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第1部
その61 何だこの男共は
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「とりあえず皆さん落ち着いてください、今この場で彼女の誹謗中傷の言葉を並べても何も解決にはなりませんし、それに彼女の思うつぼです」
「ですが…!」
「まあ、安心をなさい私だって彼女の行動はとても目に余っていたもの、今は彼女を有頂天にさせてその後で皆さんで彼女を地獄のどん底にまでつき落とせばいいのです。
まあ、我慢出来ず私が彼女に手を出すかもしれませんけど、大丈夫暴力はないですよ? ふふふ。」
我ながら凄いゲスい顔してるなと思う、周りの女生徒達息を飲み凄くたじろんでいた。
「流石リリアナ様だわ…」
「ええ。」
「やはりリリアナ様に相談して正解でしたわね」
「これでリリアナ様も我々の仲間になりましたね」
おっと、私がいつ仲間になると言った?
私はただ意見を述べただけで仲間になるなんて一言も言っていない。
勘違いしないでよね?
「おい女ども コゼットちゃんに仕事押し付け自分たちはサボりかよ」
「図々しいな」
なんだ?この男共は…それに「押し付け」?「サボり」?
いやいや言葉は丁寧にトスしてアタックして返すわ
「あら?そういうあなた達だってあと片付けの作業が進んでおりませんが……ああ、コゼットさんといかがわしいことをしたあと片付けで忙しいのですのよね?
ごめんなさい気が利かなくて」
「なっ! バカにするな!この悪役令嬢が! 」
「は?」
なんでモブの口から悪役令嬢なんて言葉が飛び出すわけ? 思わず変な声出ちゃったよ。
「もしここが本の世界ならコゼットちゃんの様な心優しき穢れない可憐な女の子は主人公及びヒロインだけどねお前のように性根が腐っている性格ブスは悪役令嬢だ! どうだ図星だろ! それにお前がコゼットちゃんを虐めてるのなんてみんな知って…」
「言いたいことはそれだけ?」
自分でも驚くくらいの低い声が出た…少し落ち着いたトーンで聞き返したつもりだったが、これじゃあまるでちょっと切れてる人やん。
まあ、ちょびっとムカッとしてるけどね。
「な…他にもあるんだからな! 昨日お前コゼットちゃんを人気のないところにまで呼び出して川に突き落としたそうじゃないか!コゼットちゃん泣いてたぞ!」
アイツ嘘八百言ってんな~。
「あら?それはおかしいですね 私が川に突き落としたならば私は火傷や捻挫はしていないはずですが……それに、昨日みなさんも見ていたはずでは?
私がコゼット・マーブルを担いできたのを。」
その言葉に大半の男子は「言われてみれば確かに…」と口々に言ったがある男子は食い下がらなかった。
「認めない! お前が天使コゼットを虐める悪魔だってことはみんな知ってる!」
「では聞きますが、私が彼女を虐めをしてる現場をご覧になったことがあるのですか? ないのに「虐めてる」というのはそれはもう立派な冤罪ですわよ?
あなた方は多少ながら高位貴族の身ですのに、意味の無い根拠の無い罪をでっち上げるのは犯罪だということをご存知ですか?
下手をすれば貴方達は自分で自分の首を絞めていることに…」
「リリアナ様やめてください!」
人が最後まで言い切るか言いきらないかの時にまたかぶせてきやがって……でも声色でわかった
ヒロインまたお前かしつけぇぞ
「ですが…!」
「まあ、安心をなさい私だって彼女の行動はとても目に余っていたもの、今は彼女を有頂天にさせてその後で皆さんで彼女を地獄のどん底にまでつき落とせばいいのです。
まあ、我慢出来ず私が彼女に手を出すかもしれませんけど、大丈夫暴力はないですよ? ふふふ。」
我ながら凄いゲスい顔してるなと思う、周りの女生徒達息を飲み凄くたじろんでいた。
「流石リリアナ様だわ…」
「ええ。」
「やはりリリアナ様に相談して正解でしたわね」
「これでリリアナ様も我々の仲間になりましたね」
おっと、私がいつ仲間になると言った?
私はただ意見を述べただけで仲間になるなんて一言も言っていない。
勘違いしないでよね?
「おい女ども コゼットちゃんに仕事押し付け自分たちはサボりかよ」
「図々しいな」
なんだ?この男共は…それに「押し付け」?「サボり」?
いやいや言葉は丁寧にトスしてアタックして返すわ
「あら?そういうあなた達だってあと片付けの作業が進んでおりませんが……ああ、コゼットさんといかがわしいことをしたあと片付けで忙しいのですのよね?
ごめんなさい気が利かなくて」
「なっ! バカにするな!この悪役令嬢が! 」
「は?」
なんでモブの口から悪役令嬢なんて言葉が飛び出すわけ? 思わず変な声出ちゃったよ。
「もしここが本の世界ならコゼットちゃんの様な心優しき穢れない可憐な女の子は主人公及びヒロインだけどねお前のように性根が腐っている性格ブスは悪役令嬢だ! どうだ図星だろ! それにお前がコゼットちゃんを虐めてるのなんてみんな知って…」
「言いたいことはそれだけ?」
自分でも驚くくらいの低い声が出た…少し落ち着いたトーンで聞き返したつもりだったが、これじゃあまるでちょっと切れてる人やん。
まあ、ちょびっとムカッとしてるけどね。
「な…他にもあるんだからな! 昨日お前コゼットちゃんを人気のないところにまで呼び出して川に突き落としたそうじゃないか!コゼットちゃん泣いてたぞ!」
アイツ嘘八百言ってんな~。
「あら?それはおかしいですね 私が川に突き落としたならば私は火傷や捻挫はしていないはずですが……それに、昨日みなさんも見ていたはずでは?
私がコゼット・マーブルを担いできたのを。」
その言葉に大半の男子は「言われてみれば確かに…」と口々に言ったがある男子は食い下がらなかった。
「認めない! お前が天使コゼットを虐める悪魔だってことはみんな知ってる!」
「では聞きますが、私が彼女を虐めをしてる現場をご覧になったことがあるのですか? ないのに「虐めてる」というのはそれはもう立派な冤罪ですわよ?
あなた方は多少ながら高位貴族の身ですのに、意味の無い根拠の無い罪をでっち上げるのは犯罪だということをご存知ですか?
下手をすれば貴方達は自分で自分の首を絞めていることに…」
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ヒロインまたお前かしつけぇぞ
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