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あの夜の続き
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イヴがいない今回。いつものように作戦会議、即ダンジョンというわけにもいかず。昼下がりになった今でも私は一人、うろうろしていました――例の書を抱えながら。
「誰にも行先を告げないなんて……」
イヴは邸の誰にも告げなかったのです。引き止められもしたでしょうに、それほどまでに彼は……。
「……ポルト家に赴こうかしら」
ご家族ならば御存知なことでしょう――少なくとも母君の方ならば。
イヴの父君。私は彼のことを連鎖的に思い浮かべました。ええ、因縁のある相手といえましょう。拗れたことによって……あれこれと、ええ、あれこれと。
そう、考え込むのはここまで。それなりに距離があろうとなんのその、私は外出の準備をしようとしていた、その時でした。
「!」
部屋をノックする音。私はすぐに反応するも……首を振りました。いつもの癖ですわ、イヴだと思ってしまうのは。
「――お嬢様、失礼致します」
熟年のメイドの声、格のある彼女。あまり私の部屋に訪れることがなかった彼女が、私の部屋へ? ……緊急のものでしょうか? ええ、話を聞いてみましょう――。
「――アリアンヌ、いるかー?」
なんたる大声。メイドが用件を告げる前の割り込み発言。私の部屋の中にまで揚々と響いてましてよ。でもって、このお声は――。
「……」
しばし硬直していた私であれど、すぐに顔が赤くなってしまう。時間では半日以上経っていましょうが、うたた寝していた私にとっては、つい先程の出来事かのよう。
それだけ衝撃的過ぎて……殿下と私の、あの、あの件は!
本当に顔が合わせづらいのですわよ!? 殿下はいつものご様子でいらっしゃるようですが……あの方ならば、うまく表情を作れるでしょうが。
「……」
私は……私にとっては無理難題ですわ。心の準備の時間を要しますわ。
それだけではありません。イヴのこともありますもの。さすがに居留守は使わないまでも――。
「おっと、アリアンヌ? 居留守かー? いるのはわかってるんだぞー?」
「……」
……ええ、居留守は使いませんわ? 揺らいでなどおりませんわよ? 使いたいとか、そんな……ねえ?
……いつまでもこうしてはいられませんわね。客人を待たせてはなりませんわ。メイドの彼女も困らせてしまいますもの。私とて淑女のはしくれ、笑顔でお出迎えしましょう。
「殿下、お待たせしましたわ。今、お開けしますわね?」
あ、語尾が上がってしまいましたわ。それでも笑顔笑顔。平常心平常心。
「やあ、アリアンヌ」
扉を開けた先には、殿下。メイドは下がり、殿下を部屋に招き入れることになった……なってしまいました。
パタンと閉じられるは部屋の扉。彼一人が私の目の前に。そう、きりっとしたお顔の彼が。さすがは殿下ですわ、王族そのものの――。
「……」
なんたる目力。目、バキバキですわね。正直……怖いですわ。瞬き、一切もなさらないの? 私、どう反応したらよろしいのかしら。
「……ごきげんよう、殿下」
私も淑女根性で視線を合わせますけれども、許されるならばそらしてしまいたいですわ。ああ、まだ視線が痛いですこと。
「……」
「……」
挨拶してそれきり、殿下は私に視線を送るのみ。メイドがいるまでは普通だったのでしょうか、二人きりになった途端にですの?
……私から切り出しましょう。時間は待ってくれませんもの。
「殿下、ようこそお越しくださいました。お話がおありではありませんの?」
私の方で話を進めてみましょう。殿下、目がバキバキなだけですもの。というか、この状況から逃れたいのも素直な気持ちでしてよ。
「……ユイ」
「……殿下?」
私の名を呼んだ殿下、ソワソワし始めていますわね? ソワソワはすれど、その場から動こうとはしませんわね?
「目の前にユイ……ああ、ユイぃ……」
さらに追加で殿下、連呼されてますわ……? 熱にも浮かされているかのような。
「……さっきまで、してたんだよな」
「!? 」
殿下の痛烈な視線、目から解放されたと思ったら……今度は私の唇に視線が注がれる。さっきまで。そう、さっきまで私たちは……。
「……真っ赤。俺はもっとだろうけどな」
「……!」
殿下の指摘通り、私はもう平静は装えず。顔面が赤く染まりきっていることでしょう。それは殿下にもいえること。過剰な感情表現はしても、それは計算の上。それが殿下であられましたが、今の彼は。
「『消えてしまった』けど、記憶には残っているんだよなぁ……俺もだし、何より君も忘れてなかった」
「そ、それは……」
「……なら、今はそれで納得するしかないか」
顔を赤くしながらも、はにかむ殿下。そうして微笑んでいたのに、彼はすぐに真顔になりました。真剣な顔になった彼は。
「それとだ」
「はい」
私に何か伝えたいことがあるようでした。どうなさったのかしら。大分興奮はひいておられるようですわね。
「『強行』のことは謝ったけれど、こちらはまだだったから――許可もなくすまなかった」
「……あ」
彼の視線は唇から再度、私の目へ。殿下が仰ろうとしていること、謝ろうとしていること。それは私にも伝わりました。確かに私は。
――強引にキスされたも同然でしたから。それも初めての。
「過ぎたこと……と言えるほど、私は大人ではありませんわ」
「そう……だよな、大事なことだった」
「ええ……大事でしたわ。私、根には持ちましてよ」
「そう……ですよね」
突然の敬語……敬語? 殿下、萎縮なさってませんこと? 私、語気を強めてしまったかしら?
「……それでも、それを含めた強行に及ばせたのもありますから。根には持ちますけれども、そうですわね――過ぎ去った日々のことでもありますから」
これは今までも繰り返してきたこと。思いを育んできても、巻き戻ればそれは無かったことになっていた。未だに私の鼓動を早打つ記憶も、置いてきてしまったこと。
私は――殿下との未来を選ばなかった、恋愛エンディングを迎えなかったのだから。
「誰にも行先を告げないなんて……」
イヴは邸の誰にも告げなかったのです。引き止められもしたでしょうに、それほどまでに彼は……。
「……ポルト家に赴こうかしら」
ご家族ならば御存知なことでしょう――少なくとも母君の方ならば。
イヴの父君。私は彼のことを連鎖的に思い浮かべました。ええ、因縁のある相手といえましょう。拗れたことによって……あれこれと、ええ、あれこれと。
そう、考え込むのはここまで。それなりに距離があろうとなんのその、私は外出の準備をしようとしていた、その時でした。
「!」
部屋をノックする音。私はすぐに反応するも……首を振りました。いつもの癖ですわ、イヴだと思ってしまうのは。
「――お嬢様、失礼致します」
熟年のメイドの声、格のある彼女。あまり私の部屋に訪れることがなかった彼女が、私の部屋へ? ……緊急のものでしょうか? ええ、話を聞いてみましょう――。
「――アリアンヌ、いるかー?」
なんたる大声。メイドが用件を告げる前の割り込み発言。私の部屋の中にまで揚々と響いてましてよ。でもって、このお声は――。
「……」
しばし硬直していた私であれど、すぐに顔が赤くなってしまう。時間では半日以上経っていましょうが、うたた寝していた私にとっては、つい先程の出来事かのよう。
それだけ衝撃的過ぎて……殿下と私の、あの、あの件は!
本当に顔が合わせづらいのですわよ!? 殿下はいつものご様子でいらっしゃるようですが……あの方ならば、うまく表情を作れるでしょうが。
「……」
私は……私にとっては無理難題ですわ。心の準備の時間を要しますわ。
それだけではありません。イヴのこともありますもの。さすがに居留守は使わないまでも――。
「おっと、アリアンヌ? 居留守かー? いるのはわかってるんだぞー?」
「……」
……ええ、居留守は使いませんわ? 揺らいでなどおりませんわよ? 使いたいとか、そんな……ねえ?
……いつまでもこうしてはいられませんわね。客人を待たせてはなりませんわ。メイドの彼女も困らせてしまいますもの。私とて淑女のはしくれ、笑顔でお出迎えしましょう。
「殿下、お待たせしましたわ。今、お開けしますわね?」
あ、語尾が上がってしまいましたわ。それでも笑顔笑顔。平常心平常心。
「やあ、アリアンヌ」
扉を開けた先には、殿下。メイドは下がり、殿下を部屋に招き入れることになった……なってしまいました。
パタンと閉じられるは部屋の扉。彼一人が私の目の前に。そう、きりっとしたお顔の彼が。さすがは殿下ですわ、王族そのものの――。
「……」
なんたる目力。目、バキバキですわね。正直……怖いですわ。瞬き、一切もなさらないの? 私、どう反応したらよろしいのかしら。
「……ごきげんよう、殿下」
私も淑女根性で視線を合わせますけれども、許されるならばそらしてしまいたいですわ。ああ、まだ視線が痛いですこと。
「……」
「……」
挨拶してそれきり、殿下は私に視線を送るのみ。メイドがいるまでは普通だったのでしょうか、二人きりになった途端にですの?
……私から切り出しましょう。時間は待ってくれませんもの。
「殿下、ようこそお越しくださいました。お話がおありではありませんの?」
私の方で話を進めてみましょう。殿下、目がバキバキなだけですもの。というか、この状況から逃れたいのも素直な気持ちでしてよ。
「……ユイ」
「……殿下?」
私の名を呼んだ殿下、ソワソワし始めていますわね? ソワソワはすれど、その場から動こうとはしませんわね?
「目の前にユイ……ああ、ユイぃ……」
さらに追加で殿下、連呼されてますわ……? 熱にも浮かされているかのような。
「……さっきまで、してたんだよな」
「!? 」
殿下の痛烈な視線、目から解放されたと思ったら……今度は私の唇に視線が注がれる。さっきまで。そう、さっきまで私たちは……。
「……真っ赤。俺はもっとだろうけどな」
「……!」
殿下の指摘通り、私はもう平静は装えず。顔面が赤く染まりきっていることでしょう。それは殿下にもいえること。過剰な感情表現はしても、それは計算の上。それが殿下であられましたが、今の彼は。
「『消えてしまった』けど、記憶には残っているんだよなぁ……俺もだし、何より君も忘れてなかった」
「そ、それは……」
「……なら、今はそれで納得するしかないか」
顔を赤くしながらも、はにかむ殿下。そうして微笑んでいたのに、彼はすぐに真顔になりました。真剣な顔になった彼は。
「それとだ」
「はい」
私に何か伝えたいことがあるようでした。どうなさったのかしら。大分興奮はひいておられるようですわね。
「『強行』のことは謝ったけれど、こちらはまだだったから――許可もなくすまなかった」
「……あ」
彼の視線は唇から再度、私の目へ。殿下が仰ろうとしていること、謝ろうとしていること。それは私にも伝わりました。確かに私は。
――強引にキスされたも同然でしたから。それも初めての。
「過ぎたこと……と言えるほど、私は大人ではありませんわ」
「そう……だよな、大事なことだった」
「ええ……大事でしたわ。私、根には持ちましてよ」
「そう……ですよね」
突然の敬語……敬語? 殿下、萎縮なさってませんこと? 私、語気を強めてしまったかしら?
「……それでも、それを含めた強行に及ばせたのもありますから。根には持ちますけれども、そうですわね――過ぎ去った日々のことでもありますから」
これは今までも繰り返してきたこと。思いを育んできても、巻き戻ればそれは無かったことになっていた。未だに私の鼓動を早打つ記憶も、置いてきてしまったこと。
私は――殿下との未来を選ばなかった、恋愛エンディングを迎えなかったのだから。
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