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第10章 侵略者を撃つな!
侵略者を撃つな! 12
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バスターミナル近くのコインパーキングから1台のセダンが走り始めました。運転してるのは隊長、助手席に寒川隊員、後部座席にはすみれ隊員とギターケースがあります。
寒川隊員がため息。
「あ~あ、あいつらのせいで大事な告知ができなかった・・・」
隊長が反応します。
「告知って、明日のセブンスカーペットのライヴのことか?」
「はい・・・」
「う~ん・・・ しかし、なんなんだ、あいつら?」
「さあ、なんなんでしょうねぇ・・・ 昔オレがストリートミュージシャンやってたときは、あんなやつ、いませんでしたよ」
「警官に詰め寄るなんて、一昔前のヤクザやチンピラじゃ考えられんこどだぞ。今はやりの半グレっていうやつか?」
その隊長の発言に寒川隊員は、警官に化けた橋本隊員と倉見隊員を思い浮かべました。
「しかし、隊長。まさか橋本さんと倉見さんが警護してたなんて?・・・」
「あは、警察に今日のストリートライヴの許可申請を出して通ったのはいいが、警備の警官は人員不足で出すことはできないって言われたんだ」
隊長の記憶。テレストリアルガード基地サブオペレーションルームで隊長が固定電話に出てます。背後には橋本隊員と倉見隊員の姿があります。
「警察とそんなやりとりをしてたとき、橋本と倉見がその電話を聞いててね、じゃ、オレたちが代わりに警護しますよ、と言ってくれたんだ」
隊長は横目で後部座席のすみれ隊員を見て、
「あの2人もこいつの歌声を聴きたかったんじゃないか?」
「いいんですか、こんなことして? テレストリアルガードの基地がからっぽになってるんじゃないですか?
「ふふ。そんなに年がら年中宇宙人は攻めてこないだろって」
翌日、夕暮れの街角に佇むライヴハウス、セブンスカーペット。店の前には「本日の出演 バイオレット&ユタカ」の手書きの看板があります。
2人の名前の下には、さらに大きな字で「ユラン岡崎」の名前がありました。こちらは独特の書体で印刷された文字です。
ライヴハウス内のステージ、寒川隊員がギターをかき鳴らし、すみれ隊員が熱唱してます。2人ともいつもとは違う私服です。どうやらステージ衣装のようです。
狭いライヴハウスとはいえ、観客は満杯、熱狂状態。寒川隊員はギターを弾きながらそれを見て、思いました。
「すごい! すごい反応だ! ふふ、オレが初めてライヴハウスに立ったときは、オーディエンスはたった3人しかいなかったのに・・・」
寒川隊員は熱唱してるすみれ隊員の後姿を見て、
「昨日ライヴの告知ができなかったのに、こんなに人を集めてしまうんだから、こいつ、絶対ホンモノだよ!」
今日も観衆の後方に私服の隊長の姿があります。隊長は今日も嬉しそうです。
すみれ隊員が歌い終わりました。盛り上がる観客。ここで寒川隊員が一言。
「みんな、ありがとう! じゃ、また今度!」
するとオーディエンスから惜しむ声が。
「ええ、もうお終いなの!?」
「まだ3曲じゃん!」
「ごめん、今日は3曲までって約束なんだ!」
と言うと、寒川隊員はすみれ隊員の手を取って、舞台の袖に入りました。
観衆の中の1人、20代前半の男性が、ぽつりとつぶやきました。
「あ~あ、もうお終いか・・・ 帰るとすっかあ!」
それを聞いて彼の横にいた彼女がびっくり。
「ええ? ちょ、ちょっと待ってよ!」
彼は彼女を見ました。ちなみに、彼女も20代前半です。
「ん?」
「今日のメインアクトは、ユラン岡崎て人だよ。オープニングアクトを聴いたのにメインアクトを聴かないないんて、なんかもったいないじゃん!」
寒川隊員がため息。
「あ~あ、あいつらのせいで大事な告知ができなかった・・・」
隊長が反応します。
「告知って、明日のセブンスカーペットのライヴのことか?」
「はい・・・」
「う~ん・・・ しかし、なんなんだ、あいつら?」
「さあ、なんなんでしょうねぇ・・・ 昔オレがストリートミュージシャンやってたときは、あんなやつ、いませんでしたよ」
「警官に詰め寄るなんて、一昔前のヤクザやチンピラじゃ考えられんこどだぞ。今はやりの半グレっていうやつか?」
その隊長の発言に寒川隊員は、警官に化けた橋本隊員と倉見隊員を思い浮かべました。
「しかし、隊長。まさか橋本さんと倉見さんが警護してたなんて?・・・」
「あは、警察に今日のストリートライヴの許可申請を出して通ったのはいいが、警備の警官は人員不足で出すことはできないって言われたんだ」
隊長の記憶。テレストリアルガード基地サブオペレーションルームで隊長が固定電話に出てます。背後には橋本隊員と倉見隊員の姿があります。
「警察とそんなやりとりをしてたとき、橋本と倉見がその電話を聞いててね、じゃ、オレたちが代わりに警護しますよ、と言ってくれたんだ」
隊長は横目で後部座席のすみれ隊員を見て、
「あの2人もこいつの歌声を聴きたかったんじゃないか?」
「いいんですか、こんなことして? テレストリアルガードの基地がからっぽになってるんじゃないですか?
「ふふ。そんなに年がら年中宇宙人は攻めてこないだろって」
翌日、夕暮れの街角に佇むライヴハウス、セブンスカーペット。店の前には「本日の出演 バイオレット&ユタカ」の手書きの看板があります。
2人の名前の下には、さらに大きな字で「ユラン岡崎」の名前がありました。こちらは独特の書体で印刷された文字です。
ライヴハウス内のステージ、寒川隊員がギターをかき鳴らし、すみれ隊員が熱唱してます。2人ともいつもとは違う私服です。どうやらステージ衣装のようです。
狭いライヴハウスとはいえ、観客は満杯、熱狂状態。寒川隊員はギターを弾きながらそれを見て、思いました。
「すごい! すごい反応だ! ふふ、オレが初めてライヴハウスに立ったときは、オーディエンスはたった3人しかいなかったのに・・・」
寒川隊員は熱唱してるすみれ隊員の後姿を見て、
「昨日ライヴの告知ができなかったのに、こんなに人を集めてしまうんだから、こいつ、絶対ホンモノだよ!」
今日も観衆の後方に私服の隊長の姿があります。隊長は今日も嬉しそうです。
すみれ隊員が歌い終わりました。盛り上がる観客。ここで寒川隊員が一言。
「みんな、ありがとう! じゃ、また今度!」
するとオーディエンスから惜しむ声が。
「ええ、もうお終いなの!?」
「まだ3曲じゃん!」
「ごめん、今日は3曲までって約束なんだ!」
と言うと、寒川隊員はすみれ隊員の手を取って、舞台の袖に入りました。
観衆の中の1人、20代前半の男性が、ぽつりとつぶやきました。
「あ~あ、もうお終いか・・・ 帰るとすっかあ!」
それを聞いて彼の横にいた彼女がびっくり。
「ええ? ちょ、ちょっと待ってよ!」
彼は彼女を見ました。ちなみに、彼女も20代前半です。
「ん?」
「今日のメインアクトは、ユラン岡崎て人だよ。オープニングアクトを聴いたのにメインアクトを聴かないないんて、なんかもったいないじゃん!」
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