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ベティーブルー
ベティーブルー2
しおりを挟むいつの間にかうららくんはロフトを降りてソファーで横になっていた。
テレビはつけっぱなしでHIPHOPが流れている。
全身を駆け回る眠気とと喉の乾きからロフトを降りるのを少し躊躇ったが、うららくんを見下ろしているうちになんとも言えない気持ちになり、ロフトを降りてソファーに寝転んだ。
「そこ、最高だよね」
うららくんが寝ているとばかり思ってたから少し驚いた。
ロフトから眺めていたのを知っていたらと思うと少し顔が熱くなった。
気恥しさからブランケットを顔まで被って、何も答えることが出来なかった。
音楽には少しだけうららくんの吐息が乗っている。
他人の匂いがするブランケットに包まれているうちに、あおはふたたび眠りに落ちた。
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