あたるくんの食事事情

よしゆき

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21 告白② (佐野)

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 今井に告白をして、真は佐野と上原にもきちんと全てを話す決心をした。
 上原は用事があって帰ってしまったので、先に佐野に打ち明けることにする。
 大事な話があると言えば、佐野はすぐに頷いてくれた。
 学校では話しにくいので、真は彼を自宅に招いた。家には誰もおらず、邪魔が入ることはない。
 真の部屋で、ベッドに並んで座る。

「信じてもらえないかもしれないんだけど……」

 真は緊張の面持ちでそう切り出した。
 今井は受け入れてくれた。けれど、佐野と上原も受け入れてくれるとは限らない。寧ろ良くない反応が返ってくる可能性の方が高いだろう。
 嫌われる覚悟の上で、真は全てを話した。自分の体の事も、自分の気持ちも。

「今まで隠しててごめんなさい……。冗談とかじゃなくて、全部ほんとのことで……」
「サキュバスかぁ……。なるほどねー」
「し、信じてくれるの……?」
「ずっと不思議だったんだよ。真ちゃん、エッチしたあとピンピンしてるじゃん。体育の授業を見てる感じでは、体力があるってわけでもないはずなのに。そういうことだったのかって納得した」
「ご、ごめんなさい、今まで勝手に、精気を食べて……」
「別にいーよ、それくらい。食べられたからって、こっちに影響はないんでしょ?」
「うん。それはちゃんと確認したから大丈夫」

 真はこくこくと頷く。
 どれだけ精気を食べても人体には全く害はないと母親は言っていた。

「だったら別に、気にすることないのに」
「で、でも……」
「あと心配しなくても、魅了チャームとかかけられてないからね」
「え!? ど、どうして、わかるの……?」
「どうしてって……だって、俺が真ちゃんとエッチしたいって思ったからエッチしてたんだし」
「そんなの、おかしいよ……。佐野くんが、僕と、え、え、えっち、したいって、思うなんて……」

 いつも可愛い女子に囲まれていて、相手に不自由などしていない佐野が真とそういう行為をしたいだなんて思うはずない。それこそ、魅了チャームにかかっていなければあり得ない。

「えー。今井は信じるのに、俺の言うことは信じてくれないの?」
「そ、そういうわけじゃ、ないけど……でも……」

 魅了チャームにかかっていなかったのなら、何故真とセックスしたのか。理由が全くわからない。単なる気まぐれなのだろうか。セックスがしたくて、相手は誰でもよくて、たまたま傍にいたのが真だったということなのか。
 そう考えて、胸にズキンと痛みが走る。
 でも、きっとそういうことなのだろう。
 涙が込み上げそうになって、それをぐっと抑えた。佐野の前で泣いたりしたら、困らせてしまうかもしれない。

「真ちゃん? どうしたの?」
「う、ううん。あの……魅了チャームにかかってなかったなら、良かった」

 真は笑顔を浮かべ、言った。それは本心だ。
 佐野もにこにこ笑っている。

「うんうん。だから、なんの気兼ねもなく俺とも付き合えるよー」
「……は? えっ……わ!?」

 佐野は真を抱き締め、そのまま背中からベッドに倒れた。真は仰向けになる佐野の上に乗っかる形になる。

「さ、佐野く……っ」
「今井と付き合うんなら、俺とも付き合ってくれるんだよね?」

 当然のことのように佐野は言ってくるが、真は意味がわからない。

「ええ? えっと、えっ……なんで……?」
「なんでって……真ちゃん、俺のこと好きって言ってくれたじゃん」
「言った、けど……」
「じゃあ、付き合うでしょ。俺達、両思いなんだから」
「へえっ……!? あっ、つまり、冗談……」
「いやいや、なんでそうなるの。俺も真ちゃんが好きだから、付き合おうって言ってるだけなのに」
「いやいや、そんな……佐野くんが、僕を好き、なんて……」
「信じられない?」

 頷きかけて、思いとどまる。へらりと笑う表情はいつもと変わらないが、真をまっすぐに見つめる彼の瞳は本気だった。
 かといって俄には信じられず、困惑する真に佐野は苦笑を浮かべる。

「確かに最初は、ただの興味本位だったよ。あの今井が手を出すなんて、どんな子なのかなって気になって。今井の反応も面白かったし。最初はホントに、それだけだった」

 佐野の手が、まるで愛しいものに触れるかのように真の頬を撫でる。
 じわりと熱が灯り、顔が赤くなるのがわかった。

「でも、どんどん真ちゃんのことが気になって、目で追って、傍にいたら触れたいって思うようになって……気づいたらハマってたんだよねー」
「っ……」
「誰でもよかったわけじゃないよ。真ちゃんだからキスしたいし、エッチもしたいって思うんだ」
「佐野、く……」
「好きだよ」

 ストレートな告白に、真の心臓は喜びに高鳴った。

「ぼ、僕もっ……好き……」
「うん」
「だけど……いいの、ほんとに……? 僕は、佐野くんだけじゃ、ない、のに……」
「いいよ、俺は。楽しそうだし。今までと変わらないし。寧ろ、今井がそれを受け入れたのが驚きだけど。ま、それだけ真ちゃんのことが好きってことだよねー」

 真っ赤に染まった真の顔を見て、佐野はニコッと笑う。

「それで? 俺と付き合ってくれるよね、真ちゃん」

 今度こそ、真はこくこくと頷いた。

「うん、はいっ、お、お願いします……っ」
「よかったー」

 嬉しそうに頬を緩める佐野に抱き締められる。
 彼との関係が終わってしまうかもしれないと怯えていた真は、深く安堵した。こんなにもあっさりと受け入れてもらえるなんて思っていなかった。
 様々な感情が込み上げてきて、真はぎゅうっと彼にしがみつく。

「ありがとう、佐野くん……」
「どうしたの、改まって」
「う、嬉しくて……」
「こっちこそ、ありがとう、話してくれて。嬉しいよ」
「僕の方が、嬉しいよ……」
「それはどうかなー」
「絶対、僕の方だよ」
「あは、かぁわい」
「んむっ……」

 後頭部を押さえられ、唇を重ねられる。はむはむと唇を食まれ、その甘やかな触れ合いだけでぞくりと官能を刺激された。
 自然と開いた口の隙間から舌が潜り込んでくる。奥まで入り込んだ舌に上顎をぬるーっと擦られて、快感にぶるっと震えた。

「んっ、ふぁっ……ンッ」

 真の瞳は蕩け、すぐにキスに夢中になる。
 甘くて美味しい佐野の口づけをもっととねだるように、彼の舌にちゅうちゅうと吸い付いた。
 舌と吐息を絡ませながら、濃厚なキスに酔いしれる。
 じんじんと下腹部が痺れ身動げば、互いの股間が擦れた。

「ぁンッ、んっふぅっ……んんっ」

 一度擦れてしまえば、止められなくなってしまう。
 真はキスをしたまま、腰を揺らして衣服の上からペニスを佐野のそれに押し付けた。もどかしい快感に、腰の動きはどんどん大きくなってしまう。そうすればペニスはすぐに頭を擡げ、下着の中で張り詰めた。佐野のそこも同じように固く膨らんでいき、彼も感じてくれているのだと思うと興奮して余計に止められなくなった。
 はしたないと思うのに、快楽に抗えない。

「んっはぁ……ンンッ、んっんーっ」

 ちゅっぢゅるっと音を立てて唇を貪り合い、いやらしく股間を擦り付け合う。やがて下からもぬちゅぬちゅと濡れた音が響いてきた。漏らした先走りで下着が汚れていく。

「はっんっ、んぁっ、ふっ、んぅぅっ」

 深く唇を重ね、舌を吸われ唾液を啜られる。
 腰がカクカクと揺れた。ぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅと恥ずかしい音が断続的に聞こえてくる。ペニスは揉みくちゃになり濡れた下着がぬちゃぬちゃと擦れる。

「んっんっんっ、っ~~~~~~」

 真はびくんびくんと全身を震わせ、下着の中に精液を吐き出した。
 力が抜け、キスが解ける。
 口の端から唾液を零し、荒い息を吐く。
 顎を伝う唾液を佐野が舐め取った。

「イッちゃったね、真ちゃん」
「ごめ、なひゃ……僕、一人で……」
「いーんだよ。俺のちんぽに擦り付けて気持ちよくなってる真ちゃん、めちゃくちゃエロくて可愛かったし」
「あ、うぅ……ごめ……」
「だから、いいんだってば」

 佐野は笑って、真の制服に手をかけた。

「全部脱いじゃおっか。また汚しちゃいそうだし」
「うん……」

 協力し合い、衣服を脱ぐ。互いに全裸になり、改めて肌を重ねた。佐野の上に覆い被さり、促されるまま口づける。

「んっ、ふっぁっ、んっんっ……」

 角度を変えて唇を重ねる。舌を擦り合わせているうちに、再びペニスが頭を擡げていた。
 触られる前からつんと勃ち上がった乳首が、時折佐野の胸板を掠め、その微かな刺激にも過敏に反応してしまう。

「っはは、真ちゃんの乳首も勃起しちゃってるね」
「あンッ」

 軽く指で撫でられただけで、びくんっと背中がしなった。
 こりこりと指の腹で乳首を転がされ、甘い快感に喘ぎ声が止められなくなる。

「ひぁっあっあんっ、あっ、きもちぃっ、あっあっあっあぁんっ」
「すっかり敏感になっちゃったね。俺達に弄られまくってるせいで、前よりも大きくなっちゃったんじゃない?」
「ふぁっンンッ、わ、わかんな、ぁあっあっひゃぅんっ」
「このままだと、シャツに擦れるだけでも気持ちよくなっちゃういやらしい乳首になるかもね」
「そんなっ、あっあっ、だめっ、あぁっンッ」
「シャツに擦れて気持ちよくなっちゃったら、おちんぽも勃起しちゃうね」
「だめぇっ、んぁあっあんっんっあっあっあぁっ、だめ、そんなの、やあぁっ」
「でも、真ちゃん乳首弄られるの好きでしょ? これからずっと、乳首弄られなくてもいいの? 我慢できる?」

 佐野は悪辣に唇を歪めながら、二つの乳頭を爪の先でカリカリと絶妙な力加減で引っ掻く。すっかり勃ち上がったペニスから、たらたらと蜜が溢れていた。

「んひぁああ~~っ、あっひうっ、らめぇっ」
「だめ? やめる?」
「らめ、らめっ、やめないでぇっ、あっあっあっひンッ、もっと、してっ、んひぁっあっ、ちくび、きもちいっ、あっあっあーっ」
「あーあ、乳首だけでそんな蕩けた顔しちゃって」

 だらしなく緩んだ真の顔を見て、佐野は舌舐めずりした。その仕種が色っぽくて、見ているだけでぞくぞくと肌が粟立つ。

「真ちゃん、乳首こっちもってきて。俺の口に」
「んぁっ、そ、んな、あっあっ、はず、かしっぃんんっ」
「舐めてほしくないの? ちゅうちゅうって吸われるの、好きでしょ?」
「あっあっあっんっんーっ」
「固くなった乳首、歯で挟んでコリコリされるのも好きだよね?」
「っ~~~~、んっあっあぁっ」

 されたときのことを思い出し、ぶるりと胴震いする。

「あはっ、想像だけで感じちゃってる?」
「んっんっふぁっ……」
「ほら、真ちゃんがしてほしいこと全部してあげるから。こっちもってきて」
「あっ、ンッ……」

 誘惑に逆らえず、これから与えられる快感に期待で震えながら、真は佐野の体の上をずり上がる。
 仰向けになっている彼の口元に乳首を近づけた。
 佐野は唇に弧を描く。

「自分から乳首差し出してくるなんて、ほんとやーらしいなー、真ちゃんは」
「ふっ、うぅ……っ」
「でも、そのエッチなとこがだーい好きだよ」
「んぁあんんっ」

 ぢゅうっと乳首にしゃぶりつかれ、快感に背中を反らせる。

「ひっあっんっんっ、あっあっあんんっ、きも、ちぃっ、あっあっ、ちくび、ちゅうって、ンッ、あっあっんっ、さのくぅ、きもちいぃいっ」

 舌先で捏ねられ、強く吸い付かれる。柔らかく歯を立てられ、甘い痛みが走り抜けた。
 散々にねぶられ、吸い上げられ、甘噛みされ、乳首は腫れたようにじんじんと熱を持つ。

「ひはぁっ、んんっ……さのく、おねがぃ、こっち、こっちもしてっ、いっぱいいじってぇっ」

 放っておかれた片方の乳首が切なく疼き、真は我慢できずにねだった。愛撫を待ちわびるもう片方を、佐野の唇に寄せる。

「ホント、エロくて可愛いよ、真ちゃん」

 にんまりと微笑みながら瞳に情欲を浮かべ、佐野は差し出された乳首にかぷりと噛みつく。

「あぅんっンッ、ひっぅんんっんっ、ああぁっ」

 真はシーツを強く掴み、快感に身悶える。
 優しく食まれ、ねっとりと舐め上げられる快楽に甲高い嬌声がひっきりなしに漏れた。

「あっあっあっ、い、いっちゃっ、あっひんっ、また、いっちゃぁっ、あっ、んぁあっ」

 滑った粘膜に包まれ、じゅっじゅるっと激しく吸い付かれて、絶頂感が込み上げる。

「ひぁっ、しゃのくぅっンンッ、あっあっ、きもちぃっ、ちくび、あんっんっ、いっちゃぅっ、ちくび、すわれて、いっく、んんんっ、さの、く、あっあっあっあっあ────っ」

 射精を促すように乳首を刺激され、耐えきれず絶頂を迎えてしまう。
 ぶるぶる震える腰をするりと撫でられた。そのまま佐野の手は滑りおり、臀部を掴む。むにむにと尻臀を揉まれたかと思うと、双丘の狭間へと指が伸ばされた。

「んひっあっあっんぅっ」
「真ちゃんのおまんこ、もうぬるっぬるだねー」
「あんっ、んっ、あっ、ゆび……っ」
「あは、指入れてーってぱくぱくしちゃってかーわい」

 指の腹でじれったく縁をなぞられ、真はねだるように尻を振る。

「んやぁっ、ゆび、入れて、ほしぃの、お願、あっ、さのくぅっんああぁっ」
「っは……中あっつ……とろっとろなのに、ぎゅうぎゅう締め付けるからきっつ……」
「ひっくぅんっ、んっひっあっあぁっ、きもち、ゆびぃっ、あっあっあっ、そこ、こすっちゃぁあっ」
「こーこ、擦られるの好きだもんねー、真ちゃん」
「んひぃっひっはぁっンッ、す、きっ、そこぉっ、あひっんんんっ、あっあっ、くちゅくちゅ、きもちいぃっ、あーっあっんぅ~~っ」

 前立腺を押し潰すように擦られて、真は軽い絶頂を繰り返す。
 指を増やされ、ぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅっと内壁を擦り上げながら激しく抜き差しされる。
 立てた膝をガクガク震わせ、佐野にしがみつき快楽に溺れた。
 ポタポタと先走りを滴らせるペニスに、佐野のそれが触れた。まだ一度も射精していない彼の陰茎はビンと反り返り固く張り詰めている。その熱塊が肌に触れ、腹の奥がきゅんと疼いた。彼の指を咥えた肉筒がきゅうきゅうと蠕動する。

「はひっぅんんっ、さのく、ほしっ、ンッ、あっあっあっ、おちんち、入れたぃ、入れてい? んっんんっんあぁっ」
「確かに、真ちゃんのおまんこ、もう我慢できないーってすっごいうねってるねー」
「おねが、ぁあっ、あっ、ほしぃっ、さのくぅんっ」

 縋りつき懇願すれば、佐野はうっとりと微笑んだ。

「あー、やっぱ真ちゃんのその顔たまんねーわ」

 低く呟き、後孔から指を抜く。

「ぅんんっ」
「ほら、入れていーよ」
「はっ、ぁんっ、さのく、さのくんの、おちんち……っ」
「あ、ゴムつけないと」
「やっ、いらない、からぁっ、おねがい、入れさせてっ」
「俺の生のちんぽ欲しいの?」
「ぅんっ、ほし、佐野くんのなまおちんぽ欲しいの……っ」

 お願い、と必死にせがむ真に、佐野は艶を帯びた笑みを零す。

「そんなにちんぽ欲しがっちゃってかわいーなー。いいよ、入れてごらん」
「んっ……」

 許可を得た真は嬉々として彼の陰茎に臀部を擦り付けた。
 上半身を起こし、佐野の腰に跨がる体勢になる。脚をM字に開き片手を剛直に添え、綻んだ後孔に宛がう。

「んぁっあっ、はいって、んっんっんっんうっ」

 すっかり濡れそぼった後孔は、ぐぷくぷと肉棒を飲み込んでいく。内壁を擦り上げられる快感にぶるぶると内腿が震えた。

「ひんっ、~~~~っ」

 亀頭が前立腺を抉るように擦り、強烈な快感が駆け抜けた。ペニスから、びゅくっと精液が噴き出す。

「っは……まだ入れてる途中なのに、おまんこ締めすぎ。ホントに気持ちよさそうに俺のちんぽ咥えてくれるよね」
「んっん~~っ、きもちぃっの、さのく、さのくんのおちんぽ、きもちいぃっ、んっあっあっあーっ」

 ずりゅずりゅと腸壁を擦られる快感に悶えながら、真は腰を下ろした。奥まで剛直を飲み込んで、腹の中を満たされる悦びに耽溺する。
 入れているだけで、中が擦れて気持ちいい。きゅんきゅんと肉筒が蠢く。
 佐野にも気持ちよくなってほしい。いっぱい感じてほしくて、真はゆっくりと動き出した。

「んあぁ~~っ、あっあっあっ、ンッ、ひぁんっ」
「っ、はっ、あー、俺のちんぽ、とろとろおまんこで扱いてくれるの?」
「ぅんっ、うん、さのく、もぉ、気持ちよく、なってぇっ、はひっ、ひっ、あっあっぅううんっ」
「んっ、すごい、気持ちいいよ、真ちゃん……っ」

 佐野の声が興奮に上擦っている。
 彼の熱を孕んだ視線に真も更に煽られ、はしたなく腰を上下に振り立てた。ペニスをぷるぷると揺らしながら、そそり立つ剛直を出し入れする。後孔から蜜が溢れ、ぐちゅぐちゅと卑猥な音が結合部から響いた。

「んっひっううぅ~~っ、なか、あぁっ、こしゅれて、きもちいっ、ンッはっあっあっ、ひうぅっ」
「はあっ、んっ……気持ちいい、けど、真ちゃん」
「はひっ? ひっあっあっんんっ」
「まだ、全部入ってないよ? もっと奥まで入るよね?」
「はうっううぅんっ、んっ、れも、ぼく、これいじょ、おくぅっ、ンッ、入れられな、あっあっあっ、ごめ、なひゃ、あぁっあっあっ」
「いーよ、じゃあ、俺が入れてあげ……るッ」
「っ、っ──~~~~!?」

 腰を掴まれ、剛直で思い切り突き上げられた。ぐぽんっと最奥を貫かれ、真は目を見開き絶頂を迎える。

「くひっ、ひっくぅっ、──っ」

 上半身が後ろに傾き、咄嗟に後ろ手に手をついた。
 脚はM字に開いた状態なので、佐野から結合部が丸見えになる。

「あはっ、すごいエッチなかっこ。ちんぽずっぽり嵌まってるの見えちゃってるよ……っ」
「んゃぁあっあっ、らめ、ンッ、ひっあっあっああぁっ」

 体勢を直したいのに、ぐりぐりと内奥を亀頭で抉られ身動きが取れない。
 動けなくなった真の体を、佐野が下から突き上げて揺さぶる。

「ひうっんっはっあっあっあっ、きもちぃっ、おくぅっ、あっあっあっ、~~~~っ」

 ぐぽぐぽぐぽぐぽっと奥を繰り返し攻め立てられ、痺れるような快感が全身を駆け抜ける。踵でシーツをぐしゃぐしゃにしながら、真は断続的に訪れる絶頂に身悶えた。

「はっ、あーっ、すご、ちんぽ、搾られる……っ」
「ひはぁっあっあーっ、さのくぅ、ンンッ、しゃのく、あっあっあっ、出してぇ、ぼくのなか、んぁっあっ、おまんこに、だしてぇっ」
「っ、中出しおねだりとか、ホント、煽るの上手だよね……っ」
「ひっひぅっ、ひはっはっ、しょんな、おく、おくぅっ、いっぱい、ごりごりぃっ、しちゃ、あっあっあっあっあっ」

 がっちり腰を固定され、ごちゅごちゅごちゅごちゅっと最奥を穿たれた。絡み付く肉襞を、剛直が激しく擦り上げる。
 悲鳴じみた嬌声を部屋に響かせ、真はただ快楽を享受した。

「はあっ、あっ、真ちゃんのおまんこよすぎて、もう、出そ……っ」
「アッ、ひっ、だひて、おくぅっ、ぜんぶ、ほしっ、んんんっあっあっ、さのくぅっ」
「あーっ、締め付けやばっ、はっ……あっ、すげ、ちんぽ、溶けそっ……はっ、出る、出すよっ」
「して、してぇっ、だして、あっあっあっあっあ────っ」
「いっ、く……出る……っ」
「~~~~~~~~っ」

 びゅっびゅーっと胎内に精液を吐き出され、真は自分も精を漏らしながら愉悦に震える。
 最後の一滴まで飲み込もうと、肉筒が蠢動する。
 腹の奥を熱い体液に満たされて、陶然となった。

「あっあっ、きもちいぃ……」
「っ、ははっ……中出しされて、そんな気持ちよさそうな顔しちゃうとか、ホント、堪んないなー」

 腕を引かれ、上半身が佐野の方へ傾く。そのまま彼の上に乗っかった。
 ぼうっとする真の唇に、ちゅっとキスを落とされた。

「っ、あっ、佐野く……」
「好きだよ」
「っ、っ……」
「大好き」
「っ僕も! ……ぼ、僕も、好き、すごく、好き」

 蕩けるように甘い佐野の瞳に見つめられ、真は心も体もとろとろに溶けていくような気持ちになった。

「佐野くん、大好き……」

 うっとりと瞳を潤ませ、頬擦りする。
 すると、後孔に挿入されたままの剛直が体積を増した。

「ンッ……!?」
「今のはさー、真ちゃんが悪いよね?」
「えっ、えっ……?」
「だから、ちゃんと責任取ってね?」

 にっこりと満面の笑みを浮かべる佐野に言われた言葉の意味が理解できず惚けていると、ずんっと腰を突き上げられた。

「ひゃん……!?」
「めでたく恋人になったわけだし、いっぱいラブハメしようねー」
「あっあっあっあんっ」

 抵抗することもできず、したいとも思わなかった真は、されるがまま再び快楽の波に飲み込まれていった。




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