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第1部
その48 レアアイテムって3つあったんだね
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林間学校が始まって3時間ぐらいが経った。
私たち2年は1年の行動を高台にある双眼鏡で監視をしていた。
そして各言う私もアデラントさんと並んで双眼鏡で他の1年を監視しつつ自分の班の1年を探しつつ監視を行なってる。
「去年の2年はこうやって1年を監視していたのね。」
「ええ、不正がないかを監視していたらしいです。」
「不正ね、そもそもできるのかしら。」
「え? そりゃもちろんサボりは当然の他こっそり業者を頼んだりしているものを見るけるためですからね」
どうやって業者呼ぶねん。
「あら?」
「アデラントさんなにか不審者が?」
「ええ、ルーロさんの班に無理やり入り込んだマーブルさんが何やら怪しい行動をしています」
「どこ?」
「右斜め35度」
「えーっと……右斜め35……あっ 居た……ってマーブルさんいつの間に巨漢…いえ、グラマーに?」
「違う違う5度上げて5度上げて あれはデビーネ男爵令息です」
「あらヤダ」
ていうかわざとボケたのにツッコミなしか…寂しっ!
ていうか男爵令息近くにいて紛らわしすぎる。
後ろ姿若干似てるし! 後ろポニーテールだし!
「ルーロさん今デビーネ男爵令息さんに酷いこと思ってませんでした?」
あ、苦笑いで私に向かって聞いてきた。
いや確かに思ったけど酷いってほどじゃあね、ないよ?
「いえいえ若干後ろ姿が似ていて「あっ似てる!」って思っただけですよ。」
「全然違いますよ!? 体型から何まで!」
「あ、いえその、髪型が似ているなと思って」
そう言うとアデラントさんは双眼鏡で見直して「ああ、確かに頭上だけなら似てるかもしれませんね」と言ってくれた、せやろ?せやろ?
「でも似てるのは髪型と結い上げてるリボン……だ、け?」
この時アデラントさんは何かを思いついて息を飲んだがこの時私はそれに気づかず引き続き極悪ヒロインの怪しい行動を見張っていた。
「ダメですね あの子もう普通に不機嫌ながら巻を拾い始めました。」
「そ…そうですか」
「あ、そうだ、アデラントさんに聞きたいことがあるんですが宜しいですか?」
「聞きたいこと?」
「【星乙女】でショップで運が良ければ売っているというレアアイテムをご存知ないですか?」
「レアアイテム? さあ? 数ある中では3つほど…」
「3つ? ひとつではないんですか?」
「はい、1つ目は好感度を最大限にまで引き下げてしまうブローチ、2つ目はまあ、レアっちゃレアですがこれはバッドエンド回避の身代わりリボン…………。」
「身代わりリボンなら私も知ってますけどそうでなくて、好感度を最大限にまで上げる世間で騒がせたチートアイテムですよ」
「あ…ああ、それならラブリップのことですね 隠しコマンドを打つと出てくる幻アイテム」
「か…隠しコマンド!?」
「はい上下下右左上上の後でスタートボタンを押したあとシャランって音がしてそこから初めるといきなりショップからスタートするんです」
「え、なんで?」
「さあ? 世間ではバグとも言われてますから、それにラブリップはアイテムとして組み込んでいなかったし」
「組み込んでいなかった? 」
「ああ、いえこちらの話です、とにかくそのアイテムを使って相手の唇にキスをすれば簡単にその相手を好きになってしまうんです。
RPGで言うなら混乱や異常状態に近いです。」
なるほど、だからルッソはキスをされておかしくなりヒロイン解いた時だけ記憶が無いと……でもそれじゃあ会長は? 会長もおかしいちゃおかしいけどあれもキスされた影響でああなってるってことなのかな?
ていうかヒロインはどうやってどこの店でラブリップを手に入れたんだ? ……わからん!
私たち2年は1年の行動を高台にある双眼鏡で監視をしていた。
そして各言う私もアデラントさんと並んで双眼鏡で他の1年を監視しつつ自分の班の1年を探しつつ監視を行なってる。
「去年の2年はこうやって1年を監視していたのね。」
「ええ、不正がないかを監視していたらしいです。」
「不正ね、そもそもできるのかしら。」
「え? そりゃもちろんサボりは当然の他こっそり業者を頼んだりしているものを見るけるためですからね」
どうやって業者呼ぶねん。
「あら?」
「アデラントさんなにか不審者が?」
「ええ、ルーロさんの班に無理やり入り込んだマーブルさんが何やら怪しい行動をしています」
「どこ?」
「右斜め35度」
「えーっと……右斜め35……あっ 居た……ってマーブルさんいつの間に巨漢…いえ、グラマーに?」
「違う違う5度上げて5度上げて あれはデビーネ男爵令息です」
「あらヤダ」
ていうかわざとボケたのにツッコミなしか…寂しっ!
ていうか男爵令息近くにいて紛らわしすぎる。
後ろ姿若干似てるし! 後ろポニーテールだし!
「ルーロさん今デビーネ男爵令息さんに酷いこと思ってませんでした?」
あ、苦笑いで私に向かって聞いてきた。
いや確かに思ったけど酷いってほどじゃあね、ないよ?
「いえいえ若干後ろ姿が似ていて「あっ似てる!」って思っただけですよ。」
「全然違いますよ!? 体型から何まで!」
「あ、いえその、髪型が似ているなと思って」
そう言うとアデラントさんは双眼鏡で見直して「ああ、確かに頭上だけなら似てるかもしれませんね」と言ってくれた、せやろ?せやろ?
「でも似てるのは髪型と結い上げてるリボン……だ、け?」
この時アデラントさんは何かを思いついて息を飲んだがこの時私はそれに気づかず引き続き極悪ヒロインの怪しい行動を見張っていた。
「ダメですね あの子もう普通に不機嫌ながら巻を拾い始めました。」
「そ…そうですか」
「あ、そうだ、アデラントさんに聞きたいことがあるんですが宜しいですか?」
「聞きたいこと?」
「【星乙女】でショップで運が良ければ売っているというレアアイテムをご存知ないですか?」
「レアアイテム? さあ? 数ある中では3つほど…」
「3つ? ひとつではないんですか?」
「はい、1つ目は好感度を最大限にまで引き下げてしまうブローチ、2つ目はまあ、レアっちゃレアですがこれはバッドエンド回避の身代わりリボン…………。」
「身代わりリボンなら私も知ってますけどそうでなくて、好感度を最大限にまで上げる世間で騒がせたチートアイテムですよ」
「あ…ああ、それならラブリップのことですね 隠しコマンドを打つと出てくる幻アイテム」
「か…隠しコマンド!?」
「はい上下下右左上上の後でスタートボタンを押したあとシャランって音がしてそこから初めるといきなりショップからスタートするんです」
「え、なんで?」
「さあ? 世間ではバグとも言われてますから、それにラブリップはアイテムとして組み込んでいなかったし」
「組み込んでいなかった? 」
「ああ、いえこちらの話です、とにかくそのアイテムを使って相手の唇にキスをすれば簡単にその相手を好きになってしまうんです。
RPGで言うなら混乱や異常状態に近いです。」
なるほど、だからルッソはキスをされておかしくなりヒロイン解いた時だけ記憶が無いと……でもそれじゃあ会長は? 会長もおかしいちゃおかしいけどあれもキスされた影響でああなってるってことなのかな?
ていうかヒロインはどうやってどこの店でラブリップを手に入れたんだ? ……わからん!
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