5 / 9
ファイブ.この世でタダひとつの【ハッと】その②
しおりを挟む
ぽんぺけてっけって~ 僕です。
その①では大変失礼しました。
(※ペコリンチョリーナ)
ついつい"ひと昔前”ばかりを熱く語ってしまってました。
とにかく、ナチュラルでシンプルな世界になっているというわけなのですが、タダひとつの【ハッと】があります。
その、タダひとつの【ハッと】とは!?
それはーーーー
ーーー〔人前でのH〕です。
乳首を出して歩いても、なんだったら裸で歩いてもいいんですけど、〔人前でのH〕は【ハッと】です。
捕まります。
理由は、皆がム~ラムラ、モ~リモリ、ウ~ズウズと欲情し始め、生産性効果および能力効果を下げ、あらゆる事故にも繋がり、時を止め、ゴクリとし、がっつり日常生活に支障をきたしてしまうからです。
この【ハッと】を犯さない限り自由です。
◇◇◇
状況を戻しますと…
ーーーその①で僕は猫ちゃんにパソコンをハッキングされてしまったので仕事ができず、他の猫ちゃん達にご飯をあげてました。
その猫ちゃん達も僕がひと昔前をぐるぐると思い出している間に、ご飯を食べ終わっており、机上に目をやると、僕のパソコンはハッキング解除されてました。
〘あぁ…、仕事に戻んないとな………〙
席に戻ると、ものすごいメール・問い合わせが盛りだくさんとなっていました。
今日は月2回ほどの繁忙期です。
周りも非常にバタバタ雑雑しています。
僕は今日は勤務を夕方からにしました。
夕方からと言っても、ひと昔前のいわゆる〔夜勤〕と呼ばれていた職務形態ではなく、今は何時から始めても8時間働けば良いシステムになっているので、人は昼間と同様におり、どこの企業も“24時間休みなしの稼働となっています。
だから夜と言っても、日中となんら変わりはありません。
しばらく仕事に集中していると、巨大な影が迫ってきていました。
“ムシ大王カブトムシ”です。
昔のカブトムシは親指と人差し指で摘めたらしいですが、今のカブトムシは両手で持たないとムリです。
ちょうどイスに乗せると座るトコがなくなるくらいの大きさです。
どうしてこんなに巨大化したかというと、誰もが憧れる“ムシ大王カブトムシ”だったので、大きさも大王サイズにしようと、ありとあらゆることがおこなわれた結果、誰もが満足するサイズUPになったというわけです。
僕の会社は猫ちゃんもいますが、ムシ大王カブトムシのオスとメスもいます。
猫ちゃん達は皆それぞれ好きに名前をつけて呼んでいるので統一した名はないのですが、ムシ大王カブトムシのオスとメスにはそれぞれ名前がついており、呼び名は統一されています。
カブトムシが好きで好きでたまらない社長が命名し、社長命令で名は統一されました。
オスはムシ大王から “キン”、メスはプリンセスから “プリン”と名付けられました。
このカブトムシメスのプリンが僕の机上にゆっくりゆっ~くり迫ってきてました。
僕の前の人は昼間に勤務してたようでもう帰っており机上が空いてたんです。
その空いている机の上でプリンはピタッ!と止まりました。
そう、僕の真ん前で止まったのです。
ーーー っとすると!
今度はより大きな影が迫ってきたかと思うと、プリンの上に舞い降りてきましたっ!!
カブトムシオス ムシ大王キンの襲来です。
目の前にキング&プリンセス、キン-プリンが迫り狂う状態になってしまいましたー!
〘わっ!わっ!わっ!こ、これはもしや!
やっちゃうぞ!? やっちゃうの!? やっちゃうのか!?〙
もう仕事どころではなく、チラチラと下半身を凝視していたら!キンがそろそろとおもむろにプリンの下半身にドッキングしたのですっ!
〘でたー!! キン-プリンだー! 僕の目の前、コンプリートだぁー!〙
周りの人も気が気でない様子で、そわそわしています。
キンが、へこん…、、、、へこん…、、、っとゆ~~~~っくり腰を動かし、ふか~~~ぁ~~く、ふか~~ぁ~~く、プリンに打ちつけています。
キン-プリンは、人間達なんてお構いなしです。
【どんな生き物とも共存】とされているワールドポリシーにより、キン-プリンの意思に反した行動は禁止です。
無理にふたりを引き離すわけにいきません。
〘このいやらしぃ~ぃ~~~、腰使い………。
勉強になります。ごくり。。。〙
ーーーー!!
………… ハッ!!!!!!
こ、これは!
もしや!【ハッと】ではごさらんかぁ!
こ~~~れ~~~わ~~~
〔人前でのH〕では
な~~~い~~~の~~~か~~~ぁ~~~
まさに今、皆がム~ラムラ、モ~リモリ、ウ~ズウズと欲情し始め、生産性効果および能力効果を下げ、事故にも繋がりそうな、時を止め皆ゴクリ凝視し、がっつり仕事に支障をきたしているではありませんかぁー!
社長!社長!
月2回ほどの繁忙期の中、大変なことになっちゃってまーす!
キン-プリンは捕まるのでしょうか!?
いや、これは責任者として社長が捕まるべきではないでしょうか!?
ワールドポリシーを取るべきか?
【ハッと】が適用されてしまうのか?
ーーーーーーー
そんな大混乱を余所にキン-プリン、なん時間もへこん…へこん…ってしています。
〘恐るべしスタミナ…
やはりお前さんはムシ大王だ…
僕はお前に勝てるのか…
僕のキングぽこはなん時間も頑張れるのか…
乾杯キン… 師匠!〙
なん時間も挿入したままだなんて…、なんて素敵すぎるんだ…。
僕はいつかキンに勝つため、彼女と頑張ってみようと固くカタク誓ったのであります。
この興奮を!この誓いを!
彼女に届けることにしました。
「もしもし、あのね、僕の目の前でカブトムシが何時間もHしてるんだよ!すごくない!?
ずっと挿れてるんだよ!すごくない!?
メスもそれに耐えててすごくない!?」
「うーん…、これなんの電話?」
「あ!そうそう!これってワールドポリシーと【ハッと】はどちらが適用されると思う?」
「うーん…、動物には【ハッと】は通じないんじゃないの?動物ってどこでもっていうか、ねぇ…、それが動物っていうか、仕方がないんじゃない?」
「そうだよね~。やっぱり適用されないか。
ーーーーそれでね、僕は誓ったことがあるんだ!僕も何時間も挿入したまま頑張ってみたいんだ!!キンに負けたくないんだ!」
ガチャ!ツー・ツー・ツー・ツー……
……………………………。
あ…………
やってしまった。
切られてしまった…
そうだよなぁ…
カブトムシと競ってんだもんな…
ぼ、ぼくは、僕わ~~~わーーーー
僕のミステイクッ。
その①では大変失礼しました。
(※ペコリンチョリーナ)
ついつい"ひと昔前”ばかりを熱く語ってしまってました。
とにかく、ナチュラルでシンプルな世界になっているというわけなのですが、タダひとつの【ハッと】があります。
その、タダひとつの【ハッと】とは!?
それはーーーー
ーーー〔人前でのH〕です。
乳首を出して歩いても、なんだったら裸で歩いてもいいんですけど、〔人前でのH〕は【ハッと】です。
捕まります。
理由は、皆がム~ラムラ、モ~リモリ、ウ~ズウズと欲情し始め、生産性効果および能力効果を下げ、あらゆる事故にも繋がり、時を止め、ゴクリとし、がっつり日常生活に支障をきたしてしまうからです。
この【ハッと】を犯さない限り自由です。
◇◇◇
状況を戻しますと…
ーーーその①で僕は猫ちゃんにパソコンをハッキングされてしまったので仕事ができず、他の猫ちゃん達にご飯をあげてました。
その猫ちゃん達も僕がひと昔前をぐるぐると思い出している間に、ご飯を食べ終わっており、机上に目をやると、僕のパソコンはハッキング解除されてました。
〘あぁ…、仕事に戻んないとな………〙
席に戻ると、ものすごいメール・問い合わせが盛りだくさんとなっていました。
今日は月2回ほどの繁忙期です。
周りも非常にバタバタ雑雑しています。
僕は今日は勤務を夕方からにしました。
夕方からと言っても、ひと昔前のいわゆる〔夜勤〕と呼ばれていた職務形態ではなく、今は何時から始めても8時間働けば良いシステムになっているので、人は昼間と同様におり、どこの企業も“24時間休みなしの稼働となっています。
だから夜と言っても、日中となんら変わりはありません。
しばらく仕事に集中していると、巨大な影が迫ってきていました。
“ムシ大王カブトムシ”です。
昔のカブトムシは親指と人差し指で摘めたらしいですが、今のカブトムシは両手で持たないとムリです。
ちょうどイスに乗せると座るトコがなくなるくらいの大きさです。
どうしてこんなに巨大化したかというと、誰もが憧れる“ムシ大王カブトムシ”だったので、大きさも大王サイズにしようと、ありとあらゆることがおこなわれた結果、誰もが満足するサイズUPになったというわけです。
僕の会社は猫ちゃんもいますが、ムシ大王カブトムシのオスとメスもいます。
猫ちゃん達は皆それぞれ好きに名前をつけて呼んでいるので統一した名はないのですが、ムシ大王カブトムシのオスとメスにはそれぞれ名前がついており、呼び名は統一されています。
カブトムシが好きで好きでたまらない社長が命名し、社長命令で名は統一されました。
オスはムシ大王から “キン”、メスはプリンセスから “プリン”と名付けられました。
このカブトムシメスのプリンが僕の机上にゆっくりゆっ~くり迫ってきてました。
僕の前の人は昼間に勤務してたようでもう帰っており机上が空いてたんです。
その空いている机の上でプリンはピタッ!と止まりました。
そう、僕の真ん前で止まったのです。
ーーー っとすると!
今度はより大きな影が迫ってきたかと思うと、プリンの上に舞い降りてきましたっ!!
カブトムシオス ムシ大王キンの襲来です。
目の前にキング&プリンセス、キン-プリンが迫り狂う状態になってしまいましたー!
〘わっ!わっ!わっ!こ、これはもしや!
やっちゃうぞ!? やっちゃうの!? やっちゃうのか!?〙
もう仕事どころではなく、チラチラと下半身を凝視していたら!キンがそろそろとおもむろにプリンの下半身にドッキングしたのですっ!
〘でたー!! キン-プリンだー! 僕の目の前、コンプリートだぁー!〙
周りの人も気が気でない様子で、そわそわしています。
キンが、へこん…、、、、へこん…、、、っとゆ~~~~っくり腰を動かし、ふか~~~ぁ~~く、ふか~~ぁ~~く、プリンに打ちつけています。
キン-プリンは、人間達なんてお構いなしです。
【どんな生き物とも共存】とされているワールドポリシーにより、キン-プリンの意思に反した行動は禁止です。
無理にふたりを引き離すわけにいきません。
〘このいやらしぃ~ぃ~~~、腰使い………。
勉強になります。ごくり。。。〙
ーーーー!!
………… ハッ!!!!!!
こ、これは!
もしや!【ハッと】ではごさらんかぁ!
こ~~~れ~~~わ~~~
〔人前でのH〕では
な~~~い~~~の~~~か~~~ぁ~~~
まさに今、皆がム~ラムラ、モ~リモリ、ウ~ズウズと欲情し始め、生産性効果および能力効果を下げ、事故にも繋がりそうな、時を止め皆ゴクリ凝視し、がっつり仕事に支障をきたしているではありませんかぁー!
社長!社長!
月2回ほどの繁忙期の中、大変なことになっちゃってまーす!
キン-プリンは捕まるのでしょうか!?
いや、これは責任者として社長が捕まるべきではないでしょうか!?
ワールドポリシーを取るべきか?
【ハッと】が適用されてしまうのか?
ーーーーーーー
そんな大混乱を余所にキン-プリン、なん時間もへこん…へこん…ってしています。
〘恐るべしスタミナ…
やはりお前さんはムシ大王だ…
僕はお前に勝てるのか…
僕のキングぽこはなん時間も頑張れるのか…
乾杯キン… 師匠!〙
なん時間も挿入したままだなんて…、なんて素敵すぎるんだ…。
僕はいつかキンに勝つため、彼女と頑張ってみようと固くカタク誓ったのであります。
この興奮を!この誓いを!
彼女に届けることにしました。
「もしもし、あのね、僕の目の前でカブトムシが何時間もHしてるんだよ!すごくない!?
ずっと挿れてるんだよ!すごくない!?
メスもそれに耐えててすごくない!?」
「うーん…、これなんの電話?」
「あ!そうそう!これってワールドポリシーと【ハッと】はどちらが適用されると思う?」
「うーん…、動物には【ハッと】は通じないんじゃないの?動物ってどこでもっていうか、ねぇ…、それが動物っていうか、仕方がないんじゃない?」
「そうだよね~。やっぱり適用されないか。
ーーーーそれでね、僕は誓ったことがあるんだ!僕も何時間も挿入したまま頑張ってみたいんだ!!キンに負けたくないんだ!」
ガチャ!ツー・ツー・ツー・ツー……
……………………………。
あ…………
やってしまった。
切られてしまった…
そうだよなぁ…
カブトムシと競ってんだもんな…
ぼ、ぼくは、僕わ~~~わーーーー
僕のミステイクッ。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
4
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる