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第二章
第44話 ようこそ常夏の大地へ
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訪れた大陸は思った以上にオープンな国の様だ。
初見のドワーフ監視員でさえ親切に説明してくれたから。
これだけで何だか不安が取り除かれた気がするよ。
そんな監視員が立ち去っていく中、ふと振り返って機体を眺める。
とんでもない初フライトにも耐え抜いた俺達の家を。
しっかし……改めて見ると、ほんと不格好だよなコレ。
小型機空船というと、大概は翼が左右に伸びて平べったい物なんだ。
だけどこいつは形がまるで違って、全体的に丸い。
更には正面側に二つの丸窓が膨らむ様にあってな。
おまけに真っ赤だからさ、まるで目デカ観賞魚なんだよ。
翼もちっさくてヒレっぽいし。
ま、中は広くて居住性はいいんだけどね。
ちなみに内部は紫空界で改造してもらった。
居住性を上げる為にと、船底室にベッドと給湯室と洗面所を備えてある。
でもあれだけ暴れたし、今度は操縦座以外の座席も付けて貰うかな。
「この機体、本当にレース用なのか? どう見ても飛ぶのに苦労しそうな機体なんだが」
「【スカイフライヤー】は伝統競技でもあるからねぇ、昔の慣習に則って機体形状が固定されているらしいんだ。ただそのぶん頑丈だね。多少ぶつかりあっても傷しか付かないくらいなのさぁ」
「へぇ。随分と詳しいじゃないか」
「そりゃここでずっと暮らしてたし?」
そうやって拡張が自由に出来るくらい、当初は何も無かった。
きっとレース前提としているから無駄な機能が付いていないのだろう。
そんな物を買うなんて皇帝め、ああ大人しそうに見えて裏で結構遊んでるな?
こう雑談を交わしつつも機体に想いを馳せていて。
そんな時に突然、テッシャが俺の背肩に乗り掛かってきた。
「はやく陸地にいこーよぉ! もうくたくたー!」
「そうだねぇ、なんだったら古巣にでも案内したげようか」
そうだな、テッシャは立ち止まるのが苦手なんだった。
それに地面を歩きたい気持ちは今なら俺もよくわかる。
それじゃあ行くとするか。
俺にとっての新天地、赤空界の常夏大地へ。
いざ上陸すれば、思ったよりずっと明るい場所だった。
陽気な音楽が聴こえてきそうなくらいにな。
なにせ皆、柄シャツと短パン一枚で歩き回っている。
それどころか水着で歩いている人さえも。
俺達が浮いて見えるくらいだ。(元々だけど)
海が近いからきっとリゾート地でもあるのだろう。
こうなると堅物そうなドワーフでさえ陽気に見えてならない。
「ケバブサンドイッチ美味しいよ~! そこのアンタ達、食べてかない?」
なにせこうやって笑顔で客寄せするドワーフもいるくらいだし。
芳しい香りを振り撒いてやたらと誘ってくるんだよ。
客商売となると混血とかもう関係無いらしい。
まぁそもそも赤空界自体がそこまで混血にうるさくないらしいけどな。
もちろん差別こそあるけれど、他の大陸ほどじゃない。
というのも、赤空界が魔導技工術の本丸だから。
〝技術発展に血は関係無い〟というのが売り文句のな。
だからやる気に溢れた混血児はまずこの地に来る奴が多いのだとか。
やはり生活環境を何とかしたいと思うのが心情なんだろう。
もっとも、この技術を習うには相当な努力が必要という。
知識・腕前・センス――それらを短期で学んで生かせないと続かない。
なので入門も簡単だが、脱落者もそれなりに多いって訳だ。
紫空界における騎士の様なものだな。狭き門なのさ。
きっとこのケバブドワーフもそんな競争からあぶれたんだろう。
もっとも、これはこれで味があっていいと思うけどな。肉だけに。
しかし今はまだ食事している時じゃない。
早く次の目的を探さなければ。
「さて早速だが、ノオンが喋れないのでしばらく仕切らせてもらうぞ」
「あぁ、私はそれで構わないよ」
「それでだが、やっぱり操縦問題は早期にどうにかしたい。少なくとも旅立つ前までにはまともな操縦が出来る様にならないといけないからな」
「「「激しく同意!」」」
まぁやりたい事はあるからこうして定めやすいけどな。
にしてもフィー、お前もか。
お前もが激しく同意なのか。割とショックだよ。
やはり機内で飛んだのはよほど怖かったんだな。
「で、新しい仲間を迎えるとまではいかない。となると誰かが操縦技術をマスターしないといかん訳だ。じゃあどうする? 機体の魔力補給も時間がかかるから運転出来ないし」
そうさせる程の運転技術Fランクを何とか底上げしたい。
でも手段が俺には思い浮かばないんだ。
赤空界に関しては父からもあまり深く教わってないからな。
おまけに機空船もしばらくは動かせそうにない。
激しい操縦で燃料を無駄に使ったらしく、自然回復まで時間が掛かるそう。
急速充填してもらう事も出来るが、有料だからあまりやりたくないし。
となればここはやはりマオに頼るしかないよな。
なんたって古巣だし。
「そうさねぇ……なら教習所にでも行ってみるかい?」
それで飛び出したのが教習所案。
つまり、機空船の運転方法を学ぶ場所があると言うのだ。
確かに、プロに教えてもらえるならきっと上達するだろう。
だとすれば今一番に向かうべきはそこかもしれない。
どうやら仲間達もその意見に同意らしい。
ならひとまず行ってみるのもアリだな。
そんな訳で早速と教習所へ向かう事に。
果たして俺達は本当にプロ操縦士となれるのだろうか。
いや、別にそこまで上達しなくてもいいんだけども。
よりぬき言語紹介
――――――――――――――――――
ケバブ
一本の棒に肉を巻き付け焼き上げて、それを豪快に包丁で削いで提供する肉料理の一種。赤空界でもっともポピュラーとも言える料理であり、そこらに沢山屋台があるほど。パンに挟んでマイルドに楽しむのもよし、ソースをぶちまけて豪快に行くのもよし。楽しみ方は場所によって異なり、その種類は百をも越えるのだとか。その味にアークィン達も囚われ、赤空界にいる間はずっとこれを食べる事を夢見ていた。もちろん決してイケナイ素材が入っている訳ではない。単純に美味しいだけである。
なおケバブの語源はクェ・ヴァン・ブゥエという赤空界古言語の調理三拍子から。それぞれが刺す・焼く・切るという意味を持っている。しかし元来この言葉は無く、刺す・焼くまでが普通だった。なので焼肉・肉焼きは「カヴァン」と呼ばれている。だが近年に「切る」が後工程として追加され、その特殊性からケバブという名前が生まれたそうな。
もちろん決して現実から引用した名称ではない。ただの偶然である。
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初見のドワーフ監視員でさえ親切に説明してくれたから。
これだけで何だか不安が取り除かれた気がするよ。
そんな監視員が立ち去っていく中、ふと振り返って機体を眺める。
とんでもない初フライトにも耐え抜いた俺達の家を。
しっかし……改めて見ると、ほんと不格好だよなコレ。
小型機空船というと、大概は翼が左右に伸びて平べったい物なんだ。
だけどこいつは形がまるで違って、全体的に丸い。
更には正面側に二つの丸窓が膨らむ様にあってな。
おまけに真っ赤だからさ、まるで目デカ観賞魚なんだよ。
翼もちっさくてヒレっぽいし。
ま、中は広くて居住性はいいんだけどね。
ちなみに内部は紫空界で改造してもらった。
居住性を上げる為にと、船底室にベッドと給湯室と洗面所を備えてある。
でもあれだけ暴れたし、今度は操縦座以外の座席も付けて貰うかな。
「この機体、本当にレース用なのか? どう見ても飛ぶのに苦労しそうな機体なんだが」
「【スカイフライヤー】は伝統競技でもあるからねぇ、昔の慣習に則って機体形状が固定されているらしいんだ。ただそのぶん頑丈だね。多少ぶつかりあっても傷しか付かないくらいなのさぁ」
「へぇ。随分と詳しいじゃないか」
「そりゃここでずっと暮らしてたし?」
そうやって拡張が自由に出来るくらい、当初は何も無かった。
きっとレース前提としているから無駄な機能が付いていないのだろう。
そんな物を買うなんて皇帝め、ああ大人しそうに見えて裏で結構遊んでるな?
こう雑談を交わしつつも機体に想いを馳せていて。
そんな時に突然、テッシャが俺の背肩に乗り掛かってきた。
「はやく陸地にいこーよぉ! もうくたくたー!」
「そうだねぇ、なんだったら古巣にでも案内したげようか」
そうだな、テッシャは立ち止まるのが苦手なんだった。
それに地面を歩きたい気持ちは今なら俺もよくわかる。
それじゃあ行くとするか。
俺にとっての新天地、赤空界の常夏大地へ。
いざ上陸すれば、思ったよりずっと明るい場所だった。
陽気な音楽が聴こえてきそうなくらいにな。
なにせ皆、柄シャツと短パン一枚で歩き回っている。
それどころか水着で歩いている人さえも。
俺達が浮いて見えるくらいだ。(元々だけど)
海が近いからきっとリゾート地でもあるのだろう。
こうなると堅物そうなドワーフでさえ陽気に見えてならない。
「ケバブサンドイッチ美味しいよ~! そこのアンタ達、食べてかない?」
なにせこうやって笑顔で客寄せするドワーフもいるくらいだし。
芳しい香りを振り撒いてやたらと誘ってくるんだよ。
客商売となると混血とかもう関係無いらしい。
まぁそもそも赤空界自体がそこまで混血にうるさくないらしいけどな。
もちろん差別こそあるけれど、他の大陸ほどじゃない。
というのも、赤空界が魔導技工術の本丸だから。
〝技術発展に血は関係無い〟というのが売り文句のな。
だからやる気に溢れた混血児はまずこの地に来る奴が多いのだとか。
やはり生活環境を何とかしたいと思うのが心情なんだろう。
もっとも、この技術を習うには相当な努力が必要という。
知識・腕前・センス――それらを短期で学んで生かせないと続かない。
なので入門も簡単だが、脱落者もそれなりに多いって訳だ。
紫空界における騎士の様なものだな。狭き門なのさ。
きっとこのケバブドワーフもそんな競争からあぶれたんだろう。
もっとも、これはこれで味があっていいと思うけどな。肉だけに。
しかし今はまだ食事している時じゃない。
早く次の目的を探さなければ。
「さて早速だが、ノオンが喋れないのでしばらく仕切らせてもらうぞ」
「あぁ、私はそれで構わないよ」
「それでだが、やっぱり操縦問題は早期にどうにかしたい。少なくとも旅立つ前までにはまともな操縦が出来る様にならないといけないからな」
「「「激しく同意!」」」
まぁやりたい事はあるからこうして定めやすいけどな。
にしてもフィー、お前もか。
お前もが激しく同意なのか。割とショックだよ。
やはり機内で飛んだのはよほど怖かったんだな。
「で、新しい仲間を迎えるとまではいかない。となると誰かが操縦技術をマスターしないといかん訳だ。じゃあどうする? 機体の魔力補給も時間がかかるから運転出来ないし」
そうさせる程の運転技術Fランクを何とか底上げしたい。
でも手段が俺には思い浮かばないんだ。
赤空界に関しては父からもあまり深く教わってないからな。
おまけに機空船もしばらくは動かせそうにない。
激しい操縦で燃料を無駄に使ったらしく、自然回復まで時間が掛かるそう。
急速充填してもらう事も出来るが、有料だからあまりやりたくないし。
となればここはやはりマオに頼るしかないよな。
なんたって古巣だし。
「そうさねぇ……なら教習所にでも行ってみるかい?」
それで飛び出したのが教習所案。
つまり、機空船の運転方法を学ぶ場所があると言うのだ。
確かに、プロに教えてもらえるならきっと上達するだろう。
だとすれば今一番に向かうべきはそこかもしれない。
どうやら仲間達もその意見に同意らしい。
ならひとまず行ってみるのもアリだな。
そんな訳で早速と教習所へ向かう事に。
果たして俺達は本当にプロ操縦士となれるのだろうか。
いや、別にそこまで上達しなくてもいいんだけども。
よりぬき言語紹介
――――――――――――――――――
ケバブ
一本の棒に肉を巻き付け焼き上げて、それを豪快に包丁で削いで提供する肉料理の一種。赤空界でもっともポピュラーとも言える料理であり、そこらに沢山屋台があるほど。パンに挟んでマイルドに楽しむのもよし、ソースをぶちまけて豪快に行くのもよし。楽しみ方は場所によって異なり、その種類は百をも越えるのだとか。その味にアークィン達も囚われ、赤空界にいる間はずっとこれを食べる事を夢見ていた。もちろん決してイケナイ素材が入っている訳ではない。単純に美味しいだけである。
なおケバブの語源はクェ・ヴァン・ブゥエという赤空界古言語の調理三拍子から。それぞれが刺す・焼く・切るという意味を持っている。しかし元来この言葉は無く、刺す・焼くまでが普通だった。なので焼肉・肉焼きは「カヴァン」と呼ばれている。だが近年に「切る」が後工程として追加され、その特殊性からケバブという名前が生まれたそうな。
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