時き継幻想フララジカ

日奈 うさぎ

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第三十六節「謀略回生 ぶつかり合う力 天と天が繋がる時」

~Treize dieux tranchants <十三烈神光破斬> 勇とデュラン⑤~

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 デュランが自慢の飛行能力を駆使し、空中・地上双方から勇を追い詰める。
 その動きはまるで茶奈の様に鋭く、心輝の様に荒々しい。
 それでいて二人にも寸分違わぬ機動力を誇るのだ。

 加えてその手に持つ魔剣には、何者をも切り裂く力の奔流が迸り。
 もう片手には反撃盾カウンターシールドと称する漆黒の平型小盾が。

 完璧なる装備はもはや隙さえ見せない。
 その力を前に、勇は防戦一方を余儀なくされている。

「守るだけでは人は救えないッ!! 時にはこうして剣を振りかざし、人を斬らねば救えぬ時もあるッ!!」

「くぅ!?」

 圧倒的な速力で近づいては、大剣が如き光の刃を素早く斬り降ろす。
 それを勇が創世剣で受け止めるが、その威力を前にすればもうそれだけで精一杯だ。

 たったそれだけで大地が吹き飛んでしまう程に凄まじい破壊力を誇っているのだから。

 既に周囲は穴だらけ。
 二人が通った後にまともな土面は残されない。
 大気さえも打ち鳴らし、鳥が跳んで逃げようものなら衝撃だけで気絶して落ちていく。

 この二人の攻防を前に、もはや何者をも近づく事は叶わないだろう。
 
「君はその力で何を救う!?」

 その一撃一撃が全て、デュランの強い思いを乗せて。

「愛する人か!? 仲間か!? 家族かッ!?」

 叩き伏せる様に、打ち砕く様に。

「安寧を享受する為の祖国かあッ!!」

 逃がれようとも、離れようとも追い掛けて。

「その力では救えないッ!! 君には何もッ!!」

 徹底的に、何度でも、敵が潰れるまで。
 その意思が、信念がある限り。



「だから私がこの世界を救うッ!!」



 そうして叫ぶデュランの姿はまるで、かつてのデュゼローそのもの。
 圧倒的な力を見せつけ、その上で体だけでなく心までを押し潰す。
 象徴性と威厳を見せつけるかの様にして。

 それを成す実力、もはやデュゼローにさえ勝る。

 そしてこの時放たれた横薙ぎの一撃は、勇の体を弾く程に凄まじく。
 たちまち勇が景色の彼方へと一直線に跳ね飛んでいく。

 当然、それをデュゼローが追わない訳が無い。
 たちまち魔導鎧装から光が迸り、音をも貫く速度を体現する。
 その姿、まるで光の矢の如く。

 だが同じ光の矢ならば、勇にも成せる手段がある。

 気付けばその手に創世弦が握られていて。
 慣性のままに飛びながら、遠くから迫るデュランを狙っていたのだ。

ドドウッ!!!

 その瞬間、強い光の迸りと共に虹の閃光が大気を貫く。
 それも三閃、ほぼ隙間のない速射である。

 撃ち放たれた矢弾はまさに光速。
 瞬時に世界に三本の閃光線を刻み込む。

 しかしそれを―――なんとデュランは躱していた。
 細かい軌道調整により、寸分の狂いも無く紙一重で躱していたのだ。

 それを成すのは、彼の持つ能力に瀬玲の【鷹の目】に近い先見能力があるから。
 デュランは見えていたのだ、勇が創世弦を引き絞っていた所を。

 後はその軌道を見切るだけ。
 撃たれるとわかっていれば対処は容易だ。

 それを成せるのは、類稀なる気迫があるからこそ。
 躱せる自信と、攻撃を見通す度胸、そしてそれを形に出来る力と能力を誇っているからこそ。

 その程度で止められるデュランでは無い。

「それがわかるまで何度でも叩き伏せようッ!! あの時と同じ様にッ!!」

 勇を叩き切るまで、止まるつもりなど無いのだから。
 デュゼローが成し得なかった事を、今こそ成す為に。

「今こそ君を倒すッ!! 同志デュゼローが成せなかった事を!! 私が!! 今!! ここでッ!!」

 でもその気迫を前にしようとも、勇も負けるつもりは無い。
 例え力が及ばなくとも。
 例え立ちはだかる想いが強くとも。

「そうはさせるものかッ!! あの時俺が受け取った願いは!! 偽りない真実だッ!! ならば俺はそれに応える!! 悪意が包む世界なんて誰も望んじゃいないんだッ!!」

 再び創世剣を顕現させ、勇が大地を滑り削る。
 その勢いに反するが如く、体を前のめりに構えながら。

 そして力の限りに飛び上がる。
 向かい来るデュランに向けて一直線に。

「ッ!?」

「力は叩く為にあるんじゃないッ!! 相手の手を握る為にあるんだッ!!」

 こうして生まれた相対速度は人の意識の限界さえも超える。
 並の人間では絶対に超えられない、認識の限界を。

 それは天力を持たない人間では到達出来ない不可視領域。
 その刹那の中を、勇が一直線に突き進む。

 これこそが逆転の糸口、起死回生の一撃。
 勇だけが成し得る可能性の一突である。



 その一撃、もはや人間に耐えられる威力では無い。





ガッキャァァァーーーーーーンッ!!!





 だがその時、信じられない出来事が勇を襲う。

 なんと、デュランがその突撃を受け止めていたのだ。
 その左腕に備えた盾によって。
 微塵も喰い込む事無く、その切っ先を抑えきっていたのである。

「なっ!?」

 とても信じられない事だった。
 今のは真の意味で人間では捉えられぬ一撃だったのに。
 それなのにデュランはこうして防いで見せたのだ。

 それも盾の真芯で捉えるという芸当まで見せつけて。

「残念だが君の動きは見えている。 そしてこれから続く事もッ!!」

 しかもそれは全て、デュランには見えていた。
 その先に見舞う力によって成される事も。



ドガオォンッ!!!



 突如として、盾表層部が弾け飛んだのだ。
 強烈なまでの爆風と共に。
 勇の創世剣と右腕をも弾かせながら。

 これが【魔烈甲ジャナウ】の威力。
 相手の攻撃を無効化し、かつ爆風で弾くという反撃盾の正体。
 その威力、勇の右肩が軋みを上げる程に強烈。
 更にはその身全体を押し返すまでに激しく、たちまち宙へと跳ね上げていて。

 そんな勇を前に、デュランの眼光が鋭く光る。



「この時を待っていたのだッ!! 今こそこの一瞬に全てを懸けるッ!!」



 これこそがデュランの目論み。
 反撃盾によって隙を生み、相手から自由を奪い。
 その上で最大最高の攻撃を見舞い、相手を完全に打ち砕く。

 その為の布石は今、ここに揃った。

 落ち行く中で勇は垣間見るだろう。
 その布石が導いたデュランの信念の成せる技を。

 この時顕現せしは、十三人のデュラン。
 本体を中心として、輪を描く様に並び飛ぶ。
 それは具現化する程に加速し、滾り、迸らせた命力の塊達。
 その全てに意思が、信念が、殺意を以って今こそ光の剣を奮う為に。

 その姿、まるで光輪を背負いし太陽神の如く。





「慄き見よッ!! これが私の―――【十三烈神テュレズフュー光破斬トゥラシャス】だあッッッ!!!!!」





 もうこれは連撃ではない。
 十三人のデュランによる同時攻撃である。
 一切の遅れも無く、同時に、十三方位からの。
 そのどれもが光翼剣であり、全力の一撃。

 その力、もはや神の力さえも飲み込み破砕する。

「うおおおおおッッッ!!??」

 まるで超極大の光線の様だった。
 一瞬にして全周囲から光の柱が迫り、勇を包み込んだのだから。

 その見える全てが斬撃。
 全てが破壊の光。

 それを防ぎきる事など、勇ですら不可能。

 全力の天力壁を張るも即座に弾け消え。
 創世鋲による【極天陣】を張るも防ぎきれない。
 間も無く全身を閃光が貫き、表皮に無数の斬り傷を刻まれていく。

 多量の鮮血を撒き散らしながら。

 斬撃と呼ぶのも憚れる程の閃光の束。
 その領域内において逃げ場など微塵も存在しない。

 包まれた者は―――例外無く、信念の光に焼き尽くされるであろう。

 これがデューク=デュランの神罰。
 これこそが【十三烈神光破斬】。



 世界を救うと豪語する者の、世界を救う為の究極剣である。



「あの時死ぬべきだった君を今、ここで討つ。 その為に、何度でもこの剣を奮うさ」

 だがその剣を撃ち放った後も、デュランは空に飛んだまま剣を構え続ける。
 倒すべき相手を見据えながら。

 そう、勇は生きていたのだ。
 凄まじい閃光から解き放たれ、今ようやく大地へと足を付く。

 ただそのダメージは著しい。
 【極天陣】によって致命傷は避けられたが、全身におびただしい数の切り傷が浮かんでいて。
 赤黒い血液が血だまりを生む程に滴り落ちている。
 疲労も尋常ではない。

 例え天士になったとはいえ、肉体を維持する力は人間と変わらない。
 傷付いて血を失えば弱りもするし、致命傷を受ければ当然死ぬのだから。

 そうだとしても、当然勇は諦めていない。
 気力を振り絞り、天力を再び震わせて空への相手を強く見据えるのみ。

『あの方の実力はもう人間を超えています。 命力の可能性を突き抜けて……』

「ああ、だがあの力強さはそれでいて、不自然過ぎる……!」

 そんな中で勇の心に響くのはア・リーヴェの声。
 デュランの実力を前に、彼女もまた驚きを隠せない。

「そう、不自然なんだ。 あの出力は命力の出力限界を超えている……!! あれだけの力を放出したら、本来の人間なら体が耐えられないハズだ。 だとすれば、それを成し得る可能性は一つしか考えられない―――」

『まさか、そんなッ!?』

 そう、驚かないはずも無かったのだ。
 導き出された答えは想像を絶するものだったから。
 勇も、ア・リーヴェでさえも今まで考え付くはずもなかった可能性だから。



「―――デュランは……天力を使ってるッッ!!!」



 それは最も考えられなかった可能性だから。

 勇もア・リーヴェもまさか思っても見なかっただろう。
 敵として立ち塞がる者が天士になる可能性を秘めていたなど。

 その力をこうして奮ってくるとは思いもしないだろう。

 でもその予兆はいくらでもあった。
 創世剣が受け止められた時から。
 刹那の突撃を見切られた事も、【魔烈甲ジャナウ】で受け止められた事も。
 【十三烈神光破斬】が誇る性能もそうだ。

 本来人間に備えられた命力の放出量という物は決まっている。
 それは成長を遂げる事で拡張されるが、所持容量の数割という壁を超える事は出来ない。
 一部の人間においては例外もあるが。

 もし超えてしまった場合、即座に死へと至る事さえあるからである。

 だがデュランは明らかに自身の備える命力を超えて撃ち放った。
 それは【アデ・リュプス】の力とも思えるがそれは違う。
 魔剣自体に人間の命力容量をどうこうする力など無いのだから。
 
 ではそこにもし天力があったらどうだろうか。

 そうすれば身体能力は天力によって強化され、人間の領域を超えられる。
 また、天力の反発力によって想定を超えた命力量を放出出来るだろう。
 もし使い切っても、天力があるから死ぬ事は無い。

 その上で、デュランはその事実に気付いていない。
 気付いていた場合、天士に目覚めて命力が消し飛んでしまうからだ。
 
 勇の様に命力が消えないのは、なまじ強いから逆に天力を押し込んでいるに過ぎない。

 つまり今のデュランは想定出来ない存在。
 天士の力を持つ魔剣使いという希有な存在なのである。
 
『ああ、なんという運命の悪戯でしょう。 数少ない天士の力を持つ者がこうしてぶつかり合うなんて』

「そんな事があっても不思議じゃないさ。 天力が持つ人間のキッカケに行動は関係無いから……!」

 勇が人を信じ続ける事で天士に目覚めた様に。
 デュランもまた、【救世同盟】の人間でありながらも人を信じ続けた。
 だから天力に目覚めたのだ。

「【救世同盟】なんて思想の中に包まれていたから気付けなかったんだ……!!」

 そして今、こうして強敵として立っている。
 命力と天力、両方の力を奮う最強の敵として。



 でもそれは―――決して不利ばかりではない。





「……ア・リーヴェ、【第四の門 ナ・ロゥダ】を開く!!」
 


 

 その時、勇は静かにア・リーヴェへとそう呟いた。
 決意の瞳をデュランに向ける中で。

 その一言がア・リーヴェにこれ以上無い驚きを導く事となる。
 天力体の彼女でも表情がわかる程の驚きを。

『そ、そんな事をすれば、貴方の存在がアルトランに完全に察知される事になりますよ!?』

「それをするだけの価値がデュランにはあるッ!! 天力があるなら、倒さないで済む可能性があるってことだろ!! なら俺はそれに賭けたいッ!!」

 勇の決意は固い。
 例えその行為が如何なリスクをもたらそうとも。

 今目の前に生まれた可能性を失わない為に、全力を尽くすのみ。

『……わかりました。 でしたらフジサキユウ、私も貴方に賭けます。 貴方が導く可能性に』

「ありがとう、ア・リーヴェ」

 なお、この二人の会話は現界で行われている訳ではない。
 天力を通じて星の中心アストラルストリームで行われた二人だけの会話だ。
 故にその話に掛けた時間はほぼゼロ秒。

 その上で結論を導き出し、デュランを見据える。
 会話の末に生まれた勝利の可能性を掴み取る為に。

 そしてその先に見える新たな可能性を捉える為に―――



 今こそ、【創世の鍵】に秘められし力の一端をまた一つ……解き放つ。


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