17 / 148
第一章
第16話 その輝き、如何なモノにも止められない
しおりを挟む
俺の秘術【輝操術】が側近達の腕を昇華えた。
死の激痛をもたらすアヒルの脚へと。
そうして間も無く、全員が泡を吹いて動きを止める事に。
相変わらずエグい力だ。
俺自身もこれは怖くてなかなか使えないんだよな。
制御するまで何が起こるかわからないから。
けど、小さい頃から父と共に制御の仕方を手探りで学んだ。
術式も閃きで生み出し、理論を構築して頭に叩き込んだ。
お陰で今は全てではないが基本的な事は操れる。
もっとも、全てを把握なんてとても出来るとは思えないけれど。
なにせ、この力はまさに『なんでも出来る力』だからな。
文字通り何でも出来る。
俺の想像力次第で好きにな。
ただまだ俺自身の頭が固いからこんな事しか出来ないだけに過ぎない。
しかしいつかこの力を極めたい。
秘められた謎を調べ、解明してみたい。
そしてこの力が何故俺に備わったのか、そのルーツを確かめたい。
その為に俺は旅立つ事にしたんだ。
それが父の願いでもあったから。
その邪魔をするなら、誰も容赦はしない。
力そのものを使ってでも排除してやろう。
それはお前もだ、賊の親玉よ……!
「アークル、だとぉ……!? そんなもの、只の変幻術ではないかッ!! この奇術師風情がッ!!」
「何とでも言うがいいさ。どうせ俺以外にこの力の意味を理解出来る奴はいない」
「ちぃ!!」
でもどうやら奴はまだやる気らしい。
満を持して剣を抜き、俺に戦意を見せつける。
重厚な剣だと思ったが、その造りもかなりのものだな。
普通の剣とは違う凄みを感じる。
これは油断してはいけなさそうだ。
「……だがぁ!!」
「ッ!?」
「その力も所詮、光に触れなければ問題無いという事であろう?」
やはりな、見抜かれてる。
少し喋り過ぎたか、俺も迂闊だったな。
確かに、【輝操転現】は光に触れないと発動しない。
その距離はおおよそ〇.五ヤームほど。
剣よりもずっと短く、それでいて自在に動かせる訳じゃない。
収束すれば拳にも宿せるが、当てるには高度な集中力が必要となる。
けれど条件は奴だって同じだ。
あの重厚な剣を当てるには近づかなければならない。
なら懐に飛び込む事も不可能では無いだろう。
「そして今! 貴様は〝私も近づかなければならないから同じ〟とでも思っていただろぅ?」
「えっ……!?」
「そうじゃあないんだなぁ~! 甘いんだよなぁ~!!」
――違う、のか?
どういう事だ?
奴には剣以外の武器は見えない。
飛び道具も持っている風には見えないし、魔法を使えるとも思えない。
だとすれば――剣に何か秘密があるのか!?
「……我が名は【中央皇国マルディオン】第二近衛騎士団団長、ツァイネル=バ=ヴォンファティ! そして我が剣は陛下の為に!」
「何を言って――」
「みよこの輝きを! 最上位騎士にのみ与えられるこの剣こそ、かの伝説を生みし六聖剣が一つゥ!!」
「なにいッ!?」
なんて事だ、当たりか!
しかも六聖剣の内の一本だと!?
あの【業魔】を討ち倒した伝説の武器!
その一振りをこのツァイネルという男が持っていた!
「貴様のなまくら刀とは訳が違うぞ、なぜならコイツはァ~!!」
「まずいッ!!」
そしてその一振りが空を裂いた時、それは起きた。
背後の壁が、切れたのだ。
俺が横へ飛び躱した直後、縦に深々と。
「くッ!? これが聖剣の威力か!?」
「そうだともォ!! 隠し種を持っていたのは貴様だけでは無いのだよッ!!」
何が起きたのかはわからない。
ただ凄まじい力が放たれたのだけはわかる。
風が、突風が直後に吹き荒れたから。
すなわち物理的な何かが起きている!
しかしその正体がわからない今、迂闊には近づけない。
それをわかっているのか、ツァイネルも調子に乗るばかりで。
「ふははは! そらそら、逃げぬと真っ二つぞォ!!」
斬撃が振られる度に壁に裂け目が刻まれる。
俺が逃げ駆け回る後を追う様にして。
幸い斬撃からのラグがあるから躱す事は出来る。
でもこれを避け続ければ消耗は免れないぞ。
とはいえ、お陰でこの攻撃の正体は何となく掴めた。
斬撃の衝撃波だ。
奴は聖剣で斬撃を飛ばしているんだ。
しかも離れれば離れる程、その規模は大きくなる。
だから斬撃は小さいが、斬痕は天井に届きそうな程に大きいんだ。
けれど、この戦い方は騎士のそれとは思えない。
恐らく騎士道だとかそういうのはお構いなしなんだ。
つまり奴にそういった誇りは――無い!
「辛いかァ!? 苦しいかァ!? なら近づいて来いよ! そのアークルとかいう奇術を使えるものならなぁ!!」
いや、そんな事なんて最初からわかっていたんだ。
街の人をさらって、物の様に扱っていた時点で。
名前を名乗った時は「あぁコイツはやっぱり騎士なのかな」なんて思ったけど。
ならもう騎士道精神に則る必要も無いよな。
俺も曲りなりに戦士だから、一対一となった時は少し心が躍ったんだが。
聖剣とやりあうとなった時、恐れと同時に喜びもが沸き上がったんだが。
「出来ないならァ!! 大人しく剣の錆となれェい!!」
興覚めだよ。
お前はもう何の価値も無い。
なら大人しく、消えてくれ。
「【輝操・復解】!」
「ッ!?」
俺の呼び声に応え、腰の剣が輝いた。
するとたちまち剣そのものが光の塊へと代わり、俺の周囲を回り始めて。
そうして分かれ、五つの輝きへと変化する。
「悪いが、俺は常々幾つかこうして【輝操術】を忍ばせているんだ。だから、こういう事だって出来る」
その輝きは遂には右腕に集まり、指先にて五芒紋様を描き始めた。
それもツァイネルへと向けられたままに。
「【輝操・閃駆】!」
なれば後は放たれるのみ。
俺の意思のままに。
五つの輝きがそれぞれの弧を描いて、ツァイネルへと向けて空を穿とう。
「うおおおーーーッ!?」
剣で防ごうとしても無駄だ。
その力はお前に向けた時点で、全てを通り抜けて突き刺さる。
それが例え聖剣であろうと一切関係無い!
やはり俺の思った通りだった。
聖剣も所詮は現存カテゴリ内の物だから。
その全てを無視する【輝操術】を前には鉄の棒となんら変わらない。
故に五つの光がツァイネルの体の中へ。
「おおお――お?」
とはいえ、ツァイネル自体にダメージは無い。
光が入り込んだだけで、傷一つ付かず。
これには当人も困惑を隠せないらしい。
「な、なんだ。大した事無いではないか」
「そりゃな。お前に撃ち込んだのは只の種だから」
「……種?」
まぁそれは俺の知る所でもある。
今のは攻撃でも何でもないのだから。
ただ奴に【輝操術】で変えていた物を光にして打ち込んだに過ぎない。
光は物質じゃないからな。
肉体も通り抜けるし、なんなら留める事だって意思次第で自由に出来る。
「ネタばらしすると、さっきのお前がボロクソに言ってた剣な、あれはただの樹だよ」
「えっ……?」
「俺が【輝操術】でそこらの樹を剣に昇華えただけだ。で、それが今お前の中にある。それがどういう意味か、わかるか?」
「ま、まさかぁ……ッ!?」
なら後は元に戻せばいい。
もちろんそれも【輝操術】の一環だから、普通には戻らないけどな。
なにせ今、光はツァイネルの身体全体に広がっているんだから。
「や、やめッ――」
「【輝操・転現】……!」
となればもう後は想像にも容易いよな。
出来上がった【輝操術】には制御術式も必要無いから。
後はもう一瞬で、それは出来上がる。
この時、ツァイネルはもう人ではなかった。
遺跡の中心を貫き聳える一本の樹となっていたのだから。
「あ、かケ……」
ただし頭だけはしっかり残している。
証拠は残したいし、苦しみはしっかり与えたいし。
まるごと樹になったら苦痛も味わえないから。
でも、当然の報いだ。
今までに何百、下手したら何千という人間が犠牲になったのだから。
それらの人達の苦しみと比べたらまだまだ軽い方だろうさ。
死の激痛をもたらすアヒルの脚へと。
そうして間も無く、全員が泡を吹いて動きを止める事に。
相変わらずエグい力だ。
俺自身もこれは怖くてなかなか使えないんだよな。
制御するまで何が起こるかわからないから。
けど、小さい頃から父と共に制御の仕方を手探りで学んだ。
術式も閃きで生み出し、理論を構築して頭に叩き込んだ。
お陰で今は全てではないが基本的な事は操れる。
もっとも、全てを把握なんてとても出来るとは思えないけれど。
なにせ、この力はまさに『なんでも出来る力』だからな。
文字通り何でも出来る。
俺の想像力次第で好きにな。
ただまだ俺自身の頭が固いからこんな事しか出来ないだけに過ぎない。
しかしいつかこの力を極めたい。
秘められた謎を調べ、解明してみたい。
そしてこの力が何故俺に備わったのか、そのルーツを確かめたい。
その為に俺は旅立つ事にしたんだ。
それが父の願いでもあったから。
その邪魔をするなら、誰も容赦はしない。
力そのものを使ってでも排除してやろう。
それはお前もだ、賊の親玉よ……!
「アークル、だとぉ……!? そんなもの、只の変幻術ではないかッ!! この奇術師風情がッ!!」
「何とでも言うがいいさ。どうせ俺以外にこの力の意味を理解出来る奴はいない」
「ちぃ!!」
でもどうやら奴はまだやる気らしい。
満を持して剣を抜き、俺に戦意を見せつける。
重厚な剣だと思ったが、その造りもかなりのものだな。
普通の剣とは違う凄みを感じる。
これは油断してはいけなさそうだ。
「……だがぁ!!」
「ッ!?」
「その力も所詮、光に触れなければ問題無いという事であろう?」
やはりな、見抜かれてる。
少し喋り過ぎたか、俺も迂闊だったな。
確かに、【輝操転現】は光に触れないと発動しない。
その距離はおおよそ〇.五ヤームほど。
剣よりもずっと短く、それでいて自在に動かせる訳じゃない。
収束すれば拳にも宿せるが、当てるには高度な集中力が必要となる。
けれど条件は奴だって同じだ。
あの重厚な剣を当てるには近づかなければならない。
なら懐に飛び込む事も不可能では無いだろう。
「そして今! 貴様は〝私も近づかなければならないから同じ〟とでも思っていただろぅ?」
「えっ……!?」
「そうじゃあないんだなぁ~! 甘いんだよなぁ~!!」
――違う、のか?
どういう事だ?
奴には剣以外の武器は見えない。
飛び道具も持っている風には見えないし、魔法を使えるとも思えない。
だとすれば――剣に何か秘密があるのか!?
「……我が名は【中央皇国マルディオン】第二近衛騎士団団長、ツァイネル=バ=ヴォンファティ! そして我が剣は陛下の為に!」
「何を言って――」
「みよこの輝きを! 最上位騎士にのみ与えられるこの剣こそ、かの伝説を生みし六聖剣が一つゥ!!」
「なにいッ!?」
なんて事だ、当たりか!
しかも六聖剣の内の一本だと!?
あの【業魔】を討ち倒した伝説の武器!
その一振りをこのツァイネルという男が持っていた!
「貴様のなまくら刀とは訳が違うぞ、なぜならコイツはァ~!!」
「まずいッ!!」
そしてその一振りが空を裂いた時、それは起きた。
背後の壁が、切れたのだ。
俺が横へ飛び躱した直後、縦に深々と。
「くッ!? これが聖剣の威力か!?」
「そうだともォ!! 隠し種を持っていたのは貴様だけでは無いのだよッ!!」
何が起きたのかはわからない。
ただ凄まじい力が放たれたのだけはわかる。
風が、突風が直後に吹き荒れたから。
すなわち物理的な何かが起きている!
しかしその正体がわからない今、迂闊には近づけない。
それをわかっているのか、ツァイネルも調子に乗るばかりで。
「ふははは! そらそら、逃げぬと真っ二つぞォ!!」
斬撃が振られる度に壁に裂け目が刻まれる。
俺が逃げ駆け回る後を追う様にして。
幸い斬撃からのラグがあるから躱す事は出来る。
でもこれを避け続ければ消耗は免れないぞ。
とはいえ、お陰でこの攻撃の正体は何となく掴めた。
斬撃の衝撃波だ。
奴は聖剣で斬撃を飛ばしているんだ。
しかも離れれば離れる程、その規模は大きくなる。
だから斬撃は小さいが、斬痕は天井に届きそうな程に大きいんだ。
けれど、この戦い方は騎士のそれとは思えない。
恐らく騎士道だとかそういうのはお構いなしなんだ。
つまり奴にそういった誇りは――無い!
「辛いかァ!? 苦しいかァ!? なら近づいて来いよ! そのアークルとかいう奇術を使えるものならなぁ!!」
いや、そんな事なんて最初からわかっていたんだ。
街の人をさらって、物の様に扱っていた時点で。
名前を名乗った時は「あぁコイツはやっぱり騎士なのかな」なんて思ったけど。
ならもう騎士道精神に則る必要も無いよな。
俺も曲りなりに戦士だから、一対一となった時は少し心が躍ったんだが。
聖剣とやりあうとなった時、恐れと同時に喜びもが沸き上がったんだが。
「出来ないならァ!! 大人しく剣の錆となれェい!!」
興覚めだよ。
お前はもう何の価値も無い。
なら大人しく、消えてくれ。
「【輝操・復解】!」
「ッ!?」
俺の呼び声に応え、腰の剣が輝いた。
するとたちまち剣そのものが光の塊へと代わり、俺の周囲を回り始めて。
そうして分かれ、五つの輝きへと変化する。
「悪いが、俺は常々幾つかこうして【輝操術】を忍ばせているんだ。だから、こういう事だって出来る」
その輝きは遂には右腕に集まり、指先にて五芒紋様を描き始めた。
それもツァイネルへと向けられたままに。
「【輝操・閃駆】!」
なれば後は放たれるのみ。
俺の意思のままに。
五つの輝きがそれぞれの弧を描いて、ツァイネルへと向けて空を穿とう。
「うおおおーーーッ!?」
剣で防ごうとしても無駄だ。
その力はお前に向けた時点で、全てを通り抜けて突き刺さる。
それが例え聖剣であろうと一切関係無い!
やはり俺の思った通りだった。
聖剣も所詮は現存カテゴリ内の物だから。
その全てを無視する【輝操術】を前には鉄の棒となんら変わらない。
故に五つの光がツァイネルの体の中へ。
「おおお――お?」
とはいえ、ツァイネル自体にダメージは無い。
光が入り込んだだけで、傷一つ付かず。
これには当人も困惑を隠せないらしい。
「な、なんだ。大した事無いではないか」
「そりゃな。お前に撃ち込んだのは只の種だから」
「……種?」
まぁそれは俺の知る所でもある。
今のは攻撃でも何でもないのだから。
ただ奴に【輝操術】で変えていた物を光にして打ち込んだに過ぎない。
光は物質じゃないからな。
肉体も通り抜けるし、なんなら留める事だって意思次第で自由に出来る。
「ネタばらしすると、さっきのお前がボロクソに言ってた剣な、あれはただの樹だよ」
「えっ……?」
「俺が【輝操術】でそこらの樹を剣に昇華えただけだ。で、それが今お前の中にある。それがどういう意味か、わかるか?」
「ま、まさかぁ……ッ!?」
なら後は元に戻せばいい。
もちろんそれも【輝操術】の一環だから、普通には戻らないけどな。
なにせ今、光はツァイネルの身体全体に広がっているんだから。
「や、やめッ――」
「【輝操・転現】……!」
となればもう後は想像にも容易いよな。
出来上がった【輝操術】には制御術式も必要無いから。
後はもう一瞬で、それは出来上がる。
この時、ツァイネルはもう人ではなかった。
遺跡の中心を貫き聳える一本の樹となっていたのだから。
「あ、かケ……」
ただし頭だけはしっかり残している。
証拠は残したいし、苦しみはしっかり与えたいし。
まるごと樹になったら苦痛も味わえないから。
でも、当然の報いだ。
今までに何百、下手したら何千という人間が犠牲になったのだから。
それらの人達の苦しみと比べたらまだまだ軽い方だろうさ。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
【完結】スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
私の息子を“愛人の子の下”にすると言った夫へ──その瞬間、正妻の役目は終わりました
放浪人
恋愛
政略結婚で伯爵家に嫁いだ侯爵令嬢リディアは、愛のない夫婦関係を「正妻の務め」と割り切り、赤字だらけの領地を立て直してきた。帳簿を整え、税の徴収を正し、交易路を広げ、収穫が不安定な年には備蓄を回す――伯爵家の体裁を保ってきたのは、いつも彼女の実務だった。
だがある日、夫オスヴァルドが屋敷に連れ帰ったのは“幼馴染”の女とその息子。
「彼女は可哀想なんだ」
「この子を跡取りにする」
そして人前で、平然と言い放つ。
――「君の息子は、愛人の子の“下”で学べばいい」
その瞬間、リディアの中で何かが静かに終わった。怒鳴らない。泣かない。微笑みすら崩さない。
「承知しました。では――正妻の役目は終わりましたね」
断罪まであと10分、私は処刑台の上で「ライブ配信」を開始した〜前世インフルエンサーの悪役令嬢、支持率100%でクズ王子を逆処刑する〜
深渡 ケイ
ファンタジー
断罪まで、あと10分。
処刑台の上で跪く悪役令嬢スカーレットは、笑っていた。
なぜなら彼女は――
前世で“トップインフルエンサー”だったから。
処刑の瞬間、彼女が起動したのは禁忌の精霊石。
空に展開された巨大モニターが、全世界同時ライブ配信を開始する。
タイトルは――
『断罪なう』。
王子の不貞、聖女の偽善、王家の腐敗。
すべてを“証拠付き・リアルタイム”で暴露する配信に、
国民の「いいね(=精霊力)」が集まり始める。
そして宣言される、前代未聞のルール。
支持率が上がるほど、処刑は不可能になる。
処刑台は舞台へ。
断罪はエンタメへ。
悪役令嬢は、世界をひっくり返す配信者となった。
これは、
処刑されるはずだった悪役令嬢が、
“ライブ配信”で王子と王国を公開処刑する物語。
支持率100%の先に待つのは、復讐か、革命か、
それとも――自由か。
伯爵家の三男に転生しました。風属性と回復属性で成り上がります
竹桜
ファンタジー
武田健人は、消防士として、風力発電所の事故に駆けつけ、救助活動をしている途中に、上から瓦礫が降ってきて、それに踏み潰されてしまった。次に、目が覚めると真っ白な空間にいた。そして、神と名乗る男が出てきて、ほとんど説明がないまま異世界転生をしてしまう。
転生してから、ステータスを見てみると、風属性と回復属性だけ適性が10もあった。この世界では、5が最大と言われていた。俺の異世界転生は、どうなってしまうんだ。
少し冷めた村人少年の冒険記
mizuno sei
ファンタジー
辺境の村に生まれた少年トーマ。実は日本でシステムエンジニアとして働き、過労死した三十前の男の生まれ変わりだった。
トーマの家は貧しい農家で、神から授かった能力も、村の人たちからは「はずれギフト」とさげすまれるわけの分からないものだった。
優しい家族のために、自分の食い扶持を減らそうと家を出る決心をしたトーマは、唯一無二の相棒、「心の声」である〈ナビ〉とともに、未知の世界へと旅立つのであった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる