【完結済】サバイバル奮闘記 転生悪役令嬢の逆転劇

忠野雪仁

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本編

31.今後の予定

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その後数日は晴れが続きせっせと素材を集めては、調合するを繰り返していたが
その日は、昼前から豪雨が続いたのでゆっくりと洞窟の中で今後の話し合いをした。

「ルイード、そろそろイノシシとかウサギの狩りをしないか?
探索の途中何度か見かけたろ」
「・・・魚を食べれば良いじゃないですか、仕返しですか?」
「仕返しって何されたんだ俺は、
そうでは無く魚が急に取れなくなったりしたら困るだろう。
何か一つに頼るのは危険だ」
「申し訳ないですが私はそう言うのが苦手で・・・
ルシエルさんは平気なんですか?」
「私も捌くのは無理ですが見ている分には平気です」
「そもそも俺にジビエと言うのか?狩をした後の処理の仕方を教えてくれたのは
ルシエルだよ」
「・・・以外ですね」
「流石に店で売る様に捌くのは無理だが、
火魔法で表面を処理して、風魔法で縦に切断して、水魔法で洗い流して
風魔法で適度な大きさに切るくらいなら出来る。
当面動物を捌くのは私がやるが、私に何かあった際を考えて少しずつ覚えてくれ」
「分かりました、そうします。」

・・・まあある程度慣れが必要ですからね。
私も前世の田舎が農家で鶏を捌いているのを見た時は、
あまりのスプラッタに気が遠くなりそうだった。

お祖父様もお祖母様も優しいけど厳しい人で命の大切さを教えてくれた。
流石に捌いた事は無いし、力も無いので大きな動物は無理だけど
私もなれて行かないと、いつ帰れるのか分からないし。

「次はまだ早いが冬をどう越すかだ」
「そうですね、魚とか獣はいなくなる訳ではなくて活動が無くなるから
発見し辛くなるだけですので、ルシエルさんの鑑定があれば
基本的に問題ないと思いますが、草や実などは冬の間は壊滅的になりますので
日持ちするものは、多めに備蓄しておきましょう。

「次は作物についてだ」
「目の前の森の木を伐採して、畑を作りましょう。
間違いなくあの三人組みに見つかるので面倒ですが、いずれは避けられない道ですので。

ぶつぶつ交換など出来れば良いのですが、今日見た感じだと厳しそうですね。
ただダンの能力をチラッと見れたのですが、鉱物採取に使えば便利かもしれません。
こちらは、魔道具が幾つかありますので魔石は今後あった方が良いかも知れません」

「最後に俺とルシエルの結婚式についてだ」
「何さりげなくぶっ込んできてるんですか、
私がいる事をお忘れ無く、あまり横暴が過ぎる様でしたら、
王国に戻ったら法律を変えて、義理の兄妹でも戸籍上兄妹なら結婚できない様にしますよ?
宰相の息子を舐めないで頂きたい。」
「やはり1番の敵はお前か・・・・
まあ、ここで事があるとルシエルの体に負担があるし、
何かあった際に我々ではどうしようもないからな」
「そうですね、肝心の聖女が1番危険ですからね」
・・・
・・


・・・聞こえない、私には聞こえない
最近だんだんお義兄様とルイード様の会話が露骨になってく気がする。
私だって女だし、2人とも攻略キャラだけあって格好良いし悪い気はしないけど
男2人に女1人で、どちらかとお付き合いすると、後1人と非常に気まずい仲で
生活を共に出来る自信がない。
かと言ってまな板の鯉になっていっそ好きにしてと言うには
前世も含めて私には経験値が足りな過ぎる。
誰か女の子流れて来ないかな、私より可愛すぎない程度で・・・

ちなみに当たり前だが、サバイバルボーナスの救援物資の中に女の子はいない。

現状確率が高いエンディング順は以下の通りである

まな板の恋(どのエンディング条件も達成出来ないでサバイバル生活が続く)
ヒロインか悪役令嬢が死ぬ
まな板の恋スペシャル(ハーレムエンド:ルシエルバージョン)
無事生還(ハーレムエンド:聖女リリーナバージョン)

新しいサバイバルゲームの終了条件が追加されない限り
ルシエルにとって苦難な生活がまっている。

だけど運命は確かに変わった。

『何がゲームだ
ゲームであるのであれば、
どんなに困難でも参加者に勝利の道筋を用意しろ
どんな選択肢を選んでも、どんな努力しても
変えられない未来ならそんなのはゲームではない
少なくとも悪役令嬢に感情などいらないではないか
ただただ、ルートに従順に従うモブ
そのかなしみを感じ、リアルに表現するだけの為に与えられた感情』

そう嘆いていた乙女ゲームは終わったのだ。
サバイバルゲーム、最後に笑うのは誰であろう。
まだ、個別ルート出現の可能性も残っている。

勝利の道筋は確かに用意された。
それを掴めるかは自分次第。

ーーーー
ご愛読ありがとうございました。
自分では結構楽しめた作品でした。
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