僕の昨日の出来事を君は知ることはない。

もちうさぎ

文字の大きさ
13 / 13
「こんにちは、小人です。」

分からないんだ。

しおりを挟む
若い女性にも、お年寄りにも聞こえてしまう小人の声は不思議だ。なのに聞きなれている、そんな感じがした。
きっと、いくつかの言葉を並べて話せれば伝わるのかもしれない。この先の、未来も。でも、僕が今、したい事は君の言動にはつながらない気がするんだ。だから、この人格を捨てたいと思った。
僕が捨てたかった人格は


言葉を並べようとする、邪魔な存在


だった。

でも、この人格を邪魔と理解するのはなかなか難しいだろうと、最初は思っていた。きっと、なぜ邪魔なのかが他の人には理解できないだろう。僕に取ったら、邪魔な存在なんだ。
本当の自分って言い回しで使っているみたいで嫌いだ。
言葉を並べようとしても、上手くできないから嫌いだ。

言えば、たったそれだけの事だった。

このことを知るのは君じゃない。きっと真邊だ。
真邊には何もかもが見透かして見えてるみたいだ。きっと、この世界にこんなに考えている小学生は僕はまだ知らない。
この先、もしかしたら会うかもしれない。会わないかもしれない。でも、そんな新しいことの自由を作るには邪魔な存在がいらない、必要がない。
だから、真邊には知ってもらいたかった。でも、自分から話すのもなんだか気恥ずかしくて、かと言って他の人に伝えてもらうのも、なんか違う気がして。

これをどうすればいいのか、分からないんだ。だから、僕は『人格的小人』に消してもらう。



そして、この物語は永遠に続かない。



::
しおりを挟む
感想 4

この作品の感想を投稿する

みんなの感想(4件)

関谷俊博
2016.09.02 関谷俊博

あ、ここで写真が出てくるのか。上手いなあ。

2016.09.02 もちうさぎ

ありがとうございます!!読み切りも第一弾書いたので是非お願いします!!

解除
関谷俊博
2016.08.30 関谷俊博

ど、何処へ消えたんだ? 加藤先生!

2016.08.31 もちうさぎ

コメントありがとうございます。
その辺は後々公開予定ですので、楽しみに待っていただけると嬉しいです!!頑張ります!!

解除
関谷俊博
2016.08.27 関谷俊博

いいなあ…。写真部の活動も読みたいですね。

2016.08.27 もちうさぎ

コメントありがとうございます!!
写真部のことも書こうかなって思います!!頑張ります!!

解除

あなたにおすすめの小説

わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...

MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。 ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。 さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?

サレ妻の娘なので、母の敵にざまぁします

二階堂まりい
大衆娯楽
大衆娯楽部門最高記録1位! ※この物語はフィクションです 流行のサレ妻ものを眺めていて、私ならどうする? と思ったので、短編でしたためてみました。 当方未婚なので、妻目線ではなく娘目線で失礼します。

お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます

菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。 嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。 「居なくていいなら、出ていこう」 この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし

私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。

MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。

BL団地妻-恥じらい新妻、絶頂淫具の罠-

おととななな
BL
タイトル通りです。 楽しんでいただけたら幸いです。

さようならの定型文~身勝手なあなたへ

宵森みなと
恋愛
「好きな女がいる。君とは“白い結婚”を——」 ――それは、夢にまで見た結婚式の初夜。 額に誓いのキスを受けた“その夜”、彼はそう言った。 涙すら出なかった。 なぜなら私は、その直前に“前世の記憶”を思い出したから。 ……よりによって、元・男の人生を。 夫には白い結婚宣言、恋も砕け、初夜で絶望と救済で、目覚めたのは皮肉にも、“現実”と“前世”の自分だった。 「さようなら」 だって、もう誰かに振り回されるなんて嫌。 慰謝料もらって悠々自適なシングルライフ。 別居、自立して、左団扇の人生送ってみせますわ。 だけど元・夫も、従兄も、世間も――私を放ってはくれないみたい? 「……何それ、私の人生、まだ波乱あるの?」 はい、あります。盛りだくさんで。 元・男、今・女。 “白い結婚からの離縁”から始まる、人生劇場ここに開幕。 -----『白い結婚の行方』シリーズ ----- 『白い結婚の行方』の物語が始まる、前のお話です。

不実なあなたに感謝を

黒木メイ
恋愛
王太子妃であるベアトリーチェと踊るのは最初のダンスのみ。落ち人のアンナとは望まれるまま何度も踊るのに。王太子であるマルコが誰に好意を寄せているかははたから見れば一目瞭然だ。けれど、マルコが心から愛しているのはベアトリーチェだけだった。そのことに気づいていながらも受け入れられないベアトリーチェ。そんな時、マルコとアンナがとうとう一線を越えたことを知る。――――不実なあなたを恨んだ回数は数知れず。けれど、今では感謝すらしている。愚かなあなたのおかげで『幸せ』を取り戻すことができたのだから。 ※異世界転移をしている登場人物がいますが主人公ではないためタグを外しています。 ※曖昧設定。 ※一旦完結。 ※性描写は匂わせ程度。 ※小説家になろう様、カクヨム様にも掲載予定。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

処理中です...
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。

このユーザをミュートしますか?

※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。