦の全国大会で戦った事がありますよ」
「全国……凄い」
「ほぉ~。 それなら確かに魔剣を使い始めてすぐ戦える訳だ。 下地が充分なくらいに出来てるんですねぇ」
勇としてもここまでべた褒めされるのは初めてな事で。
剣聖に「才能が無い」と言われて不運と思いきや、フェノーダラ王国での持ち上げや福留の誉め言葉と続き。
「思ったよりも自分の境遇は悪く無いんだな」と思ってならない。
そこから生まれた嬉しさも相まって。
思わず頬を赤らめ、照れ恥ずかしそうにこめかみを掻く。
そんな中、不意にちゃなの柔らかい手が二の腕へそっと触れ。
突然の撫で上げるソフトな感触に、堪らず勇がその身を固まらせる。
「ほんとだ……硬いなぁ」
その一言、その仕草、その手感。
何を取っても勇には何もかもが刺激的で。
そんな事も露知らず、ちゃながとても弱い力で腕の筋肉を摘まもうと指を滑らせる。
「あっ……摘まめないくらいだ」
それにはさすがの勇も堪らず「おぉふ」と声を漏らし。
たちまち力こぶを生んでいた腕の力みが解れ、面持ちと共にふにゃふにゃとした弾力を取り戻していく。
それでも彼女にとっては硬いと思えた様であったが。
「私もこれくらい硬くならないとだめなのかな」
「た、田中さんはそのままでいいと……思うよ」
「本当ですか? よかったぁ」
ちゃなも魔剣使いとしては鍛えておかねばならないとでも思ったのだろう。
とはいえ元の体付きの弱さは彼女も知る程で、鍛える事には自信が無い様だ。
勇の助言に思わず安堵の溜息が零れる。
そんな勇の心情はさておき。
そんな二人のやり取りを前に、福留と自衛隊員が「青春だなぁ」と心に思ってならず。
無言のままに、じっと二人の動向の一部始終を眺め続けるのであった。
機内には強張りを見せながら並んで座る勇とちゃな、その対面側に微笑みを向ける福留、サポート要員である自衛隊員一名の座る姿があった。
初めてのヘリコプター、おまけに初めての飛行物搭乗。
飛行機にすら乗った事の無い二人にとって、目下の光景が小さくなっていく様に恐怖を感じてならない。
ちゃなに至っては変容事件初日での大空跳躍経験から若干トラウマを催していた様で。
怖さの余りに勇の腕を掴んで離さない。
そんな勇の下半身は紺のジャージへと変わっていた。
ちゃなが持ってきていた体育着用のジャージだ。
それは幸か不幸か学校に置き忘れて残っていた、数少ない彼女の私物。
何故ここまで持って来たのか理由は定かでは無いが。
先程の議論が煮詰まった結果、勇が下ジャージだけを借り受けて履き替える事となったのである。
「勇さん、大丈夫そうですか?」
若干小さめではあるが、裾が短い分には差し支えなく。
生地に張りが無く伸縮性に富む分、張って動き難い制服よりは断然マシだ。
とはいえ、元は彼女が常日頃着ていたモノ。
おまけに先週から洗わないまま。
同性の物ならばまだしも異性、しかも今こうして隣から持ち主に腕を掴まれていて。
肌が生地と擦れる度に妙な感覚が彼の脳に響き渡る。
欲求と羞恥が混ざり合い、解放感で割ったという様な……単に言いきれない、よくわからない感覚。
加えて、素直になれない気持ちが声を圧し殺し、頬を朱に染め上げていた。
「う、うん、大丈夫……だよ」
少女の無垢な善意が男心を無性に擽り倒す。
そう応えた時の声色は、誰が聴いてもわかる程に甲高く。
―――青春ですねぇ―――
福留がそう思える程に、勇の動揺っぷりは他から見ても明らかで。
全く気付かぬちゃなはさておき。
「しかし二人ともそんな格好だと、攻撃された時が不安ですねぇ。 戦い易い装備を見繕った方が良かったでしょうか」
「ま、まぁどうせ攻撃一発でもまともに貰ったら死ぬ可能性高いので。 少しでも身軽の方がいいかなって思います」
「そ、そうですか……」
勇の言う事が最善かどうか別として、一理もある。
ダッゾ族の腕力は甲冑の様な物を身に着けない限り防げそうにない程に強かった。
例え実際に身に着けていたとしても、直撃を貰えば骨折等は免れないだろう。
そもそもそんな物を纏っていては回避する事もままならず、何も纏わない時よりも条件は悪い。
今の勇ほどに動けるのであればなおさらだ。
「一撃でも貰えば終わる」と覚悟すれば意識に緊張感を生み、戦いに対する姿勢にも影響する。
背水の陣という訳ではないが、そんな意識も魔者との戦いにおいては必要なのかもしれない。
「そういった道具は用意出来ませんでしたが、これくらいなら用意は出来ました。 良かったら受け取ってください」
タイミングを見計らったかの様に福留が傍に置いていた段ボール箱を開く。
その中から現れたのは大量のおにぎりや総菜。
コンビニの物とは違う、高品質おにぎり専門店【握里屋】のロゴが刻まれた品物の数々であった。
とても二人では食べきれない程の量の食料を前に、二人とも思わず目を丸くしていて。
高級ホテルにヘリコプター、沢山の高価な御飯と続けば「ここまでしなくても」と思うのも仕方なく。
とはいえ二人は当然朝食をまだ摂っていない。
福留の「どうぞ」と差し出されたおにぎりを受け取ると、揃って袋を開いて口に頬張り始める。
どうやら握りたての様で、柔らかな米の食感が舌を喜ばす。
たちまち口中に絶妙な炊き具合で引き立たせられた米独特の甘みが広がり始め。
食べた事も無い様な味わいが多幸感を呼び、堪らず二人の頬を緩ませていた。
「どうぞ好きなだけ食べてください。 戦いの前の腹ごしらえは大事ですからね」
これが最後の晩餐としない為に。
少しでも力にする為に。
いざという時に力が出せる様にする為に。
一口で味をしめた二人が沸き起こる食欲のままに頬張り始めていく。
勇に至っては余程に気に入ったのだろう、すぐにでも二つ目に手を伸ばす勢いだ。
ちゃなは両手で小さく掴みながら細かく口に運ぶリス食い。
小動物の様な仕草は思わず福留と自衛隊員をホッコリとさせる。
気付けばあっという間に大半が彼等の胃袋に消え。
用意した福留もその喰いっぷりに思わず顔をほころばせていた。
「いやはや凄い喰いっぷりですねぇ。 お二人共随分とした食欲をお持ちの様で」
さすがに二人がここまで食べるとは思っていなかったのだろう。
お腹を満たす事が出来た勇とちゃなも幸せそうだ。
よほど美味しかったのだろう、満足気な溜息が揃って「はぁ~」と溢れ出てなかなか止まらない。
そんな時、ふと福留がその身を膝へ乗せる様にして勇へと顔を近づける。
「ところで……実は先程から気になっていたのですが―――」
福留がそう思い始めたのは、狭い機内へ入った直後からというもの。
勇だけから妙な感覚を受け、ずっと訊こうか悩んでいた様だ。
「勇君、ここまで離れてるのに体温を感じるくらいだったのですが。 私が行くまでに何をしてたんですか?」
確かに事前にシャワーを浴びていたから温まっていたというのは事実だろう。
それでも離れた相手に温度を感じさせる程の温まり具合はその程度では説明が付く訳も無く。
「あぁ、さっきまで筋トレしてたので多分かなり温まってるんじゃないかと」
「筋トレって、いつからやってたんですか」
「朝の五時からだったかなぁ」
そんな余りにも意外な答えに、福留が「それはそれは」と笑いが止まらない。
遅起きどころかそんな朝早くから起きて体を動かしていたなど思いも寄らず。
寝坊を危惧していたのは杞憂に過ぎなかったと思い知らされた様だ。
福留が思う以上に勇の意思が戦いへ傾いていた事に関心すら抱かせる。
「大丈夫なのですか、そんな朝から体力消耗しちゃって」
「いつもこんな感じですから平気ですよ」
そう素っ気なく答えた勇に、福留はおろか隣の自衛隊員までもが「ほぉ~」と声を漏らす。
習慣とは恐ろしいもので。
どうやら勇のトレーニングは彼が知る以上に本格的だった様だ。
彼の性質上、嘘を付いているとは到底思えず。
福留の関心に拍車が掛かるばかりである。
「それはなんとまぁ、結構鍛えられてるんですねぇ。 ちょっと腕を見せて貰ってもいいですか?」
「え、あ、はい、いいですよ」
勇がそんな願いに抵抗も無く右腕のYシャツの袖をまくり上げて腕を見せると……福留と、興味がありげなちゃながその腕を見つめる。
二人の前に現れたのは、細くとも引き締まった勇の右腕。
しっかりと鍛えられた筋肉が腕を這う様に浮かび上がった様を見せ。
一度拳を返して握れば、押しても引いてもビクともしない程に張りが乗ってガチリと固まる。
力こぶも目立つまでに膨れ上がり、彼の力強さをありありと示していた。
福留も勇が剣道をやっているという事は出会った当日の帰り際に教えてもらっていた。
しかしここまで鍛えているとは思っても見なかった様だ。
「これは想像以上ですねぇ。 剣道をやっているとは伺いましたが、どれ程の腕前なのですか?」
「一応これでも一年の時に団体戦の全国大会で戦った事がありますよ」
「全国……凄い」
「ほぉ~。 それなら確かに魔剣を使い始めてすぐ戦える訳だ。 下地が充分なくらいに出来てるんですねぇ」
勇としてもここまでべた褒めされるのは初めてな事で。
剣聖に「才能が無い」と言われて不運と思いきや、フェノーダラ王国での持ち上げや福留の誉め言葉と続き。
「思ったよりも自分の境遇は悪く無いんだな」と思ってならない。
そこから生まれた嬉しさも相まって。
思わず頬を赤らめ、照れ恥ずかしそうにこめかみを掻く。
そんな中、不意にちゃなの柔らかい手が二の腕へそっと触れ。
突然の撫で上げるソフトな感触に、堪らず勇がその身を固まらせる。
「ほんとだ……硬いなぁ」
その一言、その仕草、その手感。
何を取っても勇には何もかもが刺激的で。
そんな事も露知らず、ちゃながとても弱い力で腕の筋肉を摘まもうと指を滑らせる。
「あっ……摘まめないくらいだ」
それにはさすがの勇も堪らず「おぉふ」と声を漏らし。
たちまち力こぶを生んでいた腕の力みが解れ、面持ちと共にふにゃふにゃとした弾力を取り戻していく。
それでも彼女にとっては硬いと思えた様であったが。
「私もこれくらい硬くならないとだめなのかな」
「た、田中さんはそのままでいいと……思うよ」
「本当ですか? よかったぁ」
ちゃなも魔剣使いとしては鍛えておかねばならないとでも思ったのだろう。
とはいえ元の体付きの弱さは彼女も知る程で、鍛える事には自信が無い様だ。
勇の助言に思わず安堵の溜息が零れる。
そんな勇の心情はさておき。
そんな二人のやり取りを前に、福留と自衛隊員が「青春だなぁ」と心に思ってならず。
無言のままに、じっと二人の動向の一部始終を眺め続けるのであった。
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