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5.魔王城アカデミー
3話
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それからというもの、シオンは毎日アカデミーのカリキュラム作成や支援者を募るために奔走していた。
種族によって識字率に大きな差があることや、視覚や嗅覚など五感の発達度合いの違いについても見えてきた。
種族の特性によっても任せられる仕事が異なるのだ。
以前ナナリーが、
「仕分けのフローに沿って薬草を仕分けしてほしいのに、配属が増えて精度が落ちた気がする」
とぼやいていた。
よくよく聞いたら、フローを作成したのはエルフ族。
実際に作業に当たる割合が高いのはコボルト族。
原因は嗅覚の発達の差だった。
例えばエルフにとっての「柔らかいバニラの香り」がコボルト族には「刺すように脳幹を刺激する香り」と感じられていたのだ。
コボルト族の勤勉さや几帳面さは薬草整理に適任だから、何とかしないと……とナナリーが目の下にクマを作っていたことを思い出す。
(感覚的なものに対して基準を作るのって苦労するものね……)
前職で人事評価表を作成したときの苦労を思い出し、さてここからどうしたものかとシオンは頭を抱えた。
こういうことが、きっとこれから頻発する。
「今日もめちゃくちゃに悩んでますね、シオンさん」
苦笑いしながら、お昼の小休憩に入ろうというカイレンが執務室に入ってくる。
風にあおられたのだろうか、カイレンのふわふわの毛並みは空気を含んで少し乱れているようだった。
恐らく、外回りから帰ってきたばかりなのだろう。
「お疲れ様」
カイレンに笑顔を向けながら、こっちこっちと手招きする。
隣の椅子に腰かけたカイレンを、先日港町で買ったばかりの櫛で優しく梳いてやった。
気持ちよさそうに頭を預けてくる様子に、こういうところは猫っぽいんだよなあ、とシオンは目尻を下げる。
「あっ、それお揃いの櫛ですね!」
振り向いたカイレンがはにかんだ。
喜んでくれているようで、じわりと胸が温かくなる。
少しの休養を経て、カイレンの体調は回復したように見えていたが、それでも蓄積した疲労はなかなか消えない。
今でも時折ばったりと意識が飛んで、どこでも眠り込んでしまうことがあるようだった。
「カイレン、本当に体は大丈夫なの?」
「はい、元気……な筈なんですけど、急に眠たくなったり、気付いたら用事がある方とは真逆の道を歩いていたり……うっかりが加速してる気がします」
それは、はたしてうっかりで済まされるのだろうか?
本人が元気というのなら……と様子を見てはいるが、シオンは隙あらばカイレン休ませようと常にお茶とお菓子を執務室に待機させている。
元気で真っすぐで頑張り屋。
昔可愛がっていた後輩の姿に、カイレンがいつしか重なって見えていた。
◇
時計の針の音が響くばかりの、静かな夜。
シオンはお風呂で体を温めて、ベッドにもぐり込むための身支度を進めていく。
楚々とした、みずみずしい花の香りがする化粧水を肌に乗せ、数秒目を閉じて静寂に耳を澄ませる。
連日仕事詰めで緊張した神経は、あたたかなお湯でも簡単には溶かすことが出来ない。
微かに聞こえる風の音、遠くで鳴る誰かの靴音。
リラックスしようと目を閉じたはずなのに、研ぎ澄まされた神経はいらないものまで拾ってしまう。
「あの子……今頃どうしているんだろう」
ぽつり、とシオンのつぶやきが、ぼんやりと薄暗い部屋に響いた。
カイレンを見ると思い出す、三年後輩の女の子。
着なれないスーツ、初めてのプレゼン、営業成績の表彰、きらきらした笑顔。
それから……
配置転換で姿を見かける機会が減ってからのこと。
ぼろぼろに履き潰されていく靴、遅くまで明りが灯っている彼女のデスク。
いつの間にか口癖になった「……申し訳ありません」を唱えるか細い声。
あの……怯えたような目。
瞼の裏に浮かんだ彼女の視線にぎゅっと心臓を掴まれたようで、シオンは勢いよく目を開けた。
じわりと背中に汗をかく。
……忘れていたわけじゃない。
いつも心のどこかに彼女がいた。
壁際で無機質に音を鳴らし続ける時計を見て、もう寝なければと自分に言い聞かせる。
温かいお湯を一口飲んでからベッドに横になり、シオンは布団を頭まで被った。
暗闇の中、誰かがシオンの頭の奥でささやきかけてくる。
それは今でも覚えている。
慣れ親しんでいたはずの、彼女の声だ。
シオンは布団をぎゅっと掴む。
その声が恐ろしいのではない。
ただ、悲しく、悔しい。
『先輩だけは、助けてくれると思っていました』
彼女は退職間際、うつろな顔でそう言った。
真正面から突き付けられた言葉が、刃になってシオンの心を切りつける。
彼女は正しい。
(私は、助けられなかった)
重たすぎる営業ノルマ、飛び交う叱責。
緊張の日々を小さく閉鎖的な部署の中で過ごし続けた結果、彼女は壊れてしまった。
彼女が助けを求める声がシオンの耳に入った時には、あまりにも遅かった。
布団の中で瞬きをする。
キーン、という耳鳴りのようなものが聞こえてくるような気がした。
シオンは自らの上司に、彼女の異動とハラスメントの実態把握を願い出た。
しかし悲しいことに、会社の中で自浄作用は働かなかった。
結果は惨憺たるもので、異分子としてはじき出された彼女はひどく痩せ、出会った頃の笑顔の見る影もなかった。
(駄目だ……思い出すの、やめよう)
必死に目を閉じて記憶を振り払おうとする。
しかし、シオンの頭の中には彼女の声と、シオンを激しく叱責する上司の声が、ぐちゃぐちゃに混ざって渦巻いていた。
『誰かを助けられるとか本気で思ってんのか?』
『自分の仕事も十分にできない奴がヒーロー気取りか』
『思い上がりもいいところだな』
ピリリ、という鳴りやまない携帯の着信音。
冷たい壁に押し付けられた背中が、凍り付いていくような感覚。
吐き気を覚えて、シオンは思わず飛び起きた。
どくどくと脈打つ心臓に手を当てて、シオンは浅く呼吸を繰り返す。
温まっていたはずの体は、いつの間にか冷水でも浴びせられたかのように冷え切っていた。
血の気が失せて青白くなった指先を数回擦り、シオンはベッドから立ち上がる。
(……仕事、しよう)
一日の疲れを感じていたはずの頭はいつの間にか冴えていた。
机に向かったシオンは、いつものノートに目を通す。
足りない。
これじゃあ、まだ足りない。
机のわきに置かれたランプが、ジジ、とかすれた音を立てる。
それからしばらく、まるで何かを振り切るように、シオンは必死にペンを走らせ続けた。
種族によって識字率に大きな差があることや、視覚や嗅覚など五感の発達度合いの違いについても見えてきた。
種族の特性によっても任せられる仕事が異なるのだ。
以前ナナリーが、
「仕分けのフローに沿って薬草を仕分けしてほしいのに、配属が増えて精度が落ちた気がする」
とぼやいていた。
よくよく聞いたら、フローを作成したのはエルフ族。
実際に作業に当たる割合が高いのはコボルト族。
原因は嗅覚の発達の差だった。
例えばエルフにとっての「柔らかいバニラの香り」がコボルト族には「刺すように脳幹を刺激する香り」と感じられていたのだ。
コボルト族の勤勉さや几帳面さは薬草整理に適任だから、何とかしないと……とナナリーが目の下にクマを作っていたことを思い出す。
(感覚的なものに対して基準を作るのって苦労するものね……)
前職で人事評価表を作成したときの苦労を思い出し、さてここからどうしたものかとシオンは頭を抱えた。
こういうことが、きっとこれから頻発する。
「今日もめちゃくちゃに悩んでますね、シオンさん」
苦笑いしながら、お昼の小休憩に入ろうというカイレンが執務室に入ってくる。
風にあおられたのだろうか、カイレンのふわふわの毛並みは空気を含んで少し乱れているようだった。
恐らく、外回りから帰ってきたばかりなのだろう。
「お疲れ様」
カイレンに笑顔を向けながら、こっちこっちと手招きする。
隣の椅子に腰かけたカイレンを、先日港町で買ったばかりの櫛で優しく梳いてやった。
気持ちよさそうに頭を預けてくる様子に、こういうところは猫っぽいんだよなあ、とシオンは目尻を下げる。
「あっ、それお揃いの櫛ですね!」
振り向いたカイレンがはにかんだ。
喜んでくれているようで、じわりと胸が温かくなる。
少しの休養を経て、カイレンの体調は回復したように見えていたが、それでも蓄積した疲労はなかなか消えない。
今でも時折ばったりと意識が飛んで、どこでも眠り込んでしまうことがあるようだった。
「カイレン、本当に体は大丈夫なの?」
「はい、元気……な筈なんですけど、急に眠たくなったり、気付いたら用事がある方とは真逆の道を歩いていたり……うっかりが加速してる気がします」
それは、はたしてうっかりで済まされるのだろうか?
本人が元気というのなら……と様子を見てはいるが、シオンは隙あらばカイレン休ませようと常にお茶とお菓子を執務室に待機させている。
元気で真っすぐで頑張り屋。
昔可愛がっていた後輩の姿に、カイレンがいつしか重なって見えていた。
◇
時計の針の音が響くばかりの、静かな夜。
シオンはお風呂で体を温めて、ベッドにもぐり込むための身支度を進めていく。
楚々とした、みずみずしい花の香りがする化粧水を肌に乗せ、数秒目を閉じて静寂に耳を澄ませる。
連日仕事詰めで緊張した神経は、あたたかなお湯でも簡単には溶かすことが出来ない。
微かに聞こえる風の音、遠くで鳴る誰かの靴音。
リラックスしようと目を閉じたはずなのに、研ぎ澄まされた神経はいらないものまで拾ってしまう。
「あの子……今頃どうしているんだろう」
ぽつり、とシオンのつぶやきが、ぼんやりと薄暗い部屋に響いた。
カイレンを見ると思い出す、三年後輩の女の子。
着なれないスーツ、初めてのプレゼン、営業成績の表彰、きらきらした笑顔。
それから……
配置転換で姿を見かける機会が減ってからのこと。
ぼろぼろに履き潰されていく靴、遅くまで明りが灯っている彼女のデスク。
いつの間にか口癖になった「……申し訳ありません」を唱えるか細い声。
あの……怯えたような目。
瞼の裏に浮かんだ彼女の視線にぎゅっと心臓を掴まれたようで、シオンは勢いよく目を開けた。
じわりと背中に汗をかく。
……忘れていたわけじゃない。
いつも心のどこかに彼女がいた。
壁際で無機質に音を鳴らし続ける時計を見て、もう寝なければと自分に言い聞かせる。
温かいお湯を一口飲んでからベッドに横になり、シオンは布団を頭まで被った。
暗闇の中、誰かがシオンの頭の奥でささやきかけてくる。
それは今でも覚えている。
慣れ親しんでいたはずの、彼女の声だ。
シオンは布団をぎゅっと掴む。
その声が恐ろしいのではない。
ただ、悲しく、悔しい。
『先輩だけは、助けてくれると思っていました』
彼女は退職間際、うつろな顔でそう言った。
真正面から突き付けられた言葉が、刃になってシオンの心を切りつける。
彼女は正しい。
(私は、助けられなかった)
重たすぎる営業ノルマ、飛び交う叱責。
緊張の日々を小さく閉鎖的な部署の中で過ごし続けた結果、彼女は壊れてしまった。
彼女が助けを求める声がシオンの耳に入った時には、あまりにも遅かった。
布団の中で瞬きをする。
キーン、という耳鳴りのようなものが聞こえてくるような気がした。
シオンは自らの上司に、彼女の異動とハラスメントの実態把握を願い出た。
しかし悲しいことに、会社の中で自浄作用は働かなかった。
結果は惨憺たるもので、異分子としてはじき出された彼女はひどく痩せ、出会った頃の笑顔の見る影もなかった。
(駄目だ……思い出すの、やめよう)
必死に目を閉じて記憶を振り払おうとする。
しかし、シオンの頭の中には彼女の声と、シオンを激しく叱責する上司の声が、ぐちゃぐちゃに混ざって渦巻いていた。
『誰かを助けられるとか本気で思ってんのか?』
『自分の仕事も十分にできない奴がヒーロー気取りか』
『思い上がりもいいところだな』
ピリリ、という鳴りやまない携帯の着信音。
冷たい壁に押し付けられた背中が、凍り付いていくような感覚。
吐き気を覚えて、シオンは思わず飛び起きた。
どくどくと脈打つ心臓に手を当てて、シオンは浅く呼吸を繰り返す。
温まっていたはずの体は、いつの間にか冷水でも浴びせられたかのように冷え切っていた。
血の気が失せて青白くなった指先を数回擦り、シオンはベッドから立ち上がる。
(……仕事、しよう)
一日の疲れを感じていたはずの頭はいつの間にか冴えていた。
机に向かったシオンは、いつものノートに目を通す。
足りない。
これじゃあ、まだ足りない。
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