【完結済】サバイバル奮闘記 転生悪役令嬢の逆転劇

忠野雪仁

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47.薬草を求めて①

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「あてはありませんが、あたりは付けられます、
確実ではありませんが」
「教えてくれ」
「この島について以来、何度も薬草を調べてわかったのですが、
薬草の系統により群生しやすい場所があります。
体力回復するヒール系の草は日当たりが良い場所、
魔法力回復系は綺麗な水がある場所、解毒系は毒沼などの場所、
今回探すリキュール草は恐らくジメジメしたキノコなどが生えやすい場所。
この島の左、西側に多いですね」
「ありがとう、早速探しにいく」
「あたりはついたとは言え、簡単に見つかる物ではありません。
本当に助けたいならチームを組んで人海戦術で探すしかないと思います」
「そこまでお願いして良いのか?」
「乗りかかった船です、移動手段はお義兄様の風魔法、ルイード様の能力、
ルー君、魔法カーペットです。
お義兄様はお一人で、私とルイード様はルー君に乗って、
ダンさんは聖女と共に魔法カーペットでお願いします。
本当は聖女には王太子の看病をお願いしたのですが無理だと思いますので」

「今回はルシエルの頼みをきくと決めた以上は、俺達に異存はないよ」
「そうですね、早速捜索を初めますか、我々は一度拠点に戻リますので、
ダン達はここで待っていて下さい。
その後にデュークさんに風魔法で島の西側に移動させて貰い、
そこまで皆さんを私の能力で移動させますので、各自準備をお願いします」

私達は拠点に戻ると必要な物を詰め込んだ後に、
コンテナ毎洞窟に入れて洞窟に入れて洞窟の入り口をふさいだ。

「毎晩戻るつもりですが、留守番無しなので念の為ふさいでおきますね」
「本当に聖女が煩わしいな、いっそこの機会に殺ってしまうのもありだな」

私ももの凄く同意したいけど理性を総動員させてなんとかこらえた。

「では、ルイード行くぞ、俺はそのまま薬草を探す、
日が暮れたらこれから連れて行く中間地点に戻ってくる」
「お義兄様、ルイード様よろしくお願いします」

お義兄様は、ルイード様を抱えて風魔法で凄い速度で離れていった。
当初は風魔法って何に使うのか不思議だったけど、一番利用頻度が高いかも知れない。

その後、先にダンさんと聖女を転移能力で運び終わった後、
ルイード様に抱きしめられて深い口付けをされた。
当然の労働報酬の要求らしいけど、本来は聖女から貰うのがスジな気もするが、
それは嫌だったので素直に受け入れた、お義兄様に内緒にしたくないので、
夜に合流した時に同じ事をしなければ。

転移で移動後に、少しばかり大きくなってもらったルー君に、
ルイード様と一緒にのせて貰って森を移動したけど、純粋に森の中の移動ならルー君が一番早い事を知った。

洋服の下がズボンで本当に助かった、聖女のドレスのままだったら高速移動する痴女だ。

私達に割り当てられた範囲内を少し詳細に鑑定したら、
湿地帯らしき場所があったので先ずはそこに向かった。

「もの凄くジメジメしていて、臭いも酷いですし、抱きかかえましょうか?」
「なんとか平気です」
「ですが、靴は今履いている一足だけですよね?」
「…戻ったら洗って乾かします」

今度手が空いている時にでも、
木をくり抜いた靴の中に柔らかな素材を詰めて作ろうかな。
動物の革で作るのは流石に難易度高そうだし。
そんな事を考えつつも、とりあえず二人で別々に湿地帯の探索を始めた。
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