26 / 37
26.ダークロードの屋敷へ
しおりを挟む
「まあそれは問題ではなかろう」
硫黄をかけた串焼きをもりもり食べながらルーシーはこともなげに言った。
「ああ見えても奴は我が部下よ。身の処し方位心得ているわ」
「ならば良いのですが……」
「それよりも我々の今後の方針じゃ。そのダークロードとやらが我の魔具を持っていると分かった以上さっさと取り戻しに行くぞ」
そう言うなり立ち上がる。
「ちょちょちょ、まだ料理が来たばっかなんだぜ。あち、あち」
慌てて塩焼きを口に頬張り、舌をやけどしながらキツネも立ち上がった。
「まずはあの首輪の複製作りだ。こっちについてこい」
そう言ってアラムは路地へと入っていった。
しばらくクネクネと細い道を曲がったのちに五人は金物細工師の集まる路地へやってきた。
路地の両脇は様々な金物で埋まったお店や屋台でぎっしりと埋められていて、奥からは金づちを振るう音が聞こえてくる。
「これなんかがよく似ていますね」
テオはアクセサリを扱うお店の店頭に並んでいる首輪の中から一つ取り出した。
「ふむ、確かにこれに多少彫刻を施して宝玉を二、三個付け足せば申し分ないの」
ルーシーは店員から紙を受け取るとサラサラと絵を描いた。
「おい、これをこのように加工できるか?」
「へえ、意外と絵上手いんだね」
ヨハンが感心したように感想を述べた。
「ふん、この位ただの手なぐさみよ」
そう言うルーシーだが、やはり褒められて悪い気はしないようだ。
「お安い御用でさ。三十分ほど待ってくんないかな」
「十五分でやれ。できたなら報酬は弾むぞ。こやつがな」
そう言ってキツネの肩を掴む。
「はは、もうどうにでもなれだ」
キツネはやけくそになっている。
「合点でさ!」
店員はその言葉通り十五分で首輪の改造を終えた。
修正が施された首輪は遠目で見れば最初にアラムの首にあった魂縛頸輪と見分けがつかないくらいだ。
「よし、ダークロードの屋敷に向かうぞ!」
首輪を手に、意気揚々とルーシーが叫んだ。
◆
「待て、こ奴らは何者だ!」
衛兵が叫んだ。
ここは丘の上の頂上、ダークロードの屋敷の前だ。
今、アラムは普段と同じように顔を黒布で覆った姿に戻り、テオたち四人はというと手首に枷をはめ、鎖で繋がれた状態だ。
「聞いてないのか。ダークロードに連行するように言われていた奴らだ」
アラムが衛兵に説明する。
「少し待っていろ」
そう言って衛兵は奥に引っ込み、しばらくして戻ってきた。
「よし、通れ。ただし他の者も警護につける」
「分かっている。俺の役目はこいつらを連れてくることだけだ」
アラムは抑揚のない声で頷いた。
五名ほどの衛兵に連れられ、テオたちは屋敷の奥へと進んでいった。
屋敷は増改築が施され、でたらめに扉や曲がり角が続いている。
「ふん、小癪にも魔法結界が施されておるようだの」
歩きながら小声でルーシーが呟く。
「どうやらダークロードはかなり魔法の心得があるようですね。あの像に仕掛けられた魔法結界なんて大したものですよ」
テオも感心したように相槌を打つ。
「おい、そこ!誰が喋っていいと言った!」
衛兵がテオたちを怒鳴りつけた。
「ふん、あのような雑魚、捻り上げる価値もないわ」
ルーシーはたいして腹を立ててもいないようだ。
そうこうしているうちに一同はひときわ大きな扉の前へと着いた。
扉の向こうは巨大なホールになっており、奥には玉座がしつらえてある。
そしてそこには両側に半裸の女性を侍らせ、一人の男が座っていた。
流れるような金髪にすらりとした浅黒い肌、女性と見紛うような整った顔立ちに横に伸びた耳、双眸は金色に輝いている。
まるで演劇のワンシーンのような光景だった。
彼こそがこの街の新たな支配者、ダークロードに他ならないだろう。
「控えよ」
男が口を開いた。
その言葉にアラムが膝をつく。
テオたちも衛兵に小突かれ、言われるままに床に膝をつけた。
「そいつらか、私のことを嗅ぎまわっているのは」
声は人を魅了するバリトンだ。
女性はもちろん男性ですらこの男には魅了され、進んで従ってしまうような雰囲気を漂わせている。
しかしテオたちは全く別の所に注目していた。
「ねえ、あれって……」
テオの横でヨハンがひそひそと呟く。
「ええ、恐らくそうだとは思っていましたが……」
テオが呆れたように苦笑した。
「ふん、そうだと思っておったわ」
ルーシーが得意げに鼻を鳴らす。
テオたちが見ていたのはダークロードの玉座の横にいる半裸の女性だ。
それは捉えられていたはずのメリサだった。
まるでずっと前からそこにいるかのような雰囲気でダークロードにしなだれかかっている。
「あやつは美男子に目がないからの」
「何か策がある、という訳じゃなさそうですね」
「まあなかろうな。単にあやつの精が吸いたいだけであろう」
「おい、さっきから何をこそこそ喋っている」
自分にお構いなしに会話をしているテオたちに苛々したようにダークロードが割って入ってきた。
「一つお聞きしたいのですが、なぜ我々を捕まえたのですか?どうやって私たちがこの街に来ることを知ったのですか?」
テオが尋ねた。
「ふっ、貴様らが私の魔具を狙っていることは既に私の耳に入っていたのだ。私の目と耳は遥か遠くを見渡し、聞き分けるのだ。」
「つまり、ブレンドロットにあなたのスパイが潜り込んでいたということですか」
「私を脅かすもの、私の財産を狙う者はどこにでもいるからな。その位当然の備えだ」
ダークロードはテオの問いに涼しげな顔で言い放った。
「そして、裏切り者もな」
そう言うなり剣をアラムに投げつける。
床に膝をついていたアラムは横っ飛びにそれをかわした。
「分かっていたのか」
懐から短剣を取り出し、身構えながらアラムは言った。
「ふ、貴様につけた魂縛頸輪が偽物に変わっていることは貴様らがここに来るまでの間に知っていた」
「分かっていたうえで敢えて呼び寄せたという訳ですか」
テオが立ち上がった。
手枷は既に外れている。
「何故私の魔具を狙うのか、貴様らの背後にいるものを知る必要があるからな。言っておくが隠しても無駄だ。私の魔法の前には誰も抗えない」
「背後?我の魔具を盗んでおいてその言い草、盗人猛々しいとはまさに貴様のことだな」
ルーシーがそれを嘲笑する。
「ほう?このような美しい少女が一緒だったとはな。よかろう、お前は私の側に侍ることを許してやろう」
ルーシーを見るダークロードの目が下品に歪む。
口元まで緩み、今にも舌なめずりをしそうだ。
端正な顔とは裏腹な下卑た性格が顔をのぞかせている。
「もうよい」
呆れたようにルーシーが言った。
「テオよ、これ以上の議論は無駄だ。さっさとこいつを殺して魔具を取り戻すぞ」
「殺す?今この私を殺すと言ったか?」
その言葉にダークロードの目が座った。
全身から殺気がみなぎっている。
「我が魔具を盗んだ罪人にはふさわしい罰だ」
ルーシーは意に介さず涼しい顔で言い放った。
「面白い、やれるものならやってみよ!」
玉座から立ち上がり、ダークロードが咆哮した。
硫黄をかけた串焼きをもりもり食べながらルーシーはこともなげに言った。
「ああ見えても奴は我が部下よ。身の処し方位心得ているわ」
「ならば良いのですが……」
「それよりも我々の今後の方針じゃ。そのダークロードとやらが我の魔具を持っていると分かった以上さっさと取り戻しに行くぞ」
そう言うなり立ち上がる。
「ちょちょちょ、まだ料理が来たばっかなんだぜ。あち、あち」
慌てて塩焼きを口に頬張り、舌をやけどしながらキツネも立ち上がった。
「まずはあの首輪の複製作りだ。こっちについてこい」
そう言ってアラムは路地へと入っていった。
しばらくクネクネと細い道を曲がったのちに五人は金物細工師の集まる路地へやってきた。
路地の両脇は様々な金物で埋まったお店や屋台でぎっしりと埋められていて、奥からは金づちを振るう音が聞こえてくる。
「これなんかがよく似ていますね」
テオはアクセサリを扱うお店の店頭に並んでいる首輪の中から一つ取り出した。
「ふむ、確かにこれに多少彫刻を施して宝玉を二、三個付け足せば申し分ないの」
ルーシーは店員から紙を受け取るとサラサラと絵を描いた。
「おい、これをこのように加工できるか?」
「へえ、意外と絵上手いんだね」
ヨハンが感心したように感想を述べた。
「ふん、この位ただの手なぐさみよ」
そう言うルーシーだが、やはり褒められて悪い気はしないようだ。
「お安い御用でさ。三十分ほど待ってくんないかな」
「十五分でやれ。できたなら報酬は弾むぞ。こやつがな」
そう言ってキツネの肩を掴む。
「はは、もうどうにでもなれだ」
キツネはやけくそになっている。
「合点でさ!」
店員はその言葉通り十五分で首輪の改造を終えた。
修正が施された首輪は遠目で見れば最初にアラムの首にあった魂縛頸輪と見分けがつかないくらいだ。
「よし、ダークロードの屋敷に向かうぞ!」
首輪を手に、意気揚々とルーシーが叫んだ。
◆
「待て、こ奴らは何者だ!」
衛兵が叫んだ。
ここは丘の上の頂上、ダークロードの屋敷の前だ。
今、アラムは普段と同じように顔を黒布で覆った姿に戻り、テオたち四人はというと手首に枷をはめ、鎖で繋がれた状態だ。
「聞いてないのか。ダークロードに連行するように言われていた奴らだ」
アラムが衛兵に説明する。
「少し待っていろ」
そう言って衛兵は奥に引っ込み、しばらくして戻ってきた。
「よし、通れ。ただし他の者も警護につける」
「分かっている。俺の役目はこいつらを連れてくることだけだ」
アラムは抑揚のない声で頷いた。
五名ほどの衛兵に連れられ、テオたちは屋敷の奥へと進んでいった。
屋敷は増改築が施され、でたらめに扉や曲がり角が続いている。
「ふん、小癪にも魔法結界が施されておるようだの」
歩きながら小声でルーシーが呟く。
「どうやらダークロードはかなり魔法の心得があるようですね。あの像に仕掛けられた魔法結界なんて大したものですよ」
テオも感心したように相槌を打つ。
「おい、そこ!誰が喋っていいと言った!」
衛兵がテオたちを怒鳴りつけた。
「ふん、あのような雑魚、捻り上げる価値もないわ」
ルーシーはたいして腹を立ててもいないようだ。
そうこうしているうちに一同はひときわ大きな扉の前へと着いた。
扉の向こうは巨大なホールになっており、奥には玉座がしつらえてある。
そしてそこには両側に半裸の女性を侍らせ、一人の男が座っていた。
流れるような金髪にすらりとした浅黒い肌、女性と見紛うような整った顔立ちに横に伸びた耳、双眸は金色に輝いている。
まるで演劇のワンシーンのような光景だった。
彼こそがこの街の新たな支配者、ダークロードに他ならないだろう。
「控えよ」
男が口を開いた。
その言葉にアラムが膝をつく。
テオたちも衛兵に小突かれ、言われるままに床に膝をつけた。
「そいつらか、私のことを嗅ぎまわっているのは」
声は人を魅了するバリトンだ。
女性はもちろん男性ですらこの男には魅了され、進んで従ってしまうような雰囲気を漂わせている。
しかしテオたちは全く別の所に注目していた。
「ねえ、あれって……」
テオの横でヨハンがひそひそと呟く。
「ええ、恐らくそうだとは思っていましたが……」
テオが呆れたように苦笑した。
「ふん、そうだと思っておったわ」
ルーシーが得意げに鼻を鳴らす。
テオたちが見ていたのはダークロードの玉座の横にいる半裸の女性だ。
それは捉えられていたはずのメリサだった。
まるでずっと前からそこにいるかのような雰囲気でダークロードにしなだれかかっている。
「あやつは美男子に目がないからの」
「何か策がある、という訳じゃなさそうですね」
「まあなかろうな。単にあやつの精が吸いたいだけであろう」
「おい、さっきから何をこそこそ喋っている」
自分にお構いなしに会話をしているテオたちに苛々したようにダークロードが割って入ってきた。
「一つお聞きしたいのですが、なぜ我々を捕まえたのですか?どうやって私たちがこの街に来ることを知ったのですか?」
テオが尋ねた。
「ふっ、貴様らが私の魔具を狙っていることは既に私の耳に入っていたのだ。私の目と耳は遥か遠くを見渡し、聞き分けるのだ。」
「つまり、ブレンドロットにあなたのスパイが潜り込んでいたということですか」
「私を脅かすもの、私の財産を狙う者はどこにでもいるからな。その位当然の備えだ」
ダークロードはテオの問いに涼しげな顔で言い放った。
「そして、裏切り者もな」
そう言うなり剣をアラムに投げつける。
床に膝をついていたアラムは横っ飛びにそれをかわした。
「分かっていたのか」
懐から短剣を取り出し、身構えながらアラムは言った。
「ふ、貴様につけた魂縛頸輪が偽物に変わっていることは貴様らがここに来るまでの間に知っていた」
「分かっていたうえで敢えて呼び寄せたという訳ですか」
テオが立ち上がった。
手枷は既に外れている。
「何故私の魔具を狙うのか、貴様らの背後にいるものを知る必要があるからな。言っておくが隠しても無駄だ。私の魔法の前には誰も抗えない」
「背後?我の魔具を盗んでおいてその言い草、盗人猛々しいとはまさに貴様のことだな」
ルーシーがそれを嘲笑する。
「ほう?このような美しい少女が一緒だったとはな。よかろう、お前は私の側に侍ることを許してやろう」
ルーシーを見るダークロードの目が下品に歪む。
口元まで緩み、今にも舌なめずりをしそうだ。
端正な顔とは裏腹な下卑た性格が顔をのぞかせている。
「もうよい」
呆れたようにルーシーが言った。
「テオよ、これ以上の議論は無駄だ。さっさとこいつを殺して魔具を取り戻すぞ」
「殺す?今この私を殺すと言ったか?」
その言葉にダークロードの目が座った。
全身から殺気がみなぎっている。
「我が魔具を盗んだ罪人にはふさわしい罰だ」
ルーシーは意に介さず涼しい顔で言い放った。
「面白い、やれるものならやってみよ!」
玉座から立ち上がり、ダークロードが咆哮した。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
ブラック国家を制裁する方法は、性癖全開のハーレムを作ることでした。
タカハシヨウ
ファンタジー
ヴァン・スナキアはたった一人で世界を圧倒できる強さを誇り、母国ウィルクトリアを守る使命を背負っていた。
しかし国民たちはヴァンの威を借りて他国から財産を搾取し、その金でろくに働かずに暮らしている害悪ばかり。さらにはその歪んだ体制を維持するためにヴァンの魔力を受け継ぐ後継を求め、ヴァンに一夫多妻制まで用意する始末。
ヴァンは国を叩き直すため、あえてヴァンとは子どもを作れない異種族とばかり八人と結婚した。もし後継が生まれなければウィルクトリアは世界中から報復を受けて滅亡するだろう。生き残りたければ心を入れ替えてまともな国になるしかない。
激しく抵抗する国民を圧倒的な力でギャフンと言わせながら、ヴァンは愛する妻たちと甘々イチャイチャ暮らしていく。
おっさん武闘家、幼女の教え子達と十年後に再会、実はそれぞれ炎・氷・雷の精霊の王女だった彼女達に言い寄られつつ世界を救い英雄になってしまう
お餅ミトコンドリア
ファンタジー
パーチ、三十五歳。五歳の時から三十年間修行してきた武闘家。
だが、全くの無名。
彼は、とある村で武闘家の道場を経営しており、〝拳を使った戦い方〟を弟子たちに教えている。
若い時には「冒険者になって、有名になるんだ!」などと大きな夢を持っていたものだが、自分の道場に来る若者たちが全員〝天才〟で、自分との才能の差を感じて、もう諦めてしまった。
弟子たちとの、のんびりとした穏やかな日々。
独身の彼は、そんな彼ら彼女らのことを〝家族〟のように感じており、「こんな毎日も悪くない」と思っていた。
が、ある日。
「お久しぶりです、師匠!」
絶世の美少女が家を訪れた。
彼女は、十年前に、他の二人の幼い少女と一緒に山の中で獣(とパーチは思い込んでいるが、実はモンスター)に襲われていたところをパーチが助けて、その場で数時間ほど稽古をつけて、自分たちだけで戦える力をつけさせた、という女の子だった。
「私は今、アイスブラット王国の〝守護精霊〟をやっていまして」
精霊を自称する彼女は、「ちょ、ちょっと待ってくれ」と混乱するパーチに構わず、ニッコリ笑いながら畳み掛ける。
「そこで師匠には、私たちと一緒に〝魔王〟を倒して欲しいんです!」
これは、〝弟子たちがあっと言う間に強くなるのは、師匠である自分の特殊な力ゆえ〟であることに気付かず、〝実は最強の実力を持っている〟ことにも全く気付いていない男が、〝実は精霊だった美少女たち〟と再会し、言い寄られ、弟子たちに愛され、弟子以外の者たちからも尊敬され、世界を救って英雄になってしまう物語。
(※第18回ファンタジー小説大賞に参加しています。
もし宜しければ【お気に入り登録】で応援して頂けましたら嬉しいです!
何卒宜しくお願いいたします!)
異世界召喚でクラスの勇者達よりも強い俺は無能として追放処刑されたので自由に旅をします
Dakurai
ファンタジー
クラスで授業していた不動無限は突如と教室が光に包み込まれ気がつくと異世界に召喚されてしまった。神による儀式でとある神によってのスキルを得たがスキルが強すぎてスキル無しと勘違いされ更にはクラスメイトと王女による思惑で追放処刑に会ってしまうしかし最強スキルと聖獣のカワウソによって難を逃れと思ったらクラスの女子中野蒼花がついてきた。
相棒のカワウソとクラスの中野蒼花そして異世界の仲間と共にこの世界を自由に旅をします。
現在、第四章フェレスト王国ドワーフ編
ダンジョン冒険者にラブコメはいらない(多分)~正体を隠して普通の生活を送る男子高生、実は最近注目の高ランク冒険者だった~
エース皇命
ファンタジー
学校では正体を隠し、普通の男子高校生を演じている黒瀬才斗。実は仕事でダンジョンに潜っている、最近話題のAランク冒険者だった。
そんな黒瀬の通う高校に突如転校してきた白桃楓香。初対面なのにも関わらず、なぜかいきなり黒瀬に抱きつくという奇行に出る。
「才斗くん、これからよろしくお願いしますねっ」
なんと白桃は黒瀬の直属の部下として派遣された冒険者であり、以後、同じ家で生活を共にし、ダンジョンでの仕事も一緒にすることになるという。
これは、上級冒険者の黒瀬と、美少女転校生の純愛ラブコメディ――ではなく、ちゃんとしたダンジョン・ファンタジー(多分)。
※小説家になろう、カクヨムでも連載しています。
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる