47 / 120
第4章:母との再会
第47話 スタートライン
しおりを挟む
「ディア姉! またね!」
「うん。ありがとう」
「またすぐ会いに来ますよ。お姉さま」
「うん。待ってるね」
「またね、ディアナちゃん」
「うん! またお話しようね、美裟ちゃん!」
町の中心に、広場がある。その中心に、石畳で出来た円形の『魔法陣』のようなものが敷かれていた。巨大で、トラックが数台並べて入れるほどだ。
「魔術は文明を発達させる。離島でも、難無く物資を行き交わすことができる。……ママは本当に天才だったんだよ」
「……凄いな。まるでハリー・ポッターだ」
文月は素直に驚いたが、しかし忘れてはいけない。実際の魔術は、映画のように軽々しく扱えない。
『罰』があるのだ。
「『罰』を軽減する俺が一番、神様から嫌われてるのかな」
「なんでよ。相手は全知全能よ? 全て織り込み済みでしょそんなの。もしあんたの能力が『罪』なら、生まれた時点で死んでる筈よ」
「……そうかな」
「知らないけど。愛月さんなら知ってるんじゃないの」
「……あー」
「お兄ちゃん」
「うん?」
文月はずっと、ディアナと手を繋いでいた。一度の『移動魔術』でも、運ぶ量により相当の血を消耗する。それを少しでも軽減できるよう、ギリギリまで触れているつもりだ。
「本当にありがとうね。いつか、ちゃんとお礼させてね」
「家族を助けるのは俺にとって当たり前だけど、お礼はじゃあ、楽しみにしとくよ」
「うん。私きっと、ママみたいに魔術、上手くなるから」
サークルに集まったのは、文月らを除いて44名。兵士部隊と従軍職員である。
「俺らが生きてんのは、彼女らのお陰だ。『恩』は忘れんなよ。死ぬまで」
「はっ!!」
アルバートが、見送るディアナへ敬礼する。続いて部隊全員が、びしりと倣った。
「じゃあね、いくね。行き先は、『九歌島』」
ディアナの表情は、晴々としていた。柔らかな光が、彼らを、サークル全体を包み込んだ。
——
——
——
『天上位階論』によれば。
天使には9つの階級がある。最も下が『天使(エンジェル)』、最も上が『熾天使(セラフィム)』だ。因みにあの有名な『大天使(アークエンジェル)』は、その中で8番目だ。ガブリエルもミカエルも、下から2番目の階級ということになる。
その階級のことを、『九歌隊』と言うことがある。
『堕天島』が意図して付けられた名前だとしたら。
『九歌島』にはどんな意図があるのだろうか。
「…………!」
光が眩しくて、目を閉じていた。
開けると、もう景色は変わっていた。ディアナは見えない。広場ではない。
「ここは…………」
辺りはとても静かだ。徐々に目が慣れてくる。
『スタートラインだ』
「!?」
背後から、声がした。文月は振り向くときに——
周りに誰も居ないことに、気付いた。
「あれ? 美裟? アルテ? セレネ!?」
『ようやく来たな』
「!」
霧に包まれた空間に、文月は立っていた。地面は見える。雑草なんかも生えている。
だが、5メートル先はもう霧で見えない。頭上の太陽光に当てられ、周囲が煌めいている。
持っていた荷物もそのまま。だが。
誰も居ない。隣に居た筈の美裟も。目の前に居た筈の妹も。
『お前は全知全能の神を信じるか?』
「だ……誰だ?」
後ろへ振り向くが、誰も見えない。だが間違いなく、『背後から』声がする。
どの方向に振り向いても。『背後から』。
『人心を纏めるには、共通の敵を作るが常だ。「そうやって」、敵が生まれた』
「!?」
文月の疑問には、答えない。だが確実に、自分へ語り掛けていると分かる。振り向くが、姿は見えない。常に、背後に居る気がする。
『全知全能が全てを創り賜うたなら、悪魔は何故存在している? 理不尽や怒り、悲しみがある? お前はどう思う』
「な。……なんの話だ。さっきから、なんなんだ? ここはどこだ?」
『どう思う』
聞く耳を持ってくれない。
文月は気が変になりそうだった。が、なんとか冷静になろうと努める。今、この場所で自分以外には、『この声』しか無い。
「……GODの存在とパラドックスについては、美裟と話したことがある。俺達共通の答えは、『神は人間ではない』だ」
『GOD』
「ああ。日本語で神っていうと、多神教の神々も含まれるだろ。でもGODは、キリスト教の『神』だけだ。俺達はそう分けてる」
『続けろ』
恐らく、男声である。だが確信は持てない。女と言われても違和感が無い。それほど『美しい』と感じる声だった。年齢は分からない。幼いようにも、老獪な声にも聞こえる。判断ができない。
「……神は人間じゃない。だから、人間と同じ思考をしてない。悪魔が居ようと戦争が起きようと、どんな悲劇があろうと関係ないし興味も無い。勝手に『救われる』前提でアテにする方が人生損する。……美裟はそう言ってた」
『…………』
「神の意図なんて図り知れる訳が無い。人間が刹那的に、一見無慈悲に見えるようなことに理由を付けて『何故ですか』と勝手に嘆いているだけだ。そんな無駄なことをするより、現状を打破する策を考えた方が良い」
『お前は黙示録を読んだことがないのか』
「違う。起きた事実は事実だけど、『預言』に確証は無いだけだ。『御言葉』が全て未来でその通りになる保証は無い。相手は全知全能だから。『神の吐く嘘』を見分けられる人間は、どこにも存在しない」
『…………』
この『声』は。
もしかしたら天使なのだろうか。だとするならば、このような事を言うのは危ないだろうか。
だが、文月はキリスト教圏外の出身として。
客観的に答えなければならないと考えていた。
「あなたの、最初の質問に戻るけど。『居るか居ないか分かっていない』のに、信じるも信じないも無い。本当に居たら居ただ。居なかったなら居ない、だ。確定してないことを勝手に主観と思い込みで決め付けることは危険だと、日本人は知っている。まだ、どちらも証明されてないんだから、簡単に信じられる訳が無いよ」
『なるほどな』
「!」
耳を、傾けてくれた。まあ、ヨハネの黙示録は読んでないけど……と、文月は内心冷や汗をかく。
殆どが美裟の受け売りだった。普通の日本人はそこまで深く考えないし興味も無いよな、と思う。
『心の平穏や政治利用の宗教と、教義の真偽を確かめることは別ということか』
「……日本人は特にさ、ひと昔前に起きた、とある事件のせいで『宗教』に対して懐疑的なんだ。新興宗教については特に否定的な心理になる。そして。戦争に敗けたせいで、自国に古代からあった宗教のことも全然習わないような国になってしまったんだ」
『ふむ。なるほど。……特定の思想には染まっていないのだな』
「……それで、あなたは誰、いや、何なんだ?」
『フミツキ』
「!?」
急に、名を呼ばれた。文月は身構える。
『ここが、スタートラインだ。いいか、よく聞け』
バサ……と。
「!」
まるで『鳥が羽ばたくような』音が、微かに聞こえた。
『真実は、アヅキの口を通してしまえば、少し歪んでしまう。アヅキに悪気は無いのだが、こればかりは仕方無い。あの娘は幼少期に心が歪んでしまった』
「! 母さん、のことか!?」
『慎重に、見極めろ。お前が終わらせてくれることを、期待している』
「何をだ!? 誰なんだあんた!」
音が、遠くなっていく。
『直接会って伝えたいが、「代償」があってな。こういう形になる』
「……ぅっ」
同時に。何故だか意識も遠くなっていく。
「……もしか、して。あんたが……ぐ」
文月は意識を失った。勿論彼が生まれた時から『奇跡』がある以上、自発的な睡眠と、美裟の柔道の練習で首を絞められた時を除いて。
初めての経験である。
『——あぁ。嫌なら辞めても良い。お前が選べば良い』
「…………」
——
——
——
『アヅキを頼む。フミツキ』
「うん。ありがとう」
「またすぐ会いに来ますよ。お姉さま」
「うん。待ってるね」
「またね、ディアナちゃん」
「うん! またお話しようね、美裟ちゃん!」
町の中心に、広場がある。その中心に、石畳で出来た円形の『魔法陣』のようなものが敷かれていた。巨大で、トラックが数台並べて入れるほどだ。
「魔術は文明を発達させる。離島でも、難無く物資を行き交わすことができる。……ママは本当に天才だったんだよ」
「……凄いな。まるでハリー・ポッターだ」
文月は素直に驚いたが、しかし忘れてはいけない。実際の魔術は、映画のように軽々しく扱えない。
『罰』があるのだ。
「『罰』を軽減する俺が一番、神様から嫌われてるのかな」
「なんでよ。相手は全知全能よ? 全て織り込み済みでしょそんなの。もしあんたの能力が『罪』なら、生まれた時点で死んでる筈よ」
「……そうかな」
「知らないけど。愛月さんなら知ってるんじゃないの」
「……あー」
「お兄ちゃん」
「うん?」
文月はずっと、ディアナと手を繋いでいた。一度の『移動魔術』でも、運ぶ量により相当の血を消耗する。それを少しでも軽減できるよう、ギリギリまで触れているつもりだ。
「本当にありがとうね。いつか、ちゃんとお礼させてね」
「家族を助けるのは俺にとって当たり前だけど、お礼はじゃあ、楽しみにしとくよ」
「うん。私きっと、ママみたいに魔術、上手くなるから」
サークルに集まったのは、文月らを除いて44名。兵士部隊と従軍職員である。
「俺らが生きてんのは、彼女らのお陰だ。『恩』は忘れんなよ。死ぬまで」
「はっ!!」
アルバートが、見送るディアナへ敬礼する。続いて部隊全員が、びしりと倣った。
「じゃあね、いくね。行き先は、『九歌島』」
ディアナの表情は、晴々としていた。柔らかな光が、彼らを、サークル全体を包み込んだ。
——
——
——
『天上位階論』によれば。
天使には9つの階級がある。最も下が『天使(エンジェル)』、最も上が『熾天使(セラフィム)』だ。因みにあの有名な『大天使(アークエンジェル)』は、その中で8番目だ。ガブリエルもミカエルも、下から2番目の階級ということになる。
その階級のことを、『九歌隊』と言うことがある。
『堕天島』が意図して付けられた名前だとしたら。
『九歌島』にはどんな意図があるのだろうか。
「…………!」
光が眩しくて、目を閉じていた。
開けると、もう景色は変わっていた。ディアナは見えない。広場ではない。
「ここは…………」
辺りはとても静かだ。徐々に目が慣れてくる。
『スタートラインだ』
「!?」
背後から、声がした。文月は振り向くときに——
周りに誰も居ないことに、気付いた。
「あれ? 美裟? アルテ? セレネ!?」
『ようやく来たな』
「!」
霧に包まれた空間に、文月は立っていた。地面は見える。雑草なんかも生えている。
だが、5メートル先はもう霧で見えない。頭上の太陽光に当てられ、周囲が煌めいている。
持っていた荷物もそのまま。だが。
誰も居ない。隣に居た筈の美裟も。目の前に居た筈の妹も。
『お前は全知全能の神を信じるか?』
「だ……誰だ?」
後ろへ振り向くが、誰も見えない。だが間違いなく、『背後から』声がする。
どの方向に振り向いても。『背後から』。
『人心を纏めるには、共通の敵を作るが常だ。「そうやって」、敵が生まれた』
「!?」
文月の疑問には、答えない。だが確実に、自分へ語り掛けていると分かる。振り向くが、姿は見えない。常に、背後に居る気がする。
『全知全能が全てを創り賜うたなら、悪魔は何故存在している? 理不尽や怒り、悲しみがある? お前はどう思う』
「な。……なんの話だ。さっきから、なんなんだ? ここはどこだ?」
『どう思う』
聞く耳を持ってくれない。
文月は気が変になりそうだった。が、なんとか冷静になろうと努める。今、この場所で自分以外には、『この声』しか無い。
「……GODの存在とパラドックスについては、美裟と話したことがある。俺達共通の答えは、『神は人間ではない』だ」
『GOD』
「ああ。日本語で神っていうと、多神教の神々も含まれるだろ。でもGODは、キリスト教の『神』だけだ。俺達はそう分けてる」
『続けろ』
恐らく、男声である。だが確信は持てない。女と言われても違和感が無い。それほど『美しい』と感じる声だった。年齢は分からない。幼いようにも、老獪な声にも聞こえる。判断ができない。
「……神は人間じゃない。だから、人間と同じ思考をしてない。悪魔が居ようと戦争が起きようと、どんな悲劇があろうと関係ないし興味も無い。勝手に『救われる』前提でアテにする方が人生損する。……美裟はそう言ってた」
『…………』
「神の意図なんて図り知れる訳が無い。人間が刹那的に、一見無慈悲に見えるようなことに理由を付けて『何故ですか』と勝手に嘆いているだけだ。そんな無駄なことをするより、現状を打破する策を考えた方が良い」
『お前は黙示録を読んだことがないのか』
「違う。起きた事実は事実だけど、『預言』に確証は無いだけだ。『御言葉』が全て未来でその通りになる保証は無い。相手は全知全能だから。『神の吐く嘘』を見分けられる人間は、どこにも存在しない」
『…………』
この『声』は。
もしかしたら天使なのだろうか。だとするならば、このような事を言うのは危ないだろうか。
だが、文月はキリスト教圏外の出身として。
客観的に答えなければならないと考えていた。
「あなたの、最初の質問に戻るけど。『居るか居ないか分かっていない』のに、信じるも信じないも無い。本当に居たら居ただ。居なかったなら居ない、だ。確定してないことを勝手に主観と思い込みで決め付けることは危険だと、日本人は知っている。まだ、どちらも証明されてないんだから、簡単に信じられる訳が無いよ」
『なるほどな』
「!」
耳を、傾けてくれた。まあ、ヨハネの黙示録は読んでないけど……と、文月は内心冷や汗をかく。
殆どが美裟の受け売りだった。普通の日本人はそこまで深く考えないし興味も無いよな、と思う。
『心の平穏や政治利用の宗教と、教義の真偽を確かめることは別ということか』
「……日本人は特にさ、ひと昔前に起きた、とある事件のせいで『宗教』に対して懐疑的なんだ。新興宗教については特に否定的な心理になる。そして。戦争に敗けたせいで、自国に古代からあった宗教のことも全然習わないような国になってしまったんだ」
『ふむ。なるほど。……特定の思想には染まっていないのだな』
「……それで、あなたは誰、いや、何なんだ?」
『フミツキ』
「!?」
急に、名を呼ばれた。文月は身構える。
『ここが、スタートラインだ。いいか、よく聞け』
バサ……と。
「!」
まるで『鳥が羽ばたくような』音が、微かに聞こえた。
『真実は、アヅキの口を通してしまえば、少し歪んでしまう。アヅキに悪気は無いのだが、こればかりは仕方無い。あの娘は幼少期に心が歪んでしまった』
「! 母さん、のことか!?」
『慎重に、見極めろ。お前が終わらせてくれることを、期待している』
「何をだ!? 誰なんだあんた!」
音が、遠くなっていく。
『直接会って伝えたいが、「代償」があってな。こういう形になる』
「……ぅっ」
同時に。何故だか意識も遠くなっていく。
「……もしか、して。あんたが……ぐ」
文月は意識を失った。勿論彼が生まれた時から『奇跡』がある以上、自発的な睡眠と、美裟の柔道の練習で首を絞められた時を除いて。
初めての経験である。
『——あぁ。嫌なら辞めても良い。お前が選べば良い』
「…………」
——
——
——
『アヅキを頼む。フミツキ』
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
織田信長 -尾州払暁-
藪から犬
歴史・時代
織田信長は、戦国の世における天下統一の先駆者として一般に強くイメージされますが、当然ながら、生まれついてそうであるわけはありません。
守護代・織田大和守家の家来(傍流)である弾正忠家の家督を継承してから、およそ14年間を尾張(現・愛知県西部)の平定に費やしています。そして、そのほとんどが一族間での骨肉の争いであり、一歩踏み外せば死に直結するような、四面楚歌の道のりでした。
織田信長という人間を考えるとき、この彼の青春時代というのは非常に色濃く映ります。
そこで、本作では、天文16年(1547年)~永禄3年(1560年)までの13年間の織田信長の足跡を小説としてじっくりとなぞってみようと思いたった次第です。
毎週の月曜日00:00に次話公開を目指しています。
スローペースの拙稿ではありますが、お付き合いいただければ嬉しいです。
(2022.04.04)
※信長公記を下地としていますが諸出来事の年次比定を含め随所に著者の創作および定説ではない解釈等がありますのでご承知置きください。
※アルファポリスの仕様上、「HOTランキング用ジャンル選択」欄を「男性向け」に設定していますが、区別する意図はとくにありません。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
滝川家の人びと
卯花月影
歴史・時代
勝利のために走るのではない。
生きるために走る者は、
傷を負いながらも、歩みを止めない。
戦国という時代の只中で、
彼らは何を失い、
走り続けたのか。
滝川一益と、その郎党。
これは、勝者の物語ではない。
生き延びた者たちの記録である。
愛しているなら拘束してほしい
守 秀斗
恋愛
会社員の美夜本理奈子(24才)。ある日、仕事が終わって会社の玄関まで行くと大雨が降っている。びしょ濡れになるのが嫌なので、地下の狭い通路を使って、隣の駅ビルまで行くことにした。すると、途中の部屋でいかがわしい行為をしている二人の男女を見てしまうのだが……。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる