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転生先の世界 子供編
8話 変態兄弟
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ついに来てしまった。
12月31日…… この日は世間では年明けですね。
何故か私の家は年明け前になると従兄弟家族で集まり年を越すという奇妙な……………どこもそうか!
うん、よく考えたら普通だった、うん、良かった良かった。
でもね、私は従兄弟兄弟があまり好きではない、何故かというと…。
「おい、瞳羽! お前能力二つも持ってんだって?」
「どうせインチキだろ?」
でたよ従兄弟の大河と龍哉 イケメンなんだけどどうも私にちょっかい出しくる兄弟、あんりと気が合うんじゃねーかなコイツら。
くっそ、年下だからってしたに見やがって…。
ていうか可愛い妹が二人の男に壁ドンされてんのに兄貴は芋けんぴ食べながらガ〇使ですか。
芋けんぴ好きかお前!
10代のイケメンに壁ドンされたら「勘弁してください…ひぇぇ」って顔を赤くするけど、イケショタに壁ドンされたら真顔で「それがどうした」ってなるね。
個人の感想です。
とりあえずこのガキどもは無視に限る。
私はテレポートでコタツの中へと避難
「ふわぁ~、あったかぁ~い」
ここが天国だ……ガチの天国には行けなかったが多分天国ってこんな感じで気持ちいい所なんだろうな~
おやおや、どうしたんですか?
イケショタ兄弟、そんな………可愛い、ものを……見る目……………で。
もしかして私を見てる?
いやいやいや! ないないないーーい!
あいつら何かと私にちょっかい出したりすんだよ?!
私を好きになるなんてそんなのこの世の終わりだよ!
まあ、ここは子供らしく振る舞うか。
「大河お兄ちゃん達も一緒にこたつに入ってぬくぬくしよー!」
誰だこいつ。
自分で言っててあれなんだけど、もう一度言おう誰だこいつ。
「ふ、ふん! まあ、どうしてもって言うんだったら入ってやってもいいけど?!」
「丁度コタツの中に入ろうと思ってたところだし!」
素直じゃねーな、そしてツンデレかよ。
イケショタでツンデレってご褒美ですか?
そしてコイツらの絡みが見たい私がいる。
あ、腐女子じゃないよ雑食女子だよ私は。
なんでも行けるエロでもグロでも。
なんの自慢だよ、この話は置いといて、さっきのことを謝ってもらわないとな。
「お兄ちゃん達、ひーちゃんに意地悪したこと謝って!」
「は? 意地悪なんてしてねーし。」
「能力二つも持ってるなんて信じられねーだけでなんでいじめになんだよ」
「だって二人してひーちゃんに言いよって来たから………グスン。」
うん、嘘泣き 私女優になれるわ、やっぱ
すると二人はなんかあたふたした。
おお、男は女の涙に弱いって本当だったか。
いや、多分私がいきなり泣き出したから引いてあたふたしたんだろう。
やれやれ、子供というものは憎たらしいが可愛いところもあるもんだ。
「と、とにかく泣きやめよ…ほら、みかん食う?」
「ジュース飲む??」
スゲェ、なんて慌てぶりだ。
その光景には兄貴と私も流石に引く。
「お前らヒトのこと好きなのか?」
なんてこと聞いてんのお前
「は、はぁ!? 何言ってんだよお前! べ、別に瞳羽なんて好きじゃねーし!?」
「可愛いとか思ってもねぇし!」
「大人になったらお嫁さんにしたいとか思ってな……って、何言わすんじゃゴラァ!!?」
「お前らが自爆しただけだろうに。」
全くもってそれな、そしてお前は何を言ってる。
その光景を哀れと思い、私はオカンとおばさんの料理の手伝いに向かったが「大丈夫ひーちゃんはお兄ちゃん達と遊んでてね」と言われ手伝わせてくれなかった。
多分包丁とか扱っていたのと人手が足りていたからだと思う。
正直あなた方美人に囲まれて料理の手伝いしたかったです。
トボトボとこたつに戻りそして再びコタツの中へと飛び込んだ。
「ヒト、おかえりー どうだった?」
「ママ達のお手伝いしたかったけど……はぁー、仕方ない。
大河お兄ちゃんのお膝に乗ろう」
「は!? ……………来い!」
まるで直球のたまを受け止めるくらいの覚悟であぐらかいてますねお兄さん。
まあ、遠慮謎せず私は迷わず座る
「お前遠慮なさ過ぎ。」
「だって「来い!」って言うからきたよ?」
「うぐっ」
あ、でもいい玉座だなコレ。
「大河お兄ちゃんって優しいんだね」
「な、なんだよ急に!?」
「だって今までひーちゃんに意地悪言ってきたから正直怖い人かと思ってたもん、でも大河お兄ちゃんはいい人ー!」
まあ、子供のような説明ではしゃぐ私、そしてちらっと見ていると大河が何故が悶えている…。
「(何故…?) お兄ちゃんどーしたの?」
みあーげてごらん状態で大河を見上げ尋ねる、すると顔を赤くしたかと思ったら思い切り私を抱きしめ……………抱きしめた!?
「おぅふ………」
さすがの私も驚きのあまりこんな声しか出なかった。
あと締め付けられてってのもある。
「お兄ちゃん助けて…苦しい」
「いーじゃん 相手してやれよヒト、気の済むまで」
おいコラ、私を絞め殺すつもりですか?
そして龍哉にもチラ見するが血迷ったか、こいつはハアハア息切れし顔を赤くしたまま鼻血を出し手を振る。
まるで変態を見ているかのようだ、正しくは可愛いロリっ子を見つけハアハアしている変態……………
ロリっ子って私のことか!?
そしてこいつらひょっとしてロリコンなのでは?
「……………」
ウワーヤダーキモーイ、そういう今の私の言い方もキモい。
ていうかこんな私を好きなってもいいことないぞ!?
まあ、好きにってる期間はロリっ子時代だけだから大丈夫か。
まあ、せいぜいこの状態を楽しんでおいてやるか。
それなりに楽しんだ後料理が出来てみんなで紅白見たりガ〇使見たりしながらご飯食べて年越しパーティが始まった。
そしてご飯食べてる最中変態兄弟がチラッチラっ見てくる正直ウザイ。
ご飯くらいゆっくり食べさせてください。
などと思いながらご飯を食べ終わり紅白を見る。
そして子供あるある、寝落ちな訳である。
「あら? ひーちゃん寝ちゃった?」
「そうみたいね、まだ5歳だから仕方ないわね~」
「瞳弥悪いんだけどひーちゃんを部屋までつれてって寝かせてきてくれる?」
「ん、分かった」
あ、ちなみに兄貴の名前はトウヤってんだぜ地味にイケメンな名前してるし。
まあ、このまま寝ちゃえばこの変態達も手も足も出まい………
「あ、それなら俺が運んでやるよ」
え?
「あ、そう?助かるよ大河」
ちょっと待って? ナニイッテンノ?
何変態にさも当然のごとく私を抱かせてんのクソ兄貴!
可愛い妹がどうなっても言い訳!?
ていうかそろそろ起きないとやばいよな。
危険を感じた私はパチっと目を覚まし起きたことを主張した。
「まだ寝ない! 白と赤が勝つまで見る!」
「ダメよ、ひーちゃん! 子供はもうねんねする時間よ どっちが勝ったかは明日初詣行く前に教えるからね」
「……………で、でも。」
くっそ!幼児だからすげぇ寝みぃ!
私ならまだ起きていられる! 最悪37時間起きていられたこの私だ!
絶対に起きていられる!
あ、でも眠い、ここで寝てしまえば私は変態の手によって……………あ、そこまでは流石にやられたりはしないか、なら大丈夫だな。
「じゃあ、よろしくね大河」
「はい」
「あ、僕も行きます」
お前も来んのかい! でもまあいいかどうでもいい。
眠いし。
そして私は大河にお姫様抱っこされながら部屋へと連れていかれ寝かされた。
寝かされたあとなにか話し声は聞こえたけど、そのまま意識は遠のいて、そして寝落ち。
「瞳羽、なんて可愛いんだろうか、お前が大人になったら俺たちの嫁にしてやるよ」
「そうなったら楽しみだな」
そう言って二人は瞳羽の髪の毛を少しだけ触りそして部屋を出ていった。
12月31日…… この日は世間では年明けですね。
何故か私の家は年明け前になると従兄弟家族で集まり年を越すという奇妙な……………どこもそうか!
うん、よく考えたら普通だった、うん、良かった良かった。
でもね、私は従兄弟兄弟があまり好きではない、何故かというと…。
「おい、瞳羽! お前能力二つも持ってんだって?」
「どうせインチキだろ?」
でたよ従兄弟の大河と龍哉 イケメンなんだけどどうも私にちょっかい出しくる兄弟、あんりと気が合うんじゃねーかなコイツら。
くっそ、年下だからってしたに見やがって…。
ていうか可愛い妹が二人の男に壁ドンされてんのに兄貴は芋けんぴ食べながらガ〇使ですか。
芋けんぴ好きかお前!
10代のイケメンに壁ドンされたら「勘弁してください…ひぇぇ」って顔を赤くするけど、イケショタに壁ドンされたら真顔で「それがどうした」ってなるね。
個人の感想です。
とりあえずこのガキどもは無視に限る。
私はテレポートでコタツの中へと避難
「ふわぁ~、あったかぁ~い」
ここが天国だ……ガチの天国には行けなかったが多分天国ってこんな感じで気持ちいい所なんだろうな~
おやおや、どうしたんですか?
イケショタ兄弟、そんな………可愛い、ものを……見る目……………で。
もしかして私を見てる?
いやいやいや! ないないないーーい!
あいつら何かと私にちょっかい出したりすんだよ?!
私を好きになるなんてそんなのこの世の終わりだよ!
まあ、ここは子供らしく振る舞うか。
「大河お兄ちゃん達も一緒にこたつに入ってぬくぬくしよー!」
誰だこいつ。
自分で言っててあれなんだけど、もう一度言おう誰だこいつ。
「ふ、ふん! まあ、どうしてもって言うんだったら入ってやってもいいけど?!」
「丁度コタツの中に入ろうと思ってたところだし!」
素直じゃねーな、そしてツンデレかよ。
イケショタでツンデレってご褒美ですか?
そしてコイツらの絡みが見たい私がいる。
あ、腐女子じゃないよ雑食女子だよ私は。
なんでも行けるエロでもグロでも。
なんの自慢だよ、この話は置いといて、さっきのことを謝ってもらわないとな。
「お兄ちゃん達、ひーちゃんに意地悪したこと謝って!」
「は? 意地悪なんてしてねーし。」
「能力二つも持ってるなんて信じられねーだけでなんでいじめになんだよ」
「だって二人してひーちゃんに言いよって来たから………グスン。」
うん、嘘泣き 私女優になれるわ、やっぱ
すると二人はなんかあたふたした。
おお、男は女の涙に弱いって本当だったか。
いや、多分私がいきなり泣き出したから引いてあたふたしたんだろう。
やれやれ、子供というものは憎たらしいが可愛いところもあるもんだ。
「と、とにかく泣きやめよ…ほら、みかん食う?」
「ジュース飲む??」
スゲェ、なんて慌てぶりだ。
その光景には兄貴と私も流石に引く。
「お前らヒトのこと好きなのか?」
なんてこと聞いてんのお前
「は、はぁ!? 何言ってんだよお前! べ、別に瞳羽なんて好きじゃねーし!?」
「可愛いとか思ってもねぇし!」
「大人になったらお嫁さんにしたいとか思ってな……って、何言わすんじゃゴラァ!!?」
「お前らが自爆しただけだろうに。」
全くもってそれな、そしてお前は何を言ってる。
その光景を哀れと思い、私はオカンとおばさんの料理の手伝いに向かったが「大丈夫ひーちゃんはお兄ちゃん達と遊んでてね」と言われ手伝わせてくれなかった。
多分包丁とか扱っていたのと人手が足りていたからだと思う。
正直あなた方美人に囲まれて料理の手伝いしたかったです。
トボトボとこたつに戻りそして再びコタツの中へと飛び込んだ。
「ヒト、おかえりー どうだった?」
「ママ達のお手伝いしたかったけど……はぁー、仕方ない。
大河お兄ちゃんのお膝に乗ろう」
「は!? ……………来い!」
まるで直球のたまを受け止めるくらいの覚悟であぐらかいてますねお兄さん。
まあ、遠慮謎せず私は迷わず座る
「お前遠慮なさ過ぎ。」
「だって「来い!」って言うからきたよ?」
「うぐっ」
あ、でもいい玉座だなコレ。
「大河お兄ちゃんって優しいんだね」
「な、なんだよ急に!?」
「だって今までひーちゃんに意地悪言ってきたから正直怖い人かと思ってたもん、でも大河お兄ちゃんはいい人ー!」
まあ、子供のような説明ではしゃぐ私、そしてちらっと見ていると大河が何故が悶えている…。
「(何故…?) お兄ちゃんどーしたの?」
みあーげてごらん状態で大河を見上げ尋ねる、すると顔を赤くしたかと思ったら思い切り私を抱きしめ……………抱きしめた!?
「おぅふ………」
さすがの私も驚きのあまりこんな声しか出なかった。
あと締め付けられてってのもある。
「お兄ちゃん助けて…苦しい」
「いーじゃん 相手してやれよヒト、気の済むまで」
おいコラ、私を絞め殺すつもりですか?
そして龍哉にもチラ見するが血迷ったか、こいつはハアハア息切れし顔を赤くしたまま鼻血を出し手を振る。
まるで変態を見ているかのようだ、正しくは可愛いロリっ子を見つけハアハアしている変態……………
ロリっ子って私のことか!?
そしてこいつらひょっとしてロリコンなのでは?
「……………」
ウワーヤダーキモーイ、そういう今の私の言い方もキモい。
ていうかこんな私を好きなってもいいことないぞ!?
まあ、好きにってる期間はロリっ子時代だけだから大丈夫か。
まあ、せいぜいこの状態を楽しんでおいてやるか。
それなりに楽しんだ後料理が出来てみんなで紅白見たりガ〇使見たりしながらご飯食べて年越しパーティが始まった。
そしてご飯食べてる最中変態兄弟がチラッチラっ見てくる正直ウザイ。
ご飯くらいゆっくり食べさせてください。
などと思いながらご飯を食べ終わり紅白を見る。
そして子供あるある、寝落ちな訳である。
「あら? ひーちゃん寝ちゃった?」
「そうみたいね、まだ5歳だから仕方ないわね~」
「瞳弥悪いんだけどひーちゃんを部屋までつれてって寝かせてきてくれる?」
「ん、分かった」
あ、ちなみに兄貴の名前はトウヤってんだぜ地味にイケメンな名前してるし。
まあ、このまま寝ちゃえばこの変態達も手も足も出まい………
「あ、それなら俺が運んでやるよ」
え?
「あ、そう?助かるよ大河」
ちょっと待って? ナニイッテンノ?
何変態にさも当然のごとく私を抱かせてんのクソ兄貴!
可愛い妹がどうなっても言い訳!?
ていうかそろそろ起きないとやばいよな。
危険を感じた私はパチっと目を覚まし起きたことを主張した。
「まだ寝ない! 白と赤が勝つまで見る!」
「ダメよ、ひーちゃん! 子供はもうねんねする時間よ どっちが勝ったかは明日初詣行く前に教えるからね」
「……………で、でも。」
くっそ!幼児だからすげぇ寝みぃ!
私ならまだ起きていられる! 最悪37時間起きていられたこの私だ!
絶対に起きていられる!
あ、でも眠い、ここで寝てしまえば私は変態の手によって……………あ、そこまでは流石にやられたりはしないか、なら大丈夫だな。
「じゃあ、よろしくね大河」
「はい」
「あ、僕も行きます」
お前も来んのかい! でもまあいいかどうでもいい。
眠いし。
そして私は大河にお姫様抱っこされながら部屋へと連れていかれ寝かされた。
寝かされたあとなにか話し声は聞こえたけど、そのまま意識は遠のいて、そして寝落ち。
「瞳羽、なんて可愛いんだろうか、お前が大人になったら俺たちの嫁にしてやるよ」
「そうなったら楽しみだな」
そう言って二人は瞳羽の髪の毛を少しだけ触りそして部屋を出ていった。
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