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第10章 侵略者を撃つな!
侵略者を撃つな! 13
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ライヴハウスセブンスカーペット、カップルの女性が男性に喰いさがります。ちなみに、彼女も20代前半です。
「ええ~? ちょ、ちょっと待ってよ!」
「ん?」
「今日のメインアクトは、ユラン岡崎て人だよ。オープニングアクトを聴いたのにメインアクトを聴かないないんて、なんかもったいないじゃん!」
「ええ~!? オレが興味あんのはさっきまで歌ってたバイオレットて歌手だよ。次に出てくる歌手なんか、ぜんぜん興味がないって!」
「でも、同じ尾崎豊をリスペクトしてる人だよ、ユラン岡崎て。きっと気に入るからさあ。最後まで見ようよ!」
「う、うん・・・ まあ、せっかく来たんだから、ちょっとだけ聴いてみんか」
「あは、ありがと!」
彼女はニコッとしました。
楽屋に寒川隊員と彼に手を引かれたすみれ隊員が戻ってきました。
ライヴハウスの楽屋と言えば出演アーティストのジクネチャーなどの落書きだらけの汚い部屋をよく見かけますが、この部屋は落書き禁止の表示があるせいか、割ときれいでした。
「お先に勉強させていただきました」
と、寒川隊員があいさつ。するとあっちを向いて座ってアコースティックギターを弾いてる男性が、横目で後ろを見て応えました。
「お疲れさん!」
この男性がユラン岡崎です。
ユランはおもむろに立ち上がりました。その身長は190cm近くはあるようです。横幅もかなりありそう。どうやら日本人とヨーロッパ人のハーフのようです。
顔はヒゲが伸びっぱなし。縮毛の髪の毛はあまり手入れしてないようでボサボサ。なんかクマのようです。
ユランはギターを持ったままドアから出て行きました。と、ユランと引き換えに隊長が楽屋に入ってきました。
「さあ、帰ろう!」
すると寒川隊員はすみれ隊員を横目で見て、
「いや、隊長。彼女を連れて先に帰ってください!」
「ん?」
「オレ、次に演奏るユラン岡崎てアーティストに興味があるんですよ!」
「今出て行った人か?」
「はい! オレ、どうしても彼の歌を聴きたいんですよ!」
「う~ん、そっか。わかった! じゃ、先にすみれを連れて帰るよ!」
ジャジャーン! ユラン岡崎が1人でギターをかき鳴らしながら歌い始めました。尾崎豊の17歳の地図です。
うぉーっ! 観衆が一気に盛り上がりました。その中にはさきほど彼女に説得され居残った若い男性の姿もありました。男性はユランの弾き語りに感嘆しています。
「す、すごい・・・ なんだよ、これ!?」
それに彼女が応えました。
「言ったでしょ? 次に出てくる人はもっとすごい人だって!」
「ああ、こんなすごいスピリットで歌うアーティストは初めてだよ! さっきのヴァイオレットて歌手もすごかったけど、この人はそのさらに数段上をいってるよ!」
熱狂してる観衆の中に寒川隊員の姿もありました。寒川隊員は別の私服に着替えてます。顔にはさっきまでなかったメガネがあります。そのせいか、みんなに気づかれてないようです。寒川隊員は思いました。
「なんてすごいオーラだ! 初めてすみれの曲を聴いたとき、あまりのオーラにまじびびったが、この人のオーラはその数倍はあるよ。こんな場末のライヴハウスでこんなに素晴らしい歌声を聴かせてくれるなんて、日本はまだまだ底知れないなあ・・・」
ユラン岡崎の1曲目が終わりました。再びの大歓声。ユランが応えます。
「あ~ どうも! いや~ 今日は最初に出てきた女の子がとんでもないスピリットで歌ったもんだから、こっちもいきなり120%で歌っちゃったよ。2曲目はゆっくり落ち着いて歌います!」
「ええ~? ちょ、ちょっと待ってよ!」
「ん?」
「今日のメインアクトは、ユラン岡崎て人だよ。オープニングアクトを聴いたのにメインアクトを聴かないないんて、なんかもったいないじゃん!」
「ええ~!? オレが興味あんのはさっきまで歌ってたバイオレットて歌手だよ。次に出てくる歌手なんか、ぜんぜん興味がないって!」
「でも、同じ尾崎豊をリスペクトしてる人だよ、ユラン岡崎て。きっと気に入るからさあ。最後まで見ようよ!」
「う、うん・・・ まあ、せっかく来たんだから、ちょっとだけ聴いてみんか」
「あは、ありがと!」
彼女はニコッとしました。
楽屋に寒川隊員と彼に手を引かれたすみれ隊員が戻ってきました。
ライヴハウスの楽屋と言えば出演アーティストのジクネチャーなどの落書きだらけの汚い部屋をよく見かけますが、この部屋は落書き禁止の表示があるせいか、割ときれいでした。
「お先に勉強させていただきました」
と、寒川隊員があいさつ。するとあっちを向いて座ってアコースティックギターを弾いてる男性が、横目で後ろを見て応えました。
「お疲れさん!」
この男性がユラン岡崎です。
ユランはおもむろに立ち上がりました。その身長は190cm近くはあるようです。横幅もかなりありそう。どうやら日本人とヨーロッパ人のハーフのようです。
顔はヒゲが伸びっぱなし。縮毛の髪の毛はあまり手入れしてないようでボサボサ。なんかクマのようです。
ユランはギターを持ったままドアから出て行きました。と、ユランと引き換えに隊長が楽屋に入ってきました。
「さあ、帰ろう!」
すると寒川隊員はすみれ隊員を横目で見て、
「いや、隊長。彼女を連れて先に帰ってください!」
「ん?」
「オレ、次に演奏るユラン岡崎てアーティストに興味があるんですよ!」
「今出て行った人か?」
「はい! オレ、どうしても彼の歌を聴きたいんですよ!」
「う~ん、そっか。わかった! じゃ、先にすみれを連れて帰るよ!」
ジャジャーン! ユラン岡崎が1人でギターをかき鳴らしながら歌い始めました。尾崎豊の17歳の地図です。
うぉーっ! 観衆が一気に盛り上がりました。その中にはさきほど彼女に説得され居残った若い男性の姿もありました。男性はユランの弾き語りに感嘆しています。
「す、すごい・・・ なんだよ、これ!?」
それに彼女が応えました。
「言ったでしょ? 次に出てくる人はもっとすごい人だって!」
「ああ、こんなすごいスピリットで歌うアーティストは初めてだよ! さっきのヴァイオレットて歌手もすごかったけど、この人はそのさらに数段上をいってるよ!」
熱狂してる観衆の中に寒川隊員の姿もありました。寒川隊員は別の私服に着替えてます。顔にはさっきまでなかったメガネがあります。そのせいか、みんなに気づかれてないようです。寒川隊員は思いました。
「なんてすごいオーラだ! 初めてすみれの曲を聴いたとき、あまりのオーラにまじびびったが、この人のオーラはその数倍はあるよ。こんな場末のライヴハウスでこんなに素晴らしい歌声を聴かせてくれるなんて、日本はまだまだ底知れないなあ・・・」
ユラン岡崎の1曲目が終わりました。再びの大歓声。ユランが応えます。
「あ~ どうも! いや~ 今日は最初に出てきた女の子がとんでもないスピリットで歌ったもんだから、こっちもいきなり120%で歌っちゃったよ。2曲目はゆっくり落ち着いて歌います!」
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