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10回目 Invasion and meaning unknown(来襲と意味不明)
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ゼロスがリセットを行ったことにより私はまた振り出しに戻った。
「ここからか」と呟く、どうやら私が戻ったのは歓迎会の当日だった、アイツ…よりにもって面倒臭いところから……。
とりあえず私は新入生歓迎会では騒ぎが起こる前に上手くことを収めリョウクの到着で撫子は出ていかず熱い視線を送っている。
次の日の魔力測定でその場でヒロインを観察委員として勧誘、撫子はギャーギャーと喚いていたが敢えてスルー。
「そして今日はアイツが凸してくる日か… はぁ…ダル。」
「大丈夫ですよしゅ……雨宮先輩、1回目では上手く撃退できたのですから。」
私がうつ伏せで憂鬱になってる状態で励ましてくるヒロインたんぽぽ、もう既に事情は伝えてある。
「簡単に言うけど説得するのに2時間半は超えてたし正直キツイのよ… まあ、アンタはこの一年後にティーレ学園に留学するんだけどね、頑張れ。」
「なんで抽選で選ばれるんですかー… …雨宮先輩と離れ離れは嫌です。」
そう言い、たんぽぽはくてーっと寄りかかかる
「私が男なら各自に落ちてたわね」
と冗談交じりに言い中庭のベンチでしばらく雑談を繰り広げていると。
頭上で大きな影がフッと現れ私達を飛び越えそこに現れたのはアイツらだった。
今回はこっちに来たか、獣人の嗅覚を侮っていたが…さすがだな
「こんな所にいたのか探したぞ我妻珠華よ」
「………どちら様でしょう私は雨宮七華と申します。
貴方の探し人とは名前も違いますけど」
「俺達獣人の嗅覚の前ではお前は無力だ 獣人を舐めるなよ?」
ああ、これが最推しだったら…顎クイしてるのが最推しだったらどれだけ嬉しかったことか…と、考えすぐにリオンの手を払う。
「椎名さん生徒会長を呼んで来て、急いでね」
「で、でも危険ですよ!?」
「大丈夫、私に任せて、来訪者の相手は慣れてるから。」
「………分かりました…大急ぎで呼んでくるので耐えててくださいね!」
耐えるって何? エロに耐えてろってこと?嫌だわァ…。
チラリとゼロスの方に目を向けると少し憎しみのこもった眼睨みつけている、おそらくリオンにだろう。
「…それで?ここに来た目的は?」
「決まっているだろお前を攫いに来た」
「誰かと勘違いされているようですね、気高き獣人が番の相手を間違えるとは」
「何を言ってる俺の番はお前だ、間違えるはずもない」
逃げ場ねぇ…。
そう思っているとリョウク達が駆けつけてきた。
いや、早くねぇか? 何、近くにいたの?
「なんだ貴様は」
「それはこちらのセリフです ティーレ学園の生徒ですよね、椎名から話は伺っております。
雨宮はうちの学園の副会長ですその手を離してもらおうか。」
「貴様が俺に意見する気か 名を名乗れ。」
「フラワー王国 第1王子 紅牡丹亮玖、これで満足ですか?」
ニコッと皮肉に笑うリョウク殿下、煽るな煽るな。
当然ながらリオンは顔を真っ赤にしてるプルプルと震えている。
「この…雑草の国が… 俺をバカにしているのか!」
「「雑草」…それは聞き捨てなりませんね」
楠木君がリョウクの後ろからメガネをクイッとかけ発言をする。
「この国の花や植物が「雑草」なら貴方方の国もさぞかし立派な「雑草」が生えているんでしょうね見てみたいものです。」
笑顔で皮肉を言うその姿はまるで弱いものをいじめるときの笑顔そのものに見える。
「そーそー、猫ちゃんは大人しくしっぽ大事に掴んで国に戻ってママのおっぱいかミルクでも飲んでなよ、あっ! 粉ミルクの方が良かったでちゅか~?」
いや、桃山よお前これ以上煽り文句はやめろリオンが爆発するから!
チラッとリオンを見るともう我慢の限界のようだ。
リオンの隣にいるゼロスは止めているが聞く耳持たない。
おいおい、全然ダメじゃねぇかリオンがこの学園で暴れだしてみろ色々込みで請求すんぞ。
「殺す!噛み殺してやる!」
「閣下落ち着いてください、「雑草」の戯言ですよあれ如きの為にあなたが牙を向ける必要は無い、我々の目的は彼女の保護では?」
ゼロスがリオンを何とか落ち着かせ正気に戻す。
いや待って? 保護って何?私は犬か猫か、そう疑問をぶつけているとリョウクの護衛騎士2人が私を庇うように立ちはだかる。
「2人共?」
「別に副会長が皇女だってこと思い出したわけじゃねーですからね、これも我がバカ王子の意思だし」
「バカ王子? まさか俺の事か?」
「彼女は学園に必要な存在です連れて行かせはしませんよ。」
凄い、ここまで来るともう…凄いしか出てこない。
そして2人の方に目線を戻すとゼロスはリオンに何か耳打ちしたあとリオンは渋々と何かを納得していた。
「我妻 珠華よ、必ずお前をまた迎えにくる、それまでに首を洗って待っているがいい」
「それではまた日を改めて伺いますので」
それだけを言い残し2人は去っていく。
「首を洗って待ってろって……何?皇女と決闘でもする気なん?わあ~、おっそろしい~!
とりあえず塩巻いとくか?」
と言いながらどこから出したか分からない塩坪を抱え校門に塩をまく桃山……。
え、何? 何これ? ツッコめばいいの? 意味がわからなすぎる。
「ここからか」と呟く、どうやら私が戻ったのは歓迎会の当日だった、アイツ…よりにもって面倒臭いところから……。
とりあえず私は新入生歓迎会では騒ぎが起こる前に上手くことを収めリョウクの到着で撫子は出ていかず熱い視線を送っている。
次の日の魔力測定でその場でヒロインを観察委員として勧誘、撫子はギャーギャーと喚いていたが敢えてスルー。
「そして今日はアイツが凸してくる日か… はぁ…ダル。」
「大丈夫ですよしゅ……雨宮先輩、1回目では上手く撃退できたのですから。」
私がうつ伏せで憂鬱になってる状態で励ましてくるヒロインたんぽぽ、もう既に事情は伝えてある。
「簡単に言うけど説得するのに2時間半は超えてたし正直キツイのよ… まあ、アンタはこの一年後にティーレ学園に留学するんだけどね、頑張れ。」
「なんで抽選で選ばれるんですかー… …雨宮先輩と離れ離れは嫌です。」
そう言い、たんぽぽはくてーっと寄りかかかる
「私が男なら各自に落ちてたわね」
と冗談交じりに言い中庭のベンチでしばらく雑談を繰り広げていると。
頭上で大きな影がフッと現れ私達を飛び越えそこに現れたのはアイツらだった。
今回はこっちに来たか、獣人の嗅覚を侮っていたが…さすがだな
「こんな所にいたのか探したぞ我妻珠華よ」
「………どちら様でしょう私は雨宮七華と申します。
貴方の探し人とは名前も違いますけど」
「俺達獣人の嗅覚の前ではお前は無力だ 獣人を舐めるなよ?」
ああ、これが最推しだったら…顎クイしてるのが最推しだったらどれだけ嬉しかったことか…と、考えすぐにリオンの手を払う。
「椎名さん生徒会長を呼んで来て、急いでね」
「で、でも危険ですよ!?」
「大丈夫、私に任せて、来訪者の相手は慣れてるから。」
「………分かりました…大急ぎで呼んでくるので耐えててくださいね!」
耐えるって何? エロに耐えてろってこと?嫌だわァ…。
チラリとゼロスの方に目を向けると少し憎しみのこもった眼睨みつけている、おそらくリオンにだろう。
「…それで?ここに来た目的は?」
「決まっているだろお前を攫いに来た」
「誰かと勘違いされているようですね、気高き獣人が番の相手を間違えるとは」
「何を言ってる俺の番はお前だ、間違えるはずもない」
逃げ場ねぇ…。
そう思っているとリョウク達が駆けつけてきた。
いや、早くねぇか? 何、近くにいたの?
「なんだ貴様は」
「それはこちらのセリフです ティーレ学園の生徒ですよね、椎名から話は伺っております。
雨宮はうちの学園の副会長ですその手を離してもらおうか。」
「貴様が俺に意見する気か 名を名乗れ。」
「フラワー王国 第1王子 紅牡丹亮玖、これで満足ですか?」
ニコッと皮肉に笑うリョウク殿下、煽るな煽るな。
当然ながらリオンは顔を真っ赤にしてるプルプルと震えている。
「この…雑草の国が… 俺をバカにしているのか!」
「「雑草」…それは聞き捨てなりませんね」
楠木君がリョウクの後ろからメガネをクイッとかけ発言をする。
「この国の花や植物が「雑草」なら貴方方の国もさぞかし立派な「雑草」が生えているんでしょうね見てみたいものです。」
笑顔で皮肉を言うその姿はまるで弱いものをいじめるときの笑顔そのものに見える。
「そーそー、猫ちゃんは大人しくしっぽ大事に掴んで国に戻ってママのおっぱいかミルクでも飲んでなよ、あっ! 粉ミルクの方が良かったでちゅか~?」
いや、桃山よお前これ以上煽り文句はやめろリオンが爆発するから!
チラッとリオンを見るともう我慢の限界のようだ。
リオンの隣にいるゼロスは止めているが聞く耳持たない。
おいおい、全然ダメじゃねぇかリオンがこの学園で暴れだしてみろ色々込みで請求すんぞ。
「殺す!噛み殺してやる!」
「閣下落ち着いてください、「雑草」の戯言ですよあれ如きの為にあなたが牙を向ける必要は無い、我々の目的は彼女の保護では?」
ゼロスがリオンを何とか落ち着かせ正気に戻す。
いや待って? 保護って何?私は犬か猫か、そう疑問をぶつけているとリョウクの護衛騎士2人が私を庇うように立ちはだかる。
「2人共?」
「別に副会長が皇女だってこと思い出したわけじゃねーですからね、これも我がバカ王子の意思だし」
「バカ王子? まさか俺の事か?」
「彼女は学園に必要な存在です連れて行かせはしませんよ。」
凄い、ここまで来るともう…凄いしか出てこない。
そして2人の方に目線を戻すとゼロスはリオンに何か耳打ちしたあとリオンは渋々と何かを納得していた。
「我妻 珠華よ、必ずお前をまた迎えにくる、それまでに首を洗って待っているがいい」
「それではまた日を改めて伺いますので」
それだけを言い残し2人は去っていく。
「首を洗って待ってろって……何?皇女と決闘でもする気なん?わあ~、おっそろしい~!
とりあえず塩巻いとくか?」
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