あたるくんの食事事情

よしゆき

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22 告白③ (上原)

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 そして、上原にも全てを話すときがやってきた。
 話があると伝えると、彼の自宅へ連れていかれた。
 お邪魔すると、豆太郎が出迎えてくれる。遊んでほしいとねだる豆太郎を無視などできるはずもなく、遊び疲れて眠るまでボールを投げ続けた。寝床で熟睡する豆太郎を微笑ましく見つめてから、上原の部屋へと移動する。
 用意されたクッションの上に正座して、真は今井と佐野のときと同じように包み隠さず全てを話した。
 上原は黙って話を聞いていた。殆ど変わらない彼の表情から、感情を読み取ることはできない。
 どんな反応が返ってくるのか、想像するのは怖かった。なにも考えないように意識しながら、真は話を終えた。
 感情の読めない顔でじっと真を見つめていた上原は、ふ……と表情を緩めた。そして、真の頭を優しく撫でる。

「話してくれてありがとう」
「っえ……!?」
「え?」

 ビックリして声を上げると、上原はきょとんと首を傾げた。

「悪い、驚かせたか?」

 急に頭を撫でられて驚いたと思ったようだ。
 真は慌てて首を振る。

「違っ、あの、そうじゃなくて……っ」
「うん?」
「僕、お礼なんて言われる立場じゃなくて……寧ろ怒ってくれていいよ……」
「怒る? どうして?」
「だ、だって僕、上原くんに魅了チャームをかけて、それで、勝手に精気食べて……それを今まで黙ってて……上原くんに、最低なことを……」
「いや、俺も今井と佐野と一緒で、魅了チャームとかにはかかってないぞ」
「そんなはずないよ!」

 真は力一杯否定する。

「じゃなきゃ、あんなに『可愛い可愛い』言うはずないよ!」
「…………」
魅了チャームにかかってたから頭がおかしくなって、僕のこと可愛く見えちゃってたんだよ……っ」
「そんなことない。俺は常に真を可愛いと思ってる」
「え……?」

 真をじっと見下ろす彼の瞳には確かな熱が宿っていた。

「授業中、少し眠そうな顔してるのも可愛いし、体育の授業でへばってくたくたになってるのも可愛い」
「へっ、え……?」
「口にいっぱい詰めてご飯食べるのも可愛いし、くしゃみしてる顔も可愛い」
「っ、っ……」
「忘れ物しておろおろしてるところも可愛いし、テスト勉強してるときの真剣な顔も可愛いし、豆太郎と遊んでるときの笑顔も可愛い」
「っは、あ、う……」
魅了チャームにかかってなくても、俺はお前が可愛い」
「っ……!!」
「可愛くて、愛しい」

 真の頬を撫でながら、上原は優しく微笑む。

「はぅっ」

 ときめきにぎゅんっと心臓が締め付けられ、真は胸を押さえる。

「どうした、大丈夫か、真?」
「だ、だい、大丈夫……」

 羞恥と歓喜にぷるぷる震えながら、彼を見上げる。
 上原が、そんな風に思っていてくれたなんて知らなかった。魅了チャームにかかっているせいだとばかり思っていた。
 でも、違ったのだ。彼はいつも本心で「可愛い」と言ってくれていたのだ。
 それが堪らなく嬉しかった。

「あ、の……ありがとう、ございます……。嬉しい、です……」
「なんで敬語だ?」
「あ、ぅ……なんとなく……?」
「真は?」
「はぇっ……?」
「俺のこと、どう思ってるんだ?」
「好きっ、です……」
「そうか」

 上原は嬉しそうに目を細めた。
 また胸がきゅんと締め付けられる。

「あの、でも僕、今井くんと佐野くんも……」
「わかってる」

 頬を両手で包まれ、上原の温もりに心が蕩けていくような気がした。

「真が俺を好きでいてくれるなら、それでいい」
「上原くん……」

 受け入れられた喜びに泣きそうになる。

「好き……大好き……上原くん」
「可愛い」

 うっとりと囁いて、彼はゆっくりと真に口付けた。
 しっとりと唇が重なり、啄むようなキスを繰り返される。
 我慢できなくなったのは真の方で、舌を伸ばして彼の唇を舐めた。伸ばした舌はすぐに彼の口の中へと引き込まれ、音を立てて吸われる。

「ンッ……ふぅっ……は、んんっ」

 ぴちゃぴちゃと、舌と舌を擦り付け絡め合う。
 濃厚な口づけに官能を刺激され、ぞくぞくと背中を震わせた。
 キスだけでとろとろになってしまう真から、上原が衣服を剥いでいく。気づけば全裸にされていて、肌をまさぐられる。

「ひっ、あっんっ……上原く、に、触られるの、気持ちいぃ……」
「……可愛い」
「ンンッ」

 ぎゅうっと抱き締められたかと思うと、上原はすぐに体を離した。

「真、こっち」
「ふ、えっ……?」

 上原は床に仰向けに寝転がり、真の体を自身の上に持ってくる。意図がわからずぼんやりしている間に、彼の顔に跨がるような体勢にされた。

「ちょ、待っ……」

 顔面騎乗していることに気づいた真は顔を真っ赤に染める。

「待っ、こ、これはダメ……っ」

 慌てて離れようとするが、がっちり腰を掴まれて逃げることを許されない。

「上原くん、離して……っ」
「やだ。真っ赤になって可愛いな、真」
「上原くん……っ」

 あまりの羞恥に泣きそうになる。

「やだ、恥ずかしいよ、こ、こんなの……っ」
「うん。可愛い」

 話が通じない。
 真の抵抗など気にせず、彼は目の前のペニスをぱくりと口に含んだ。

「んひっ……!?」

 ぬるりと温かい粘膜に包まれ、快感が這い上がる。

「ひっあっあんっ、だ、めぇっ、ンッ、あぁんっ」

 にゅるにゅると舌がペニスに絡み付く。蕩けるような快楽に、真は内腿を震わせ身悶えた。甘ったるい喘ぎ声を止められなくなる。

「やあっんっあぁっ、先っぽ、らめっ、あっあっ、きもちぃっ、あっあっああぁっ」

 先端の穴をぐりぐりと舌先で穿られ、強烈な快感が駆け抜ける。溢れる先走りを味わうように亀頭を舐め回された。

「ひぁんっ、んゃっあっあっあっ、ひぃんっ」

 敏感な先端を舐めしゃぶられ、一気に射精感が込み上げてくる。

「やぁっ、らめ、らめっ、うえはらくぅっ、だめなのっ、あっひあぁっ、なめるの、やめ、あっあっあっ、いっちゃ、でちゃうぅっ」

 射精しろと言わんばかりに鈴口を執拗にねぶられ、限界はあっという間に訪れる。とめどなく溢れ出る先走りをじゅるじゅると啜られて、我慢などできなかった。

「いくっいく、あっあっあっあ────っ」

 じゅうっと亀頭を吸われながら射精する、途方もない快感に真は陶然となった。
 ガクガクと腰を震わせながら、脳髄が痺れるような快楽を味わう。
 ちゅうっと吸い上げ、上原は当然のように精液を嚥下する。
 ごくりと喉の音が耳に届き、真は羞恥と申し訳なさに涙を浮かべた。

「あ……ごめ、なさ……あっンッ……!?」

 腰を引こうとしたら、逆にぐっと引き寄せられた。すると更に深くペニスを咥え込まれることになった。

「ひっあっ、う、上原くん、離し、ンッ、やっ、あっ、舐めちゃ、やあぁっ」

 上原は離すどころかペニスにしゃぶりつき、じゅぷじゅぷと卑猥な音を立てて口で扱く。

「んゃあっ、だめぇっ、あっあっ、やっ、そっちも弄るのらめぇっ」

 ペニスにじゅぱじゅぱと吸い付きながら、上原の手が臀部に触れる。指が後孔をなぞり、漏れた蜜を塗りつけるように撫でた。

「だ、め、上原くぅっんんっ、あっ、ゆび、入れちゃ、あっあっあっんぁあっ」

 ぬかるむ後孔に指が侵入してくる。解すようにぐるぐると円を描きながら、ゆっくりと奥へ挿入される。
 悦び蜜を滴らせる内部を、ぬぐぬぐと指が進んでいく。敏感な膨らみを柔らかく擦られ、ビクッと肩が跳ねた。

「ひあっあっ、そこ、だめぇ、ンッ、擦っちゃ、あっあっあっあーっ」

 指で前立腺をこりゅこりゅと捏ね回され、真はびくんびくんっと反応する。変わらずペニスはしゃぶられたままで、両方から与えられる快感にひっきりなしに嬌声が漏れた。

「んひっひっぁあっ、おちんち、吸っちゃやあぁっ、あっあっらめっ、おしり、そこ、ぐりぐりらめぇっ」

 ガクガクと体が震え、支えきれず上半身が前方へ傾いた。真は両手を床につき、快楽の攻め苦によがり続ける。

「んあーっあっ、いく、またいっちゃ、あっあぁっ、はなひて、うえはらくぅっ、でる、でちゃうぅっ、んあっあっひうぅんっ」

 離して、と訴えても、更に激しく吸い付かれるだけだった。
 すっぽりと口に咥えられたペニスが、ぬめった口腔内で貪るように舐め回されている。舌と上顎で擦られ、溢れる先走りを吸い上げられ、全体をくまなく刺激された。
 同時に後孔も弄られる。指は出し入れを繰り返しながら前立腺を執拗に嬲り、強烈な快感を与えてきた。

「あっ、らめっ、いく、いくっ、いっ、あっあっあっあっ、~~~~~~っ」

 容赦なく射精を促され、耐えきれず真は再び絶頂を迎えた。床についた手をぎゅうっと握り締め、上原の口内に二度目の精を放つ。

「ンッ、う~~~~っ」

 最後の一滴まで吐き出させるようにちゅぱちゅぱと吸い付かれ、真は全身を痙攣させながら放埒の悦楽に浸る。
 全てを出しきったところで、上原は漸く口を離してくれた。後孔の指も抜かれる。
 くたりと力の抜けた真の体を、上原が抱えた。
 真は膝立ちになり、ベッドに上半身だけ凭れかかる。
 真の後ろに陣取る上原が、背後からぎゅっと抱き締めてきた。うなじにちゅっちゅっと唇を落とされ、擽ったさに首を竦める。

「大丈夫か、真?」
「ひゃっ、う、んっ……んひっ」

 前に回された上原の手が、むにむにとない胸を揉む。

「やっ、あっ、揉まないで……」
「嫌なのか?」
「いや、っていうか、胸、ないから……」
「胸はあるだろ。ここに」
「そ、だけどっ、そうじゃな、あっ、ンッ」

 やわやわと胸をまさぐる指が乳首を掠め、声が上擦る。

「揉まれるよりも、ここを弄ってほしかったのか?」
「違っ、あっあっんっんあぁっ」

 固く勃ち上がった突起をこりこりと転がされると、どうしようもなく感じてしまう。

「あっあっひぅんっ、きもちいっ、あっあっあっんんんっ」
「可愛い……」

 恍惚とした呟きを漏らし、上原は乳首を摘まんで捏ねる。
 鋭い快感が駆け抜け、背中が仰け反った。
 びくびく跳ねる真の反応を楽しむように、上原は乳首を愛撫する。

「あっんっんっん~~~~っ」

 乳頭をすりすりと指の腹で擦られ、よがり声を上げ身を捩る。

「はっぅんっ、きもち、ンンッ、うえはらく、んっあっあっあっ」
「可愛い。もっと気持ちよくなってくれ」

 上原は片手で乳首を刺激しながら、もう片方の手を臀部へと滑らせた。
 中途半端に弄られひくひくと収縮する後孔に指が触れる。
 催促するように腰が揺れてしまう。
 それを見て上原は熱い吐息を漏らし、ぬぶりと指を差し込んだ。
 解れた後孔はすんなりとそれを受け入れる。

「んうぅっ、あっあっ、ゆび、はいって、ンンッ」
「中、すごい動いてるな。喜んでるみたいで、可愛い」
「んあっあっあっあんんっ」

 ぬちゅっぬちゅっぬちゅっと指が抜き差しを繰り返す。既に指一本では物足りなくて、きゅんきゅんと中が蠢く。
 絡み付く肉壁を、上原の指がぐちゅぐちゅと掻き回した。

「ひんっんっあっあっんーっ、いっちゃ、あっ、また、いっ、~~~~っ、あっ、いって、ひっくぅっ、いってるのに、こすっちゃ、ぁああっあっあっあああぁっ」

 恥ずかしい粘着音を響かせながら、何度も指を出し入れされる。
 絶頂に達しても、下りる前にまた絶頂へと追い上げられた。
 何度も絶頂を繰り返し、漸く二本目の指を挿入される。そして今度は二本の指で、これでもかと快楽を与えられた。

「あっあ~~~~っ、ンッ、ひぁああっ、あっ、んっんううぅ~~~~っ」

 背中をしならせ、腰をガクガク揺らしながら達する真をガン見し、上原は熱っぽい溜め息を零す。

「可愛い……。全身ぶるぶる震わせて、小動物みたいだな」
「あひっひっ、ンッ、待っ、あっあっあっあっ、も、しょこ、こしゅるの、らめっ、んひああぁっ」

 散々弄られた前立腺を執拗に撫で擦られ、強くシーツを掴んで強すぎる快楽に耐える。
 内部は次から次へと溢れ出る蜜でぐちょぐちょだ。滴り落ち太股まで汚れている。

「あっあっあっ、ひうぅぅっンンッ、いく、いく、うううぅっ、~~~~っ、あっあっ、んひぃっ、ゆび、こしゅれて、んっんんぅんんんっ」

 二本の指でぐずぐずにされた後孔に、三本目の指が埋め込まれる。
 じゅぷじゅぷと、三本の指で更に激しく中を擦られた。何度もいかされた内部は痙攣し、根元まで咥え込んだ指にきつく絡み付く。
 乳首もずーっと弄られたままで、じんじんして、少しの刺激だけでも痺れるような快感が生まれる。
 お腹の奥がむずむずと疼いていた。指では届かない内奥が切なく蠢いている。

「はひぃんんんっ、あっあっ、やあぁっ、も、やぁっ、ゆびやらぁっ」

 欲しいものを与えられず、真は涙を流しかぶりを振る。

「うえはらくぅんんっ、ゆびやなのっ、おちんち、ほしいよぉっ、いれて、おねがぃ、もぉ、ひとりでいくのやあぁっ、一緒がいいぃっ、一緒にきもちよくなりたい、うえはらくぅんっ」

 えぐえぐと泣きながら訴えれば、上原は後孔から指を抜いた。真の頭にすりすりと頬擦りする。

「悪かった。真の気持ちよくなってる姿が可愛くて、つい止まらなくなった。泣かせるつもりはなかったんだ」
「おちんち、いれてくれる……?」
「ああ、すぐ入れてやるから……」

 ぱくぱくと口を開けるアナルに、ぐりっと硬い肉塊が押し当てられる。それだけで歓喜に体が震えた。

「入れてぇ……上原く、ほしいの……っ」
「俺を欲しがる真は、本当に、可愛い……っ」

 上原は感嘆の溜め息を漏らしながら、ぐぐっと亀頭をめり込ませる。

「んひっあっ、おちんち、入って、ンッ、あっあっあっあ────っ」

 ぐぷぐぷぐぷぐぷっと、陰茎が奥へと押し込まれていく。
 きゅうきゅうと絡み付く肉筒の中を進むので、内壁が強く擦れ真はまた絶頂を迎えてしまう。

「ひっあっんぅ~~~~っ、はっあっうぅっンッ、はっ、ふーっ、んんっ」
「大丈夫か、真?」

 先ほど泣かせてしまったせいか、上原は気を遣って動きを止めた。
 けれど真は、彼を振り返り言う。

「やっ、とめちゃ、やぁっ、やめないで、いっぱいずんずんしていい、からぁっ、きもちよくなって、上原くんに、いっぱいされたい、上原く、して、僕の中、奥まで入れてじゅぽじゅぽしてぇ」
「真……っ」
「ひゃうぅ……っ」

 じゅぷんっと陰茎が一気に突き入れられた。
 両腕を後ろに引かれ、上半身が起き上がる。互いに膝立ちの状態で、両腕を掴まれ後ろからずんずんと腰を打ち付けられた。

「あっあっひっぁあっあっ、はげしっ、じゅぽじゅぽ、しゃれて、ひっあっあぁっ、きもちいっ」
「真、可愛い、好きだ、真……っ」
「んひぃっ、おく、ごりごりぃ、ひっあっあっ」
「真も言って、好きって、俺のこと、好きって言ってっ……」
「んんんうぅっ、はひっ、あひぁっ、す、きっ、しゅき、しゅきぃっ、うえはらくぅ、しゅきっ、ぃんんっ、しゅき、うえはらくっんっ、ンーッ」
「はあっ……可愛い……っ」
「くひぃいいんっ」

 ぐぽぐぽっと繰り返し最奥を貫かれ、強烈な快感に目の前がチカチカと瞬いた。
 上原の息も上がっていて、彼の興奮が伝わってくる。埋め込まれた剛直は固く反り返り、彼も感じてくれていることがわかった。

「ひはぁっあっ、うえはらくっ、ぁあっあっ、きもちいぃっ、あっひっあぁっあっ、きもちいいぃっ」
「はっ……ああっ……俺も、気持ちいい」
「んひっうんんっ、ンッ、あっあっ、~~~~っ、くひっぃんっあっあーっ」

 ガクガクと体を揺さぶられ、ぷるぷる跳ねるペニスからぴゅっぴゅっと体液が飛び散る。

「あぁっあっ、ごめ、なひゃぁっ、あっんっンぁああっ、止まらな、あっ、ごめ、ああぁっ」
「いいから、もっと感じて」
「ひはっあっあっあっんうぅ~~~~っ」

 ごりゅごりゅごりゅごりゅと最奥を抉られ、強い絶頂感に全身が痙攣する。
 ぶるぶる震える真の体を、上原は後ろから犯した。ぱちゅぱちゅぱちゅぱちゅと音を立てながら、後孔を肉棒で突き上げる。

「あっあっあっああぁっ、ひっはぁっあんっ、うえはらくぅっ、ンッ、あっあっんんんぅっ」
「は、あっ……一生懸命、締め付けて……可愛い、真、真……っ」

 吸い上げるようにきつく直腸が締まり、上原は熱を帯び掠れた声を上げる。
 そんな彼の声を聞いただけでもぞくぞくと背筋が震えた。
 激しい抽挿によってもたらされる強烈な快楽にくらくらする。ただひたすら気持ちいい。

「あっはっあっ、へあぁっんんっ、うえはらくっ、あっあっひうぅっ、うえは、くぅんっ、ンッ、ひっひあぁっ」
「好きだ、真、っ、はあっ、可愛いっ、真っ」
「あっあっあっあひぅうんっ、うえはらく、だひて、なか、なかぁっ、ぼくのなか、だひてぇっ」
「っく、っああ、出すよ、真の中に、全部……っ」
「して、してぇっ、ぼくのなかぁっ、あっあっあひああぁっあっあっあっ」
「はっ、はあっ、真っ、真……っ」
「はひっぃうんんんっ、んん~~~~っ」

 ぐぽんっと奥へ捩じ込まれた亀頭が膨らみ、勢いよく精を吐き出した。腹の奥に精液を浴び、真は愉悦に顔を緩ませる。

「はひぁあっ……出てるの、いっぱいぃ……っ」

 後孔で精液を受け入れながら、自らも絶頂に身を震わせる。
 全てを注ぎ込み、上原はそのまま床に座った。真も体を繋げたまま、彼の上に座ることになる。
 後ろから包み込むように抱き締められ、真はぽわぽわと幸せな心地になった。

「大丈夫か?」
「うん……上原くんのでお腹いっぱいで、嬉しい……」

 とろとろに溶けた頭で答えれば、がばりと押し倒された。

「ひぅっ……!?」
「可愛いっ、真、真っ」
「はへぇっ……?」
「今度は真の可愛い顔をじっくり見ながらにしよう」

 ぼんやりしている間に体を引っくり返され、気づけば再び部屋に嬌声を響かせていた。
 可愛い可愛いと何度も囁かれ、上原がどれ程真を可愛いと思っているのかをこれでもかと思い知らされた。





 後日。放課後の麻雀部の部室に四人が揃っていた。

「それじゃ、全員真ちゃんと付き合うってことで。よろしくー」
「よ、よろしく、お願いします……っ」

 真は三人に向かって深々と頭を下げた。

「そんな畏まらなくてもいーって」
「う、う、う、うん……」
「でも今井がそれで納得するとは思わなかったなー」
「ああ?」
「真ちゃんのこと、心の底から愛してたんだねー。さすがツンデレ」
「はああ!? ふざけたこと言ってんなッ」
「えー、じゃあ、そんなに愛してないってこと?」
「今井、そんな軽い気持ちで真と付き合ってるのか?」
「なっ、ちっ、あっ……」

 そんな会話をする三人を、真は不思議な気持ちで見つめる。
 彼らと、こんな関係になれるなんて思っていなかった。
 彼らにとって自分は大した存在ではない。そう思い込んでいたから。魅了チャームをかけなければ相手にもしてもらえない。気まぐれに遊びに誘ってもらっているだけなのだと。
 だから、彼らとの関係などすぐに終わってしまうものだと思っていた。これからもずっと一緒にいたいと思っているのは真だけで、三人がそんな風に思ってくれているはずがない。真の存在などすぐに忘れられてしまう。サキュバスの血を引いていること、勘違いだったけれど魅了チャームをかけてしまっていたこと。その事実を知られれば、嫌われ、あっさりと関係を絶たれてしまうのだろうと。
 でも違ったのだ。彼らは真の告白を受け入れてくれた。好きだと言ってくれた。
 想像もしていなかった展開に、真は未だに夢見心地だ。
 でも、決して夢ではない。紛れもない現実で、だからこそ自分は今、彼らとここにいるのだ。
 そう実感し、胸が熱くなる。
 じわりと涙が込み上げてきた。
 気づいた今井がぎょっとする。

「なっ、おま、な、なに泣いてんだ……!?」
「あ、う、ごめ……う、嬉しくて……」

 真は滲む涙を拭う。

「皆とこれからも一緒にいられるなんて、思ってなかったから……だから、嬉しい……」
「真……」
「真ちゃん……」
「可愛い」

 上原だけ別の言葉を呟いて、ぎゅうっと真を抱き締めた。

「俺達はこれからもずっと一緒だ。一緒に幸せになろうな」
「えっ……」
「上原、それプロポーズみたーい」
「てか、なに抜け駆けしてんだ」

 佐野が茶化し、今井が怒る。
 上原は平然としている。

「今井もしたいならすればいいだろ、プロポーズ」
「はあっ!? だ、誰がっ、そんな……するわけねーだろッ」
「つまり、今井は真ちゃんと添い遂げる気はないと」
「はああ!? 誰も、そんなこと……っ」
「俺もプロポーズしちゃおー、二人きりのときに」
「じゃあ今井は抜きで、三人で結婚するか」
「いーねいーね、卒業したら同棲しちゃう?」
「っっっざっけんなテメーらッ、勝手に話進めてんじゃねー!!」

 彼らのいつも通りのやり取りに、いつしか真は声を立てて笑っていた。
 楽しくて、幸せで、胸が温かくなる。
 サキュバスの血を引いていて、男とセックスして精気を食べなければならないと母に言われたときは不安しかなかった。
 でも今は、こんな自分の体に感謝しかない。
 素敵な恋人が三人もできたのだから。




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