本編完結【R18】地味すぎる転生悪役令嬢、攻略対象と関わらずに…俺様ヤンキー公爵に絡まれる。Why?

syarin

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後期だ!(まだ始まってない)

168: お目覚め地味令嬢とMの飲み物とご機嫌ヤンキー

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起きたら夕方で、塞いだ窓の辺りがぼんやり茜色である。

起きようと思ったら、すっっごい体がギシギシ言う。

うううううツラいぃぃ。

Myマジックボックスからぬるい缶ジュースとストローを出して、カシュッ!と小気味良い音を立てて開ける。

黒い背景に鮮やかな蒼でMの文字、

そう、私に巨万の富を与えてくれる、超低級ポーションエナジードリンク"マンスター"である。

ふふふ、
この世界、羽を生やす、が売り文句の超低級ポーション"レッドプール"はあるのだが、"マンスター"はなかった為、この夏休みに頑張って事業を起こしちゃったのだ!

だって、私はM信者だから!

レッドプールしかない世界なんて、砂糖あるけど塩ない世界みたいなもんである。

なーんてね。
前期に現れた固有スキル?前世のMV の踊りを完コピできる能力だが、どうも、記憶の再現が凄い精度で出来るスキルらしく、前世で良く飲んでたマンスターを再現出来ちゃったのだ。

つい先日、3ヶ国同時発売で、お味はスタンダードとカロリーゼロとフルーティ味さ!

カロリーゼロはこの世界には無い概念だったので、これからバカ売れ予定日なのだ。

痩せたい貴族さんなんかには強い味方になるだろう。
ゼロカロリー甘味料の技術特許も、今後私の財布の強い味方になるだろう。

甘ーい炭酸が体に染み入る。ぁぁ……最っ高!

ポーションと違って体力も傷も何にも癒さないけど、私の心はシャッキリ癒される。

ちなみに、こっちの世界のレッドプールはこんな味だっけ?って感じ。

近いんだけどね…。

でも、私もあんまり飲んでなかったから、レッドプールは再現出来なかった。

今度、隣国の開発者と会うんだけど、彼も転生者なんだろうか……。
だって、ゲームで出てくるものなら、少しはモジるじゃん?
レッドプールをロッドプール、とかさ。

所が、まんまなんだもん。

ま、だから私もマンスターってまんまの名前とパッケージデザインで売り出したんだけど。

何て考えてたら、マンスターが急に冷え冷え美味しくなった。

「?」

「俺にも一口くれないか?」


アレックスが起きて、マンスターを氷冷魔法で冷やしたみたいだ。

一人だけ珈琲飲むよーな人とは違うので、快くアレックスに一口あげる。

「もう一本ありますよ?」

「いや、一口で良いよ。すぐに食事の準備するし。」

そーいや、腹ペコ。

あ、ていうか、

「昼食べ損ねてんじゃん……。」

「ふすっ……散々バイブ突っ込まれた事より昼食べ損ねた事の方を怒るんだ?
 …フェローの、そーゆートコ、可愛くて大好きだよ♡」

「鼻で笑いましたね?」

カスカスの喉で怒ると、笑いながら食事の準備にベッドから抜け出された。
こっちもベッドから出ようかと思ったけど、体中痛くて諦める。

見たところ痕は1つも付いてないようだが、声はカスカス、アチコチが筋肉プルプルチワワ状態で、多分、目が腫れている。

はーぁ、しんどー。

大人しくベッドでご飯が出来るのを待つことにした。

もーすぐ新学期。

さっきの氷冷魔法なんかをやっと習えると思うと、何だかワクワクすっぞ!


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