17 / 37
17.ザンギアック襲来
しおりを挟む
ブレンドロットの町へ行った翌早朝、テオは激しく扉を打ち鳴らす音で目を覚ました。
「なんですか、一体」
扉を開けるとそこにいたのはキツネだった。
息を切らし、汗だくになっている。
「やべえぞ、あんた」
言うなり開いた扉から滑り込んでくる。
「もうすぐザンギアックが兵隊を連れてやってくる。さっさと逃げちまった方が良いぜ」
「はあ」
寝ぼけ眼で空返事をするテオ。
「はあ、じゃねえよ!ザンギアックの兵隊は五百人はいるんだぜ!頭のザンギアックは巨人にタイマンで勝ったと言われるくらいの腕っぷしだ。それにあんたが魔道士だって事も知られちまってる。いくらあんたでも勝てっこねえよ!」
「おいこらぁ!そこの家にいる奴!さっさと出てこい!」
その時、屋敷の外から叫び声がした。
「やべえ!もう来やがった。俺はさっさとずらかるぜ!あんたも逃げな!」
キツネはそう言って屋敷の裏口に向かって走っていった。
「やれやれ」
ため息をつきつつテオは寝巻のまま外に出た。
屋敷の外にはオークの大群がひしめいていた。
赤黒い肌や青い肌、緑の肌など様々なオークがめいめい鎧兜を着込み、手には様々な武器を持っている。
魔法を使えるオークもいるのだろう、大気には既に魔素が充満している。
その中に一人、ひと際でかい影ががいた。
オークではない、オーガだ。
五メートはあろうかという巨体で、でっぷりと太っている。
まるで山が歩いているかのようだった。
鎧は来ておらず、牛のような黒光りする角が兜の両脇から飛び出ている。
白眼は黄色く濁って血走っており、真っ黒な瞳がテオを睨みつけている。
口からは黄ばんだ巨大な牙が下から飛び出し、両手に持っているのは巨大な戦斧だ。
腰鎧を巻いているが巨体過ぎてほとんど腰部を守る意味がない。
「てめえか、昨日俺の部下を可愛がってくれたのは」
「あなたがザンギアックですか」
「質問をしてるのは俺だ!」
ザンギアックは空気を震わすような怒号をあげた。
テオは全く動じずに肩をすくめた。
「昨日おたくの部下に眠っていただいたのは事実ですけどね、先に仕掛けてきたのはそちらですよ」
「御託は良い。落とし前はつけてもらうぜ」
そう言って戦斧を構える。
「話し合いは無理ですか」
テオはため息をついた。
「今更命乞いは聞けねえよ!」
ザンギアックが戦斧を振りかぶった時、上空に巨大な影が現れた。
「なんだぁっ?」
「な、なんだ、あれは?」
「飛竜だ!」
オーク兵の戸惑いの叫びが響く中、巨大な飛竜はテオとザンギアックの目の前にふわりと舞い降りた。
その背から降りてきたのは、ルーシーとメリサだ。
「よお、テオ。息災か」
ルーシーはそう言いながらにこやかにテオに飛びついた。
両手両足をテオの体に回して抱きつき、頬に頬をすり寄せてくる。
「どうしたんですか?」
「うむ、城の確認と修繕も飽きてきたのでな、ちょいとお主の様子を見に来たのよ。しかしずいぶんと立派になったものよの。メリサから聞いてはいたが、ここまでになるとはの」
「そうでしたか。これもドワーフの皆さんのおかげです。何のおもてなしもできませんがゆっくりしていってください」
「そうさせてもらうぞ」
「おいおいおいおい!」
テオとルーシーの会話にザンギアックが割って入った。
「俺様の存在を無視するとは良い度胸じゃねえか」
ザンギアックの額は血管が浮き上がってメロンのようになっている。
赤黒い肌なので判断は難しいがかなり怒っているらしい。
「なんじゃ、こいつは?」
「彼はザンギアックと言って、ブレンドロットを取り仕切っているらしいですよ」
「ザンギアックぅ?こんな奴に我が領土を任せた覚えはないんだがのう。つか、誰じゃこいつは?」
「なんだあ?てめえは?」
ザンギアックがルーシーの襟を掴んで摘まみ上げた。
「我の名はルーシー。このブレンドロット、ひいてはミッドランドの支配者よ」
「てめえがミッドランドの支配者だあ?笑わせるぜ。ミッドランドを統べていた魔王、ルシファルザスは人間に殺されたと聞くぜ。おかげで散々好き勝手やれるってもんだ。このブレンドロットは俺様のもんよ」
ザンギアックはルーシーの顔を舐めるように見回し、べろりと口の周りを舐めた。
「よく見りゃ可愛い顔してるじゃねえか。こんな小娘じゃ俺様のは合いそうにねえが高値で売れそうだな。どれ、体の方も見てみるか」
いやらしい笑みを浮かべながらザンギアックはルーシーに手を伸ばした。
「無礼者」
ルーシーは摘まみ上げられながらザンギアックの頬を片手で張った。
ザンギアックの頭が胴体から離れ、宙を舞った。
何が起きたかわからない、という表情を浮かべたままザンギアックの頭がくるくると回転し、地面に落ちる。
体はしばらくそのままだったがやがて力を失い、指から解放されたルーシーが地面に着地すると同時に首から噴水のように血しぶきをまき散らしながらどうと倒れた。
「やれやれ、汚れてしまったではないか」
全身に血を浴びながらまるで雨に降られただけかのような口調でルーシーが不平を漏らした。
「なんですか、一体」
扉を開けるとそこにいたのはキツネだった。
息を切らし、汗だくになっている。
「やべえぞ、あんた」
言うなり開いた扉から滑り込んでくる。
「もうすぐザンギアックが兵隊を連れてやってくる。さっさと逃げちまった方が良いぜ」
「はあ」
寝ぼけ眼で空返事をするテオ。
「はあ、じゃねえよ!ザンギアックの兵隊は五百人はいるんだぜ!頭のザンギアックは巨人にタイマンで勝ったと言われるくらいの腕っぷしだ。それにあんたが魔道士だって事も知られちまってる。いくらあんたでも勝てっこねえよ!」
「おいこらぁ!そこの家にいる奴!さっさと出てこい!」
その時、屋敷の外から叫び声がした。
「やべえ!もう来やがった。俺はさっさとずらかるぜ!あんたも逃げな!」
キツネはそう言って屋敷の裏口に向かって走っていった。
「やれやれ」
ため息をつきつつテオは寝巻のまま外に出た。
屋敷の外にはオークの大群がひしめいていた。
赤黒い肌や青い肌、緑の肌など様々なオークがめいめい鎧兜を着込み、手には様々な武器を持っている。
魔法を使えるオークもいるのだろう、大気には既に魔素が充満している。
その中に一人、ひと際でかい影ががいた。
オークではない、オーガだ。
五メートはあろうかという巨体で、でっぷりと太っている。
まるで山が歩いているかのようだった。
鎧は来ておらず、牛のような黒光りする角が兜の両脇から飛び出ている。
白眼は黄色く濁って血走っており、真っ黒な瞳がテオを睨みつけている。
口からは黄ばんだ巨大な牙が下から飛び出し、両手に持っているのは巨大な戦斧だ。
腰鎧を巻いているが巨体過ぎてほとんど腰部を守る意味がない。
「てめえか、昨日俺の部下を可愛がってくれたのは」
「あなたがザンギアックですか」
「質問をしてるのは俺だ!」
ザンギアックは空気を震わすような怒号をあげた。
テオは全く動じずに肩をすくめた。
「昨日おたくの部下に眠っていただいたのは事実ですけどね、先に仕掛けてきたのはそちらですよ」
「御託は良い。落とし前はつけてもらうぜ」
そう言って戦斧を構える。
「話し合いは無理ですか」
テオはため息をついた。
「今更命乞いは聞けねえよ!」
ザンギアックが戦斧を振りかぶった時、上空に巨大な影が現れた。
「なんだぁっ?」
「な、なんだ、あれは?」
「飛竜だ!」
オーク兵の戸惑いの叫びが響く中、巨大な飛竜はテオとザンギアックの目の前にふわりと舞い降りた。
その背から降りてきたのは、ルーシーとメリサだ。
「よお、テオ。息災か」
ルーシーはそう言いながらにこやかにテオに飛びついた。
両手両足をテオの体に回して抱きつき、頬に頬をすり寄せてくる。
「どうしたんですか?」
「うむ、城の確認と修繕も飽きてきたのでな、ちょいとお主の様子を見に来たのよ。しかしずいぶんと立派になったものよの。メリサから聞いてはいたが、ここまでになるとはの」
「そうでしたか。これもドワーフの皆さんのおかげです。何のおもてなしもできませんがゆっくりしていってください」
「そうさせてもらうぞ」
「おいおいおいおい!」
テオとルーシーの会話にザンギアックが割って入った。
「俺様の存在を無視するとは良い度胸じゃねえか」
ザンギアックの額は血管が浮き上がってメロンのようになっている。
赤黒い肌なので判断は難しいがかなり怒っているらしい。
「なんじゃ、こいつは?」
「彼はザンギアックと言って、ブレンドロットを取り仕切っているらしいですよ」
「ザンギアックぅ?こんな奴に我が領土を任せた覚えはないんだがのう。つか、誰じゃこいつは?」
「なんだあ?てめえは?」
ザンギアックがルーシーの襟を掴んで摘まみ上げた。
「我の名はルーシー。このブレンドロット、ひいてはミッドランドの支配者よ」
「てめえがミッドランドの支配者だあ?笑わせるぜ。ミッドランドを統べていた魔王、ルシファルザスは人間に殺されたと聞くぜ。おかげで散々好き勝手やれるってもんだ。このブレンドロットは俺様のもんよ」
ザンギアックはルーシーの顔を舐めるように見回し、べろりと口の周りを舐めた。
「よく見りゃ可愛い顔してるじゃねえか。こんな小娘じゃ俺様のは合いそうにねえが高値で売れそうだな。どれ、体の方も見てみるか」
いやらしい笑みを浮かべながらザンギアックはルーシーに手を伸ばした。
「無礼者」
ルーシーは摘まみ上げられながらザンギアックの頬を片手で張った。
ザンギアックの頭が胴体から離れ、宙を舞った。
何が起きたかわからない、という表情を浮かべたままザンギアックの頭がくるくると回転し、地面に落ちる。
体はしばらくそのままだったがやがて力を失い、指から解放されたルーシーが地面に着地すると同時に首から噴水のように血しぶきをまき散らしながらどうと倒れた。
「やれやれ、汚れてしまったではないか」
全身に血を浴びながらまるで雨に降られただけかのような口調でルーシーが不平を漏らした。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
ブラック国家を制裁する方法は、性癖全開のハーレムを作ることでした。
タカハシヨウ
ファンタジー
ヴァン・スナキアはたった一人で世界を圧倒できる強さを誇り、母国ウィルクトリアを守る使命を背負っていた。
しかし国民たちはヴァンの威を借りて他国から財産を搾取し、その金でろくに働かずに暮らしている害悪ばかり。さらにはその歪んだ体制を維持するためにヴァンの魔力を受け継ぐ後継を求め、ヴァンに一夫多妻制まで用意する始末。
ヴァンは国を叩き直すため、あえてヴァンとは子どもを作れない異種族とばかり八人と結婚した。もし後継が生まれなければウィルクトリアは世界中から報復を受けて滅亡するだろう。生き残りたければ心を入れ替えてまともな国になるしかない。
激しく抵抗する国民を圧倒的な力でギャフンと言わせながら、ヴァンは愛する妻たちと甘々イチャイチャ暮らしていく。
おっさん武闘家、幼女の教え子達と十年後に再会、実はそれぞれ炎・氷・雷の精霊の王女だった彼女達に言い寄られつつ世界を救い英雄になってしまう
お餅ミトコンドリア
ファンタジー
パーチ、三十五歳。五歳の時から三十年間修行してきた武闘家。
だが、全くの無名。
彼は、とある村で武闘家の道場を経営しており、〝拳を使った戦い方〟を弟子たちに教えている。
若い時には「冒険者になって、有名になるんだ!」などと大きな夢を持っていたものだが、自分の道場に来る若者たちが全員〝天才〟で、自分との才能の差を感じて、もう諦めてしまった。
弟子たちとの、のんびりとした穏やかな日々。
独身の彼は、そんな彼ら彼女らのことを〝家族〟のように感じており、「こんな毎日も悪くない」と思っていた。
が、ある日。
「お久しぶりです、師匠!」
絶世の美少女が家を訪れた。
彼女は、十年前に、他の二人の幼い少女と一緒に山の中で獣(とパーチは思い込んでいるが、実はモンスター)に襲われていたところをパーチが助けて、その場で数時間ほど稽古をつけて、自分たちだけで戦える力をつけさせた、という女の子だった。
「私は今、アイスブラット王国の〝守護精霊〟をやっていまして」
精霊を自称する彼女は、「ちょ、ちょっと待ってくれ」と混乱するパーチに構わず、ニッコリ笑いながら畳み掛ける。
「そこで師匠には、私たちと一緒に〝魔王〟を倒して欲しいんです!」
これは、〝弟子たちがあっと言う間に強くなるのは、師匠である自分の特殊な力ゆえ〟であることに気付かず、〝実は最強の実力を持っている〟ことにも全く気付いていない男が、〝実は精霊だった美少女たち〟と再会し、言い寄られ、弟子たちに愛され、弟子以外の者たちからも尊敬され、世界を救って英雄になってしまう物語。
(※第18回ファンタジー小説大賞に参加しています。
もし宜しければ【お気に入り登録】で応援して頂けましたら嬉しいです!
何卒宜しくお願いいたします!)
異世界召喚でクラスの勇者達よりも強い俺は無能として追放処刑されたので自由に旅をします
Dakurai
ファンタジー
クラスで授業していた不動無限は突如と教室が光に包み込まれ気がつくと異世界に召喚されてしまった。神による儀式でとある神によってのスキルを得たがスキルが強すぎてスキル無しと勘違いされ更にはクラスメイトと王女による思惑で追放処刑に会ってしまうしかし最強スキルと聖獣のカワウソによって難を逃れと思ったらクラスの女子中野蒼花がついてきた。
相棒のカワウソとクラスの中野蒼花そして異世界の仲間と共にこの世界を自由に旅をします。
現在、第四章フェレスト王国ドワーフ編
ダンジョン冒険者にラブコメはいらない(多分)~正体を隠して普通の生活を送る男子高生、実は最近注目の高ランク冒険者だった~
エース皇命
ファンタジー
学校では正体を隠し、普通の男子高校生を演じている黒瀬才斗。実は仕事でダンジョンに潜っている、最近話題のAランク冒険者だった。
そんな黒瀬の通う高校に突如転校してきた白桃楓香。初対面なのにも関わらず、なぜかいきなり黒瀬に抱きつくという奇行に出る。
「才斗くん、これからよろしくお願いしますねっ」
なんと白桃は黒瀬の直属の部下として派遣された冒険者であり、以後、同じ家で生活を共にし、ダンジョンでの仕事も一緒にすることになるという。
これは、上級冒険者の黒瀬と、美少女転校生の純愛ラブコメディ――ではなく、ちゃんとしたダンジョン・ファンタジー(多分)。
※小説家になろう、カクヨムでも連載しています。
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる