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51.王太子の治療と激しく求められて ☆
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私の両手一杯位のリキュール草を持って皆が戻って来た。
流石にこんなにいらないのだけど。
知ってさえすれば、紫の小さな蕾でリキュール草と分かるけど、
知識が無ければ背の低いただの雑草にしか見えない。
今回は、何から何までルー君が大活躍だ。
お義兄様は、薬品の調合をする為に一度ルイード様と拠点に戻った。
私達は、一度帰って来たルイード様と共にダンさんの拠点に転移する。
聖女は知らない、勝手に魔法のカーペットで戻って来るでしょう。
ハーレック殿下はかなり衰弱していた。
薬が出来ていなかったら、二、三日で衰弱死をしていたかも知れない。
ダンさんは、ハーレック殿下の汗を拭い着替えさせと甲斐甲斐しく看護した。
絶対に女の子だったら良いお嫁さんになってたろうに、非常に惜しい。
薬を完成させたお義兄様がルイード様と一緒に戻って来てくれた。
ここ数日の間、ルイード様を体のいいタクシー代わりに、
使ってしまっているわね。
私はハーレック殿下へ鑑定をかけつつ、少しずつ薬を飲ませてあげた。
「......ルシエルか」
「そうですよ、ルシエルです」
「助けてくれたのか」
「いいえ、ダンさんがズッと看病してくれたおかげです、
あまり心配かけては駄目ですよ」
「そうか」
「もう平気です、薬はちゃんと飲んで下さいね」
あまりにも弱々しいハーレック殿下を見て、
思わず私は頭を優しくなでてしまった。
「出会ったばかりの頃」
「はい」
「一度お前にこうやって慰めて貰ったな」
「そんな昔の事なんて覚えてませんよ、ゆっくり休んで早く元気になって下さい」
「ああ、少しばかり眠るとする、久しぶりに良い気分だ」
そういって眠りについたハーレック殿下に最後に鑑定をかけて確認した。
「ダンさん、これで平気です。
後は薬を飲んで消化にいい物から少しずつ食べさせてあげて下さい。
二、三日もすれば動ける様になると思いますが、
体にはまだ菌が残った状態ですので、無理はさせないで下さいね」
「ありがとう、皆も本当にありがとう」
いつまでもお礼いうダンさんをおいて、
私達は拠点に戻った。
聖女対策で細々とした物を無造作に洞窟に入れてしまっていたのだけど、
片付けは明日にしよう、今日はお風呂に入ってゆっくり眠ろう。
私はそんな事を考えていたのだけど、
その夜の旦那様の夜の行為は、今までと比較にならないくらい激しかった。
どうも私がダンさんとハーレック殿下に優しく接した事で、
オスの本能が目覚めてしまったらしい、迂闊だったわ。
一人でお風呂に入っていると旦那様二人が後から入ってきて、
軽く泡にまみれた私を交互に抱っこして、はさんで開放した。
私も最初はビックリしたけど求められるままに応えてあげた。
はさんで終わった後は口と手を使って。
まだ全然なれないのでぎこち無かったが、仕方ない。
どうも私は興奮すると甘い独特な臭いが出るらしく、
その臭いを嗅ぐと旦那様はより興奮するらしい。
そのあとの事は良く覚えていない。
次の日の朝、旦那様二人に猛抗議したがあやされて許してしまった。
もし仮に私がヒロインに転生しても、
絶対にハーレムエンドだけは目指さない。
比喩では無くて体が持たない。
ある意味聖女のタフネスだけは凄いと感心した。
流石にこんなにいらないのだけど。
知ってさえすれば、紫の小さな蕾でリキュール草と分かるけど、
知識が無ければ背の低いただの雑草にしか見えない。
今回は、何から何までルー君が大活躍だ。
お義兄様は、薬品の調合をする為に一度ルイード様と拠点に戻った。
私達は、一度帰って来たルイード様と共にダンさんの拠点に転移する。
聖女は知らない、勝手に魔法のカーペットで戻って来るでしょう。
ハーレック殿下はかなり衰弱していた。
薬が出来ていなかったら、二、三日で衰弱死をしていたかも知れない。
ダンさんは、ハーレック殿下の汗を拭い着替えさせと甲斐甲斐しく看護した。
絶対に女の子だったら良いお嫁さんになってたろうに、非常に惜しい。
薬を完成させたお義兄様がルイード様と一緒に戻って来てくれた。
ここ数日の間、ルイード様を体のいいタクシー代わりに、
使ってしまっているわね。
私はハーレック殿下へ鑑定をかけつつ、少しずつ薬を飲ませてあげた。
「......ルシエルか」
「そうですよ、ルシエルです」
「助けてくれたのか」
「いいえ、ダンさんがズッと看病してくれたおかげです、
あまり心配かけては駄目ですよ」
「そうか」
「もう平気です、薬はちゃんと飲んで下さいね」
あまりにも弱々しいハーレック殿下を見て、
思わず私は頭を優しくなでてしまった。
「出会ったばかりの頃」
「はい」
「一度お前にこうやって慰めて貰ったな」
「そんな昔の事なんて覚えてませんよ、ゆっくり休んで早く元気になって下さい」
「ああ、少しばかり眠るとする、久しぶりに良い気分だ」
そういって眠りについたハーレック殿下に最後に鑑定をかけて確認した。
「ダンさん、これで平気です。
後は薬を飲んで消化にいい物から少しずつ食べさせてあげて下さい。
二、三日もすれば動ける様になると思いますが、
体にはまだ菌が残った状態ですので、無理はさせないで下さいね」
「ありがとう、皆も本当にありがとう」
いつまでもお礼いうダンさんをおいて、
私達は拠点に戻った。
聖女対策で細々とした物を無造作に洞窟に入れてしまっていたのだけど、
片付けは明日にしよう、今日はお風呂に入ってゆっくり眠ろう。
私はそんな事を考えていたのだけど、
その夜の旦那様の夜の行為は、今までと比較にならないくらい激しかった。
どうも私がダンさんとハーレック殿下に優しく接した事で、
オスの本能が目覚めてしまったらしい、迂闊だったわ。
一人でお風呂に入っていると旦那様二人が後から入ってきて、
軽く泡にまみれた私を交互に抱っこして、はさんで開放した。
私も最初はビックリしたけど求められるままに応えてあげた。
はさんで終わった後は口と手を使って。
まだ全然なれないのでぎこち無かったが、仕方ない。
どうも私は興奮すると甘い独特な臭いが出るらしく、
その臭いを嗅ぐと旦那様はより興奮するらしい。
そのあとの事は良く覚えていない。
次の日の朝、旦那様二人に猛抗議したがあやされて許してしまった。
もし仮に私がヒロインに転生しても、
絶対にハーレムエンドだけは目指さない。
比喩では無くて体が持たない。
ある意味聖女のタフネスだけは凄いと感心した。
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